強行採決はやったんですかね? まだかな? 今日は大雨だから今日あたりいいかもしれないね。デモの人出も少ないだろうし、段々ニュース屋さんも取材に疲れてくるだろうし。
 昔まだ小泉劇場が開幕するまえの時代ですが、私だって自民党の議員さんで懇意にしている人のひとりや二人はいますからね。「造船業界が構造不況産業で…」なんて話で懇談した最後に、シニカルに「でも一番の構造不況産業は政界だよ」なんてくだんの議員さんがおっしゃったのを、いま思い出しましたね。
 確かに国政選挙をやっても、投票率は50%に限りなく近づき、「仕事がないから、議員にもでもなるか」なんて質の悪い議員ばかり増えて、まったく尊敬されない。
 というわけで、「こうなりゃ、本気で憲法改正かな?」なんてポツリ。最後の言葉はちょっと脚色していますけどね。
 確かに世の中平穏で、自民党さんがポピュリズムばかりを行動原理にした政策を打ち出していると、「議員なんていらないよな」論が出てきますよね。そこが小沢さんの失敗かな?

 という意味でいえば、今や構造不況業種も立派に再生して、選挙権も18歳まで落として、投票率も上がって行くんでしょうから。次の衆院選はいつになるかわかりませんけど、まあ投票率は上がるんじゃないかな? というか、ここまでやって投票率がまた下がると、やばいよね。もっと緊張が欲しいの?なんて考える人が出てくるかもしれんし。
 逆に、政治的アパシーにつながって、ニヒリズムが支配し、活力はますます…。って、大体そんなこと書いてる本人が選挙に行かないんだから、余計なお世話か?

 アベソーリはこのあと、どうするんですかね? やっぱり政治への求心力をもっともっと高めてゆくことが彼らの不況対策でしょうから。ならば憲法改正の発議に向けて、参院でも3分の2を目指して、論争作りに頑張るんですかねえ? 大体安倍さんの次は、オタクイメージのイシバさんや、おばちゃん丸出しのノダさんだったりすると、せっかくあれだけ国会に人々が集まるようになったのに、関心も繋げないかもしれないし。
 まあそのころ、自民党の人気が後退していたら、小泉シンジロウ、ってどう書くんだっけ? の、どどんとした登場かねえ。

 まだ、法案が通ったわけじゃないけど、アベ政権にとっては、大成功ですね。軍事大国化する中国の脅威と戦うとか、緊張が高まる国際情勢に対応するには、法的安定性よりも臨機応変な対応が必要。つまり、憲法改正を突き詰めてゆくしかない、という論理が今回改めて確認されたようなもんですからね。
 大衆運動が盛り上がったきっかけは憲法学者さんたちが、こぞって「このまま集団的自衛権を認めるのは、憲法違反」と言い切ったところからです。反対派が、「国際情勢の緊張」論を否定出来ないなら、次は憲法改正論争に進むしかない。
 つまり現行憲法下での国防をどうする、自衛隊の存在と憲法九条のねじれをどうするんだという論点は、また深められませんでしたから。次の論争はそこから出発するんでしょう。アメリカが世界を支配するパックスアメリカーナを支持するのか? 中韓と協調して行く大東亜共栄、あわわ。なんて日本の立ち位置についての議論が避けられない、はず、なんだろけどねえ?

 アベソーリに功績があるとすれば、政治とか外交に対して漫才芸人までコメントするような雰囲気を作ったことかな? 
 今度の集団的自衛権の論理構成って、PKOでアラブに行くにしても、隣の軍隊を守れないのは変だろ! みたいな話がきっかけなんで、さすがに、この改正で、今すぐ米軍と一緒になってシリア空爆まで進む訳もないし、中国と一戦交える? なんてことだってアメリカさんが望んでないし…。

 話は変わるけど、巨人軍の原監督が面白いことを言っていますね。パリーグのソフトバンクは貯金46で独走、今日にも優勝するようですが、「勝ちすぎはよくないよ。我々も3年前の独走を反省して、少しは負けないと、と。3年後には工藤君も反省するよ、きっと」なんて言ったとか。別に八百長だなんて言うつもりはないけど、あんまり裏を見せて居直られてもねえ。でもそうなんだよね。ドラフトなんて就職カルテルを結んでますからね、まあ出来レースなんだよね、これ。野球では、敵は阪神かもしれんけど、巨神は、同じプロ野球船に乗っているんですからね。一方的に勝っちゃたりしていると、それこそ不況産業になっちゃう。
 米中が同じ船に乗っている? 展望デッキかインサイドルームかは、知らんけど、そうなんじゃないの?
 多分アベソーリだって、必要以上に中国脅威論を前面には出したくなかったんだろうけど、国会論戦に耐えられなくなっちゃって、言わずもがなのことまで言っちゃった。インサイドからベランダ付きに上がりたいと言ってきた中国さんにまだ早いとケチ付けたみたいな、感じもするけど。って良くないねえ、この例。
 
 まあいいや、このブログはクルーズのブログですからね。日本船社と黒船・外国船との闘いは? 開国か攘夷か? みたいな論争はなかったねえ。もっとそんな風に書いた方がよかったかなあ?クルーズジャーナリズムとしてはね。 まあ開国派の完勝ですけどね。
 あとは平和の船さんの抵抗だけ? 
 そんなことはないと思いますよ。日本の中からも新しい胎動は始まっている? この先はまだ書けないけど。