•  いやあ、きついですね。一昨日付のブログへの書き込みですが、「やれやれ」さんから、「的を射る」という言葉はあっても、「的を得る」という言葉はないぞ! というご指摘。
      確かにないのかな?ですが、間違いやすいですね。語感からくるんですかね?
      なんて笑いながら思ったんですが…。

      でも、考えて見ると、「的を得る」っていい言葉ですよね。あってもおかしくない。
       どうも長い間三菱さんの社員さんと付き合った経験でいうと、なかなかスマートな方々が多くて、「的」が見つかっても見ないようにして時が過ぎるのを待つ! なんて、失礼な話で済みませんが、そんな方々が、多いような気がしていたんです。

       どうやら「的を得た」(いや失礼)ご指摘のようで、これまで、「現場の不効率者の一掃」みたい「的」があって、それに気づいていて、現場からそんな声が出て来ているのに、どうして上に上がって行かないのか? なんても思っていたんですがね。
       もちろん、それだけが「的」ではないかもしれませんが、今からでも遅くないわけで、「的」を得たのなら、それに向かって矢を射て欲しいと思いますね。 
       
       なんかT.Iさんご提供のニュースに、いやな記事が載っていたですね。ドイツのマイヤーが、「世界大手の客船造船所」であって、そこに3Dの設計ソフトの会社ダッソーシステム社が協力しているーーそんなPR文です。
       なんか勝ち誇ったように、欧州の技術が、客船分野では乗り越えられないところまで来ているんだぞ!
      といわんばかりで。

       これですが、なんだか凄そうですね。

        3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モック
      • アップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリュー
        ションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ (Euronext Paris:
        #13065, DSY.PA) と、客船建造の世界大手であるマイヤー・ヴェルフト社 (ドイ
        ツ) は本日、外洋客船の設計と建造の一層の効率化、イノベーション力の強化、
        そして市場におけるリーダーシップの拡大に向けて、マイヤー・ヴェルフト社が
        ダッソー・システムズのインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスで
        ある「オン・タイム・トゥー・シー」および「デザイン・フォー・シー」を導入
        中であることを明らかにしました。

  1. 全くと言っていいほど、日本語になっていませんがね、言いたいことはなんとなく…。
  2. ですが、三菱さんもAIDA受注に際しては、最新の3D設計システムを開発しーーなんて発表していたわけで、これってマイヤーに比べて、立ち遅れていたんでしょうかね。
    
     まあ素人の私が、あんまり立ち入ると、それこそ「的外れな」意見を展開するだけかもしれんですけど、なんか悔しいよね。ここんところが、宮永さんの言う「なんでも自前で対応できる」と考える三菱マンのマインド?というか、事業部制の弊害? なんだよねと、言われているようでね。じゃあ自前ではあかん! 自前なんて大したことないんだ、なんて言われても、外部にそんな「自前」を凌駕するような技術があるのか、どうかだって…。
    
 何が言いたいかと言えば、今度の三菱さんの物語は、三菱造船マンのプライドをずたずたにし、そして客船という新規事業は、日本人が思うほど簡単なことではないよ、その障壁は限りなく高いぞ? つまりしばらく「客船には出て行けない」なんて感覚を日本の造船業界にも植えつけちゃったんじゃないかと思うことですね。

 加えて、もうひとつの「独饅頭」じゃなかった「毒饅頭」である海洋! こっちは韓国の3大大手の失敗に加えて、日本の大企業が軒並みブラジルでやられてしまったわけですからね。
 「こっちの水も甘くない…」ということが刷り込まれてしまった。
 新潟造船=三井造船の失敗も、ある意味不況になると「よくある話」だったわけですが、三菱重工ショックは、日本の造船に「自信喪失」という後遺症を残し続けるのかもしれませんね。
 かくて、バルクとドンガラしか出来ない造船業が、しばらく続く海運不況に苦吟しながら…。
 ニッポン造船業は、坂を転げ落ちて行くんでしょうか?

 「的」が見えなくなった時に、終わりはやってくる?
 これも三菱のOBの方の弁ですが、「問題が見えなくなった時には、因数分解して考えるんだよ」――この人も優秀な人だったけど、優秀過ぎたのか、50代初めに三菱さんを見限って、今はどこに行かれたのか?
 確かに、因数分解がいまは必要なんでしょうね。

 客船なんか、もう止めちゃえよ! という結論は簡単かもしれませんがね。解は因数分解で、ですかね?
 でもこの方程式は、2次でも3次でもなくて…。私には、難題過ぎるかも!