さて土曜日です。昨日から相方さんが介護と称して、実家へお泊り。彼女のご兄妹はなんか、優しくてね。施設に預かけているお母さまを週一度は見舞ったうえ、月に一回実家に連れて帰り、一緒に過ごす。まあそこに出かけているわけです。
 となると、残された私も、自らの食を面倒見なけりゃいけないわけで、さあっと、ええ昨日はコンビニへね。なんか作ろうかと思いましたけどね、やっぱり面倒でね。おでん! はい、売り出しが始まったおでんと、漬物とつまみになるようなもんを買ってきて、はい、ディナー終了です。毎日じゃなければ、持ちますね。
 なんて、最初はのんびり構えていたんですがね。
 ええ、そのうち、なんだかあと10年、いや15年後かな。予行演習をしているような嫌な気分になりましたですね。というか、最近テレビでよくやっているごみ屋敷、いやごみマンションになるのも、わかるなあと思い着きましたです。
 相方さんを大切にしないとねえ。少なくとも、自分の方が早く死なないと大変なことになる! なんてね。たった1泊いないだけなのに、大袈裟な。

 でもって、土曜日ですからね。って、いつもが土日みたいなもんだけど、老人の船、はいリタイア族の世界一周クルーズをやるとして船上のイベントなんですがね。これはどうだろ。50年前の高校時代を再現する、って、つまりはクラブ活動を再現するとかね。といっても運動部はちょっと客船上では限られるでしょうから、文化部というか学芸部というか。
 ええ、歴史研究会、はい歴研、とか新聞部、生物部、美術部、演劇部、写真部、社研。ええ僕は社研だったですが、こんな風にクラブを作って自主運営する。帰宅部は認めない、というか麻雀同好会とか将棋クラブとかね。いくつ参加してもいい、という具合でね。時々活動をさぼって、デッキの裏? って、どこだろ、で、隠れタバコとか。海を見ながら青春を語るとか!
 そして生徒会もいるかなあ? 生徒会では、ちょっと幼すぎるから、文連。はい文化団体連合会か? を作ってクラブ運営やクルーズ中にやる発表会みたいなイベントを組織するとか。
 そうすうると、段々文連が自立性を高めて行って、学生会館ならぬレセプションの自治権をよこせとか、運営室、船長室の自主管理を…、なんてね。
 ノスタルジアですか? 
 だったら、学生服とセーラー服を着て、コスプレで青春時代。って、歌声喫茶、ってどっかの船でやっていたけど。そんな弱弱しい活動に反発した人々が、メインラウンジを占拠して、フォークソング集会を開き、そんな動きを冷ややかに見ていた連中は、昼間にバーを開かせて、モダンジャズにふける、とかね。

 なんだろうねえ。こりゃだめだわ。昔、筒井康隆さんが、そんな未来小説を書いていたですね。60代になった団塊が、不良化して、暴走族とか、深夜喫茶とか。
 まあ街中でやると、ひんしゅくを買うかもしれんから船でね。いいんじゃない? というか地中海にでも行って、アラブの難民を救う活動に船を持って行ってもいいしね。そう運航先も船上で合議で決めたらいいよ。しばらくシリアとか、トルコに置いて、社会貢献とか!

 ああ、暇ですね。誰もいないし。本も飽きたしなあ! 散歩にでも行きますかね。