客船練磨のクルーズブログ  船知めん太

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

日本郵船

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

飛鳥Ⅲ新造物語。復権? かな。JOPAのパーティでのお話です。

  クルーズ・オブ・ザ・イヤー! 日本外航客船協会の周年イベントですが、そのパーティだけを覗きに、こそっと。昨夜大枚の交通費を自己負担して行って参りました。
 現役時代は、年末ともなるとこうした会合が続いたんですがね。にしても、盛大な催しになりましたね。往時を知る者としては、感涙にむせぶ! なんてほどでもなかったですが。
 
 でもって朗報がひとつ。はい郵船クルーズの幹部の方と立ち話で、先日日経新聞が書いたご本社社長の「飛鳥Ⅲ新造を断念!」みたいな記事がありましたよね。で、その話を振ると、「そんなこと言っていないみたいですよ」とつまり日経の誤報というより、誤認というか、だとおっしゃる。

 で、今日もこの話を書くのに、本当は原文の記事に戻ってみたかったんですがね、整理の悪いことで知られた私ですからね。もう見当たらずなんで、正確にこの欄で報道する(報道って、あんた、記者じゃないだろ。すみません)ことは出来ないんですがね。

 うろ覚えですが、高船価をオッファーする三菱重工との商談が、難航し、「飛鳥Ⅲの建造は10年後?」つまり「改装すれば10年は使える」くらいにおっしゃったと。受け止めちゃった記事のことですがね。つまり「改装すれば10年は使える」が、「新造は10年先?」となったのでは、と。

 「そんなことは言っていない」というのが、郵船さんの公式的な立場というわけです。罪造りな日経さんですよね。まったく。とはいえ、今、ここに書いてることもまあ何もかも伝聞ですからね。情報は混乱するばかり…。かな?
 この話の結論は、「商談さえまとまれば、いつでも…」みたいな意思表明という、まあ当ったり前の結論まで、戻っただけですけどね。

 といっても欧州での新造というのはあり得ない。というか、2026年くらいまで工程が埋まっていると、先方もおしゃっていたし。となれば、日本国内で! どうやら、来年には朗報が聴けるのかもしれませんね。ヤレヤレ! じゃなかったヤレ! ヤレ! です。なんか、満員電車で帰ったのですが、ちょいと気分は良かったですね。

 でもって「日本でも大衆クルーズ船を建造しようという機運がある。あんたに言うと書いちゃうから」なんて情報通氏に密かに耳打ちされましたので、期待に応えて書いてしまいますが、四国辺りでそんな話が…。そんな話も空中に浮かぶ、楽しい楽しいパーティでしたね。

 でもねえ、来賓のお役人様のご挨拶なんて、ほっとけばいいんでしょうがね。
ご挨拶に立った高級官僚さん。「欧州赴任時に、コスタに乗船したのが一生の思い出になっています。日本に外国船が来るようになって、早く私たちが乗船できるような値段になって欲しい」って!
 もういい加減にして欲しいよな! クルーズは一生の思い出、高値の花、じゃなかった高嶺の花? なんかなあ。このところ、齢取ったせいか、こういう挨拶を看過できなくなっちゃったんですがね。

 もうコメントする気にもなれんけど、7泊で10万円の旅行費用を高い? 払えない? そんな挨拶があるもんかね?
 会場の歓心を買おうという気持ちは分かりますがね。「クルーズは高い!」イメージをなんとか変えようとしてるのが、業界さんなのに、これではねえ。全部、ダイナシやねええ!

 あそうか? 日本船の価格を下げろ!と言ったのかな?
 フムフム。だったら、国交省さん、もっともっと柔軟に、まったく不要な慣習としか思えない、規制をなくしましょうよ。そうそう、消費税!これも外国クルーズ会社並みにね。
減税!いや免税を考えて下さいな。
 そうなれば、少しは「私たちが乗船できる値段」になるというもんです。日本船もね。

 あそうそう。このブログの書き手が誰なのか、分かっちゃって来たようですね。何人かにお声を掛けられちゃったですよ。これだと匿名の特権を失うわなあ!
 どうか、黙っていて下さいね。もしお仕事いただけるのでしたら、どうぞネット ツー ネットでね。
 間違っても、パーティ席上なんかでささやかないでね。 って、もうパーティにも呼ばれないかもしれんねえ。

三菱の「鉄の結束」? 日経の時代錯誤も極まれり、だね。責められるは三菱じゃなくて郵船だと思うんですが…。

  先日、飲み会の合間にちょいと暇があったので、ロートレックの展覧会に行って来ました。まあポスター展という趣で、19世紀初めにパリの街角に張られたポスターを集めた!という感じかな?
 つまりは、まあ版画展ですわね。

 僕はあんまり解説文を読まないので、良く分かりませんが、版画繋がりということもあるんでしょうか、最後に浮世絵が、何点か。でもって驚いたのは、ロートレックの「都市の退廃」というか、ぼんやりとした色彩から、急に彩り豊かな世界に変わって…。
 パリのけだるいキャバレーのポスターなどを見た後で、江戸の風景や極彩色の和装の女性姿なんかをみて、当時のパリの絵描きさんが、これらの版画に吸い込まれて行ったことに妙に納得しました。

 この展覧会、三菱一号館で開催されていて、はい。あの東京三菱UFJ銀行の本店の真ん前にある明治の建物風のビル。つまり三菱村の心の故郷風の建物なんですが。で、本当に、一番感心したのは、この一号館の内装と言うか、展示室と言うか。

 展示するどの部屋にも、質の良い材質でしつらえられた暖炉や調度があり、その上に絵画が並べられていたりして。
 つまり往時の岩崎さんたちや番頭さんたちは、こんなお部屋で執務に励んでいたのだろうか? なんてそっちの方に感動したんですがね。

 ちょと変ですかね? 私。まあいいや。
 でもって、昨日付けなのかな。日経新聞が、「ほころぶ鉄の結束」と題して、三菱グループ企業の間に軋轢が目立っていると、大袈裟に書いています。その例として挙げているのが、日本郵船の飛鳥3建造で、船主の想定船価が500億円だったのに、AIDAで失敗した三菱重工の見積もりは、「その20%増し」。つまり600億円だったと書き、加えて、以前の見積もりより「大幅に高く」。郵船が「これでは…」と蹴とばしたという話が仕立てられています。

 もうひとつの例は、三菱自動車の社外役員に推薦された宮永さんと三菱商事の小林さんについて、三菱UFJグループが拒否権を発動?したという話。
 この2つのエピソードをもって、「ほころぶ鉄の結束」ですか?
 なんかなあ。日経って経済ドラマにやられちゃってるんですかね?

 船価が以前の見積もりより、20%も高い! って? 下げなかったのは造船事業部ではなくて、重工ご本社部門の意向だったって?
 そんなことが、どうしてグループの結束が乱れる? なんて話になるんでしょうかね? 
 重工に赤字受注しなさいね? とでもいうんでしょうか? それとも儲けたらあかんよ とでも?

 それに三菱自動車って、すでにニッサンの傘下ですからね。重工や商事の幹部の社外役員就任が拒否されたって、そんなの当たり前! ああそうか三菱銀行が拒否したというのが、記事のキモですか? にしてもそんなの自工をニッサンに売り渡した時から、これは当然の話なんだろうし。
 ここにドラマがあるとすれば、「三菱の凋落」。つまり自工を支えきれなかったグループ企業の衰退な話であって、「結束」なんていう話でまとめることの時代錯誤? だと思うんですがね。岩崎さんが草葉の陰で? なんて大時代な話にしたいのかな?

 まあいいや。でも、飛鳥3について、もし本当に「過去の見積もりより大幅に高く」ということを叱っているのだとすれば、何故、その「過去の」段階で重工に発注しなかったのかの郵船の経営判断と言うか将来に対する見通しの甘さこそ指摘されるべきで。
「600億円!」を受け入れ難いのなら…。つまりクルーズ事業をどうしてもやりたければ、でもって三菱以外に造船所がないというのなら、そんな価格でも、やるっきゃないんだと思うんですがね。

 「郵船の経営者は怒っている」「不快感を示している」なんて話すら伝わってきています。まるで三菱は郵船の下請けかよ、みたいな感じでね…。
 でもねえ、アメリカのクルーズ会社が22万トンというような超巨大客船にまで踏み出したのは、何も「大きいことはいいことだ」なんて考えて出て行ったわけではなくて、乗客一人当たりのコストを下げるためには、「大型化以外に道ナシ」と。
 そういう意味で清水。シミズじゃないですよ、はい、その意味で、「清水の舞台」から飛び下りる決断をしたということなんだろうと思います。

 僕は、この十年ほどの日本の海事産業を見てきて、日本の船会社に、「造船が無くなったら…」どんなことが起きる? なんて危機感がないんじゃないのか?と、ずっと思い続けて来たんですよね。
 というより、日本は日本株式会社と言われたように、あらゆる産業のクラスターをこの列島に揃えて、いわば相互依存というより「総合依存」と言った方がよいような産業構造を造って世界経済に一定の地位を占めてきました。

 「海事クラスター」と言う言葉、つまり海運も造船も、金融も舶用機械も。いや鉄鉱石やオイルや、石炭の荷主さんも電話一本で商談を決めることが出来る時代にどっぷりと漬かって来たわけで、希望すれば、客船だって、なんだって、すぐに一級品を提供してくれた!
 
 そんな時代が終わっちゃったんだ、ということがどうしてわからんのかな? というか、そうした時代が来ることを読むことができなかったんでしょうかね?
 そうなんです。郵船さん。三菱が造船を続けていけるかどうかの、本当に追い詰められた状況なんだということを理解するべきなんですよ。

 600億円がいやなら2隻で1000億円とか、3社集めて3隻で1500億円とか? 本当に知恵を出すべきところに来ているとおもうんですけどね。
 僕は三菱重工にとって、造船業を続けるには、客船で反攻する! それ以外に立て直す方策はないと思っています。別にクルーズファンだから? と言うわけでなく、製品分野を俯瞰すればね。

 ロートレックの退廃の世界のような客船、じゃなくて、日本にも、浮世絵の世界を洋上に造る! ぐらいの覚悟が欲しんですけどね。
 なんて、ちょっと話を無理したかな? 日経を批判できないね、私もね。
 

郵船業績回復、中国も韓国旅行再開! 日本のクルーズも改元して、新クルーズ元年へ、ですよ。

   雌伏3年? ようやく順風が吹いて来たみたいですね。
 昨日発表された日本郵船の決算、今年度は全部門黒字になるようで、全部門赤字が続いたこの2年だったかな? を挽回。ようやく商船三井さんに追いつき、追い越しつつあるのかな。

 しかも、物流子会社の郵船ロジスティックスの株式を、TOBですかね? どうやら統合に向かうようで。主力のコンテナ船部門を、商船三井、川崎汽船と分社統合しますから、独自性が見えにくくなっていた郵船のアイデンティティを取り戻す? そんな戦略に踏み切るのかな。

 昔は、「全部門」というとコンテナ、バルカー、タンカー。つまり3部門を指したわけだけど、今は自動車船なんかも大きいので、全部門と呼称しているんでしょうけど、船会社の基本はやっぱり「ライナー」。つまりコンテナ定期船部門ですからね。欧米の海運と言えば、ライナーならライナーばかり、バルクはバルクと専門性が高くて、総合海運会社というと日本船社にとどめを刺すわけでしたが、これが主力のライナー部門を3社統合となると…。でした。
 でもって、郵船としては、ライナーに関する仕事は、物流事業として取り組んで行くということですかね? 他の2社との差を明示する? いいんじゃないですか?

 というより、言いたいのは全部門黒字といった時の「全」にクルーズなんてのは計算に入っていなくて。これまでもクルーズ部門は立派に黒字だったわけですからね。
 でもって、ロジ統合を実現したあとの戦略は、客船? なんて風にならないのが、涙! なんですけどね。

 朗報の2.ですが、中国と韓国が関係改善に乗り出すことで、どうやら中国人の韓国ご訪問が解禁になるみたいですね。習指導部がTHRRD配備で、コツンと韓国をイジメたわけですが、どうやら韓国旅行の募集が始まったみたいですし…。

 とにかく今年の初め、ある日突然! 済州島にやって来た中国人満載の客船の乗客が上陸せず! というニュースから始まった旅行規制も、ようやく解除されるようで。
 どうなんだろ。RCIあたりはすぐに済州島、釜山寄港を再開するんだろうか?

 いずれにしても、北がなぜかミサイル遊びを止めちゃって、最近静かになっていたのを含めて、東アジアの緊張が和らげば、これに越したことはないわけで。
 ですからね。日本船社さんも、いい機会ですからね、いまこそ、東アジア・東南アジア戦略を含めたクルーズ戦略を立て直して下さいよね。

 日本船社には、「日本市場ばかり見ているなよ!」ですし、外国船には、「もっと日本市場を大切にしましょうよね」ですよね。はい。

 習さんのあの3時間半演説のキモは、一応フォーメーションが固まり、動き出した「一帯一路」に続いて、東太平洋に「大中華圏」を造ろうという「海洋強国」構想の実現宣言みたいなもんですからね。
 もちろん台湾との統合を課題にしながら「東アジア共栄圏」を作り、みたいに。
 THRRDでの韓国イジメは、早晩終わると思っていましたし、文政権はパクさんと違って、容共です。残るは目の上のたん瘤、日本! 「トランプのポチのままでいいのかな? アベ政権」みたいな感じですからね。

 うん、ここまで書いてきたんですが、本当に言いたいのは、なんだよ、ですかね。
 はい、日本はクルーズ事業を過小評価しすぎてはいませんかね、ということです。 
 このまま行くと、日本国籍のクルーズがなくなる。いや船籍の話ばかりじゃなくてね。となれば東シナ海、南シナ海を遊弋するのは中国船か中国人を乗せたアメリカ船社の船ばかり。日本は「港でのおもてなし」だけの国になってしまうんでは? ということです。
 「日本はいい国です、清潔だし、食は美味しいし、人は優しい」なんてほめられて、「インバウンドで稼いで、地方振興になったやん」なんて喜んでいるだけの国になる?

 ああ、郵船さんの話だったですね。郵船ロジを統合して物流強者を目指すのは、ようやく主役の登場かと、大歓迎ですがね。
 でもって序でに、ここはどうですかね? クルーズ会社の分離独立。でもってJTBとか三菱商事とかの出資を仰いで…。いやRCI辺りにも入っていただいて、アルバイトみたいな事業体からの脱皮を実現する、というのは?

 このままなら、MOPAS、JCLもなくなるだろうから、客船は5,6隻は必要ですよね。そうなりゃ造船所も出資するし、体制を立て直すでしょう。
 1989年の「クルーズ元年」は平成元年でしたからね。次の年号は30年の4月から始まる? 戒厳じゃなくて、クルーズも改元しましょうよ、です。 えっつ?改憲?違うがな!

 クルーズで、東アジアの制海権を握る! 迫りくる欧米船社に対抗して「東亜新秩序」の実現を、ですよ! 沖縄の平和産業づくりにもなるし、中国も牽制できる! 
 そんな風にアベ政権にプレゼンすれば、乗ってきますよ。きっと。

 今がチャンスだと思うんですけどね。ってオラの主張も、ネトウヨみたいになってきたねえ。

企業は、ほんとうに金を貯め続けて行くことが経営目的でいいんですかねえ。

   昨日、日本のクルーズ産業の未来を憂う有識者の集まりがあってーーって、単なる暇な老人たちの飲み会ですけどね。

 開口一番、「郵船の株価は、飛鳥2の建造を止めたことで、3%も下げちゃったじゃない」って、株のあがりで、世界一周クルーズに出かけることに夢を繋いでいる、後輩が嘆きの声を上げる。 
 それに同調して、「やっぱり海運会社がクルーズをしているのって無理があるんだよね」と経済通氏が応ずる。という展開で、話は日本企業、とりわけメーカーの体たらくを嘆く話に繋がって行きました。

 まあ郵船の名誉の為に、書いておけば、別に飛鳥2の建造を延期すると日経に書かれたから、株が下がったというより、海運株全体が落ちたわけでね。
 でも、商船三井は早くも反発、郵船の株価は昨日も下げたみたいで…。
 「まあクルーズどころじゃないんだろうけど、配当ぐらいしてほしいよね」でちょっと沈んだ雰囲気でしたけどね。

 でもねえ、SEABIRDさんの昨日付けへ書き込みにあるように、「なんで海運会社がやり続けているの?日本のクルーズ」と言う話も出てきて。つまり、日本は恐ろしいほどの金余りなのに、リスクを取らない。企業には内部留保という名の貯金だけが貯まって、投資に向かうには、株主の目がうるさいし…。で、25年前に海運会社が新規事業で始めたクルーズが、そのまま海運会社しか参入して来ないわけで…。

 というわけで、話は、海運会社からの経営の切り離しと、自由な投資判断が出来る非上場企業による、つまりはオーナー企業による経営。さらには、今、貨物船分野では一般化している船のオーナーとオペレーターの分離。はい、客船保有会社と運航会社を分けるべき! なんて処方箋で合意! 大いに意気が上がったのでした。
 って、誰がネコの首に鈴をつけるの? でしたけどね。みんな、「言うだけ番長」だわさ。
 
 まあ飲み会って、こういう話で、つまり自分の責任のないところで、勝手言うのが楽しいんで、溜飲を下げるところまでは行きませんでしたが、北朝鮮も不穏だし、総選挙もまったくすっきりしないしという、そこはかとなく漂う不安を、嵐とともに吹き飛ばした、なんてこともないけどね。

 でもねえ、確かに会員制リゾート会社辺りが客船に参入して来ませんかね? 
 クルーズ船ってホテルみたいなもんですからね。所有権を小口化して、船にし、会員は、ホテル宿泊券以外に、年間2、3週間くらいの乗船チケットを貰える。で、船の運航スケジュールは全国に展開するホテルのあるリゾートを巡る。我が家の目の前にも初島がみえますが、ここにも会員制のリゾートホテルがあって、この会社は、湯河原とか伊勢志摩とか、いろいろ展開しているわけでね。船とリゾートホテルの組み合わせで、日本全国遊覧!いいと思うんですがね、これ!

 でもねえ、ホテルでは認められても、船は前例がないって! 有識者さん。
 当たり前だよね。初めてのケースだから面白いんだろ! と申し上げたら、所有権だとか償却だとか、いろいろあって…。確かに船は不動産に見えて、経年劣化して行くし。なんて。
 まあ、言い放しです、すみません。

 でもねえ、話の切り口は郵船ですからね。「やっぱり、クルーズは海運会社のBtoCで出来る仕事じゃないんだよね」って、日経の記事を見ながらの正当なご意見。
 本業が儲かってるときは造船所も満杯。造船所が空いているときは、本業も苦戦、だからクルーズを軸にした投資計画が書けない。
 なんてプリミティブな議論から、「例えば中国に市場があると見込んでも、海運会社ではどうやって市場開拓するのか、そんなノウハウもないじゃん」なんて、少し具体的な話に進みましたけどね。

 あああ、それにしても、なんだかんだ言っているうちに、日本企業は内部留保倒産!かもねえ。
 東電も、シャープも、東芝も、三菱自動車も、それをテイクオーバーした日産も…。総崩れに近くなってきていて、わがクルーズ産業の母体たる海運会社もですか?

 確かに、本来流通手段でしかない貨幣を思い切り貯めることだけが、企業の目標というんじゃねえ。 
 貨幣という紙ペラは、本当にずっと価値を持ち続けるんでしょうか? 円を貯めていればいいの? いや、ドルならいい! なんてアホか!

 やっぱり悪酔いでしたね。昨夜も…。
 

飛鳥Ⅲ、造船所の見積もり船価は想定の50%も高いの? あらら!

本気だすんですかね。
 恒例の日本郵船の株主総会が昨日、クルーズファンの想いを象徴するかのような大雨の中、開かれて。私は出席していませんよ。ですんで、出席された方からお話を聞いたんです。

 「出席者が少ないんだよ。お土産ださないとなると、現金だね!」なんて言っていました。って別に現金を配ったわけでもないですよ。もちろん。
 僕は、雨のせいだと思うんですけどね。株主配当もないしね。

 でもって、この一般株主と言われる、おじさん出席者も興味あるのは一点。つまり飛鳥Ⅲ(なんてだれも命名していませんけどね)の新造船をやるんかやらんのか? 冒頭から、白熱の! なんてこともなかったようですが、やっぱりこの話題でだったようでしたね。

 でもって、内藤社長さんのご意向は、「そろそろ決断するべき時に来ている」ーーよしよし。
 で、どうする?
 それがね。「三菱重工や欧州の造船所と交渉中」。つまり、交渉が上手くいっていないんだよな?の雰囲気がありあり。

 さらに、「代替だけでなく中古船や飛鳥Ⅱの延命」なども! あらら。
 まあ先日この欄でも書いた内藤さんの海事プレス紙へのインタビューそのままでしたね。当たり前か?
 でもねえ、中古船?って、そんな適当な船あるんですかね? 5,6万トンで800人乗り? まあ、その方のご意見では「もっと小さくてもいい」そうですが、このクラスと言うのは2000年代に入ってからあんまり建造されていませんからね。
 精々クリスタルセレニティの買い戻し? なんて申し上げたら、「あり得ない!」でしたね。

 確かに、日本船の最大のウリである大浴場なんかを造るとしたら、相当な改装が必要ですし、三菱で建造した船ではないですからね。船籍変更を伴う大改造!なんて、日本でやったら、新造船並み?まではいかないだろうけど、相当な改造費がかかる。

 大体、いま改装するとなれば、LNGエンジン、つまりデュアルフュエル(舌噛みそう)への換装だの、船内Wifiの完備だの、かなりの工事が必要でしょうし。それに価格以上に、引き受ける造船所がないでと思いますけどね。
 
 となると飛鳥Ⅱの延命? これがイチバン実現性が高いんですかね?
 でもねえ、これだってスクラバーを付けたり、LNGエンジン? くらいはしてあげないと。横浜?でですか?
 まあゲンティングループが買収したクリスタルクルーズは、今年、来年とセレニティ、シンフォニーの大改装をして、フリーシーティング、一回制の食事システムやワイハイフリー化、船内LANの充実で、テレビの機能をドカンと高めるようです(ホームページ参照ね)。
 だったら、ついでに飛鳥Ⅱにも同じ工事を実施してもらう? なんて皮肉ぽい話は止めときましょうね?

 まあ、飛鳥Ⅱの延命もいいですが、それと飛鳥Ⅲの建造を同時に進めていただくんでなけりゃあなあ。つまり2隻体制に移行していただく以外に日本クルーズ発展の道はないでしょう! と思いますけどね。

 となれば三菱重工さんですよね。ですがね、また聞きのまた聞きぐらいの話ですが、郵船の想定船価と三菱の見積もり船価の差は5割もあるとか?
 まあ、例えば郵船が400億円くらいかな!と考えていたのに、「いや600億円でっせ。お客さん」なんて言われているようなもんらしいですね。(=価格は「例え」であり、単なる筆者の推定です=ネンノタメ)

 いくら船価差をネゴで縮める、といってもね。バナナのたたき売りじゃあないんだからね。こりゃあ無理だわなあ?
 さてさて、三菱さんが悪いのか、郵船の優柔不断さで、建造適齢期を見過ごした結果なのか分かりませんがね。
 一体どうすれば???

 クルーズ特区でも作って、200億円くらい年金財団が補助して、年金生活者に客船乗船を義務付ける? まあ乗船料の値引きもしてね?
 でも、そんなのアベチャンだって、考えないだろうねえ。

 かくて、風前の飛鳥! 
 風はどっちから吹いているの? 順風じゃないよなあ。って、つまりは勝負あった? かな。

 

飛鳥3、欧州とも交渉ですか? 時代は前に進んでいるんでしょうか? それとも…。

 今日の話題、ですか?
 前川さん? まあ面白いですけどね。問題は、文科省の行政方針を覆してまで、加計さんに獣医学部を差し上げようとしたアベさんの所業の意味ですよね。出会い系バーの話なんて、どうでもいいし。
 ゴルフ仲間に学部新設を認めるんでも、ちゃんと行政の筋を通せや!ということですかね。
 あらら、私もすっかり体制派になっちゃって。規則を守れ! なんて言うなんてね。
 
 つまらんわ! 
 藍ちゃんの引退? はい、宮里さん、可愛いですね。もう30歳ですか? これで、福原さんを含めて、日本を包み込んだ、アイドル・アイちゃんの時代が終わるんかな? ああ杉山愛さんもいたか? って知りませんか? はいテニスです。
 にしても、皆さん、ご苦労様でした。次に愛子さんのブームが来るまで、しばらくお休みかな?

 なんてね。そんな一般紙のネタも面白いですがね。
 この欄であれば、昨日、友人から教えてもらった話ですね。
 海事プレス社さんが掲載した、日本郵船の内藤社長とのインタビューの中で、飛鳥Ⅲについて聞かれてーー
 「三菱重工業と交渉中で、並行して欧州2社とも話をしている。条件面で折り合いをつけるのは簡単ではないが、何とか双方にとって良い結論を導き出したい。ただしリプレースそのものを決定したわけではなく、中古買船や延命措置など様々な選択肢がある。郵船クルーズで培った25年の経験を生かしつつも、これからの新しい客船ビジネスを考えていきたい」

 はい。去年の秋には、今すぐにでも発注しそうだった口ぶりからかなり後退してしまっているんですね。 
 欧州2社といえば、マイヤーとフィンカンチェリでしょうか? 良く分かりませんが、これら2社のオーダーブックはかなり先まで埋まっていると聞いていますし…。もうオリンピックまでの就航はとうに諦めているという話でしたが、欧州との交渉では、就航は2020年代半ば? 
 中古売船? クリスタルシンフォニーでも買い戻すのか? それとも飛鳥2の大改装? 
 なんかなあ。 

 それにしても、三菱重工の「中型客船へのシフト」方針はどうなっちゃったんでしょうか? 
 宮永さんが造船事業方針の転換と称して、中型客船分野なら! なんておっしゃってから、早、9か月(かな?忘れたよ)! それだけあれば、今更、内藤さんがこんな風に語ることはないと思うんですがね? 
 つまりは船価? 船主さんの方から「双方にとって良い結論」とおっしゃるというのも、苦しい話だよね。まあ三菱さんにとっても、今度は赤字にはできないでしょうし。
 実際長崎は、どんなことになっているんでしょうか?内装の手は確保できている? 資材調達の道は? 
 
 というか飛鳥3の需要がある、といっても、そのあとも、仕事が続くのかどうか分からんのではねえ。
 なかなかハイ頑張ります! とはいかんだろうというのも分かります。

 なら中古船? といっても、日本で建造されたわけではない客船を買ってきて改装するって、そう簡単な話じゃないし…。改装ヤードもないし、金もかかる!

 じゃあどうするの? はい、現実的な案ですか? 
 そうですね。飛鳥2を延命させて、時間を稼ぐ? その間に新造船ヤードを育てる。はい三菱さんは経営者が変わらんと、客船受注のリスクは負わないと思いますからね。
 はいはい、出てこい日本の造船所? あるいは三菱さんが造船部門を分社して、より独立性の高い経営に改まってから…。

 あああ。いやになりましたね。
 もうこれじゃ。私の命があるうちに、日本の客船新時代は来ない? 誰か切り開く人は現れませんかねえ?
 日本は、伝統的な海運。つまり日本向けの資源輸送に特化したような産業としての海運と、その付属産業としての造船だけがほそぼそと?
 まるで、アイちゃんの時代が終わるように…。

 にしても郵船さんの株価ってどうしちゃたんだろ? かつての特定銘柄が、いまや200円に張り付いたまま。 
 しかも海運業界最低?というのはなあ? イメージ転換には客船! だと思うんですがねえ!

 

  

これは安い! 思い切りましたね、飛鳥さん。103日間で330万円だって?

 「止めてくれるな、おっかさん。背中の二ビキが泣いている。男・船知よ、どこへ行く!」 
 はい、飛鳥Ⅱの世界一周クルーズに行きたいんです。けど。

 な、な、なんと、筆者の予想を上回る、いや下回るか? 格安の料金設定。思わず相方さんに「330万円だってよ。行きたいね」と申し上げたら、
「何言ってんの。もうお金ないわよ。一人で行ったら!」。粘る私に続けて「うーん、33万円なら行ってもいいけど」ですって。

 構わず「一人か?それだと160%だからなあ」と反論しつつ、内心では、一瞬「一人でも行こうかな」。
 でも、計算機を叩けば、一人で行くとなると530万円くらいになるんですね。
 「オプショナルツアーとかあるしね。むりむりよね。それに…」とたたみ掛けられて、撃沈。

 彼女の場合、あのロシア革命の年にお生まれになったお母さまが、未だ、ご健在でしてね。
 3か月も国を空けられないという気持ちもあるんですよ。
 アララですね。でもって結局私の心境といえば、「止めてくれるなオッカサン」というわけですわ。

 それにしても踏み切りましたね。郵船さん。
 まさか、ここまでお安くしていただけるとは。大体飛鳥Ⅱの乗船料って、普通のクルーズだと、1泊5万円くらいになっていますし、先日発表されたオセアニアクルーズ39日間でも154万円ですからね。1泊3万9400円から。だから多少は安くなるだろうと思っていましたが、それが、な、なんと103日間で330万円! ですからね。
 まさかの1泊ほぼ3万円というとこですよ。これは20世紀水準のお値段です。はい。確か1996年の最初の飛鳥の世界一周は、96日間で300万円だったんじゃないかなあ!

 こりゃあ、買いですね。世界一周に行きたいとぼんやり考えている人がいたら「即、決断!」。スエズ運河も通る正統派世界一周だもの。
 郵船の気が変わらないうちに、って、つまり2019年まで待たずに、行っちゃえ、行っちゃえの気分にはなったんですがね。

 よし仕方がない! 家屋敷を売っちゃおうか? それとも、これから1年必死で働いて稼ぐか? とか、宝くじ? とか。いろいろとね。資金確保策を思いつくまま…。大体こんなお値段にしてくれるなら、もっと早くアナウンスしてくれよ! だったらメルボルンにもカリフォルニアにも行かずにお金を貯めたのに!と八つ当たりしたりなんかして、仲の良かった夫婦関係に亀裂が入りそう。
 どうしてくれるんや、責任取れよな。なんてね。

 でも、今更無理だよね、シュン! 

 オラ、ダンスもやらんからアンバサダーにはなれないし。って、ええダンスパートナーさんのことですけど、外国船では乗ってますよね。
 将棋や麻雀はやるけど、全然上手くないし。講師は無理だよなあ。

 でもって郵船のホームページを見ていたら、ショップのスタッフ募集? これはまあ無理だろうけど、カメラマン募集!だって? 
 私め68歳になりますが、いかがですかね。今から勉強して…。
 それに文章は多分書けますよ。取材もできるし…。
 
 なんだよ、船上で働こうというの? 
 ああ、そうか。10組くらいお客様を集めて添乗さんと称して乗れば、1室ぐらい無料になるんじゃないかなあ?
 「あんた、旅行業の免許あるの?」。いえ。

 男船知よどこに行く? 人生最後の「センチ」メンタルジャーニーに、とも思ったんですが、難しいかなあ。
 まあ、募集が始まる4月までじっくり考えましょうかね。
 まずはグリーンジャンボかな?
  

Make Asuka Great Again! Yusen First!ーー郵船のクルーズ再生戦略発動かな

  別に、このブログのアクセスランキングの写真をアップしたわけではないんですが、今朝見たらメルボルンのデモの写真が、私のブログに。なんでかなあ!の心境です。
 ちょっとクルーズブログのイメージとは違うけど、まあいっか。

 というんで、飛鳥2の世界一周クルーズ再開!のニュースの話でしたね。

 このニュースを見て、まあ、それほどしたたかにモノを考える人たちでもない、郵船さんの人々の話ですけど、どうやら、「Make Asuka Great Again」の複合戦略に動き出したんでは! と、最初にそう考えたわけです。

 つまり2月に世界一周クルーズの詳細を発表! 3月にY3(長崎ではこう呼ぶみたいですね)発注の発表。そして、さらに郵船さんは、攻めよせる外国勢に対抗して、クルーズ事業の積極戦略を株主総会前に発表!そんな感じかなあ
 えっつ? 積極戦略ですか? もちろん2隻体制。その後3,4隻体制に膨らませ、なんてことも言うんじゃないですかね。言うだけならタダだものね。でもって1隻は世界一周などロングクルーズ用。もう1隻は、日本近海とアジアに配船するなんて、感じでね。

 とにかく、日本郵船さんの株価は、大手3社の中で最下位を低迷。
 いや低迷したままの状態が続く海運株全体を見回しても、下から数えた方が早いくらいですし、コンテナ部門の統合で、3社の差が分かりにくくなって来る中で、企業イメ―ジの改善は、郵船オンリー分野でのアドバンスですよ。

 つまり「Yusen First!」のクルーズ分野での積極策をうち出すのが手っ取り早い?
 ええ、何とかしてくださいよね、ホンマに株価はまったく上がらんし。って、つまりは私のご都合主義的経営戦略分析ですけどね。

 だってねえ。世界の伝統的な海運会社って、それぞれ、ブランドネームは残っているけど、夢を掻き立てるマドロスさんの雰囲気を造ってくれた定期船部門は、いまやマースクとMSCなんて、知りもしなかった新参社に牛耳られ。P&O、キュナード、ホランドアメリカ、コスタ、ハッパグロイドなんて会社は全てクルーズ会社となり、しかもカーニバル軍団や観光資本の傘下。海運会社の世界戦略はどこに行っちゃったの、状態ですからね。

 7つの海を駆け巡った?日本海運、ましてや、そのフラッグシップであった日本郵船が、その輝きを取り戻すためには、「NYK Cruise Again」ですよ。ね。
 ってトラちゃんが出て来てから、ますます私の英語は出鱈目になってきましたね。まあ小学生の文法くらいらしいから許して下さいね。

 つまりクルーズ事業に注力しないと、郵船のアイデンティティが失われる! どころか、このままでは、米国系船社、とあえて呼ばせてもらいますが、の跳梁を阻止できない。
 だってね。日本の港湾は、どんどん海外船社の資本が入って、優先使用!と言う名の、専用化。つまり租借地みたいになって行きますからね。
 「郵船」を「優先」しなくて、どうするんだ! なんてね。

 いけない。飛鳥Ⅱの世界一周の話でしたね? とにかく安くして下さいな。大衆からの支持を集めなきゃ。
 今までみたいに、夫婦で行くなら1000万円は用意しなさい! ではねえ。 
 かつて、『夢の旅が夢でなくなる』って、世界一周クルーズのコピーがありましたが、これでは、本当に「夢」にすることすら出来ないですよ。

 方法? 確かクリスタル・ハーモニーを建造した時代、インサイドキャビンもいくつか造ったはずですよね。まだあるのかな? クルーやオフィサーさんが使ってるのかな?
 5つでも6つでもいいから、ここを開放して下さいな。
 一周200万円くらいでいかがですかね? 
 
 そんなら行く? ウーン! それでも考えちゃいますけどね。
 ローランギャロスの方がいいかなあ?
 

 

日本郵船、クルーズ艦隊整備も構想へ? 飛鳥Ⅲ建造後2隻体制へ、って実現して欲しいですね。

 このところ、大人しくしていたのは、えええ、飛鳥Ⅱの後続船の話が伝わっているんで、その取材をしていたんですがね。やっぱりOBルートではねえ。取材力不足を痛いほどに感じています。

 いやねえ、海事プレスさんが12月1日付で、日本郵船の内藤社長のインタビューを掲載したというので、入手したのはいいんですが、その裏付け、というか。
 謎の言葉がありましてね。真相報道!というわけで、いろいろと聞きまわっていたんです。

 「(三菱重工での)リプレースと言う考え方に変わりはない」と嬉しいご意向を述べられたあと、「客船事業そのもののあり方を再検証する。新造船就航後、1隻体制にするか現飛鳥Ⅱとの2隻体制にするか、可能性は小さいながらも、もっと増やして勝負するかもしれない」--こんな発言をされているんですね。

 こりゃあ凄い話ですよ。
 こういう話が専門紙、それもクローズドサーキットの専門紙だけにしか載らない、というのは、日本クルーズ業界にとっての最大の弱点と言うか。まったくモッタイナイ話で、こういう談話だけでも、もっともっと拡散して、日本国の世論を形成して行かなきゃ、と思うんですよね。なんてそっちの話はまあいいか。
 
 話を続けましょう。
 そう考えたきっかけについて、内藤さんは、「海運業界以外の方から、非常に面白い意見を頂いた」ことを上げていらっしゃる。郵船は飛鳥Ⅲを計画するにあたって、外部有識者によるアドバイザリーボードを設置して、いろいろ意見を聞いておられるんですね。どうやらその中から、思わぬ着想を得られたということらしくて。
 ですから僕も、新造報道しゃなくて真相報道に努めたいとね。どんな着想なのか、取材に及んだんですがね。

 郵船さん周辺からは、「内藤さんは、どちらかと言えば客船には慎重な人だったのに…」とか「2隻体制だと、乗組員集めが大変だよ」みたいな保守的な声が聞こえてくるだけで、真相は藪の中。

 実は、内藤さんの話には、もうひとつ面白いくだりがあって、三菱重工と交渉していることを明らかにしたうえで、「三菱で決まるのが理想的だが、折り合えない場合には欧州」とも。「またいずれとも折り合えない場合、諦めるという選択肢もある」というのもあって…。 じゃあ重工さんはどんな感じなんだろうかと?

 「うんその話は読んだよ。でも、三菱にそんな力は残っているのかなあ? まさか下関で造るわけじゃないだろうけど、長崎はね。もう…」と。宮永改革で現場の意気消沈が甚だしい、というんですよね。
 なんか、「いずれとも折り合えない場合」という最悪の展開を予見させるようなお話が出て来て、悪酔いしそうでしたよ。というか、しちゃったけどね。

 もっとも、いずれもOBさんたちからのご意見で、「なんとか実現して欲しいんだけど」という底流にあるのはは、「期待」。その点は共通なんだけど、なかなか。という感じなんですよね。
 三菱がやる気になれない理由としては、「飛鳥Ⅲ一隻だけやっても…」というのがあって、AIDAさんのあとに飛鳥1隻造ってそのあとまた途絶えるんでは?という声も聴いていました。

 でもねえ、他ならぬ郵船さんが、「可能性は小さいながらも、もっと増やして」と、クルーズ艦隊を造ってもいいかも?みたいな考え方を、おっしゃるっているわけで、鉄は熱いうちにね。
 うん、逡巡なんかしてないで、熱いうちに、鉄の切断から組み立てまでどどんと進めちゃいないさいよね。重工さん、なんてね。

 でもそうなれば、本当の朗報というか、日本のクルーズの流れを一変させるパラダイムシフトというか、アンシャンレジームを覆すリボリューション。って、なんか小池都知事みたいになっちゃったけど、そんな話が始まる。内藤さんは歴史に名を残しますよ。きっと。

 ですからね、その外部有識者さんがどんな方で、どんな話をされたのか? そしてクルーズ艦隊って、今のとこ1隻造って2隻体制にするくらいしか構想は出ていないけど、その構想の全貌はいかに? クルーズ積極策の中身とは? 
 今年の年末は、ワクワク感を持ちながら年越しが出来そうなんですが…。でも、気分はまだモヤモヤかなあ。
 
 発注決定のターゲットは年度末!だそうです。
 初詣の願掛けは、飛鳥Ⅲですね。我が家の氏神さまは、貴船神社。
 苦しい時の神頼みじゃないけど、来年こそは、まじめに拝みましょうかね。 

何故「大型」と断り、「撤退」と言わないのかなあ? 僕も、未練心に躓きます。

   トラちゃん、息切れですね。
  うちにもかってトラちゃんという猫ちゃんがいましたが、高齢化して木張りの床で足がもつれて、よたよたして、その後大往生してしまいましたっけ。
 まあアメリカのトラちゃんも、自分の性というか。本性を暴露されて沈没というのなら、まああきらめがつくでしょう。女好きの本性って、ホテル王だの不動産王だったら見過ごされるんだろうけど、大統領候補となると、ということでしょうからね。
 
 善戦したんですけどねえ。まあ初めからそんなもんを目指してきたわけじゃないからね。わきの甘さを見せるだけ、まだ人間的ですよね。クリントンさんは、きっとこの日は朝から美容師を呼んで髪型をセットし、しっかりメイキャップしてテレビに出て来たんでしょうが、なんか田舎のおばあさんのようでしたね。
 素顔を見たら、トラちゃんの本性以上に恐ろしいお姿なんじゃないですかねえ。表に出て来るだけで、凄い準備がいるんだろうなあ、なんて見ていました。 まあいいけど、これで「勝負あった」でしょうね。

 さて、昨日も今年最高を更新して、私のブログへのアクセスは、「海外旅行」の部で第5位まで返り咲いて、錦織君の4位まで、あと一歩のこころまで来ちゃいました。
 って、テニスの話でもなければ、客船建造の話ですから、海外旅行部門に区分けする話でもないんですけど。

 今日注目しているのは、株式市場かな。今朝、三菱さんと郵船さんの株価はどんなふうに受け止められるんでしょうかね?
 まあ海運も、造船というか重工会社も、民生品を売っている訳じゃないんで、株価ですぐにどうということではないでしょうけど。郵船さんって昔は皇室が株を持つ特定銘柄でしたし、三菱さんはMRJの初飛行に対して天皇陛下が言及されるほどの国民的企業ですからね。

 郵船は、昔は琴欧州やら、サザエさんのお母さん、はい舟さんをキャラクターに、企業イメージの向上を意識したコマーシャルを展開したし、三菱さんはビーバーエアコンですか? テレビコマーシャルをたくさん打っていたことがありますしね…。

 でもどうなんでしょうかね? 「大型客船の凍結」って、これら両社の企業イメージへの影響はマイナスなのかプラスなのか? まあ株って、儲ければいい、わけですが、それだけじゃなくて、その企業を応援したいという気分も心の隅にはあるもんで。株主総会で、文句を言える権利を持つこともわるい話じゃないしねえ。なんてね。

 なんてグダグダと書いていますが、私の気分は、「未練ごころに躓いて…」な心境なんですよ。
 えっつ「哀愁列車」の歌詞かよ。三橋美智也なんて誰も知らないよね。

 はい、つまり三菱さんは、まだ会社として正式発表していなくて、基本的には日経情報と、他のメディアによる後追い。でもって、表現は「大型客船受注の凍結」ですからね。
 「大型(客船)」「(受注)凍結」の二文字、って、これが記事のすべてだけど、歯切れが悪いよね、すっきり「客船建造から撤退」と言わないのは何故?

 この2日間、そればかり考えていました。
 別に発表文でもなく、日経記者の夜回りにポロリか、意図的なリークか知りませんが、こんなもってまわった言葉による会社戦略に関する記事って?? おかしいというか。まるで記者さん自体が三菱の広報部の社員さん、みたいな感覚で書いているとしか思えませんよね。このリークで三菱がどこへ行こうとしているのか、ほとんど伺えない。

 客観的に三菱さんを見ようとしている記者なら、三菱の幹部が「大型客船」とか「受注凍結」を漏らした。その先を先方が言わなくても、「撤退へ、苦渋の決断」くらい、記者の評価を入れた文面になると思うんですがねえ。

 まあいいや。でも、だから、僕の未練心がね。躓くんですよ。
 「大型(は凍結)」と入れたところで、「飛鳥Ⅲ」は別なんでは? と思う、淡い期待がひとつ。
 これであれば、三菱に責任はなく、同じく業績悪化が目立つ郵船さんが発注しなかったというイメージを印象付けられるし、
 「凍結」の言葉にしばらく先には再開も?なんて、ぼんやりした幻想を抱くこともできる。

 なんてね。本当はもっと絶望的な気分なんですがね。
 一縷、一縷の望みを、「三菱、飛鳥Ⅲを受注」「小型客船の建造は継続」--そんな美しいニュースの実現に掛けたい、じゃなくて「賭けたい」の気分です。

 まあ、つまりは、意地でも大統領選からの撤退を表明したくないトランプさんの気持ちとあんまり変わらんかなあ? 
 いや彼の当選確率ほどの希望もないのかもね。
 
  
執筆・講演承ります!!

どうぞお気軽にお声がけください。 船のことならおまかせください。

名前
メール
本文
ギャラリー
  • 初日の出
  • さんふらわあさっぽろ、どうしたんですかね? エンジントラブルですか? 新造船なのに。
  • 太平洋上に、あらら「さんふらわあ」です! 晴れて完成したんでしょうか?
  • ミサイル反対! 70歳以上は北海道に強制移住 人間牧場っていかがですか?
  • 女性活躍社会はどうなったの? 種牡馬と母馬!どっちがいいかな?
  • 女性活躍社会はどうなったの? 種牡馬と母馬!どっちがいいかな?
  • あらら、にっぽん丸じゃないですか!
  • 人ひとピッチャン!でした。凄い熱気ですね。
  • ちゃんちゃん、ちゃんちゃか、ちゃっちゃ! って、軍艦マーチのつもりですが。
LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
livedoor プロフィール
カテゴリー
カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ