今日は、この欄を読むよりも昨日付けの、皆さんからの書き込みをご覧になったほうが、いいですね。とにかく唖然とする話ばかりですわ。

 まずは試運転。終わったようですね。船主さんの要求性能はパスしたのかな? わかりませんね。
 読み取れる話は、試運転は終わったものの、完成ー引き渡しの目途は立たない、ということでしょうか? 何故?? 
 検査をパスしたはずの箇所が、まさかの取り付け変更???
 なんか耳を疑う話ばかりで、どんな状態なんだろう、船主さんとのコミュニケーションはどうなっているんだろう? 船主さんの同意の上で仕事しているんじゃないんだ? 
 想像ばかりが膨らんでしまいます。

 でもって、時事通信の配信記事。

ーー12月中の完工を目指す大型客船も「細かい仕上げが残っており年内にできるか分からない」と語り、顧客への引き渡しが遅れる可能性を示した。

 宮永さんの弁です。これ、いつインタビューしたんですかね。これからの10日間くらいで、仕上げられる状態になるかもしれない、みたいな表現ですが…。「細かい仕上げ」ですか。この言をそのまま信じるとすれば、正月をはさんで、引き渡しは、1月10日ぐらいかな? つまり遅れたとしても、10日間ぐらい? 読者が感じるイメージは、そんな風ですよね。
 逆にこれまでの流れをトレースして来た身からすれば、大晦日も元旦も返上しての突貫作業を強いて、作業がやれやれ終わったと思ったら、また「取り付け変更」ですか? なんて疑ってしまいます。 
 いやいやそんな体制を組んだって、出来上がるのは、このブログでみなさんが指摘してきたように「2月までに、なんとかなるかなあ」の状態みたいですよね。

 まるで大本営発表のように、何もかもが信じられなくなっている。今年の優秀経営者の第七位に選ばれたのかな、宮永さん。その人が、MRJの完成が遅れるかも、航空機の黒字化も遅れるかも、船も「年内にできるか分からない」--つまり何にも責任もって話すことが出来ないと言うんだから、三菱重工経営陣に何かが起きているとしか思えませんね。

 さて、このあとどうするんだろうか? まあPrimaさんは、4月に設定したハンブルクのお披露目までには間に合わせるんだろうけど、第2船。遅れに遅れている海洋調査船の事後対策と続く。そのうちLNG船の需要期も終わりに近づき、受注不振へ? なんかなあ、近未来なんて言うことないわ、1,2年先の混乱が見えてきますね。

 昔々、「全製品黒字化」を号令した大社長が怖くて、各事業部とも利益を水増しする、粉飾決算まがいの不祥事があったと。いえ、東芝の話じゃなくてです。
 でもって、各事業部は「どうせ社長の任期は4年なんだから、そのあと戻せばいいよ」みたいな感覚だった、なんて話を聴いた覚えがあります。その後、創業以来の赤字決算を出して体制を造り直した、なんてエピソードですが。そんなことはないですよね。もう。

 でも一体、船舶建造の分社化、客船建造のエンジニアリング事業化って、彼の言う理想の姿に行き着くのはいつのことなんでしょうか? 
 なんかなあ? この混乱を引きずって行く間に、宮永さんの任期は終わる? なんて考えているんだとしたら、すごいけどね。
 
 外からの介入が要るんじゃないかな、この混乱の収拾には。
 そうだ! 長崎の造船部門を、中国が購入に動いている! なんて噂を流したらどうですかね。
 ってあまりに悪い冗談ですが、このままでは閉鎖も、売却も出来ないまま、傷口を閉じきれずに崩れて行く。
 もう一つの悪い冗談が冗談でなくなる?