浅知御免太のやり直しブログ

クルーズ崩壊を食い止めるために…、って無理かも?

物流

 2014年8月以降、9年目もだいぶ経ちました。少し閲覧増加のペースは落ちていますが、それだけ平穏無事?なのかな。
 クルーズはしかしロシアのウクライナ侵攻やガザの虐殺もあって、再び黒い雲が覆っています。
 日本は眉をしかめていればと思っていた矢先の能登半島大地震。コロナの後は戦争や天災だなんて。しかもどさくさに紛れて敵基地攻撃能力!いや台湾有事のことさらなクローズアップ? 
 でも軍事力とは兵員ですからね。次のステップは徴兵制?国家を守る公務員! なる自衛隊の募集コピーが妙に気になります。
 装備も強化?そのうち、クルーズ船も万一のために? なんて見たくない未来ですね。
 クルーズというのは地域の海にとっての平和の使者ですよ。
 地球上どこにも、戦争はいりません。
 平和の提灯持ちとしてもうしばらく続けて行きます。
 2024年は平和の年へ。今年も微力ながら平和産業クルーズ振興を!なんて大げさでしたか?

関西空港の復旧は大変みたいですね。想定外? というだけでいいんですかね。

 ミナミが潰れる!(読売新聞)って、いくらなんでも、この見出しはやりすぎだろう、なんて思ったんですがね、どうやら本当に閑散としているらしいですね。はい大阪、というか関西空港の復旧の遅れの余波で、あれだけ賑わっていたミナミから、外国人観光客が消えちゃったらしくて…。
 
 まあその後に起きた北海道胆振大震災の影響で関西を襲った台風のニュースは小さくなりがちで、ついでにオオサカと言えば、大坂さん。大阪の惨状は…。って関係ないか?
 大体大阪の問題に取り組むべき松井一郎府知事が、さっさと美しき秋の欧州へお出かけになっちゃっていて、災害復興のニュース配信者がいないんだから、「ミナミが潰れる」!と言われたって、マタマタ関西人なんて感じで、発信されたとしても、そりゃあ真剣味が伝わってこないわなあ!

 確かに楽しみにしていた海外出張なんかが、突発事故で中止? なんてなると、本当に落ち込みますわねえ。「災害に強い大阪を世界に示す」ため?なんて勝手な理由を付けて、そのまま飛んでゆきたい気持ちになるのも分かるけど、飛んだ飛行場が中部空港だったなんって、お笑いにもならんわね。
 阪神タイガーズも今年は、アカンしねえ。万博が誘致できればいいんです! ですか。ってどうでもいいか?

 それにしても関空は酷いみたいですね。一応主力の第一ターミナルは一部再開に向かっているようですがね。手荷物搬送システムやらなにやらで、手間取っていて、

 
 『第1(タ―ミナル)の週内めどの一部再開でも「当初は50%稼働も難しい」(関西エアポート幹部)としており、復旧には時間がかかりそうだ。』(日経新聞)
 関空の17年度の利用客は2880万人もいらっしゃるようで、とりわけ関西への旅行客に人気のあるLCCは関空が主力でしたからね。これがまったく動いていないみたいで、そりゃあ「ミナミが潰れる」と不安になるのも分かりますけどね。

 いやねえ。それ以上に深刻なのは、「貨物地区の再開は見通しがつかない。米フェデックスのみ8日から国際貨物便を再開した」そうですが、「A滑走路の閉鎖に加え、関空と対岸を結ぶ連絡橋でトラック輸送が制限。関空全体の発着数の週約280便には遠く及ばない。企業も対応に追われ、シャープは電子デバイスの輸出やスマートフォンの輸入について他空港への振り替え輸送を始めた」。
 
 松井さんは、関空再開遅れの原因を「連絡橋にタンカーが衝突したこと。あれがなけりゃ…」と言い残して海外に行っちゃたようで、慌てて海保庁は、タンカーの船長からの事情聴取を始めたようで、捜査命令なのか、忖度なのかわかりませんが、ここでも、流行りの責任逃れ?
 加えて、鉄道まで「復旧に1か月はかかる」んだそう。

 まあねえ。こんな台風は「想定外でした」で、すましちゃうんだろうけどね。地震と違って、台風は、一週間くらい前から。「もう、ここまで来ているぞ、大きさは超ド級である」なんて実況放送がされていたのに、「想定外」ですか?
 被害が出たら「想定外」で済ますんかい!オラ。
 
 確かに、おかげ様で海上交通や貨物輸送は「想定外」の賑わいを見せているそうですがね。
 関西のその場限りでいいんかねえ。なんともなあ!ですね。
 イージスアショアの予算でも我慢してもらって、防災に回すよう、「維新」の総力を挙げて! なんて風にならんのかなあ?
 
 万博とIRで、経済活性化? ですか。
 それより前に、通学中の女の子を殺したブロック塀の立て直し、関空架橋の補強と防災対策って、いくらでもやることはある。
 想定外を想定して、一朝有事のためのノアの箱舟みたいな災害対応船の整備だっていいんじゃない?

 このままでは、きっと南海大地震が来ても「想定外」なんですしょうね。クワバラ、クワバラ。


物流はドメスからインターへ! いや旅行者の手荷物の話ですけどね

  昔、といっても数年前までの習慣というんですか、気になる本があったらすぐに買ってしまう悪い癖があったんですがね。結果、家じゅうが読みもしない本であふれて、先日、町営図書館に寄付したりしたしましたが、寄付するような立派な本ばかりでもないし。扱いに困って…。
 でもって、お金セーブもありますし、リタイア後はそんな習慣を厳しく反省して、最近では本も買わないようにしていたんですがね。昨日ついついAmazonを覗いて買っちゃたですね。東京に出るときは暇を見つけては、本屋には行くんですが、こちらには本屋もとっくになくなっていますから。

 でもって、一度に3冊も買っちゃった! しかも昔はAmazonでも、新刊と古書が並んでいると、迷わず新刊に突き進んでいたんですが、昨日買ったうちの2冊は古書。しかもお代は1円! と2円。まあ、もう一冊の方も新古書風で450円くらいですからね。合計しても450と数円か、ああ安いなあ!なんて満足していたんですが。 
 請求書を見ると、なんと1200円を超えているじゃないですか! はい、配送料が1冊づつ付いていて、合計700円くらいかかっているんですね。配送料と手数料名目で1冊あたり250円くらいかな?
 悪い癖ですね。このぐらいの金額になれば、1円単位まで正確に把握する必要があるのに、この辺りのおおざっぱさは、現役をリタイアしてもまったく治らずで、金額はまあ適当ですけどね。

 一冊1円の本! って、存在は知っていましたが、どうやって儲けるんだろ! なんてぼんやり思っていたんですがね。ああ配送料と手数料なんですね? 商品を売るというよりも物流サービスそのものを売っている、訳なんですか? それも昨日午後頼んだのに明日には着くというんだから、これは凄い。でもってよく見ると、それこそ売っているのは、全国の古書店やら、個人さん。それが250円かなんかの配送料を取って、販売する。中古本もかつては神田の本屋あたりで1冊100円とか、10円とかワゴンで売っていましたが。今や僕んちも本の倉庫になり、ゴミと化すかもしれない蔵書という名の商品の配送センターになりというわけですね。
 これじゃあ、本屋はいらんよなあ。日本全国の本好きが、みんな倉庫と配送センターになっているんだから。でもねえスクラップに回されるより、読みたい人の手に渡るわけで、これもまあ大事な仕事なんでしょうけど…。
 250円の売り上げって、届けてくれる宅配さんに100円?、梱包コストに30円、でもってAmazonさんにだっていくらか払うわけで、まあ100円くらい残るのかな? 全国の蔵書家には。

 なんて計算していたら、昔本屋をやった時のコスト計算を思い出しちゃったですね。単行本の値決めをするのに、まあ市場価格ですからね、コストより先に、本の代金はだいたい決まってきますわね。学術書でない限り。
 でもって取次さんに話に行くんですがね、まあ、出版社といっても中小ですからね、取次さんの取り分は25%だったかな? あ35%かな? 忘れたわ。でもねえ、最初は、本の企画が悪いと取り扱ってくれない。つらい思いをしましたね。でも取次さんも商売ですからね、だんだん実績がついてくると、まあ扱ってはくれるんです。でも今度は書店に送られても、いつまでたっても、店頭に並ばない。そのまま梱包を解かずに、返送されちゃうなんてことが日常的にありましたから。本屋じゃ本は売れないわけですよ。結局単行本で儲けたことはなかったですね。もちろん本を作るとなれば、印税も必要だし、印刷コストも返本や在庫対策もあるし、さらに取次さんからは、ぎりぎり、半年に1度くらいは新しい本を出さなきゃ決済してやらんよ、なんて言われてて…。販売代金が入ってくるのはさらにその半年先くらいかな? でもって店頭には並ばないとなれば…。もう考えたくもないですね。
 何が書きたいのかわかんなくなっちゃった。敗者の愚痴ですね。すみません。いや、Amazonが素晴らしい! というしかないけど、こんなシステムを支えているのは、宅配業者。つまり流通のトラッカーがいないけりゃこんな便利な仕事は成り立たないということに結びつけたかったんですけどね。
 つまりネットの書籍販売業者の生命線はクロネコヤマトや佐川急便が支えているんですねえ、という話にしたかったんです。日本のような高度な流通システムが、Amazonを成功させた、なんてね。

 というより、旅です。もう国内旅行なら、完全にバッグフリーだよね。空港まで送るどころか、行き先のホテルまでゴルフのキャディバッグなんか届いちゃう。
 でもこないだ韓国に行ったときに、ホテルで空港に荷物を送れる宅配便なんかないのか? って探しちゃったんですが、そんなのなかったですね。でもって、釜山の東横インではロビーに山のようにバッグがストックされていて、チェックアウト後に市内観光に出かけた宿泊客を待っている。なんかビジネスチャンスはありそうですね。あれだけ日韓に定期船便が走り、航空便も頻繁ですからね。
 日本なら沖縄のホテルまで、旅行者の荷物は宅配してくれるわけだし…。釜山あたりもやってくれないですかね、クロネコさん。帰りのバッグなんて2日遅れでもまったく問題ない。キムチ満載で送ってもらうとか、って。そりゃあ別送品申告だの、通関だのって、お国のシステムは面倒そうだけどねえ。でも、なんか出来ないかねえ。
 どうやら日本でも、外国人観光客向けも含めて、ホテルからホテルへの宅配システムがスタートしたようですけど、旅行者へのサービスはドメスからインターへ! ですよね。
 もう少し若かったら、僕も…、なんてみんなそういうんですけどね。はい。
  
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