日経のスクープ!ですか?
  素晴らしいですね。日本郵船の内藤社長が、飛鳥Ⅲ、とは言っていませんが、新しいクルーズ船の投入を明らかにしたみたいですね。年内には決め、2020年には就航させるーーなんか去年も同じ話を読んだ気もします、けど。というかクリスタルを売却した直後の郵船さんでしたが、クルーズ事業について、郵船クルーズの服部社長が会見し、年内、つまり2015年内ですよね。に、飛鳥Ⅲを発注したいと話したような。

 まあねえ三菱さんがあんなことになるなんて、思ってもいなかったからこそ、そんなプランを話したんでしょうが。なんて、発注にまで結び付けなかった結果をあげつらうこともないか。
 というんで、実は、昨日このブログの中を点検してたんですよ。そしたら、5月25日付で、次のメールがメールボックスの方に入っていたことに気付いたんですよ。遅くなって、すみません。

ーーこんにちは。


私個人としても、客船はぜひ続けてほしい。
護衛艦があるからそれで長船は続けていけると皆あぐらをかいてしまっていたのかもしれませんが、通常であれば川重と交代で国から発注を受けていた護衛艦を今回は逸注してしまい、護衛艦チームも仕事がなく手持ち無沙汰、客船に回ってきているという現状もあります。
Carnivalは今だ造船続投をMHIに打診しているようですが、どうも宮永さんがかなりの頑固頭とのこと。日本のクルーズ会社からも打診来ているようですが、それには、MHIの株が下がるようなことを言って鼻にもかけていないと。大型客船は収支採算の見込みが見えないので打ち切り。と宮永さんは言い続けているようです。
欧州の造船所は満員御礼、後は中国しかない。重工さんには本当に意地でも続けてほしいし、今回ばかりは重工の外にいる人たちはみなそう思っていると思います。それでこそ特損にも目をつむっていける説明が成り立つ。この特損を挽回する策なんて、全くなく、株式総会でも説明できないんじゃないでしょうか?ーー

  川重については、潜水艦とごっちゃになってますがね。客船を巡る三菱内外の造船関係者さんの気分はこんなところなんだろうと思いますね。
 でもって、この方がおっしゃるとおりだと思うんですね。
 何故今郵船さんが客船建造構想を日経に流したのかは、「株主総会でも説明できない、(のは困る)」ないしは、「株主総会で初めて明らかにする」、というのは変だし、かといってまだ発注を決めたわけではないし、という郵船さんの微妙な立場を反映しているんだろう、みたいな話だと、下司なゲスをしているところです。もっと言えば三菱さんに決意を促している、というか。

 でもって、これはもちろん三菱重工さんの総会でも、同じ質問が出て来るはずで、果たして宮永さんが、「郵船はじめ客船の商談がたくさんあるので」とお答えになるのか、「まだ第二船の引き渡しすら決まっていない」と陳謝するのか、その答え方によって、日本クルーズ業界の未来が決まる!なんてね。

 宮永さんて、私は遇ったことないですが、どうも本当に頑固者みたいですね。ここで客船を諦めた時、長崎にいる造船部門の工員さんのリストラに手を付けるんですかねえ。そこまでの勇気があるんかな? この人に?
 「需要はあるのに!」って暴動になりかねないことも覚悟してでもやる?
 まあ今のところ、公式には「輸出フェリー」なんかの需要を調査していると言明していますが、カーニバルからも郵船からも、商船三井からも建造の可否について、打診があるんですからね。
 
 あああ、こんなに面白いことになるのななら、三菱さんと郵船さんの株主総会に出れば良かったですね。

 大体郵船の総会では、毎年「客船はどうする」って大衆投資家から詰め寄られていますからね。
 その答えは、「新造船が無理ならば、中古船を買ってでも」という強い決意、を日経に表明したわけです。つまりしっかり答えを出した!
 まあ中古船というのはね、方便というか。三菱にやらんと言われたら、立つ瀬がないですからね。
 でも、今だったらゲンティンからセレニティを買い戻すぐらいしか、適船はないと思いますけどね。なんてまあいいか。

 
問題は、Mさんがなんというかですね。勿体ぶらずに、「客船をやります。AIDAの失敗はおゆるし下さい」と陳謝と決意表明するならば、ぼくは一気にMさん派に鞍替えします。
 意地を張らずに、需要をしっかりチェックして、かつ「リスク管理」を慎重にね、ですね。って、こっちもアプローチの仕方については、答えは出ているんですよね。このとおり絵を描けばいい。
 いや、何としても客船を灯を消すな!という人が、胸を張ればいいことだと思うんですが。
 だいたい、どうせこのままいても…。なんて失礼!

 って、なんだよ。あなたは総会に出ないの?
 はい、北欧に行っちゃってますんで、深く陳謝します。って今年の6月、こんな風に話が展開しているなんて思わんものねえ。
 サンクトぺテルブルクの港から、見てますーーよ! 選挙には帰りますからね。