客船練磨のクルーズブログ  船知めん太

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

造船

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

フェリーが日本造船業の神風ですか? 日経さん、そりゃあないぜ。

  別に、日経新聞さんが嫌いなわけではないですし、むしろ日本を代表する経済紙として、全幅の信頼を置いているんですがね。

 「神風」ですか? 長距離フェリーが不況に悩む日本の造船業に神風となっている! しかもその理由はトラック運転手の担い手がいないために、モーダルシフトが進み、陸上輸送が海上にシフトしつつあるからだ! ですか。

 でもって、建造の例として挙げているのが、太平洋フェリーの「きたかみ」さらには、さんふらわあの4隻。はいJMU横浜のシリーズ船。ついでに長崎が200m以上級の(輸出)フェリーの受注に取り組んでいる!という状況証拠でも念頭にあるんかな?
 まるで、陸上のトラック輸送はフェリーにとって代わり、さらに輸出も加われば、不況の造船業の救世主になるかのような書きっぷりです。
 
 まあ日本造船業が崩壊に至る? なんて記事よりはいいですけどね。でも、こういうのはフェイクにもならない、いくつかのニュースを寄せ集めた作文! と、昔は言っていたですね。
 だいたいクルーズやフェリーのことを知る、このブログの読者さんだって、太平洋やさんふらわあの新造船は、ある意味ここ数年続いた高速フェリー新造ブームの最終章に近い話であることは良くご存じなわけで、モーダルシフトが日本の造船業を救う「神風」?になる、いくらなんでもなあ。
 
  でもって、この記者さん、背景を説明されるのにーー

 朝鮮戦争や中国の経済成長など、国内の製造業はこれまで特需を経験してきた。足元の人手不足も、工場の省人化につながる産業用ロボットなどの需要創出につながっている。フェリーもその一種といえる。

 えっつ?朝鮮戦争まで遡るんですか? 中国の経済成長が日本の製造業の「特需」になったんですか?
 足元の人手不足が工場の省人化に結びつく「特需」? ですか?
 トラッカーが不足しているという労働力不足の問題は、不況で仕事が足りないという「造船業」や、モーダルシフトの担い手であるフェリー業界の運航要員やサービス要員の確保には影響していないの? なんていう問題意識を持たなかったんですかね、この記者さん。

 ただフェリーの活況は恒久的ではない。大型フェリーの寿命は20~30年。内航海運各社の投資が一巡すれば、いずれ需要は縮小に向かう。

 そうそう! でもねえ。ここ数年のフェリーの就航実績まで調査して記事にしているようですが、ここ数年のフェリーの発注実績と就航時実績まで調べて記事を書けば、「いずれ需要は…」どころか、「神風」のフェリー需要は、すでに縮小に向かっているのは明らかなのにねえ。

 でもって、フェリーは日本造船業にとって「神風」になんてならずに、今造船業は工場やドックを閉鎖し、必死に次の需要を探し求めているという姿が目に入ってくるんじゃないの?
 記事がないからなの? だからといって、ここ数日間取材した話をベースに「物語」を組み立てるのはやめましょうね。記者は作家じゃないんだからね。

 そして結論は、「造船各社は収益改善を一過性のものとしないためにも、フェリーという「助け舟」があるうちに海外需要の開拓や技術革新などを急ぐ必要がある」--ですって。
 まあ「造船各社」という主語を「三菱重工」とでも書き換えれば、まあ嘘っぱちともいえないかな? 

 でもねえ、三菱にとってフェリーは「一過性」の収益改善材料でもなくて、まして「助け舟」でもない。下関は、毎年こうした「助け舟」で営々と生きて来たんです。
 精々、1隻200億円もしないフェリーが、年間数隻?で、大三菱の造船の…。
 問題は長崎だし、ずっとそれだったんですよね。
 そう、1隻500億くらいするLNG焚きROPAXを5,6隻とってくればねえ。「特需」とでも「助け舟」とでも書けばいい、とは思いますがね。

 にしても人手不足は、トラッカーさんだけに及んでいるわけではないことを、この記事は示しちゃったですね。
 そう、新聞社にも及んでいる。おっと、新聞記者は人手でなくて人材でしたね。ごめん。

旧おせあにっくぐれいすが、売りに出ているの? 晋三がダメなら、中古はいかが? いけねえ、「新造」でした。

   悲しいですね。クルーズ界のリーダー的役割を努めねばならないコメンテーターの皆さんが、飛鳥Ⅲの建造に関して、そんな悲観的な書き込みをなさる! なんて。 

 まあ日本のクルーズ人口がようやく30万人を超えて、もうすぐ50万人! よし中国を追撃するぞ!という歴史的一瞬に立ち会っているのに、そんな自覚はない? というかクルーズの果実は外国船に持っていかれる! というまさにクルーズ鎖国状態を強いられるかもしれん、と言うのに!
 なんのためにカボタージュはあるんや。
 「そろそろ、外国船打ち払い令くらい出せ」とおっしゃるかと期待したんですがね。へへへ。

 でも、とにかく鎖国状態を打開するためには、日本船社になんとしても新造船を造っていただいて、日本クルーズの推進役を務めていただく! 
 そんなコメントが欲しいんですけどね。はい。グスン(涙)!

 なんてね。まあこの10年は騙され続けた私たち! って演歌の歌詞みたいだね。期待しては、裏切られ続けて来たのよ……、なんて嘆き節も良くないな? 「我慢、我慢」もあんまりなあ?
 まあ、低迷ニッポンを象徴するような日本のクルーズ界ですからね。 
 外国船が来たからいいだろ! 確かに…。そうかな?

 でもねえ、メディアに登場するクルーズ評論家さんたちのコメントも悪いよね。「クルーズって安いんです」! そんな言葉に乗せられて船に乗せられて――。ちょっと粗悪品を掴まされたネット消費者みたいなもんですからね。
 まあ安いものでないと、市場は広がらない!のは事実ですけどね。

 もっともっと多様に! でもってそのためには日本のクルーズ会社が多様なクルーズを展開して欲しい。飛鳥はいいんですよ。儲かっているみたいだし、郵船の企業イメージを挙げているのは内藤さんがおっしゃる通りだし。まあ、彼の社の、後継者さんたちが踏み切れないうちに、三菱さんがドイツ軍にやられて破たんして、気が付いてみれば打つ手なし? みたいな話で。

 でもって、そんな逆流の中、郵船さんは最後の抵抗?かな。
 「(造船所と)話をしている」! ですからね。昨日、2391円だかの配当を戴きました。まあ23万円で買った株ですからね。イマドキ、1%の配当なら御の字! 
 まあ飛鳥Ⅲを御造りになると模索されているわけで、もう200株くらい買っときましょうかね。銀行に置いとくよりいいわ。「ガンバレクルーズ投資」になるやないか。

 商船三井? ウーン。もっと戦略的に動いてより大衆層向けなのか、高齢者向けなのか、市場分析をなさって、積極戦略をとってくれるなら、100株くらい買ってもいいですけどね。って、随分上から目線やね、あなた。
 はい、次期クルーズ船建造!計画を公表したら、まずは100株からかな? 
 なんてね。叱られるで!

 というんで。昨日は日本クルーズの将来を展望しながら、久しぶりにクルーズ船の中古船のサイトを覗いちゃったんですよ。そしたら、あらら。ですね。去年に比べて様変わり! 90年代初めに建造された2000人乗りくらいのクルーズ船が、どどんと出てきているんですねえ。
 明らかに、あの鳥のようなファンネルを持つ、世界最大のクルーズ会社さんの船もあれば、先日ラクシャリークルーズの会社を傘下に収めると公表した「大型船大好き会社」の船と思しき船。そのグループのプレミアム船もあります。
 
 これらの船を買ってきて…。なんて考えていたら、さらにアララ!なんだこれと…。
 はい懐かしきお姿の写真が。
 キャプションを読むと、5000総トン、定員120人、建造1989年、建造造船所NKKだって。
 ここまでくれば分かりますよね。はい懐かしき「おせあにっくぐれいす」様がお座敷に! じゃありませんか?

 この船を買ってきて、南西諸島の周遊クルーズでも始めたら…。今なら商売できる?んじゃない。
 というんで、いそいそと船価をチェック。
 暗転!ですよ。なんと2800万ドルだって、目を疑いましたね。この船、昭和海運さんがNKKで建造した時の船価が、確か30億円だったと記憶したんですがね。なんとなんと建造費を上回る値付け! 
 丹精込めて造りましたからね、30年経つのに、きっといい状態なんじゃないですかね。
 これを買ってきて、日本で? でも、ちょっと高すぎるかなあ、かな。

 でもって、双胴の客船。かつて商船三井も出資したラディソンダイヤモンドも、売りに出ている。
 僕はこの船に乗りましたよ。確か、ダグラス・ワード氏とご一緒したかな。
 でもって、この船の価格は4700万ドル!

 いかがですかね。この船で夏は南西諸島、奄美あたりを軸に周遊、冬場はフィリピン辺りで、東南アジアの市場開拓へ。カジノやったら? って昔、香港でカジノ船として使われていて、うまくいかなかったのかな? 早々に撤退してしまいましたけどね。そういえば…。

 中古船も安くないねえ。
 でも旧おせあにっくで、日本近海クルーズを1泊4万円くらいで、誰かやりませんかね。
 金がない? いやクラウドファンディングで出資を募って…。平和の国沖縄はクルーズ立国あたりが一番似合う!と思うんですけどね。

 晋三がだめなら…。って、それ、新造のあやまりですね。
 お詫びして訂正いたします。はい。

  


クルーズ人口31万5千人! やったね大台突破。さて、その先は?

 国土交通省によると、日本のクルーズ各社は、日本のクルーズ人口が30万人を超えるという大飛躍を遂げたことを受けて、一斉に新造船の建造に向かう! と発表!! 
 ーーしないんだなあ、これが。
 いや本当ならね、最悪でも今ごろ、クルーズ船の新造が始まり、就航は2020年7月。なんとかオリンピックに間に合いました…、チャンチャンてなことになっていたはずなのにねえ。

 はい。国交省が恒例のクルーズ人口を、ようやくまとめて発表しました。2018年? いえいえ2017年ですけどね。まあ皮肉をいうのはやめましょう。
 なんたって国民の悲願?とでもいうのかな、30万人の大台をついに突破、31万5千人を記録したのですからね。前年比27%増(6.7万人増)。1989年に、日本でクルーズが事業が始まって、苦節28年だったかな? 一度も突破したことがなかった数字です。このうち外航クルーズ。まあつまりは外国に一度でもいいからタッチするクルーズですね。これが19万7千人だそうで、4.2万人も増えた。あとちょっとで20万人だったのにね。惜しい!
 いや日本国内クルーズだって、2.5万人もふえて11万9千人。これももう少しで12万人? って別にスーパーの安売り広告みたいに、9ばかり並べるのも意図的じゃないんだよね?

 ということで、遂に拡大成長期に入った日本クルーズ市場! 満を持して日本船社は…。というのが普通のニュースなんですけどね。残念ながら今は、フェイクニュースにしかならない。 
 ついに30万人を達成したというのに、クシュン! 新造を検討しているのは事実なんだろうけど。悲しいかな、具体化するかどうかは予断を…。なんて一般紙みたいに書き方はやめましょうね。

 でも実際に進むかどうかは分かりませんがね。「いまでしょ!」って昔の予備校講師の流行語じゃないけど、今具体化させなければ、日本船社によるクルーズ事業は、「ピークを迎えたのに下り坂」なんて、信じられない結末へと向かうんでしょうかね?

 「そのうち、真新しい中古船が出てきますよ」なんて、嘯いていた日本のクルーズ会社の幹部氏がいらしたけど、まあ否定はしませんよ。でもねえ、寂しい話だよね。
 4万トンぐらいの10年物の客船を調達して来て? でも日本国籍に改めるのも大変ですよ!
 
 とにかく30万人達成を!を記念して、もう一度、もう一度でいいですから、新しい船の建造を検討して下さいね。って懇願してどうするの? 「お目に掛らせて下さい」って、北の方に向かって土下座するどっかの宰相じゃないんだからね。

 30万人。素直に喜んだらどうなの? ねえ。
 でもこの統計、半年前までの数字ですからね。ちょっと遅すぎない? って、毎年同じ反応なんですがね、どうやらクルーズ会社や旅行会社にアンケートして、ダブルカウントしてはまずい。欠落したらどうしようなんて、集計に時間がかかるから、そんなことになっているようで…。

 と書いて来て、ハタと気付いたんです。僕らが先月行ったフランスのリバークルーズですけどね。日本から全日空でイギリスに発った時に、別にクルーズに行くと飛行機会社にも旅行会社にも申告していません。でもって参加したのはイギリスの旅行会社のパッケージツアー。この会社、英国で販売する旅行会社ですからね。国交省が、アンケートをこの会社に送って? なわけないよな。

 つまり来年の統計に、僕らのクルーズ参加はカウントされない?
 日本人のクルーズ参加者数は本当に正確に集計されるんだろうか? と! って別に心配になりませんけどね。まあ来年のクルーズ人口には、発表数に2人追加して読んで下さいね。なんてね。

 というか、ここからはまじめな話。アンケートの集計に際して、対象にしている会社というか、統計の分母を書いた方がいいと思いますけどね。
 アメリカのCLIAさんのクルーズ人口の統計には、ちゃんと、船会社名を挙げて、飛鳥とにっぽん丸も集計対象になっているとして掲げていますよ。かわいそうに、ぱしふぃっくびいなすが入っていないんですがね。
 でもって、世界のクルーズ人口のカバー率は90何%なんて、どこかに書いていましたっけ?

 なんかなあ、半年かけて集計して、多分、「これは公文書なんだから、ひとりでも欠落があってはならない」なんて、頑張っているんでしょうけどねえ。力を入れる場所をもう少し考えていただきたいなあ! なんてね。

 余計なことでしたね。31万5千人。まずは立派な統計です。
 でもインバウンド振興ですか? 外国船もいいですけどね、日本のクルーズを育てる方策も考えて下さいね。そろそろ。 

成果は、米韓軍事演習の中止だけですね。それより日本の造船の断末魔?かな

   やった、やった大勝利! 凄いですね。香川君大活躍! 
 派手なだけなビッグマウス君じゃ、話にならなかったよね。

 って、そっちかい? 何? 4対2でパラグアイに勝った? 練習マッチだって勝たなきゃね。しかも前2戦の出場選手とはがらりと変えて、香川、岡崎、長友。
 本田はもういらんね。早く帰ってらっしゃいね。
 
 えっつ、今日の話はそれなの? うん? 米ー北戦は? 
 そっちは何にもサプライスなかったじゃん。プーチンが言うように「米韓による軍事演習中止はハラショー」と言ったかどうかは知らんけど、これだけですね。成果は。

 非核化は、これから交渉を積み上げるようで、いわば土俵上で見合って、見合って! だもんね。今のところは。いや、まあ曲りなりにも土俵が出来た!ということですかね。
 でも、トランプさんは「軍事演習は金がかかる。グアムから朝鮮半島への爆撃機派遣はもともと好きじゃなかった」って、全部お金の問題で説明しながらの理由づけですが、「金&金」の論理の明確さには、感心しましたけどね。

 でもって「経済的支援は日本と韓国がやるさ」って。つまりトランプさんのイメージは、東アジアの緊張になんて関心はないよ。軍事行動による経済的負担が軽減されればいいさ。
 つまり中東やイスラエルに比べて票にもならんし、あとは、トランプさんの代理人であるアベッチに任せるよ!な感じ。

 でも、アベッチは「トラの威を借りて」でないと何も出来そうにない。そんな構図が鮮明になっちゃって。
 この米朝会談は、政治ショー! でしたね。それも田舎芝居や。
 この期に及んで、「拉致問題は、直接やる」って当たり前なのよね。アベチャン。出来そうにないと思うなら即時退陣!しかないですね。 
 東アジアの平和は、日本が自ら考えて、戦略的に動くという発想が必要なんですけどね。「圧力」だけを言い続けたアベ政権が、負うことになる代償は大きいですね。

 まあいいわ。こんなショーに係わっているうちに日経新聞さんが造船ニュースを連発していますね。ひとつは三井造船(SEというのかな)が千葉での新造船を止めるという話、もうひとつは舶用ディーゼルのライセンスを支配しているMaNが、ライセンスを売りに出していて、中国や韓国が買い取る?ではないかという話。それにこれは韓国からのニュースかな? 大宇造船が、企業の未来を諦め、サムソンか現代に身売りするのがベストチョイスである。つまり韓国の造船は現代グループと三星の二社に統合すべきだと大宇の経営陣が言っている、という話ですね。

 これらの話も、造船業の流れを追っていれば、ある意味予想された話なんですが、造船市況回復の兆しが見える中で、皆さん「もう同じことを続けても無理や…。会社を潰さないうちに」ということで、企業としての面子とも言っていられないところまで来てしまった。
 今は、残された企業力の範囲内で、縮小して行く! そんな動きですね。

 先日業界OBと話したときも、「三井は、なんで(賃金の高い)東京湾で造船を続けて行くんだろ」みたいな根源的な問いを提起されて、目を白黒させてしまいましたが、これで創業の地、玉野でほそぼそと艦艇を、それも当面は三菱さんの下請けで?

 でもって、追浜、東京、千葉、鶴見、横浜と蒼々たる威容を誇った東京湾の造船業は、撤退の道をまた一歩。修繕の三菱、艦艇のJMUの横浜勢だけになっちゃうのかな? 基幹産業の最後やねえ。三井さんも川重との統合で活路を開こうとしたんだけど、その川重も日本での造船は??? だものね。

 エンジン? 三井さんが日本で圧倒的なシェアを誇っているんですが、これも舶用ディーゼルは船のエンジンとしても斜陽ですからね。日本の造船業は、クラスターと称して、舶用機械を含めた一貫建造体制があったからここまで生き延びて来たのに! エンジン、それも環境対策に優れた機関で、生き延びる算段が…?

 大宇の話は韓国製造業のお荷物みたいな話で、いまも政府ないし政府系金融の傘下で運営しているだけで、時を待っていた感じですからね。でもこういう話は、引き受け手について一定の目途が付く中で、表面化する話なんですけどねえ。

 まあねえ、造船業を見ていても退潮という流れに抗うことが出来ずに、散りじりにされてゆく感じで、悲しい限りですわ。

 でもって、ここでアベ政権を引き合いに出しても仕方がないのでしょうが「トランプ政権と、100%一致」なんてほざいていると、本当にケツの毛まで抜かれるぜ!
 下品ですみません!

 「米韓軍事演習は金がかかるから止めたかった」なんて話す人と、「完全に一致」ですか? だったら兵器を買うのも止めましょうね? 
 面子だけでは話は変わらんよ、アベサン。
 というか、この人では、勝てないわ! しっかりしろよ!な。 
 

瀬戸の脱走犯に思う。向島は寂れているんですね。

 実は、書くタイミングを失っていたんですがね。実は、私め、例の松山刑務所・大井造船作業所というのを、昔々取材したことがあるんです。

 27歳だかの受刑者が脱走したというニュースを見たものの、どうせ、すぐに捕まるさと思って…。ネタに出来るかなあ!なんて思っていたんですがね。全然捕まりませんで…。そのうちブログに書くタイミングを失って、今日まで…。なんてどうでもいいか?

 この作業場って、かつて「四国の大将」とか「再建王」の異名で呼ばれた坪内寿夫さんが、自分の造船所である大西工場の中に造ったわけですが、彼もフェイクニュースではないにしても、数々の伝説を作り上げた「名人・偉人」でしたからね。

 佐世保重工を初め、経営危機にあった造船所を幾つも引き受けて、傘下に収めて「再建」と称していたわけです。
 僕が大井作業場を訪れたのは、佐世保再建が軌道に乗らずというより労組の反発にあって、迷走し始めたころだったかな?
 そのうち、グループ傘下の東邦相互銀行も経営危機に遭遇し…、と神話が崩れて行く。でもって、側近さんから「工場を見てよ」と招かれて、大西工場を訪れたんです。

 工場の目の前の海域には日本高速フェリーだったかな? の係船中のフェリーが沢山浮かんでいて、タクシーの運転手さんに「いつ頃から、こんな風なの?」なんて、尋ねたことを思い出しますね。
 ええ、そのころは、生意気にも松山空港から今治までタクシーで取材旅行をしていたんだよねえ。古き良き時代や!

 この大井作業場を見た時も、「受刑者の更生のために」なんて説明を聞きながら、そんな風に考えずに、「安い労働力を確保したかったんだろう」なんてね。
 素直じゃないよね、私も。その後、もう少し暖かい目で見るべきだったかな? なんて反省しましたけどね。

 まあいいや。実は今度の事件で一番驚いているのは、そっちの話よりも、逃げ込んだ向島の話ですよね。芸者さんのいた東京は向島(むこうじま!)じゃなくて、瀬戸内の「むかいしま」のことですけどね。
 逃亡した平尾受刑者の、この島までの足跡は分かっているのかな? でもって、警察が捜索に入っているわけですが、なんと向島に空き家が1000軒もあって、捜索が難航? 隠れるところは沢山ある、とテレビで解説していることですね。

 実は、来島どつくだけじゃなくて、このあたりは四国側や尾道側とか、付近の島々には小さな造船所が沢山あって、尾道市の対岸のこの島には、日立造船の向島工場やら、向島ドックやら、かつては造船工場があって、尾道などの対岸や因島も近いですからね。本土側からも人が行き来していました。
 でも大造船不況を経て、造船所は閉鎖、あるいは大きく縮小。中には船体ブロックと呼ばれる船の部分を下請けで建造するような仕事していた工場もあったし、尾道の造船関連会社のベッドタウンみたいになっていたという話を聞いたりしていたんですがね。

 空き家が1000軒ですか? まあ調べに行ったわけではないですが、そうした造船産業の衰退が、この島にも逃亡犯の隠れ家を提供するといった、皮肉な寂れよう、ということなんでしょうかね。
 この島は、しまなみ海道の広島側の最初の島で、陸路で尾道だけでなく、今治まで行くことができるようになっていますし、僕も何度か車で渡っています。
 島々を高速で結ぶことで、この橋ができたころには、島々の観光化プランが沢山あったのですがね。でも、昔からある耕三寺とかいくつかの観光地を除いてはあんまり! というより、むしろ、昔はフェリ―・ターミナル周辺に小さな町があったりして人々の息遣いが感じられる町だったんですがね。

 今の造船業の苦境を見ていると、10年後、20年後ははこんな人の住まない町が、瀬戸内やら長崎やら…、という具合に生み出されてゆくんでしょうか?
 というより、今更ながら思うのは、三本も掛けた本四架橋って何だったんでしょうかね?
 このあたりに、「瀬戸の花嫁」じゃないけど、連絡船が結ぶ鄙びた港町が残してあれば、瀬戸内海クルーズの絶好のアイランズになることも出来たんじゃないかなあ! なんてね。

 やっぱりこの話を取りあげるんじゃなかったな? 話が面白くないぞ!

 はい、すみません。49万アクセスになかなか到達できません。明日かな?
 でもって、この先50万までは2週間以上かかりそうだなあ! クスン。
 

 

バイキングが1隻2億8500万ドルで新造客船ですか? 日本でここまで安くできるかなあ?

  別にいいんですがね。
 累計50万アクセスを目前にして、最近遅々としてアクセス数が伸びないこのブログの全面的な改良を目指そうか? それともこのまま行くか? 
 所詮、積み重なるストレスの発散と老化防止のために始めたブログですから高望みせずに?なのか。

 今、48万5000アクセスを超えたので、月内には50万には行くでしょうし? 
 ここは思い切って、「クルーズご意見番」風の内容を改めて、日本と国家のために日本国の取るべき戦略を提言するブログに? 
 なんてことは全くなくて。もちろんクルーズブログから離れるつもりはないですがね。

 にしても、日本というクルーズ後進国で、客船に関する動きをウォッチし続ける意味って? はい、このブログを始めたのも、客船会社だけでなく、クルーズ船の建造、つまり造船所も新規分野としてクルーズ船に取り組んで行く!という前向きの姿勢を感じられたからなんで、とりわけこのところの、つまり三菱重工さんに代表される、「造船業の衰退」が悲しいですね。

 いまクルーズ業界の動向を書こうとしても、地方の港に外国船がやってきて、地方自治体が忙しい! そんな話ばかりですからね。事業自体を高度化して行く動きはないの? となると、クルーズブログは世界のクルーズの穴場探しみたいな話しかなくなる? 
 まあ来月、南フランスのリバークルーズに行くのも、そんな穴場探しみたいな発想ではあるんですが、そろそろ軍資金も尽きかけて来たしなあ!

 というんで、最近伝えられたバイキングの新造船4隻(2隻+2隻オプション)の商談ですがね、発注先はノルウェーのバルド? ですか。つまりバイキングオーシャンの新造船が、フインカンチェリに発注されたというニュースが伝わってはいたんですが、建造造船所は傘下のヴァルドって?

 僕が造船業に係わっていたころノルウェーの造船所は、いわば壊滅状態で、アーカーズと言う名のオスロの造船所跡地は、すっかり商店街というか奇麗な町に変貌していたのを見て、これって、日本が潰した? のかと、なんか産業はこうして先進国から途上国に移転する? みたいな変な産業移転論に納得したものですが…。
 でも、ヴァルドなんて名前は聞いたこともないですからね。と思っていたら、船体部分ですが、ルーマニア内の造船所で造るんだそうですね。
 つまり欧州造船業は、30年の時を経て、劇的な復活の時を迎えている。
 となれば、もう日本勢がクルーズ客船建造に復帰するなんて??? と寂しさが募ります。

 でもねえ、このニュースで一番驚いたのは、船価です。海事プレスさんによれば、1隻2億8500万ドルだとか。船の大きさなんかは書いていないんで、想像しかできないんですが、バイキングオーシャンとなれば、すでに3隻の船隊を動かしています。これらの船は47000総トンくらいかな。船価は4億ドルくらいしたはずで。

 もし同型。つまり同型シリーズ船として発注されたとしても、一隻300億円前後?というのは考えられない水準ですね。
 まあバイキングさんはリバークルーズからクルーズ事業に復帰したんですが、その際30数隻を建造して、欧州のリバークルーズ市場の近代化を一気に実現しましたけど。
 僕もバイキング・リバーさんには乗船しましたが、どの船も同じ仕様で、同じサービスを提供していたようですから、オーシャンの方もこれが実現すれば7,8隻になるのかな。これも同じような哲学だと思うんですが…。
 だとすれば、900人ぐらいの定員の船を300億円で建造し続けるの? ですか。

 こうなるとますます、日本勢の新規参入は…。
 なんて考えて、完全に落ち込んでいるところですけどね。
 飛鳥3をもし作るなら、700から800人定員でも300億円!これぐらいでないと勝負にならない?
 
 なんて考えてこの稿を書き始めたんですがね。でもねえ、よく考えたら、タンカーや貨物船のように積んで運ぶという機能だけの船なら、世界市場で競争できる経済性を求めた船が必要だけど、クルーズというのはねえ。
 欧米の客を乗せるわけじゃないんだから、日本人やアジア人を快適に旅させることができる客船であれば、何も欧州仕様に合わせることもないんじゃ? なんてね。
 つまりAIDAと同じ船を造ることはないんだよね。

 日本旅館のような船! これって誰でも考えるんだけどね。そんな欧州スタンダードでない船を目指すということかなあ?
 なんてね。
 今日は土曜日で差し当たって頑張る仕事があるわけじゃないんで、この情報、もう少し突っ込んで調べてみましょうかね?
 打倒! フィンカンチェリ、打倒!マイヤー? でも、イタリア&ドイツって、考えてみれば自動車だって家電だって、日本を凌いでいるかも!

 日本が製造業大国だ!なんて胸を張っていたこと自体が、虚構だったのかもしれないですね。
 ショウガナイ! こうなりゃ、大谷君でも観ながら溜飲を下げますかね。あああ。
 
 

ジャンボイジング! 工期2か月で定員70人増やしちゃうなんて。あれよあれよの話だわ。

   おはようございます。
 たまには、クルーズのネタで書き込まないと「海外旅行のブログ」という部門から追い出されちゃうんじゃないかと。でもって先週から気になっていたこのネタの詳細をチェックしてみたんですがね。
 はい。ついに現れたジャンボイジング! 久しぶりですね。これ。

 cruise critic によれば、クルーズ界では「ストレッチ」と呼ばれているとありますが、オールド造船記者としていうならば、「ジャンボイジング」ですね。つまり船を切断し、真ん中にボディ、つまりミッドボディを差し込むという改造工事で、船のキャパシティをドドンと増やす。

 はいシルバシークルーズが、シルバースピリットを改造するという話で、長さを195.8mから210.7mに大型化、乗客定員を540人から608人へ、総トン数は36000総トンから39519総トンまで拡張するようですね。総工費は7000万ドルだそうですから、そんなに掛からずにできるんですね。という印象です。定員を70人増やすのに7000万ドル。つまり一人分あたり100万ドルの投資ですか? 高くはないですよね。はい。なんてね。

 もちろんレストランも15%、プールやアウトサイドのシッティングエリアも拡大するといいますから。
 写真にあるように、中央部を一刀両断に切って、予め造っておいたミッドボディ!を挿入って。でも上から下までですからね。大変な設計力が必要な工事だと思いますね。設計を間違えたら、ど真ん中に段差が出来たり、キャビンの中に階段が出来たり? なんて、まあそんなことはないんでしょうけど。

 施工はフィンカンチェリのシチリアの造船所(そんなのあったの?)ですが、工期はわずか2か月!とか。こんな話を見ていると、もうすでに日本国の造船業は、その技術力においても、ドドンと格差をつけられてしまった感じがする、という寂しさすら感じる話ですね。
 日本じゃそんな引き合いがあっても初めからしり込みするでしょうねえ。クルーズ船で出直しするためには、こういう仕事は悪くないと思うんですがね。
 もうそんな元気はないよ!ですね。失礼しました。

 僕がジャンボイジングと書いたのは、こういう工事はかつて日本でも結構行われたんですよね。その頃は、ジェット機でもジャンボが制覇して行く時代でね、大型化工事のことを、ええジャンボイジングと呼んだ。海運市況が高騰した時に、バルカーだったか他の船種だったか忘れましたがね、市況に合わせるために、盛んにこんな工事がおこなわれたことを思い出しましてね。
 若き造船記者は、「日本は、こんなに凄いことをやるんか」と興奮して記事を読んだ(まだ、書く側に回っていなかった)のを思い出しますね。はい、日本が世界の造船業を支配した時代のセピア色の物語かなあ?
 
 いや実はね、クルーズ船でもかつてジャンボイジングは行われているんですよね。ノルウェイジャンクルーズのノルウェイジャン ウインドとかね。この会社、カーニバルとRCLと3大クルーズ会社なんて言われた時代もあったんだけど、船の大型化競争の乗り遅れて、仕方なく…。という話だったですね。
 僕もこの船に、就航時に乗ったことがあるんだけど、その後大型化されている。ですがこの船どこに行っちゃたんだろう?

 まああいや、いずれにしても市況が急激に上昇して、造船所の工程が空かないくらいドックが詰まっちゃって、新造船では間に合わなくなった時代に、「仕方がない改造で行くか!」なんて感じで施工されるのが、ジャンボ! つまり欧州の造船というかクルーズマーケットはそこまで膨らんでいるということで。まあバブルに近いのかなあ?それとも実需?
 と、今更ながらに彼の国のダイナミズムに煽られている感じでいます。
 
 ということで、極東のクルーズ業界はこれでは、創業や拡大のチャンスはますます失われてゆく。クルーズにビジネスチャンスがあるぞ! なんて思っても、新造船が出来ない。
 どころか、中古船も相当古い奴じゃないと手に入らない?なんて市況が出現しているわけでね。
 日本の造船業は、もう一度わが身を振り返って、出直しして欲しいですね。クルーズ、いや造船の分野でも、欧州に相当後れを取っている! 
 中国の造船所がちゃんとしたクルーズ船を就航させる前にね。

 なんて今日は、無理やりでもないですが本業のクルーズネタをお送りしました。にしてもバージンエアも新造船のプロファイルを公表しているし、賑やかな21世紀は、欧米だけが謳歌する!んかな 
 やっぱりアベッチ政権は長すぎたよ!って、関係ないか。


   シルバースピリットのストレッチ

川重さんの新幹線誤作ですか? 日本の製造業自体の台車が削り取られているような?

 昨日付のこのブログへのアクセス数は、久々に1200件を超えて、海外旅行の部では7位に躍進。累計も47万回を超えました。
 有料でやっていたら、お小遣いぐらい稼げたのにねえ。というか、フェイクでもいいから話を面白く仕立てていたら、アクセス数は上がって…。
 なんて、よからぬことは考えずに、これからもまじめに、まじめにやって行きましょうか?

 でもって川重さん(社長直轄の)の新幹線誤作事件!ですね。
 確か金花社長のご出身の母体が鉄道車両で、いわばおひざ元から…。のような話で、この件での会社側のご説明は、「現場の管理者である班長の工事指示のミス」で、台車を削りすぎちゃった!と。
 まあこの誤作があったのが、10年前くらいの話なんですか? つまりは、まさに金花さんが事業部門のリーダー的存在であった時期の話で、「責任は班長にあり!」では済まない話だと思うんですけどね。当時の班長さんはまだ社内にいらっしゃるのかな? それとも、削り取りの犯人は、とうに削り取られてしまっているのかも。

 というかこの会社、大手重工会社ではあるんですがね、事業分野が多彩過ぎて…。しかもそれぞれの事業で「業界一」という分野があるわけでもない。
 ある人が見れば、カワサキオートバイ、つまり昔のメグロですわね、だし。一時期は造船業。業界3位をずっと守るのが事業戦略だった。また別の人から見れば航空機メーカー。でもボーイングの下請けですわね。そして車両。1980年代だったか、アメリカの車両事業が行き詰まって、船舶部門から立て直しのために人が送り込まれて…。「船舶車両事業部」なんて変な名前の事業本部が出来たりした時期もある。

 当然のことながら、社長さんなどの経営のリーダーについても、造船、航空機、鉄構、オートバイとその時の業績の良さそうな事業分野出身者のたらい回しで、しかもその事業の技術屋さんが、社内バランスの中で昇格し、というんで。

 内紛?とまでは言わないけど、経営者さんたちの仲が結構悪いんだよね。
 まあそれぞれの分野で、日本で2位とか3位の集まりのような会社で、業界戦略を描けるわけでもない。また描いたとしても実行できない。となると目は社内の力学にしか向かなくなる?

 日本がイケイケの間はまあ生き残って行けても…。
 三井造船との合併話が、何度か浮かんでは消えたわけですけど、事業がこれだけ多彩だとひとつの事業部の都合だけで会社全体の行く方向を纏めるというのも、至難の業ですからね。
 つまりは現状維持という名の、同心円的縮小! 以外の経営戦略を描くことは出来なかった?ような。

 ですが、僕はこの会社の造船はいいと思っていたんですよ。中国の海運会社と提携して、南通と大連に2つの国際的造船所を始めたり、歴史的に見れば、日本で初めて、LNG船に取り組んで、三菱重工と並ぶ球形タンク方式の造船所に育てたり。潜水艦の造船所の片隅ですが、ジェットホイルを手掛けて量産へ。というより、この船はメンテナスで事業を続けてことも出来た。

 つまり造船業界内では異色の存在だし、中国経営がうまく行けば、これからも存続できる側の会社になるかもと、思っていたんですけどね。
 でもねえ。金花さんから見れば、川重の造船がどんな苦労をしていたのかなんて、興味がない? つまりは、そんな努力をしても、儲からない事業としか見えなかったんですよね。
 そして海洋。大手造船が最後の回生の分野として取り組んだブラジルの海洋事業に軒並み失敗! という時期に現れた、この経営者さんによって…。

 彼が今年の抱負として産経ニュースで造船部門ついて、語っているのはーー
 「(社内の)構造改革会議が昨年3月末に出した結論は、個別の施策を全部実行できれば事業存続の条件である投下資本利益率(ROIC)8%をクリアできるとのことだった。香川県坂出市の造船所でドックを1本閉鎖し、中国に2カ所ある合弁造船所に生産をシフトする。確実に建造コストは下げられるし、納期も守れる。一番大事なのは受注だ。年間で液化天然ガス(LNG)船を1隻、液化石油ガス(LPG)船を2隻獲得していきたい」

 ですって。今は、中国からの配当で、事業採算は維持できているようですが、人々の交流も薄くなっているようだし。この国との合弁ですからね、人脈の維持が大切なのに…。
 にしても、この程度の年間受注目標で、利益率のハードルを越えて行けるんだろうか?
 儲かるわけじゃないけど、高速船の事業は続けて欲しいと思っている僕が注目したジェットホイルも、東海汽船の次の受注商談の話は聞こえて来ませんし…。
 
 まあいいわ。にしても新幹線誤作の責任を「班長からの現場への指示が…」なんてところに求めるんですかねえ? 
 なんか最近聞こえてくる大手製造メーカーの話は、技術というより技能伝承の欠落!のような話題ばかりで。
 裁量労働制?高度プロフェショナル制度? まあ論議するのはいいですけどね、日本の産業の腐食は、もっと深いところから始まっている!ような。

 日本製造業の台車自体が削り取られている!? 
 

ピースボート新造船ついての私の言い分

ピースボートを愛する方へのお答えーー

 このところのご指摘、極めて遺憾です。

 私めは、ジャーナリストなどと名乗った覚えはありませんし、冗談っぽく、そんな風に書いたとしても、少なくとも、そんな「矜持」は持ち合わせていませんよ。大体、産経新聞を読んでいても最近「ジャーナリスト」を名乗る訳の分からん輩が、「正論」だの「HANADA」だのに暴論を吐いて、無責任な隠れ蓑として使っているのが「ジャーナリスト」なる肩書ですからね。

 だから、私はこれからも逃げも隠れも致しますよ。面倒になればね。

 さてピースボートですが、「ピースボートを愛する方」が引用されている記事は、PBさんが、造船所との間でL/Iを締結されたという海外での発表に対応したもので、L/Iが正式契約ではないことは、当然ながら、当時から理解して書いているつもりです。
 レター・オブ・インテントというのは、それを取り交わしたあと、詳細を決めるために、交渉する段階に進むというもので、いわば、発注内定という話ですね。
 通常、造船契約の話だと、L/Iが交わされれば、双方に大きな理解の違いや、経済情勢の劇的な変化などがない限り、基本的にはそのまま契約に進むのですが。PBさんは、むしろそれをPR材料に使われたような感じで…。

 にしても、その後、彼らは海外でのエコシップのPRに動くだけで、日本市場での告知や、契約進展の情報はないし、私としても「確信的な詐欺」なんではないだろうかという疑念を持っています。

 このブログが、「何も知らない大衆から金を集めている行為の、その片棒を担いでいる」?
 そんなことはないでしょう。その後のPBさんの話については、執拗に「情報開示」を求めて来たし、実現性ついての疑念を指摘し続けて来たと思いますよ。

 それにこのブログを見て申し込んだ方ってほとんどいないと思いますよ。旅行って、申し込みに至るまでには、相当なエネルギーがいるもんです。
 だいたい、このブログには申し込み方法を書いてもいないし、彼らのホームページを辿っても、見事に何にも出て来ませんからね。
 
 リピーターでない方が申し込むためには、パンフを取り寄せ…、キャンセル条件を読み込…、契約書をやり取りし、数百万円の金を振り込む? なんて相当考えるべき時間や、いろいろと作業が必要です。
 そこまでして申し込まれた方にはご同情仕上げますが。だからと言って、このブログを信用して? ってそんな影響力はないと思いますよ。

 さらに先日も書いたように、今なら、キャンセルすれば旅行代金が全額が戻るはずです。この旅についてのキャンセル条件はちゃんとは読んでませんが、彼の社のキャンセル条件を読めば、旅行業法もあるし、全額返金が当然です。しかもすでに予定通りに建造出来ないことがはっきりしつつあるわけで、「クルーズ日程」のような重大な旅行条件が変わるんであれば、代金は全額返還しなければならない、と思います。
 返金出来る体力があるかどうかなんて、私にはわからん、けど。まあ、そんなことが話題になるような光景は見たくないですけどね。

 ただ申し上げたいのは、もしこのブログを継続的に読んできて、新造船構想に疑義を感じたのなら、キャンセルされた方がいいんじゃないですか? 解約をお勧めしますよ。
 いずれにしても、PBさんはすぐにでも、この新造プロジェクトの進展状況についてしっかり説明するべきです。

 確かに、私は吉岡さんを存じていますが、知人というだけで、それ以上でもそれ以下でもでもない。
 このあとも「船を出す」ための解決策に納得がゆくのであれば、応援して行きますし、このままの状態でほっかぶりして行くつもりなら、批判的な立場でこの欄でも取り上げて行くつもりです。
 まあ、この構想の実現は、今となっては無理だと思いますけどね。

 舟しゅうさん、T.Iさん、お気遣いありがとうございます。
 なんか、もう面倒になって来たし、最近面白いネタもないんで、このブログ閉鎖しようかなんてことも思ったんですが、お二方の励まし(?)にお応えして、もうしばらく、継続することにしました。
  
 ああ、今日は川崎重工さんの新幹線誤作について、書こうと思ったんですが。
 なんで台車を削ったのかなあ? なんてテーマでね。明日にしましょうか? 
 重工会社も揺れていますね!

三菱さん、IHIさん、三井造船さんーーなんか目を疑うような話ばかりで…。

 なんか海外旅行ブログではなくて、造船ブログになってしまいますが、許してね。こっちの話の方がドラマチックだもんでね。
 って、一番のショック(でもないか、予想された話か)は、やっぱりそうでしたか? MHI軍団は、宮永体制継続。ついに3期6年目に突入ですってねえ。ご愁傷様です。
 これまでの三菱さんでは、相川健太郎さんが、唯一人6年間お勤めになり、その後会長を含めて10年間トップに君臨されたんですが、今度もOBさん辺りから反論はなかったんですかね。

 この株暴落時に、三菱自動車の持ち株を商事さんにお売りになる? でもって、出て来る余裕資金は500億円? そんなにきついの?というか、500億円で自工と手切れしちゃうんですか?
 それにしても、この会社のCFOさんが、運転資金繰りの不安説に追われ、キャッシュフローの説明に追われるなんてねえ。

 だいたい、MRJの開発投資は本当に5000億円でとどまるの? で、回収にはいつまでかかるんだい? だし。今年度の営業利益は黒字を維持するようですがね、宮永さんが掲げた売り上げ目標も、営業利益率の目標数字も、遠い彼方? アベノミクスの物価2%目標以上に逃げ水のように遠ざかって行く。  
 普通なら経営責任を取って…、なんて発表があるのかと密かに期待していたんですがねえ。

 つまり事業成績の発表以上に、社長留任情報の方が、「この会社どうなっているんだろ?」を疑わせるようなニュースでした。
 今更ねえ。株売っちゃおうか! って、ついに株価も4000円を割っちゃって、とっくに含み損だし、この株安ではねえ。そんな暴発もできないし…。

 昨日のJMUさんの話ですがね、遅まきながら、海事プレス紙さんを読ませていただくと、IHIの決算電話会見(こんなのあるんですねえ)の中で、IHIは4月から12月の持ち分投資損失として109億円を処理するということを発表されたということ出て来た話のようで、JMU全体として300億円の赤字という計算になるということかな? つまりSPBのLNG船だけで300億円というのか、良くわからんですね。難しいね、最近の決算発表は。

 昨日は疲れていたもんで、細かく追わずで、すみませんでしたね。金太さん。
 JMUは、SPBだけじゃなくて、「さんふらわあ」だって、護衛艦、こっちは終わっているのかな? といろいろありましたからね。でも上場もしていないし、まあ6月には年度決算を発表することになるとは思いますけどね。

 でもって、三井造船は、通期20億円の営業赤字見通し、大半は船舶の62億円の赤字(通期では110億円ですか)が影響しているようで、子会社の海洋開発の方の利益でも支えきれず? かな。
 困ったもんだよねえ。日本造船業。まあ去年あたりが造船不況決算の谷になると言われていましたから、まあこんなもんで済んだ?

 というより、ちょいとなあ?と思うのは、谷に備えての方策が、皆うまく行っていない? 客船から始まって、海洋しかりSPBしかり。
 でもって、子会社売却、資産処分?なんて、日本国製造業の代表みたいな会社がそんな方策に逃げざるを得ないなんて、というか。
 ジュクジュクしている話ばかりで、なんかすっきりしませんね。これで、もし、円高でも進んでいたら? なんて、考えたくもない。

 でもって、日経さんが唯一持ち上げるのが、今治造船! ですがね。この会社小さな造船所を次ぎ次と傘下に収め、丸亀には新しいドックを建設し、2万TEU型を初め、大型コンテナ船の連続建造体制を組んで、飛ぶ鳥もローストチキンになって落ちて来るような勢いですが、実はよく分からんのですよね。内容が。

 まあ、競争力の秘密は今治地区に集結するシップオーナーさんたちと一緒に…赤も黒もみんなでシェアしちゃうというか…。発注主と造船所が一蓮托生な運命共同体を形成していますからね。
 まあ、それが単年度決算の企業群だけでは、なし得ない強さの源泉なんて感じで。というか、よくわからんのだけどね。そんな話なのに、日経は良く書くよね。
 欧州造船業が、客船で覇を唱えているのと同じ現象が、コンベンショナルシップの分野で今治で実現しているの?というか。

 なんか、今日付けは、投げやりな文章ですね。はい。
 それにしても、やっぱり一番のニュースは、日本の重工産業の旗艦である会社の艦長さんが、けじめをつけようとしない? 確かに宮永改革は道半ば、このままでは…。なんとしても?なのかもしれませんがね。大体、そうまで固執する改革戦略自体の正しさを一体誰が検証するするんですかねえ。まさか、単なる思い付きで始めたはいいが、今更引っ込みが着かずで? というのがイチバン酷い話かもしれない。

 そういえば、戦後、三菱さんが最も追い詰められたのは、相川さん退任した後の数年でしたからね。
 当時、三重工合併以来の赤字決算? だったかな? 
 この後も、より大きな苦難が待っているような…。でも最大の問題は、社内に漂う厭戦気分?かな、なんて思うんですけどねえ。三菱重工マンとしての誇りも矜持も失わさせている? のではと危惧します。

 にしても、アベ長期政権も問題だらけのまま漂流している。こっちはニッポンを危うくしかねない話ですからね。困ったもんです!
 北の国から核が飛んで来てから、「ほれみろ、やっぱり北は悪い奴だ。頑張ったけど、防止できなかった」なんて総括だけは許しませんからね。まったく! 
 
 

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