今年は、三菱さんのお話だけで、暮れてゆくのかと思うと、なんか気分落ち込みますが、しゃあないわなあ。昨日も元業界の人々と呑んだり、食ったりしたんですが、やっぱり日本船がちょうど代替期に差し掛かっていますからね、余計「次の船をどうすんべいか?」とか「三菱で出来ないんだったら…」なんて感じで話が広がってゆくんですよね。
 でもって、みんな秘密情報をお持ち、というかな? あるいは総評論家みたいになって、原因究明やら極秘情報を語られる。

 こんなことになっているのも、大本営がちゃんと的確かつ、タイムリーに情報を流さないからなんですよね。現場には5000人ものワーカーが入っている上に、長崎の町場ではホテルは満員、眼前に見える造船所はなんか変!みたいなことになっていて、人の口に戸を立てることはできませんからね。
 自らどんどん評判を落として行っている。というより、初めは冷ややかに見ていた長崎サンたちも、こりゃあ容易ならざるとことに! と気付き始めているようで…。

 いや先日クリスタルクルーズ、そして飛鳥のファンという方から、私宛のお手紙が古巣に舞い込んだようで、その筆者さんは、長崎のお友達との間のやり取りで、事態を憂いていらっしゃる。
 一番の問題は、「AIDA客船建造のプロジェクトマネージャーはエンジニアリング事業から派遣され、この方は化学プラント事業に従事していた方。引き連れて来た人たちともに、造船の常識からかけ離れた現場管理をされている」と、ほとんど素人はだしの分析をされています。
 加えて、欧米系の外国人を含む作業員の実態は、「船の中でブラブラしているだけ」、「赤字の上乗せは、素人の経営、現場管理によって」と喝破しています。

 まあ、この無記名の投書も単なる素人の飛鳥ファンのものとも思えませんが、現場の混乱の様子がおぼろげながら見えてきますね。

 でもって昨日呑んだ玄人さん。
 「AIDAの一般配置図をみるとキャビンがびっしり詰め込まれていて、配管や配線のスペースがない。こんなんで客船はできるのだろうかと見ただけで思った」とか。つまり一般配置図を俯瞰しただけで、おかしいと気づいたと言うんですね。でも「だとすれば契約前に議論したんじゃないの」には、「三菱は3Dのデザインをこの船から適用し始めていて、調整はあとから出来ると思っていたみたいで…」とか。まあ、後付けの理由にも聞こえますけど。
 「この船の契約当事者は大雑把なイタリア人、つまりコスタクルーズだよ。でも、現場の監督は細かいことをきっちり詰めて、融通の利かないドイツ人だもの、大変だよ」との解説。まあこの話は、一面真実かもしれんですね。図面承認の基準は人によって違うんだよ、という中の人さんや、作業員Ⅽさんの話と符合する解説をしてくれます。
 でもこんな話も船のプロがいれば、その場、その場で釘を刺すことはできたでしょうと思いますが、まさに百花繚乱。

 そうつまり、当事者の話のように身にはつまされてはいますが、所詮は他人のことです。恰好の飲み屋話の肴になっているんですね。

 でもって、「飛鳥Ⅲの三菱での建造は、今年の秋に発表される予定だったのが、AIDAの遅れて延び延びになっている」という、素晴らしい怪情報もいただきました。 
 こりゃあ、もしかしたら12月28日「引き渡し」発表と同時に「飛鳥Ⅲの建造決まる!」なんて驚天動地のアナウンスがあるかもね。

 なんてね。そんなら僕だって、本日までの不敬なブログを恥じ、撤回し、深く謝って、このブログを閉鎖しますよ。はい。
 「大トラブルの時、いかに謝れるか」がリーダーの条件だそうですからね。
 それにしても、この話そろそろ飽きて来たね。まったく。