客船練磨のクルーズブログ  船知めん太

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

造船再編

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

造船三国志を書きましょうか? にしても惨めですね。造船ニッポン!

 まあノーベル賞の話は、今日はいいですね。毎年受賞するんだから、日本人の科学技術って凄いんですね。
 尤も、自動車や、鉄鋼、それに造船などが急成長した昭和三十年代に、産業を対象にしたノーベル賞の項目があったら、日本は! かな?
 でも、いわゆる基礎科学というか、新しい考え方に基づく賞だと、ちょっときついですかな?基礎技術というかコンセプトに係わる技術については、当時も今も大したことない?

 船のエンジンのライセンシーは、未だに、すべて欧州の技術ですし、LNG船のタンク方式も欧州産。三菱のUEディーゼルとか、IHIのLNGタンク、SPB方式が日本技術ですが、あんまり普及しない。つまり当時から言われたように日本って、加工、改良技術は…。に留まったんだったでしょうね。きっと。

 というんで川崎重工さん。ちょっとホームぺージを覗いてみたら、こんなにも船舶の人材って、いなくなっていたんですね。船舶海洋カンパニーの責任者は、井城副社長さんというのかな? この方、ガスタービンなんかの機械部門の出身なんですね。

 かつて、IHIもそうでしたが、川崎重工の経営陣も、船出身の方や。船上がりでその後、鉄構部門などを担当された方を含めて船ばかりだったんですがね。
 川重で船出身で、最後に社長候補にもなられた神林氏も事務屋さんでしたか? 技術屋さんはずっといないんかな? まあ事業の斜陽化って、こんな形で表れて来るんですね、きっと。

 事業が斜陽化すると、他の事業部からの圧力を感じ始める。
 他社もやっているし、他社が成功したら何を言われるか分からない! 自ら持つ技術力も顧みずに、ブラジルだの、海洋だのって手を出して行くと…。2010年ごろからだったかな、日本の重工大手と言われた会社は、みんなこれらに手を出して行って、例外なく、みんな失敗しちゃって。結局事業自体の存続まで問われることになっちゃたんですね。 ああ惨め。

 昨日も書いたわけですがね、前世紀末から、造船再編。つまり造船会社や重工会社の造船部門の統合問題が盛んに論じられ、実際に提携交渉が進められたケースも沢山あったんですがね。一貫して三菱重工はモンロー主義。唯一、鉄鋼再編が進んだNKKは鉄鋼部門からの要請で、当時経営自体が思わしくなかった日立造船の造船部門を切り離させ、専業のユニーバサル造船だけが形になった。

 でもこれら2社は、大手と言われた企業としては、造船は最下位グループでしたからね。結局日本の造船業界という言い方では、大きなインパクトを与えられずに…。

 何がいいたいのか? 造船三国志でも書きましょうかね? 
 いやそうじゃなくて、それだけ造船部門の方々に先見性がなかったんじゃ! というか。すでに重工各社の中で、造船部門って、売り上げ高で10%を切っていた上、市況変動による業績の不安定さを克服できなかったですからね。重工会社内での経営主導権を失っていたのに、会社の主流意識だけは、持ち続けていた、というような。

 それにしても、川重さんが、「船の存続」なんてニュースをこの時期に流すって??? まあ船を代表できる役員がおられないんで、なるほどと納得はしましたが、ちょっと驚きですね。
 昨日も書きましたがね、一般商船はともかく、中国展開にしろ、潜水艦にしろ、他社から見れば垂涎の事業展開をされていたわけで、なんかディシジョンの中身も発表の仕方も??? 例えば中国事業について、売却交渉なんて、動きがあったうえでなら、分からんでもないですけどねえ。

 経営陣が責任逃れをしているというか、事業部間の争いがそのまま表に出てきちゃったんじゃない?みたいな感覚が抜けませんね。
 しかも同じように市況悪化に苦しむ同業他社や海外企業との交渉などの形跡を見せないないまま、「存続を含めて」ですか?

 それにしても、三菱さんの中手3社とのアライアンスにしても川重さんの「事業存続」検討にしても、どうしてこんな中途半端な状態で表に出しますかねえ。検討開始? 普通は提携合意!とか、事業撤退!とか少なくとも未来形が固まってから、公表するもんじゃないんですか? 背景をしっかり説明したうえでね。

 34円安の274円。川重株の前日の終値です? 
 企業の未来形を示しながら、「儲からない造船なんていらないよ。坂出工場は売却です!」くらい決めてから言うべきなんじゃない? こんな暴落の責任って、東芝じゃないけど、株主訴訟ものじゃないですかね。
 経営者が自己保身を考えるなら、まず日経辺りにリークしてから、後追い発表するくらいの芸があってもいいんないかと、思うけどね。

 幸い私は川重株なんて持ってないですが、経営者は一体どっちを向いているのか、と言いたくなる対応です。売上高1兆円を超える企業にして、世界戦略は? なんて口幅ったいことを言うつもりもないですが、なんか「僕ちゃん」涙がでてきちゃいますね。
 そうそう、アベチャンが、「僕ちゃん」と言われて、国会で激怒したみたいですね。こんな言葉に怒るから、「僕ちゃん!」なんて言われちゃうのにね。気付いてない。 お坊ちゃんなんですね。
 危ないなあ、ニッポン。
  

JMU香焼工場! 今治造船香焼工場! 三菱主導の再編? いえ飲み屋話ですけどね。 

 そうなんですね。「海外旅行」の分類よりも「造船」の分類にしたら、もうアクセス数トップ独走だったのにね。このブログ。でも、だいたい造船のブログなんて、他にないだろうけどね。

 というんで、昨夜も友人達と痛飲。まだ頭がボケボケです。
 どのようにして帰り着いたのか、あんまり記憶にないんですが、やっぱり三菱さんとクルーズのお話で盛り上がりました。
 でもって、さすがに三菱さんの惨状を嘆く話からは一歩進んで、三菱亡き後の客船建造! はどうなる?といった話になっちゃった。

 つまり香焼はLNG船に特化するんだろうけど、今受注済みのLNG船だって本当にそのまま造られるの? というぐらい、原油価格の下落に伴うシェールオイルの減産傾向もあるし…。客船に戻ればいいのにね派、がいる一方、三菱さんはもう客船には手を出さない派の、鋭い対立。でもないですけどね。

 でもって、そうならば?
 JMU。はい元IHIとNKKと日立造船の合併造船所で、今度商船三井系のフェリー会社から4隻のフェリーを受注し、いままさに建造中なんですが、ホームページを見ると「ぱしふぃっくびいなす」が出ているというんですね。
 確かに元IHIですからね。おりえんとびいなすもPVもここで造りましたし、もっと言えばおせあにっくぐれいすだって、NKK。つまり、この会社ですからね。
 商船が谷を真っ逆さま、でもって三菱亡き後の客船建造!は、となれば、JMUさんで決まり? かもしれんですね。なんて仮定の話ばかりだから、あんまり面白くはなかったですがね。

 でもこれだけ三菱さんが事業を分社し、同業他社との合従連衡をしていますからね。香焼を分離して、そうJMUさんあたりとの合流なんてあってもおかしくないよね。
 JMUさんは艦艇を持っていて、香焼造船さんは、艦艇は譲って貰えないわけで、艦艇を巡ってはライバル関係になるんで、これは無理! というのが結論でしたけど、そうなると川崎重工さんかな? 川重は、坂出を閉鎖して香焼に合流! 香焼と神戸の2つの工場をベースにね。

 でも、これだと、潜水艦の2社体制が崩れるんで、防衛庁が嫌がるかな? 1社体制だと、入札が出来ない? なんて。他にも独占型の防衛産業はいくつもあるんだし、三菱さんと川重さんの潜水艦って、見事に毎年交代で造ってますからね。まあ出来レース型のライバル関係なんだからいいじゃないの? しかも豪州でも造るとなれば…。
 僕の気分は、日本の重工業の軍事産業化だけは避けて欲しい。そのためにも客船を! だったんですけどねえ。

 本格的な造船不況は海運不況とともにやってくる。造船業界再編の大波がやってくるんですかねえ? 今治造船香焼工場? JMU香焼工場? 三菱香焼さんが主導して造船業界の再編を仕掛ける! これだけはないでしょうけどね。
 にしても、primaちゃんは、いろんな話を日本に残して長崎を去る?んですね。
 って、やっぱりこのブログは「海外旅行」じゃなくて、「造船」だわ!

 あらら、窓の外に眼をやれば、なんだか白いものが舞っています。幻を見ているのかと思って目を凝らしてみれば、はい雪です。我が家の辺りでは今年初めての雪ですね。
 今夜も飲み会。大丈夫かなあ?

  
執筆・講演承ります!!

どうぞお気軽にお声がけください。 船のことならおまかせください。

名前
メール
本文
ギャラリー
  • 太平洋上に、あらら「さんふらわあ」です! 晴れて完成したんでしょうか?
  • ミサイル反対! 70歳以上は北海道に強制移住 人間牧場っていかがですか?
  • 女性活躍社会はどうなったの? 種牡馬と母馬!どっちがいいかな?
  • 女性活躍社会はどうなったの? 種牡馬と母馬!どっちがいいかな?
  • あらら、にっぽん丸じゃないですか!
  • 人ひとピッチャン!でした。凄い熱気ですね。
  • ちゃんちゃん、ちゃんちゃか、ちゃっちゃ! って、軍艦マーチのつもりですが。
  • 今日は、シーライオンになった気分で…。ね。
  • ミッドウェイから、また悲劇は始まった。なんてね。ええ改憲とはまったく関係ないんですけど。
LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
livedoor プロフィール
カテゴリー
カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ