それにしても、イギリスのデイリーミラーというから、結構有力紙なんでしょうね。もっとも大衆紙なのかな?日刊ゲンダイとどっちが売れているんだろうか? 
 その新聞に「hot-air?」なんて書かれちゃうんですから、凄いですね、ピースボートさん! 「ほら吹き」プロジェクトになるかもなんて。まあ「なる」と書かれたわけじゃないですからね。クエスチョンマークがひとつ付いているだけで、この記事に抗議を申し入れることは出来ないでしょうね。

「ミラー」さんもなかなかだし、ここまで世界中で話題にされる、ピースボートさんの広報戦略は、「見事」と、改めて書かせていただくしかないですね。
 55000総トンで定員は1900人。LNG炊きにも対応できるグリーンエンジンに、帆装やら太陽光パネル、まあ今考えられる、エコを総花的に盛り込んだ客船ですが、海外の専門家もたくさん友軍に加えて、素晴らしい想像力!ですね。ぜひ実現して欲しいと思います。

 って、でもミラーさんがご指摘になるまでもなく、資金調達はできるんでしょうか、がやっぱり問題なんでしょうかね? このエコシップ構想は確か2012年か13年に、2018年に就航させる構想として明らかにされたんですが、この時から、「問題は資金調達!」とされてきたわけで。COP21での発表も、新しいホームページを見ても、まずは寄付や資金供給先となる賛同者を募集している、と読めるわけで、あの当時とスタンスはあんまり変わっていないような気もします。
 
 ですんでねえ、お尋ねしたんですがね、そのこと。数週間前にね。まあお答えは「(資金調達の)目途はたっている。ただ、資金コストを少しでも安くするために…」と今度のことを説明されていたんですね。たしかに、金アマリの時代だし、造船所との間でも延払いなどの支払い条件を期待することもできないわけじゃないですし、ある程度の資金調達の目途は付いたのかもしれませんね。でも調達コストは安ければ安い方がいいわけで…。

 Sea Birdさんのレポートにもありますし、かつてOhbuneさんも書かれたように、2020年の就航を前提に、まずリピーターさんから乗客の募集をされているみたいですし、ここまでやって「ダメでした」となれば、ピースボート運動自体がおかしくなっちゃうでしょうから、万全! とは言わないまでも、相当な成算を持って臨まれているんだろうと思います。

 にしても、乗客定員1900人ですか? 今は大体1回あたり1000人を超すくらいのお客さまを乗せて、年に世界3周されているのかな。年間5000人なんて、旅行サイトのインタビューにジャパングレイスさんがお応えになっていましたけど、20年には毎年5700人を集める。でもって自社販売だけでなく、旅行会社に代売も卸す、とのこと。
 つまりは、「戦争と…」といった看板に「エコ」を追加して、まさにクルーズ事業に本格挑戦されるというように読めますね。

 まあ日本人だけじゃなくて、エコ好きの人々は海外にもたくさんいらしゃいます。日本以外からも集客すればいい。でもって、横浜、サザンプトン、ニューヨーク辺りでも乗下船できる、世界一周山手線構想だって、悪くないわなあ。なんてね。 
 でもそれだと、乗り換え港に必ず寄らないといけないから、コースが限定されるか。なんて余計な事でしたね。
 構想はいいですよね。ディリーミラーあたりに冷やかされることなんて、気にせずに是非実現して欲しいと思いますよ。うさん臭さが付きまとう東京五輪より、夢のある話だし、日本国官僚の思惑を超えている! 政府は支援するべきですね。へんな借款を海外に提供するより、少なくとも日本国内建造を前提に資金協力を働きかけるべき、なんてね。

 でもねえ、それにしても、まだ造船所の名前が一度も表に出てきませんね。なんでだろ。それに日本での公式な発表もないし。やっぱり、マイヤーベルフトなんでしょうかねえ。造船所は。

 この話も、引き続きウォッチなんですかねえ。