はあ。この人黙っていられないんですね。
 ええ、私の愛読紙「産経新聞」が、月に一度掲載している石原慎太郎さんのコラム「日本よ」ですがね。
 この人、好きですね。

 「経済が低迷する日本経済の活路は、戦時法制が合理化された今、兵器の国産化以外にありはしない。」と書いています。
 日本経済が、兵器国産化そして、兵器輸出をすれば、活路が開ける!って、かなり論理に飛躍がありますけどね。
 まあ一部の右翼小児病患者さん達は、そんな風に、言いたくてウズウズしているんでしょうね。きっと。でも、石原さんが、別に旗を振らなくたって、世の中はとっくにそっちに向けて動き出していますけどね。でも兵器は、造っても使えない製品ですからね。沢山つくっちゃたら、次は遣うために…。

 でも、まあ彼の論が面白いのは、アメリカの軍事技術の稚拙さというか、陥穽をネチネチと掘り起こして、それをクサしてして、戦後日本が開発しようとした「兵器」、は、ことごとくアメリカの圧力で潰されまくったんだよ、というあたりですね。
 空中戦に強く、中曽根さん時代に計画されたF型式戦闘機も潰されたし、MRJも容積を縮小させられ日本側を落胆させた。ゼロ戦や紫電改を作り出した日本の航空機産業の台頭を何よりも恐れているのがアメリカなんだよ、だそうです。日本無謬史観とでもいえばいいのか?

 でもって、何が言いたいのか? 「反米愛国主義」に凝り固まったこの人が、今頃なにゆえに、「日本製の飛行機を!」なんで見出しで書きたかったことの真意は? なんて考えてみるんですが、つまりは「露悪趣味」というか、安保法制が出来たんだから、次は? なんて、インテリ悪ガキが吠えているとしか思えないんだけど。
 まあ強いて言うならば、アメリカの顔色を窺ってばかりいた日本の軍事産業の行動様式が変わり始めている、ということなんでしょうかね。

 というか、背景には、アメリカでトランプさんが、僕はかなりな確率で、大統領になると踏んでいるんですが、所謂米国を中心にした軍事同盟は、枠組みが変わっていくと思うんです。
 つまり日本は、軍事力の対米依存を縮小し、軍需産業の充実へ! つまり正面切った軍需産業の充実へと
舵を切る? 安保タダ乗り論からの脱皮もあるだろし。

 つまり石原さんの主張は、今更解説をいただく必要もないくらい単純で、直線的ですね。
 でもって、さらにこのコラムを読むと、ゼロ戦から説き起こして、ロケットの優位性だの、MRJだの、戦闘機だの、まさに軍事産業の基幹として三菱重工さんの役割がますます重要になるんだよ!ってね。
 三菱さんの株は買い! ですかね。

 にしても彼のコラムにも出てこないのが、船ですね。
 まあ日本の造船所は戦後、空母も造ったことがないし、イージス艦も船体はともかく、運航や防衛のノウハウは、アメリカらの輸入ですし…。
 なんだか僕の文章も訳わからんようになってきたけどね、書きたかったのは、「メード・イン・ジャパン」神話というか、石原さんがいまだに拘る、この言葉の意味ってなんだろう?ということなんですね。
 このコラムでも、ボーイングの社長が、「メイド・ウィズ・ジャパン」だと、新型旅客機のことを評した、とうれしがって書いていますが、もうとっくに、「メード・イン・ジャパン」なんて、幻想というか。「メード・アウト・ジャパン」になっているのにねえ。なんて思いますけどね。

 はい。きっとトランプ以降、つまり彼が大統領になれなくても、彼が言い出した日韓の軍事自己負担路線は、かなり進むと思いますね。それを我が優秀な官僚さんたちが「ウイズ・ジャパン」に変えて行くような算段を…。
 日米の軍需産業の連携は強まると思いますね。まずは、アメリカ向け空母の建造? 日本や極東に配備する船を日本や韓国で、ってね。

 問題は核でしょうかね。
 でも、どこも、あんまり書いて来てないけど、神戸には、世界有数の潜水艦技術とと原子力発電関連の技術を集めてますからね。まずは原潜?いや、一気に?
  なんてね。今日これから出かけなきゃ。ではまた。