いやはや。これだけ世の中の方が面白けりゃ、このブログのアクセスなんで伸びませんよね。
 と言い訳。

 はい、マスゾエさん、あんたのことだよ! ですよね。このひとの会見、流石に時間内に収まらなかったために民放も「完全中継」は諦めちゃったけど、見ていてよく分かったのは、この人は、政治的な立場というか、レピュテーションよりも、「お金が欲しくて」、それだけの人なんですね。
 それこそ子供の散髪代まで領収書を取った人ですからね。1000円のお金だって自分では出したくないーーそんな根性で2時間半! 贅沢はしたいけど、自分の金は出さないよ、と言い続けたような。

 都知事に執着するんだって、辞めちゃったら給料も出ないし、公用車もホテル代も回転ずしもつけ回しできない。だからなるべく引き延ばして、なんて感じなんですね。
 だったら、ペナルティは、「都知事でいたいなら任期までやんなさい」。
 その代り都議会はね、知事の給与召し上げ、公用車廃止、出張はエコノミー以外認めない! みたいなことを議決しないさいよ。知事職はボランティアでどうぞってね。そしたらすぐ辞表だすよ、このひと。

 なんてね。今日は土曜日ですからね、しっかり憲法でも考えたい!なんて思っていたんですがね。

 僕が憲法を考えるときは、若いころ、兄者。この人赤門じゃなくて白門の法学部を出た人なんだけどね、「法学部じゃ、条文解釈とか判例ばかりを学んでいるけど、条文をどう読むかではなくて、憲法に文章化されている国家の意思を読むべきなんだよね」なんて言われたことが、未だに耳に残っていて、僕はそれで法学部に進むのを辞めた、って入れなかっただけだけどね。
 
 つまり現行憲法は、交戦権を否定し、「戦力を保持せず」なんて書いてあるけど、「自衛隊は軍隊じゃないから、戦力じゃない」ないと。
 「戦力」という言葉の解釈に為政者さんは、持ち込んで、しらを切る。つまり「平和主義」なんてところで議論はしないんだよね。この人たち。優秀だよね、日本の官僚さんたちって。

 本当はね、自衛隊が、警察予備隊から自衛隊に切り替わった時に、憲法解釈を変えて自衛権はどこの国でも持っている!なんて言わずに、憲法改正するべきだったんだよね。
 だからいつまでも経っても、こんな立派な軍隊が存在しているのに軍隊かどうかは、あいまいなままにしておく。さらに官僚さんは、「国際情勢の変化の中で、憲法は核武装を容認している」なんて議論すらつくり始めている。

 つまり憲法をどうするか、なんて言わば、「看板を掛け変えるべきかどうか」とか、為政者のメンツの問題のような感じで、実質的な軍備は、「現実世界への対応」を旗印にして、「憲法なんか関係ない」という具合にどんどん進められる。
 このことに対して、今の左翼という人達は。「憲法を守れ」と言っていればいいだけで、例えば自衛隊の戦車の前で寝ころんだりすらしない。

 というか昔は「戦車」なんて言わずに「特車」だったし、未だに三菱重工じゃ「特車」なんて言っているのかな?
 大体、「護衛艦」だって素晴らしい表現だよね。DDとか、DDHってつまりは、「Destroyer」、デストロイヤーですわね。一般的には駆逐艦なんだろうけど、戦前とはちょっと違うイメージで通し、国語的には護衛艦で通す。もう空母だって、DDH、つまりデストロイヤーの分類ですからね。
 このまま、「国防軍」くらいまでは読みこなせると思っているんじゃないですか、いまの憲法のままでもね。

 原爆はどうるすんかな? アトミックボム? 困ってしまうとATBなんて言い換えるのかなあ? 
 ATB48計画とかね。2048年には核配備とか。失礼!
 生物兵器はBWですかね。はいバイオロジカル・ウエイポン。つまり日本がこれらを持つときには、巧みに言い換えてイメージ操作をするんでしょう。

 こうした国防軍や自衛隊論争の議論を、「憲法」だけ、つまり最大限の概念だけで争っても、気付いた時には、現実は全く違うもんになっている。
 平和を守る平和主義のために、北朝鮮に進駐するとか、憲法の改正などせずに、ATBを備えることにしました! みたいなことになっていく。「北朝鮮の『挑戦』に対抗する」なんて論旨が先行してね。

 まあ今の憲法は、どう読んだって、自衛隊を持てる文面には読めない。だけど「自衛隊の廃止」も国民はもう求めないでしょ。60年安保のころとは違うんだから。
 だったら、憲法改正だって…。

 でもねえ、今のアベチャンたちは「軍拡のための改正」ですからね。はい民主勢力(この言葉も古いなあ)、革新勢力(これも死語だね)。はいDPJ(デモクラティック・パーティ・オブ・ジャパン)は、RIAはいリダクション・イン・アーマメントを目指して憲法改正議論に応じるべきだと思いますけどね。自衛隊、しゃあないわ。軍事力として保持を認めるしかないでしょう。でもねえ、「死滅するべき軍事力」みたいな規定でいいんですよ。

 つまり同じ改正でも、文章表現の差異に拘るんではなくて、何を目指すかか大切なんですよね。

 あらら。RIA? DPJですか? 私もついにミヤナガってしまいましたね。でもこれも「軍事」を「防衛」、「軍隊」を「自衛隊」なんて一生懸命言い換えて、「憲法に抵触していないもん」なんていう人々の所為ですからね。
 この人達は、国語の破壊者?
 いやそんなことはない。語彙を豊富にしている功労者、と言われてしまうと、ギャフンかな?

 昔ソ連や中国が核実験をしたときに、社会党や日本共産党は、「きれいな核」なんて表現したと聞きましたが、つまりアメリカの核は、侵略用に使う「きたない危険な核」であって、というわけですね。
 そんなことを言っていた頭でっかちが左翼さんだったんだものねえ。