客船練磨のクルーズブログ  船知めん太

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

ラグジャリー

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

超豪華客船ですか? じゃ次は超・超ですか? 言葉のインフレもいい加減にして欲しいですね!

 天気晴朗なれど…、波はいかがですかね?
 一日中テレビを見ていたりすると、しょっちゅう天気予報というか、お天気ニュースをやっていて、今日あたりまた、居座る台風の影響で天気が悪いのかと思えば、さにあらず。我が家のあたりは、ピカピカの晴天です。
 波も並みぐらい、って失礼。まあそんなに荒れていないようで、まあいい日になりそうですね。

 というわけで、今日のお天気は、ニュースにならんでしょうね。つまり普通の日ですよ。
 となると困るのがメディアなんでしょうから、やっぱり、なんとか言葉で脅かすしかないのるかも。

 にしてもなんでしょうかね? 「超豪華客船、入港」って、中日新聞の昨日付けの見出しですがね、超というからには、久しぶりに名古屋に、凄んごい客船でも入ったのかとチェックしてみたら、なんてことはないダイヤモンド・プリンセスが入港したという話だったんで、ガックリですね。

 一昨日は、BS‐NHKでホランドアメリカのアラスカクルーズのドキュメントをやっていましたが、これも「豪華客船」。
 最近地方に入港する客船のニュースも相変わらず「豪華」の冠付き。まああんまり客船が入ってこない名古屋に久しぶりに客船がやってくるとなれば、豪華客船では飽き足らずに、「超豪華客船」なんてフレーズが出てくるんですかね。でないと記事にならない? 
 いやデスクが記事として掲載してくれない?と思う記者心理なんでしょうかね。
 せっかく書くんだったら、載せてもらいたいのが、記者さんの心境ですからね。

 こうして次に出て来る客船は、「超・超豪華」? あんまり芸がないですね。「ウルトラ豪華」?これも古いね、「H難度客船」なんてことになるんかな?
 64年の東京五輪の際に流行った「ウルトラC」は、リオでは、Ⅽどころか「H難度」まで更新していますしね。なんてね。

 まあいいや。でもねえダイヤモンドプリンセスに対して、「超」と冠をつけたくなるのも、分かるんですよね。実は。
 最近日本にやってくるRCLの「超」大型船。ってオラも侵されているね過激言語症候群に。まあいいや。RCLやコスタの客船がどちらかと言えば、中国人の旅客を満載してやってきますが、このダイヤモンドの凄いところというか、特筆されるのは、日本人が半分乘っていますが、残り半分は欧米人なんですね。つまりプリンセスの世界的なネットワークを使って、オーストラリアを含む欧米人が、日本旅行の一手段として、この船を使う。
 
 でもって、メディアとしては、乗客は中国人じゃ ないぞ、爆買いじゃないぞ。でも「中国人じゃないぞ」なんて書けませんからね。欧米人も乘ってくるような客船。つまり「超豪華客船」にたどり着く。
 まあ、どうでもいいか?

 今日は「言葉のインフレはこうして始まる」なんてことを書いたつもりですがね。日本政府的に言えば、中国人ばかりでなく、欧米人を連れて来る客船というのは、気分がいいんじゃないですかね。

 まあ、プリンセスが日本に登場するするときに、「2隻を投入し、⒑万人を集める」なんて、意気盛んでしたが、業界内では、「ちょっと無理なんじゃない」という雰囲気でしたけど。それを、欧米から集めてきちゃうんですからね。やっぱり海外のクルーズ会社、恐るべし、ですよね。

 こうなりゃ僕らも、アメリカ市場に展開するカリブや西海岸のクルーズに出かけましょうかね。外国船のクルーズと言えば、そういう形しかなかったわけでからね。
 良いことです。

 にしても「超豪華客船」ですか? なんとかならんかね。日本の記者さんの再教育から始めないといかんのかもねえ。
 豪華客船=中国人客=爆買い! こんなイメージの連鎖はとっくに終わっているのに。
 そういえばコスタは日本市場狙いでしたね。失礼しました。
  

排他的、特権的客船登場? 問題はしっかりした日本語訳だと思いますね

  日経新聞社が、フィナンシャルタイムズを買ったって! 1600億円ですか? すごいですね。
 僕たちは、欧米系メディア、とりわけ経済関連では外国情報を懸命に取りながら、仕事してきた気がします。というか、専門新聞社に在籍した者としての少さな経験から言えば、日経なんかに出る業界の記事は、大体旧聞か、ピントがずれていたりして。だいたい、スクープなんて言うと、もうとっくにIHIと川重は合併していなけりゃいけなかったりする与太記事ばかりだったけど。
 邦字紙を読むのは、世の中にニュースがどう伝わるのか? を知るための社会学的な興味(なんて生意気だねあんた!)があっただけで、そこから、私達が相手にしていた業界の話を知ることなんてほとんどなかったですよ。
 でも、フィナンシャルタイムズとかウォルストリートジャーナルとか、海事業界で言えば、ロイドリストとか、こういうのは、やっぱり専門情報としては優れていたですよね。キラキラしていたもんねえ。
 出版や新聞を軸とする情報産業が、これからどうなって行くのか、本当に興味深いですが、少なくとも日本国内の拠点で仕事してゆくというビジネスモデルで事たれり、として行くわけにはいかんでしょう。特派員も重要ですが、最近はほとんど機能していない。そこ行くと現地の新聞社、それもFTを買っちゃうというのはすごいですねえ。

 夕べ「新潮45」を読んでいたんですが、活版印刷がなくなって、ネットツールで情報がやり取りされる時代が来ているわけだけど、逆に例えば、10年前に書かれた情報の蓄積というか、検索を含めて、ストックできなくなっている、みたいな話が出ていました。確かに戦後の雑誌類なんかは意識的に個人でストックすることは可能だったんですが、ネットに出てきた20年前の情報って、ここに置いとけばいいやみたいに考えて、結局どこに行ったか、どこで読んだかわからなくなってしまう。なんて書いてありましたね。

 本当ですよ。例えば、僕が書いてきた記事も、新聞や雑誌なんかだったら、旧社に行けばなんとか手に入りますが、その間に一杯書いたブログなんて、過去ものを辿れないんですよね。だいたい今書いているこのブログも、一杯記事がたまっているけど、永遠に「船知めん太語録」なんて格好で残せるのかなあ? なんてね。まあ、こんなもの残してもしゃあないけどね。
 でも、昔ロイズリストなんかを時間かけて読んでいた時代に比べれば、今はいいよね。「日本語に変換」なんてボタンを押せば、めちゃくちゃな日本語ですが、十分理解できる文章で読めますからね。

 もちろんクリスタルの話は英悟で読みましたよ。でもねえ。ちょっと微妙な、どっちとも取れるような言い回しになってくると自信が持てなくて、日本語変換したり、郵船さんが翻訳した発表文を待ったりしましたがね。
 はい、今日も、ようやくクルーズの話ですわ。

 クリスタルの話ですが、新造船プロジェクトを、クリスタル側は「EXCLUSIVE CLASS」と書いているんですが、なんか郵船の翻訳では「クリスタル・ラグジュアリー・クラス」となっているんですね。
 まあエクスクルーシブというと排他的とか特権的! みたいな訳語がふさわしいようで、「豪華」というより、「普通の人なんか乗せないよ」みたいなニュアンスがありますよね。
 
 どっちがいいのか分かりませんが、つまりは「選ばれしもの」だけを相手にする、みたいな感じ? 乗れるのは、あんただけよ! みたいなキャッチでお金持ちの選民気分をくすぐっているんですかね。でもクリスタル側のやる気というか意気込みは、こっちの方が伝わって来ます。

 日本だと、客船といえばなんでも「豪華」、そして「豪華客船」ですからね。飛鳥でもコスタでも。それでもって、こっちが安いみたいな話になっている。イメージが貧困なんですよね。
 『中国人4000人を乗せた豪華客船が境港に入港し、乗客はドラッグストアやスーパーに殺到した』って、まったく変な話だよね? 豪華客船に乗った爆買庶民、ですか? 
 こんな言葉遣いのままで、日本のメディアがいいと考えているんなら、まあフィナンシャルタイムズを買っても…、なんていうことでもないですけどね。

 でもって、どうしましょうかね。ええ、『豪華』というステロタイプ化した表現ですよ。
 クリスタルの新しいサービスは「特権階級客船」? 「選民客船」だとユダヤ教みたいになっちゃうし、「選ばれしものの客船」かなあ?
 でもって大衆路線の大型クルーズ船は? 中国から客船が来るようになったころ「豪華客船のLCC」なんてわけの分からないキャッチを付けたテレビもあったけどね。今は、また「豪華客船」に戻っちゃった。
 まあなあ、「ラグジャリー」ですか? でもこう発音しても、外人は英語ではそんな発音はしない、という話もあるんだから、いいんだけどね。得意の日本語英悟みたいなもんだから?
 ここは一番、FTさんを傘下に収めた日経さんに「エクスクルーシブクラス」の邦語訳をしっかりお願いしたいですね。ついでに『ラグジュアリー』のほうもね。差別的でなく、ね。

 いま気が付いたんですがね。「クラス」という言葉が差別的なんだよね。って、言葉だけ変えてもしゃあないけど。
 アメリカは、わが日本国と違って、「階級」社会なんだから。
  

リバーとヨットって、まさに我が望み! 日本語と日本食を忘れないでね!

  なんだかクリスタルさんは、私の気分が分かるんでしょうかね? 

  外国船では、クリスタル以外にあんまり食指は動かなかったんですよ。でも、次のクルーズを考えようと、アイテナリーを眺めていても、なんかなあ。もういろいろ行ってしまいましたからね。このところ、行き先のチョイスに、実は困っていたんです。
 でもって今年はロンドンに行く予定もあったので、念願のリバークルーズを実現しました。でもって、リバークルーズ以外でクリスタルだったら、来年末のタヒチクルーズにしようかななんてね、思っていたんですわ。これサンディエゴからパペーテまで、といういう奴で、マリンスポーツをちょびっと味わえそうだし、なんて、苦肉のアイデアでね。
 でもチェックしたら飛行機がベラボーに高いうえ、一旦アメリカまで戻らないと、帰れない。というんで断念、だったんですわ。

 そしたらなんと、クリスタルさんのお答えは、ヨットクルーズとリバークルーズを始めるというんでしょ? 
 オーシャンクルーズだけでの多様化には、やっぱり限界がありますからね。いくら豪華と言ったって、シルバーシーとか、シーボーンのような、乗客やクルーと溶け込むようなクルーズって、日本人にとっては難しいですよ。いわば、借り猫状態ですからね。例え英悟が出来ても(出来ないけど)、打ち解けられないもんですよ。そこ行くとクリスタルなら、慣れていたわけで。いまさら浮気する気にもなれなかった。

 それにクルーズといえば、目先の料金の高い安いも重要ですが、それ以上にオール・インクルーシブ。つまりフリードリンク、ノーチップという「煩わしさフリー」のサービスに価値がある。このウイスキー飲んだら10ドルか?高いな、とか、もう一杯飲みたいけど、止めとくか? なんて感じじゃあ。大型船にもいいところはあるけど、なんかなあ、ゆとりがないよねえ。

 一方で、日本船は、テーブルもフリーだから、その度に会話を考えたり。やっぱり何よりもお酒のオーダーですよ。頼むとき、同テーブルの人々のことを考えちゃう煩わしさがあるんですよね。
 昔はソングオブフラワーとかおせあにく ぐれいすがありましたし、未だに忘れないのはクラブメッド2ですよ。食事時ワイン、ビールフリー。マリンスポーツも出来て、この船のタヒチクルーズは、未だにもっとも印象深いクルーズだったですね。
 でもって、日本市場にはそうした多様なクルーズがなくなって、選択肢がどんどん減って。結局クリスタル以外に行かない、みたいになってしまったのです。ああああ哀れ、我がクルーズ遍歴! ジャンジャンてか?

 そこへ行くと、今度クリスタルが選んだ、リバークルーズとかヨットクルーズへの多角化って、まさにわが意を得たり、みたいな話で、もちろんオールインクルーシブ、ノーチップでしょうからねえ。
 でもねえ、クリスタルを選ぶ、そして、かつての日本の小型船を選んだ最大の理由は日本食だよなあ。それにもちろん日本語で旅できることですねえ。
 となると、この部分は日本郵船ならぬゲンティンでは、ほとんど配慮してくれないでしょうし。つまりヨットクルーズ4000ドルって、これでオールインクルーシブならそんなに高くないけど、60人の外国人さんに囲まれて、英悟の話題の少ない僕たちが? って面倒だよなあ。多分行かないでしょうねえ。

 でも、リバークルーズは興味深いですね。内陸の旅ですからカボタージュの問題があるけど、ラインなら国際河川ですからね。まあ問題ないし、ナイル川だってクルーがエジプト人とかだったら、あんまり関係ないわなあ。
 是非実現して欲しいですね。ナイル。年間50本やるなら、そのうち10本くらいには日本人も乗れるように展開して欲しいですね。来年か再来年、ナイル川なんて考えていましたが、待ちますよ。僕ら。えっつラインが先? ちょっとそれはなあ,行ったばかりだし。

 でもねえ、これって儲かるのかな? なんて思いますけどね。
 まあ多分リピーター対策なんでしょう。だとしたらゲンティンさんやりますね、ですよね。

 彼らがクリスタルを買って、どうするのかと見ていたんですが、今までのプロダクトを一気に変えてしまうとなると、リピーターが逃げて行くだろうし、やっっぱり経営者が変わったんだということも見せたいでしょう。となれば、手っ取り早く小型船クルーズを追加することだったんでしょうか。準備は簡単? だし、資本費も少なくて済むし、会社が変わったことも印象付けられるし、まずはリピーターだけにアナウンスするなんてのも。流石ですよね。
 でもって、クリスタルさん、さらに飛行機会社にも進出したいと言っていますね。クルーズ船への送り迎えなのか、プライベートジェットなのか? 
 更に更に、第三船は1000人乗り。造船所との話は着いているのか心配ですが、ゲンティンさんとマイヤーは仲が良かったですからね、大丈夫でしょ。まさにセレニティと同じ規模のクルーズ船を18年に就航させる? つまりこの年には、ゲンティン型クリスタルをテイクオフさせたいといっているような。

 にしても、こういうアイデアが日本側からは出てこないんですねえ。おせあにっくにしろ、フロンティアスピリットにしろ、時代は今!なんだよね。両方とも未だに現役だし。
 今、日本船の3隻は、みんな同じコンセプトで、狭い市場で鬩ぎあっている。まあここがメインマーケットと考えることを否定するつもりはないけど、そのマーケットを広げようと思ったら、なんかなああ。新味が欲しいよなあ。

 だって日本船が打ち出してくるアイデアって、もう本当に陳腐だもの。アイテナリーもほとんど変わらない。なんかいつもと違うことやってみて下さいよねえ。本当に行って見たい、という気になれないもの(涙)。
 
  

飛鳥2さん、南米クルーズをアメリカの日系人にいかがですかね?

  今日は朝から忙しいですね。
 まずはなでしこを見なけりゃいけないし、ギリシャの国民投票の結果をフォローしなけりゃいけないし、株価への反応もチェックする必要があるし、なんて久々に緊張感のある朝です。

 でもって今日の話題ですがね。昨日Yトラベルさんからどっさり届いたパンフレットの束の話ですね。相変わらず飛鳥、ぱしふぃっくびいなす、ダイヤモンドプリンセスばかり。そういえばにっぽん丸は入っていませんしたね。次回かな?
 まあ行くつもりはないんで、パラパラと斜め読みしていたんですが、相変わらず1泊4万円ないし5万円程度からと、高いですね。でもクルーズコースは随分バラエティに飛んできたですね。とりわけぱしびいさんのアジア周遊55泊とか、来年3月の皆既日食14泊とか、10泊日本一周クルーズなんかはそそられますね。まあ10泊で42万8000円から。これでプリンセスさんあたりと戦えるのか、ちょっと気になりますが、なかなか面白そうですね。
 もうちょっと、プリンセスに比べて、高齢者向けですよ! とか、プリンセスの最低料金は、インサイドだけど、アウトサイドなら、そんなに価格差はありませんよ、とか、ぱしびいならではの寄港地とか用意すれば、勝負になりますね、きっと。皆既日食あたりは、プリンセスさんでは出来ないでしょう。それに我が家ではダイヤモンドプリンセスで経験した「ディナーのコーヒー有料!」というのがトラウマになっていますからね。コーヒー無料! とゴシックで刷り込んでくれればいいのにねえ。なんてね。、

 でもって飛鳥2ですが、相変わらずの成層圏! って、価格のことですけどね。
 でも南米南極クルーズの区間クルーズのアイテナリーを見ていて、これでようやく欧米並みになったなあ、との感慨を持ちましたですね。欧米では世界一周といっても一周客よりも区間クルーズが主体ですからね。南米なんか日本人はあんまり行っていないでしょうから、ここにフライ&クルーズで2週間から50日間! 確かに往復の飛行機はつらいですけど、南極にいけて、カーニバルを見て、ついでにイグアスだのマチュピチュだのへと足を伸ばせれば、こんなにいい、観光旅行はないですよ。そう、クルーズというより動くホテルつきの観光旅行だよね。この点をしっかりPRすれば、売れるかな、と思いますけどね。
 でもねえ、これだけ立派なパンフを作るということは、売れてない? 最近は情報不足で分かりませんよ。でもねえ去年ぱしびいがやったのと同じコースですからね。つらいのかな? それにしても高いよな?

 と思いながら、閉じたんですがね。
 でもそのうち、待てよ! と気がついたんですね。例えばモンテビデオからリオの13日間203万円。確かに高いけど、これドル建てにしたら、1万6000ドルなんだよね。でもこれって日本からの航空運賃やブエノスアイレスやアトランタでの宿泊代が含まれていますからね、ブラジル人にじてみれば、1万ドルくらいで、いやアメリカ在住者にだって1万ドル強で売れるんじゃないですかね。この円安時代だったらね。
 確かにまだ高いですけど。日本の船に郷愁を感じるひと、つまり日系人、日系二世とかに営業かけたらそしてブラジルでの日本人客との交流会でも開くことにしたら、南北アメリカの日系社会とか、日本ファンには受けるんじゃないかなあ、と思いますね。

 なんだかなあ、日本のクルーズ会社は自信を失っているんですかねえ。飛鳥のプロダクト、つまり「おもてなし」って世界に誇れるんじゃないでしょうか、と思うんですけど。20人や30人は日系人を! ですよ。はい。
 って、さあて「日系」じゃなくて、「日経」の電子版を読まなけりゃ。ギリシャは否決したみたいですね。さてさて。

 

2for1こそ、クリスタルの魅力。オールインクルーシブもお願いしますね。

 えー、「WEBクルーズさん」に、「『ツーフォーワン』などで、客層が変わってしまい」と書かれてしまいましたねえ。そのツーフォーワンの恩恵を受けて、なんとかクリスタルに乗れていた筆者です。つまり「変わってしまった客層」のひとりというわけですね。すみません。
 うーん。でもねえ、ツーフォーワン、つまり1人分の料金で2人乗船できるという、私からすれば、大変リーズナブルなシステムがなければ、私などとてもリピーターになれなかったですよね。
 加えて、オールインクルーシブ、ノーチップですからね。飛鳥に比べても半額くらいの乗船費用ですよね、これって。僕が偉そうにクルーズマニアなんていって言っていられるのは、100%クリスタルさんのお陰でした。
 しかも利益は出ているんだしね。なんてちょっと言いすぎか?

 でも、世界最大のラグジャリーシップを運航するクリスタルとしては、お金持ち、ピケティさんじゃないけれど、お金持ちはますますお金持ちになり、中間層は没落して行く時代の中で、既存のお金持ちだけをターゲットにしていたら、経営はもっと難しかったと思いますね。
 クルーズビジネスって、いくら背伸びしても、ヨットの持ち主やプライベートジェットの持ち主になれない、いわば、基本的には中間層を対象にしたレジャーだと思うんですよ。年金で乗れる! というところまで言うつもりはないですが、年金でなんとか生活し、クルーズはまあちょっとした贅沢として…、と、そんな感じですかねえ。
 私もピケティさん風に言えば、没落しつつある中間層ですから、そろそろクルーズからもフェードアウトかなあ、なんて不安感に襲われていた矢先のクリスタル売却です。「郵船がいなくともクリスタルに乗り続けて行くの?」という根源的な問題を突きつけられています。なんてね。

 でも、私も世の中を知らなくなっていますね。とりわけ昨年の秋ごろ、まったくニュースに疎かったですからね。スタークルーズの親会社であるゲンティンが、かなりな積極策に乗り出していたことを知らなかったんです。つまり、NCLがプレステージからオーシャニアとリージェント・セブンシーズの経営権を譲り受けていたんですね。
 しかもスタークルーズとNCLのホームページを見ても、双方のサイトにお互いがグループ企業であることを明示してしますし、クリスタル購入前に、これら3社を併せて28隻の客船を持つ世界3位の客船グループであるとしてPRしている。つまり今回のディールは、昨日書いた「ゲンティンによるラグジャリー部門への進出」などではなく、世界のラグジャリークルーズ分野の再編? あるいは、ゲンティンのアジア戦略、それは中国の上げ潮に乗り、日本にも本格的に…、というか、アジアにもワンセット、マスからラグジャリークルーズまでの選択肢を提供し、高級化するアジアのマーケットに対応するという戦略、そんな感じで捉えるほうが正確なんじゃないかと思うようになりましたね。

 考えてみれば、リージェントは元はといえば川崎汽船のセブンシーズクルーズですね。結局日本をオリジンとして25年前にスタートしたラグジャリーの系譜が、ここに来てひとつに絞られて行く。それを実現するのがマレーシアというかチャイニーズ資本であることが悔しいというか、残念というか…。ああ、オーシャニアの最初の経営者は、クリスタルの元社長ですね。なんて関係ないかな?
 これからは、リージェントとクリスタルの間の情報交換や人事交流なども段々進んで行くかも知れませんし、独立系のシルバーシーがどんな風に動き、バイキング・オーシャンがどんなプロダクトを打ち出してマーケティングして行くのか興味深いですね。
 でも、もうこういうクルーズをチェックしに行く資力は、私にはないしねえ。WEBクルーズさん、よろしくお願いましますよ。本当に。

 まあ、当分はクリスタルのサービスやスキームは変わらないと言っています。ツーフォーワンとオールインクルーシブが変わらなきゃ、乗り続けたいと思いますね。今年? リバークルーズに浮気したのがいけないのかなあ? 
 はい2016年には必ず。 ああ日本人コーディネーターもいて欲しいですね。日本語のメニューや新聞がないとやっぱり困る!
執筆・講演承ります!!

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