ゴールデンウィークですね。
  この期間中ぐらい、ブログも休めばいいのにねえ。なんても思いますし、このブログ一応「海外旅行」が目的なんで、連休中の雑感でも書けばいいのに、なんかスキャンダリズムに侵されちゃったのか、うっとうしい話から離れられませんね。

 というか、これまでだったら、敏感に反応して取り上げたような話題が、三菱さんショックもあって、棚上げしてきた感じもあるんで、GW中は在庫一掃と行きますかね? まあ、しばらくはprimaさんもスリーダイヤさんの話題も出てきませんからね、はい。すみません。

 というんでパナマ文書かな? 全世界の政治家さんがパナマに設立したペーパーカンパニーに個人資産を移し税金逃れをしていたことが、バレちゃった話ですね。
 なんか、バレたのは、西側の謀略だ、みたいなことをプーチンさんは、言っていますが、確かにパナマ文書漏えいは、中国やロシアのリーダーたちの、資産隠しの表面化あたりが一番打撃が大きそうですね。
 この情報がもれて誰が得する? なんて風に考えると、なんか漏えい者の姿がおぼろげに…、なんてね。

 というか、この話、海運会社の方にも飛び火してくるんですかねえ? 勿論日本だけじゃないですけど、先進国海運のほとんどすべての会社がパナマ籍に代表される便宜置籍会社を使っていますからね。
 というより商船分野での船隊は、日本に限らずほとんどすべての先進国が便宜置籍つまりflag of convenience船を使っています。はいこんなんは、中学生向けかな?

 でもって日本でも愛媛船主さん辺りの持ち船は、世界有数のトン数を誇っていますが、ほとんどが日本籍じゃなくて、便宜置籍船ですね。
 ただ日本船主協会のホームページでは、便宜置籍船を採用するのは、「税金対策よりも船員雇用対策」という説明が書かれているくらいですからね。不正隠しじゃないよと言明しています。
 つまり節税を図って資産を逃避させる?なんて意図はサラサラでもなくて、まあそれもあるけど、日本には、船員がいないじゃん! という理由ですね。

 国際ビジネスである海運は、「海外からの労働力の輸入」なんて面倒な議論は避けて、とっくに「労働力不足」を便宜置籍で回避している。つまり船という工場を海外に移して船員を雇い…。まあ世界一の海運国ですからね、国内の労働力だけに頼っていたら、とてもとても。
 ですので、今時のパナマ文書問題は、まあ、海運には関係ない? というかそんなことをつつき始めたら、世界の海運が崩壊してしていましいますよ。と、もの知らずのメディアが動きだすかもしれないので、釘を刺しておいて…。

 さて本題ですがね。
 クルーズ客船のレジストリーを眺めてみますとねえ。確かにカーニバルやNCL、海運会社大手でもあるMSC、つまり老舗の船社系の船籍船の中には、多くパナマ籍船が含まれていますし、クリスタルはバハマ籍というように便宜置籍船も多いんですがね。
 でもね最近は、ちゃんとした国、って変ですけど、船主国に船籍を置いているケースが多いんですよ。
 ホランダ・アメリカ・ラインは、オランダ。コスタはイタリア、AIDAさんもイタリア、P&Oはグレートブリテンという具合。いやかのダイアモンドプリンセスも、グレートブリデンなんですね。これが。
 でもねえ、逆にグレートブリテンのヘリテージを代表するかのようなキュナードさんが、なんとほとんどバミューダ船籍で運航しているんですね。バミューダって英国なんかな、未だに?
 
 ここに来て頭がぐじゃぐじゃになってきました。
 何故、便宜置籍? として、私たちが聞かされてきたのは、「船員対策、節税」の自由度は格段に優るが、「カボタージュ」つまり国内クルーズが出来ないし、諸規制からもフリーじゃない! だからクリスタルはバミューダ、国内クルーズをする飛鳥は日本、なんて話なんですが、イタリアやグレートブリテンと日本やドイツって、どこが違うんでしょうかね。
 というか、ダイヤモンドプリンセスにしてもコスタにしても、船上のスタッフは完全にインターナショナルですし、船上ではカジノもやれている?税金の規定でも違うんですかね?

 って、もっと若かったら、置籍国別の船隊の数を船社別に調べなおして、その理由を探る、というか取材しなおすんですがね。その元気は今はもうなし。だれか引き継いでくださいね。
 なんてGWの暇な話題でした。

 そうそう。むかし電話取材で聞いた「トレビアン・シッピング」なんて名前の海運会社名を記事にしたことがあったんですがね。あとで取材先から「あれは、お前、トレディア・シッピング」だよ、なんて言われて、目から火が出たことを思い出しました。はいトレディアつまりスリーダイヤだったんですわね。
 これねえ、ある船会社向けに建造していた商船がキャンセルされたために、スリーダイヤ造船所が、急きょ便宜置籍会社を設立して、そこに持たせて建造を継続したという話ですね。
 その後転売に成功して、損は出なかったと覚えていますが、「やっぱりトレビアンで良かったじゃないの」なんて、嘯いた覚えがありますね。

 この話、便宜置籍の話題になると、必ず思い出す話です。
 えっつ、また三菱さんの話かい? すみません。