今朝、ポストから産経新聞を取り出したとき、最初に目に入ったのが、「辺野古抗議ツアー斡旋」の文字。こういう記事が載るから、産経は止められないんですよ。
 でもって、東京にある「富士国際旅行社」というところが、漁船で海上から新基地予定地で抗議活動をし、ゲート前で座り込みに参加する2泊3日のツアーをホームページで募集! 料金は8万2000円から9万9000円とか。
 尤も、産経さんが、「こんなツアーを募集したら旅行業法に違反するよ」、なんて旅行会社を恫喝したんでしょうかね。取材のあとには、HPからこのツアーは削除されていたって、誇らしげに報道していましたけど。まるで番犬だね、この新聞。
 ご丁寧に海上見物は刑事特別法に、ゲート前の座り込みは道路交通法に違反する、なんて書いて、そんなツアーには参加してはだめですよ、みたいな締めくくりです。はいはい。えっつ、僕? 行きませんよ。そんな法に抵触する恐れのあるツアーなんて、ね。

 というより、何も辺野古に行くとしても、旅行会社さんにアレンジしてもらって行くようなことでもないし、2泊3日で沖縄観光しながら、一日だけ辺野古に行ってもねえ。
 いや、実は、もう1月16日発までしか売っていなかったらしくてね。えええ、1月はベトナムにね。観光旅行に行く予定を入れていて、そんなには行けないから、行かないだけなんですけどね。
 はい、政治意識低し、の野次馬親父です。すみません。

 同じ今日付けの産経に、中央公論の野坂さん担当だった、水口義郎さんが追悼文を寄せていて、その中で、「戦争童話集」を書くのに、沖縄に取材に出かけた時のエピソードが出ています。
 この時の野坂氏は、「(初めての)沖縄取材を前に、すくんでいた」 し、「ひたすら泡盛を飲み」、鉄柵越しに米軍基地を覗き歩きしていた野坂さんは、ついに「酒乱の域に」達したのか、「やにわに張り巡らされた金網の柵をよじ登りだした」。つまり基地の中へと…。

 その顛末が、どうだったのかは、書いてませんので、想像するよりありませんが、そうなんです。もし僕が辺野古に行ったら、もしかしたらゲートを超えて基地に、なんて、衝動を抑えきれなくなるんじゃないかと、というがありますし…。

 沖縄や那覇には何度も行っています。でも返還後初めて訪問した時に、嘉手納基地を回って北部のリゾートに向かった時の、嘉手納の大きさと、車窓から見た内と外との風景の違いに唖然としたことを覚えています。

 でもねえ、昨夜BSフジの番組「プライムニュース」かな。日中韓のジャーナリストの対談だというので、チャンネルをあわせたんですがね。産経の古森さんが出て来て、「翁長さんは、就任後、安倍さんに会う前に、李克強に会いに行った」なんて平気で言い放つ。会いたいというのを断ったのがアベチャンだったのに、わずか1年前のことを平気でフレームアップするんですね。
 でもって中国のジャーナリスト? が、「翁長という名前は、福建省の名前ですから」、日本よりも中国に親近感を持つのも仕方がないーーなんて。ほんとかな? なんか「翁」という名は、といいたかったのを、司会者が引き取ったような? 
 まあいいや、沖縄は、台湾統合の前は琉球国だったんですから、日本の領土なんていう前に、固有の文化を持つ地域なのに、『当時は、中国に対して朝貢外交をしていた』とか、「中国もそう(属国のように)考えている」とか。
 
 なんかなあ。最近では、辺野古に反対するのは、親中派! という論調を強めていますね。産経さにんやフジさんを使って、なんですかね。
 少し暖かくなったら、沖縄に行きましょうかね。来年はスタークルーズがアモイから石垣、沖縄に定期クルーズを始めるみたいで。でも、これも沖縄親中派の陰謀?
 そんなこと言えば、日本の港はみんな親中派になってるけどね。いまや。

 まあ、「親中国の琉球政府」が出来る前に、沖縄を見ておきたい? 中国のために辺野古を潰しておきたいの? まあ、勝手にそう思えばいいでしょ。
 嘉手納の現実を見れば、そんな空論は吹っ飛ぶと思うけどね。

 あああ、天気晴朗なれど、気分が悪い!