久しぶりにAIDAさんのホームページに行って見ました。4月5日無事スエズ運河通行。でもって写真に見えるのは、そう日本が造ったスエズの架橋ですね。施工はNKKだったかな?
 でもって、4月21日にハンブルクに着く予定みたいですね。日本のメディアは、三菱さんが発表した4月30日に初航海、とばかり書いていますがね、ホームページに行けば、4月25日発でロンドン行きの初航海があり、乗客を募集していることが大々的に載っているのに、本当に怠慢だよね。大本営発表しか、読まない?信じない?

 ステファンさんのprimaタイムですがね。10回目になり、より下級のキャビンを紹介しています。でも、元気ないですね。ビデオも短いし、部屋もどうってことない。ベランダに出るガラスドアが、かなり斬新的ですが、これだと航海中ずっと開けとく奴が出てくるんじゃないかな? って余計なお世話ですね。

 まあ、順調に欧州へ! ついでにトルコに寄って、シリアの難民をドイツまで乗せて行ったら、もっと話題になるのにね。ってアホ言うな、ですか? メルケルさん喜ぶと思うけどね。はい。
 そうそう三菱の工員さんは下りたのかな? どうやらちゃんと完成したみたいですね。primaさん。

 ところで、このブログへの書き込みは、皆さん読めているんですかね。昨日付けへの書き込みも示唆的ですが、4月2日付にはなんと書き込みだけで、17本に達しているんですよ。
 でもって、金太さんが、2日付に、昨日書き込まれた2本のうちの1本ーー。

  • 17. 金太負けるな
  •  
  • 2016年04月05日 23:10
  • その2です。

    ・外国人労働者に関して、4月4日の"日経ビジネス"に以下の記事が有ります。

      http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/033000027/033100002/

     これによると長崎市の外国人労働者数は、延長戦?の2015年に急増しています。

       2014/3 - 15/3 : 3400人でほぼ一定
       2015/4 - 16/2 : 5500人まで急増、平均値で4500人程度、大半は客船に従事?

     2015年度分の人件費を全て特損とすると、外国人4000人、@6万円/人(Accomを
     含む)、作業日数250日と控えめに見てもこれだけで600億円となります。
     加えて日本人作業員も全国からかき集めたようですし、社員も含めると人件費増
     だけで特損の半分レベルに達したのでは無いでしょうか?
     あとは納期遅延のペナルテイ(約400億円)、例のSRtP(後戻りの被害甚大?)、   諸々の手配替え/追加による資材費増などで1800億円の巨額に達したのではと
     推測します。
     やはり負のスパイラルに入って、コストばかりが雪だるま式に膨れ上がったとしか
     思えません。

     もっとも船価を500億円とすると、工費は125億円(25%)程度で有って、5000円/時間 とすると250万時間となります。これを4000時間/人x2年で割ると、平均ですが
     僅か? 625人となり、これだけの人数で本当に建造出来ると見積もったのか
     どうか?です。そうだとしたら良い度胸?だったですね。

 この人何もんですかね? 凄い分析です。長崎で起きていたパニックが手に取るように分析されています。「その1」の方も面白いんで、是非2日付けに戻って読んでくださいね。

 で、この船を受注した時のことを思い出したですね。責任者だったH氏に、「欧州からダンピングだと批判が出ていますよ」と尋ねたところ、「新しい仕事を取るんだから、そりゃあ多少の…」なんてお話で、涼しい顔していましたっけ。この談話、活字にしておけばよかったね。なんてね。

 でもって金太さんのお見積りで、ちょっと当時の三菱船舶幹部の腹積もりと違うと思うのは為替ですね。
 2011年10月のユーロレートっていくらだと思います。なんと1ユーロ=105円! なんですね。この船の船価ですが、ダグラスワードさんの本によれば、4億5500万ユーロ! つまり477億円。社内レートがどうだったか分かりませんが、つまりメディアがおっしゃるような500億円!ではないんですね。

 でもねえ、当時の三菱さんの幹部と懇談したときに、この船の採算の話になって、「為替ですか?」と聴くとニヤリ。かのダイヤモンドプリンセスの時も、まったく同じ展開だったんですが、その後の円安が神風になる、と。
 つまり、為替が円高のうちに、「買えるものはできるだけ手当しておけば」、「赤字だってミニマイズできる」というわけです。実際、為替は神風になったんですね。
 建造が順調に進めばの話ですが、2012年ぐらいからは130円台まで円安は進みましたからね。135円なら615億円に膨らむ計算になる。当初予定通りの2015年3月引き渡しだったら…。

 買い物はコストの70%から75%は占めると言われますからね、ダイヤモンドでは実際、円安時に資材手当てを進め、同じような話で採算は大分改善したと言われていたんですがね、火事で焼いちゃいました。でもそれは、「成功体験」として頭には残っていたと思いますよ。

 でもって、prima。
 急ぎ過ぎたんですかね? SRtPもそうですが、資材調達の方も為替を意識して、早め早めに、と。想定できますよね。

 まあギャンブル経営とまで言うつもりはないですけど。裏目に出ると、影響は為替の腹積もりどころではない。
 あとは無政府的に雪だるまは、膨らみながら転げ落ちて行く。いや今度の納期遅れは、逆に為替の暗転で、雪だるまの雪をさらに膨らませて行くのかも…。

 夢を見ていたんですかね!
 今頃は建造も上手く行って、客船の後続受注も決まって、船は相変わらず「お荷物」なんて言われようとも、長崎は隆々と…。だったと。
 時間はもう戻らない? んですね。