22万トンの話は、置いておきますよ。大体日本型の入管システムは、これだけの大型船が登場することで破たん! とまではいいませんが、手続きを基本的に変えるぐらいの構え方をしないと、無理なんですよね。
 だいたい空港から入国し、少なくとも1日くらいは滞在するという来日客向けのシステムですからね。ジャンボ機を想定しても数百人を凌げばいいわけで…。そこへ6000人。しかもこの人達は8時間から10時間くらいしか日本にいないのに、空港入管と同じような考え方で対応しようとしているわけで。確かに対面審査は「テロリストを水際で」かもしれんけど、理論上は分かっても、そんなこと出来るとは思えないけどねえ。

 いやあ、それより舟しゅうさんが、おっしゃることの方が危ういと思いますね。
 何かって、はい密輸ですね。飛行機の場合、どんな客だってすべての手荷物を持って税関を通ります。でもねえ、船って荷物なんて全部客室に置いたまま、入管、税関をパスする。「ファーストポートでチェックしています」と税関さんはおっしゃるのかも知れんけど、そこでは荷卸しせずに、次の港で、日本に持ち込んだとしたら、どうなんでしょうねえ。
 これは旅客の数だけでなく、クルーズ船の税関システム自体が機能していないことを示してませんか?
 「いや、セカンドポートだって、船側が乗下船する客の手荷物をチェックしていますよ」--はい?船のチェックねえ。まあ確かにあのゲートをくぐりますね。大体。
 でもねえ、そこを船に任せるんなら、ファーストポートだって船に任せればいいわけでね。官尊民卑じゃなくて、民のなさることを、菅さんじゃなかった、官は信用しない?

 ダダ漏れですよ。海外諸港の手荷物持ち込み管理に期待し? ですか。でもねえ。僕がシンガポールから乗ってきたときの経験を言えば、ベトナムも台湾も済州島も、船に乗船するときに手荷物検査なんて、船側がやる入門チェックだけでしたからね。ここだって武器とか、そんなもののチェックでしょう? 多分。船に麻薬犬でも配置してもらい、日本のすべての港で…? やりますかね。そんなこと。

 まあいいや。こんなこと書くとまたチェックが厳しくなるだけかもしれからねえ。

 昔、大型船が来るようになって港のCIQが混乱した時、長崎港が入管に対して、「お手伝い」を申し込んだことがあったんですが、現場は前向きだったのに、中央というか上層部は「入管という国家にとってこんなに重要な仕事を地方自治体なんかに任せることはまかりならん」と言ったかどうか知りませんが、認めなかったようですね。
 入管職員を海外のラストポートから乗船させることについても、「コンピュータに個人情報が入っているので、持ち出しはならん」なんて抵抗したようですが、現実が許さなかった。
 
 まあ、いいや。入管さん税関さんの国を守ろうとする気概は尊重しますよ、僕だって。でもなあ。B29を竹やりで…、なんてことはないけど、地方自治体あたりの協力をお願いするとか、そんなこと、どうしてしないんだろうねえ。入管さん。
 というか全員の対面審査は今のシステムでは無理ですって…。22万トンが本当にやって来るまでにしっかり考えて下さいね。より柔軟にね。

 なんて、今日は本当は長崎は長崎でも、三菱さんの話を書きたかったんですが…。

 設計の人からの書き込みではーー
 客船1番船は2/24に工事未完でも香焼での工事は終了
 2/27に2番船は香焼へ回航。

 
どうやら 腹を決めたようですね。よくわかりませんが、「2月下旬までに、出来るとこまで造ってよ。あとはオラたちがやるから!」 そんな感じですかね。
 これならハンブルクでの4月のお披露目になんとか間に合う? って、現場にプレッシャーを与える気もないんですが、1000株株主としては、なんとか格好だけでも、という気分はありますね。 
 期限を切った(ってだれが決めたんでしょうかね?)のなら、2月に船主さんに渡すにしても。「工事途中ですが」というのと「なんとか間に合いました」というのでは、雲泥の差ですからね。
 雲泥ーーそう、泥にまみれて渡すのでなく、坂の上の雲!を目指して…、って何を言ってるんですかね。まったく。
 こんなんで、本当に飛鳥3をやるんだろうか? 三菱さん。