結局、この事態を予測し、見通していたのは、映画「バック・ツー・ザ・フューチャー」だけでしたね。
トランプタワーならぬ、ビフタワーを建て、田舎町だけど、ヒルバレー?を支配する悪童のビフさんが天下を取る。街中では武装した市民が、ギャングと銃撃戦する社会。
しかもそれが1985年からタイムマシンで未来に飛んだマイケル・J・フォックスが、2015年の社会として見ることになるわけで、凄い想像力ですよ。しかも、未来のマイケルさん、「ファイヤー!」なんて、テレビ電話で宣言されちゃう白人労働者なんだからねえ。まさにアメリカの近未来だったわけで。
しかもこの映画では、「1985年の大統領は誰だい」と聞かれて、「ロナルド・レーガン!」と答えて笑われたりしてるんですがね。実際にトランプさんに投票した人の中には、レーガン政権の再興、つまり「強いアメリカ」を夢見ていたような。
つまりブッシュやクリントンファミリーに支配され続け、最後は黒人が政権を握るという、このところの、いわば建前が優先する政治体制に飽きちゃったというか。
にしてもですね。あえて、事件と呼ばせてもらいますが、この事件の最大の敗北者はメディアだよね。どこのどいつが、トランプ勝利を言い当ててるんでしょうか?
実際、得票数を見るとクリントン婆さんが、わずかながらですがトランプさんを上回っている。つまり世論調査の数字自体は、別に嘘じゃなかったのに、トランプさんの勝利なんてどこも予想しないどころか、CNNはトランプに入れるんじゃない、みたいなキャンペーンを進めていたし。
それと共和党のリーダーさん達だね。ブッシュもそうだけど、相次いで「トランプには投票しない」と表明する。これって裏切りと言うか、先見性の欠如というか、選挙民の意識を捉えていなかったというか。
これって、つまり共和党の選挙態勢、予備選型の選挙制度自体の否定なんだと思いますし…。
まあ、僕らは結果を受け入れるしかないんですが、「アメリカの白人労働者層の支持を掴んだトランプの勝利?」ですか? プロレタリア?? 違うんだよなあ、イメージが。労働者といえばナッパ服を着てお弁当でももって工場にぞろぞろとみたいなイメージを持ってたんですが。それってチャップリンの世界かな?でもって政治活動と言えば、赤旗でも掲げて、街頭デモという、そう韓国のそれみたいなイメージがあるけど。
でも、テレビのルポでピッツバーグあたりの白人労働者のインタビューでは、でっぷりした体躯の爺さんばかり出て来て。「仕事がないんだよ」。ってこんな人まで困窮している? この人たちは、「保守」の代名詞みたいな共和党へ、というより、反体制的リーダーに見えるトランプさん個人への投票をしているような感じで。
こういう動きを、メディアはどうして、もっと分析できなかったんでしょうかね?
「保守」って、つまりウォール街やワシントンに巣食うイスタブリッシュな人達のこと。今なら、民主党というかクリントンさん、だったんだよね。
早速、産経新聞は、「アメリカ軍が出て行くというなら、日本は自衛隊を増強して…」なんて与太記事を飛ばしていますがね。どうして中国やロシアとの関係を見直しするべき!と書かないのかな?
そんな手のひら返しが出来ないというなら、安倍さんにリタイアしてもらえばいいんじゃないですか?
まさにフィリピンのディトルテ大統領に学べですよ。フィリピンやミャンマーは政治的後進国! みたいな目線で観ていたら間違えますよ。
親中へ、とまでは言わない。僕も嫌いですからね。でも経済も依存しているし、地政学的にも無視できない。
なら「遠くの親戚より、となりの他人…」でええじゃないの?
ディトルテさん型外交が一番だって!
さて、ぼくらに出来ることですか? 言うまでもない、アメリカの客船にどんどん乗ることですよ! 船上ではフィリピンや中南米、欧州のサービスクルーばかりですが、レセプションやホテル部のスタッフにはアメリカの白人も多いし。こうした世界各国の労働者さんにお仕事をして頂き、そしてアメリカ企業であるクルーズ会社に儲けていただく? なんてね。
アメリカへの観光旅行もいいかな?
いや でもなあ。市民が武装し、警官が有色人種を殺しちゃうアメリカはちょっと…。
難民溢れる欧州も、戦争が続くアラブも! 行くとこがないよ。 うん、それだから、船の中で寛ぐ! これですよ。
にしても、いやな世の中になりそうですね。
トランプタワーならぬ、ビフタワーを建て、田舎町だけど、ヒルバレー?を支配する悪童のビフさんが天下を取る。街中では武装した市民が、ギャングと銃撃戦する社会。
しかもそれが1985年からタイムマシンで未来に飛んだマイケル・J・フォックスが、2015年の社会として見ることになるわけで、凄い想像力ですよ。しかも、未来のマイケルさん、「ファイヤー!」なんて、テレビ電話で宣言されちゃう白人労働者なんだからねえ。まさにアメリカの近未来だったわけで。
しかもこの映画では、「1985年の大統領は誰だい」と聞かれて、「ロナルド・レーガン!」と答えて笑われたりしてるんですがね。実際にトランプさんに投票した人の中には、レーガン政権の再興、つまり「強いアメリカ」を夢見ていたような。
つまりブッシュやクリントンファミリーに支配され続け、最後は黒人が政権を握るという、このところの、いわば建前が優先する政治体制に飽きちゃったというか。
にしてもですね。あえて、事件と呼ばせてもらいますが、この事件の最大の敗北者はメディアだよね。どこのどいつが、トランプ勝利を言い当ててるんでしょうか?
実際、得票数を見るとクリントン婆さんが、わずかながらですがトランプさんを上回っている。つまり世論調査の数字自体は、別に嘘じゃなかったのに、トランプさんの勝利なんてどこも予想しないどころか、CNNはトランプに入れるんじゃない、みたいなキャンペーンを進めていたし。
それと共和党のリーダーさん達だね。ブッシュもそうだけど、相次いで「トランプには投票しない」と表明する。これって裏切りと言うか、先見性の欠如というか、選挙民の意識を捉えていなかったというか。
これって、つまり共和党の選挙態勢、予備選型の選挙制度自体の否定なんだと思いますし…。
まあ、僕らは結果を受け入れるしかないんですが、「アメリカの白人労働者層の支持を掴んだトランプの勝利?」ですか? プロレタリア?? 違うんだよなあ、イメージが。労働者といえばナッパ服を着てお弁当でももって工場にぞろぞろとみたいなイメージを持ってたんですが。それってチャップリンの世界かな?でもって政治活動と言えば、赤旗でも掲げて、街頭デモという、そう韓国のそれみたいなイメージがあるけど。
でも、テレビのルポでピッツバーグあたりの白人労働者のインタビューでは、でっぷりした体躯の爺さんばかり出て来て。「仕事がないんだよ」。ってこんな人まで困窮している? この人たちは、「保守」の代名詞みたいな共和党へ、というより、反体制的リーダーに見えるトランプさん個人への投票をしているような感じで。
こういう動きを、メディアはどうして、もっと分析できなかったんでしょうかね?
「保守」って、つまりウォール街やワシントンに巣食うイスタブリッシュな人達のこと。今なら、民主党というかクリントンさん、だったんだよね。
早速、産経新聞は、「アメリカ軍が出て行くというなら、日本は自衛隊を増強して…」なんて与太記事を飛ばしていますがね。どうして中国やロシアとの関係を見直しするべき!と書かないのかな?
そんな手のひら返しが出来ないというなら、安倍さんにリタイアしてもらえばいいんじゃないですか?
まさにフィリピンのディトルテ大統領に学べですよ。フィリピンやミャンマーは政治的後進国! みたいな目線で観ていたら間違えますよ。
親中へ、とまでは言わない。僕も嫌いですからね。でも経済も依存しているし、地政学的にも無視できない。
なら「遠くの親戚より、となりの他人…」でええじゃないの?
ディトルテさん型外交が一番だって!
さて、ぼくらに出来ることですか? 言うまでもない、アメリカの客船にどんどん乗ることですよ! 船上ではフィリピンや中南米、欧州のサービスクルーばかりですが、レセプションやホテル部のスタッフにはアメリカの白人も多いし。こうした世界各国の労働者さんにお仕事をして頂き、そしてアメリカ企業であるクルーズ会社に儲けていただく? なんてね。
アメリカへの観光旅行もいいかな?
いや でもなあ。市民が武装し、警官が有色人種を殺しちゃうアメリカはちょっと…。
難民溢れる欧州も、戦争が続くアラブも! 行くとこがないよ。 うん、それだから、船の中で寛ぐ! これですよ。
にしても、いやな世の中になりそうですね。