今日はいろんな話題があるんですが。ピースボートについてももっと、情報の分析やいろんな意見が聞きたいですし。あの常石さんが上海のマリンテックチャイナで、自グループの舟山の造船所で、クルーズ船建造に取り組むと発表したというニュース(海事プレスさん報道)も面白いですけど、やっぱりどうしても気になるのは、長崎の状況ですね。5日付の本欄に、次の書き込みがありました。
 無残さんと、中の人さんからのものですが、

 長崎造船所は、年に1~2回工場全部を1日停電させて電気設備の検査を行うのですが、今年度の香焼工場の全体停電が、12/20 → H28/2/21に延びました。 

 これは、客船建造で工場を止めることができないから延ばしたんじゃないかと思うのですが、とすればH28/2/20までには完成して引き渡しが行われるのではないでしょうか?


ブログ主様
 
12月を新たな納期と客先と合意したのはMHIのHPの重要なお知らせ9月2日付で書かれてますです。 
最高の快適性、エンターテイメント性を備えた高い品質の客船を提供するために、客先とともに新たな納期を設定するに至ったものです。とのお言葉・・・ 
誰も触れませんが、二番船もあるんですよね。確か、3月が納期だったはずですが、何年の3月になることやら・・・ 
二番船は飽の浦から出てませんし・・・そのまま飽の浦で最後まで造るってな噂もちらほらと。。。 
作り方というか、作業者もヨーロッパから連れてくるそうです。(ほんとかな?) 
いずれにしても、20日の試験が終わったら、客先もクリスマス休暇でしょうし、年内の引き渡しは夢のまた夢でしょうか。 
関係したものとしては、非常に悔しい思いでいっぱいです。

 
しかし、しかしですね。確かに9月2日に会社が発表した、つまり無責任なブログ主あたりが書いたわけでもない公式のインフォメーションが、わずか3か月もしないうちに反故にされるって? 本当に信じられませんね。「まだ12月は終わっていない」とでも言うんでしょうか?
 重工さんは、MRJの飛行テストでも、何度も実施時期を延期しましたが、まあこれは、初めて取り組む製品だから…、なんて許してしまう雰囲気はありましたけど、手慣れたはずの造船で、わずか3か月間の生産計画すら見通せなくなってしまったんでしょうか?
 まあこんなことをしていたら、本当にいつまでに引き渡せるのか? わかりませんからね「再び延期します。引き渡し予定は●日です」なんて、発表できるほどの状態ではないんだと、考えるよりないですね。
 これからは、「現時点での」就航予定日は! みたいな発表になるんでしょうかね。なんて笑えない冗談ですよ。
 昔、昔、この業界のことを取材するようになった時、先輩記者から「欧米の造船所に比べて、日本の造船所が優れている最大のポイントは、契約納期を絶対に守ること」そのためには徹夜もいとわない、というか、「納期遅れなんて恥知らずなことは出来ない」なんて話を聞いたことを思い出します。ああ、昔「契約納期以前に造ると船主からボーナスが出る」というので、1日も早く渡そうと頑張った、なんて話も聞きましたが、今は昔…の話なんですね。

 ちょっと信じられないですよ。わずか3か月で公式発表が覆るんだとすれば。
 確かにダイヤモンドプリンセスの火災で、三菱さんの評判はかなりひどいところまで落ちたんですが、この時は第2船のサファイアをダイヤに変えて建造を継続、焼いたサファイアには新しい機器を緊急輸入して、半年ぐらいの納期遅れで凌いだのかな? むしろ国際的評価は「さすが三菱」と見直しされたという話もありましたね。
 つまり当時、欧州の造船所は三菱の現場力に驚き、恐れた。なんて話もあった。というか僕も胸を張って、賞賛する記事を書いた覚えがありますね。
 ドイツ陰謀説はここから始まる。なんて、冗談ですけどね。
 この時、火災を出したことを恥じたのか、重工さんは、その後の商談に応じず、客船から離れ10年経っておずおずと再開した時には、もう現場は力を…、だったんでしょうか? 

 試運転が終わるのが20日ですか? 無残さんによれば、もしかしたら、2月下旬まで現場の工程を繰り延べたのかも知れないという。まあそれでもちゃんと渡ればねえ。先方も5月以前のクルーズは予定してないようですし。でも2月になったら、次は…、なんて話ないでしょうね? 来年の今頃は第二船は! なんて記事を書いているのかなあ。
 しかしこの期に及んで、まだ船主の工務監督から艤装品の取り換え要求がでるなんて、これも信じられない話ですね。こうなりゃ、居直って、造船所を貸すから、ドイツから工員さんに来てもらって仕上げをお願いする。そんな悲惨な事態も考えられるんでしょうかね。
 ああ無情!