浅知御免太のやり直しブログ

クルーズ崩壊を食い止めるために…、って無理かも?

アンセム

 2014年8月以降、9年目もだいぶ経ちました。少し閲覧増加のペースは落ちていますが、それだけ平穏無事?なのかな。
 クルーズはしかしロシアのウクライナ侵攻やガザの虐殺もあって、再び黒い雲が覆っています。
 日本は眉をしかめていればと思っていた矢先の能登半島大地震。コロナの後は戦争や天災だなんて。しかもどさくさに紛れて敵基地攻撃能力!いや台湾有事のことさらなクローズアップ? 
 でも軍事力とは兵員ですからね。次のステップは徴兵制?国家を守る公務員! なる自衛隊の募集コピーが妙に気になります。
 装備も強化?そのうち、クルーズ船も万一のために? なんて見たくない未来ですね。
 クルーズというのは地域の海にとっての平和の使者ですよ。
 地球上どこにも、戦争はいりません。
 平和の提灯持ちとしてもうしばらく続けて行きます。
 2024年は平和の年へ。今年も微力ながら平和産業クルーズ振興を!なんて大げさでしたか?

AIDAさんのホームページで映像が見れられますね。どうぞ、安航をお祈りします!

  はい。クルーズ史に記録されるべき月、2016年2月が終わろうとしています。
 作業員Cさんによれば、これからのスケジュールは以下の通り。まさか洋上からこのブログへの書き込みをなさる方もおられないでしょうから、ハイライトはあと数日の長崎からのニュースだけですね。

>primaちゃんは、外国人実習生と社員さんに先週船内見学会みたいなのを行い、1日に香焼でセレモニー、3日に松が枝?で一般発表をし、3週間かけ、シンガポール、オマーン、ドイツと船内仕上げをしながら移動するみたいですね。

松ヶ枝じゃないのかな? 3日。シンガポールとオマーンだけに立ち寄ればドイツに着いちゃうんでしょうかね。3月下旬にドイツで最後の仕上げをなさって、晴れて完成! という段取りみたいですね。
 なんか現場見学会にも参加できないし、悔しいですね。というんで、なんかないかとAIDAさんのホームページを覗いてみましたら、あるんですね、これが。2016年2月24日というから1週間前にアップされたばかりの映像で、なんですかね。サウナでくつろいでいるおじさんと、ラウンジのような、これは、実物の撮影写真かな。それに船長さんのプロフィールと、お料理のプレゼンテーションですね。

 はい、これです。
 https://www.aida.de/neue-generation/home.26513.html

  もとより、ドイツ語なんて分かりませんからね。こちらは、キャプテンの出だしの文字がKから始まるんだ!なんて感じで類推して書いているだけですけどね。あとは分からん。

 にしてもこの組み写真を見るだけでも凄いですね。この空間の広さ。立体的なアトラクション風のラウンジ。きっと明日くらいからこの船をご覧になる方々は、「完成が遅れているって、どこが?」、みたいに思うんでしょうかね。こんなデカイ、サウナって電気の消費量が凄いだろうな? なんて具合にね。

 ああ、悔しい! 見に行きたいね。去年の夏からはこの話題を追い続けでしたからね。でも、乗ったら、どこが未完成なんだろう…とアラ探しばかりするんで、私のような皮肉な見学者はお断り!でしょうけどねえ。
 でも思えば、スケジュール通りに完成すれば、この船、大阪と横浜に回航して、見学会というかお披露目が予定されていたわけで、見たかったですね。残念。
 まあ、安航を祈るばかりです!

 えっつ? アンセム・オブ・ザ・シーズの訴訟ですか? あんなでかい船なのに、大嵐に遭遇してパニックになったのは、船会社の判断が悪かったからだーーという話ですね。クルーズ料金払い戻しと次の航海の割引券じゃ足らないよ! と。僕も以前、嵐でニューヨークに行けなくて、とっても腹立たしかったけど、多分これ以上ごねてもねえ。「出発しない」という決断が出来なかったのかと怒っているようですが、出て行かなきゃ出発港でもめちゃうよね、はい。日本から乗りに行ってたりしてたら、特に頭にくるんだろうねえ。

 って、なんでそんな話に振るんだい。カリブ海じゃあるまいし、天候は大丈夫でしょう!南回りだし。 
 えっつヨーロッパですか? うーん。
 primaちゃん。気を付けて! ね。
 って、そういえば、庄司薫って、今、なにしているんだろう? えええ「赤ずきんちゃん、気を付けて」の作者ですが…。ははあ! 関係ない話ばかりで、本当に申し訳ありません。
 
 
 

雑誌クルーズ9月号に、AIDAprimaも。新造船特集、いいですよ。これ

  おはようございます。今日は1泊でちょいと、西の方にお出かけです。というので、明日のブログは多分お休みします。か、若しくは午後遅くなってからになりますので、よろしくお願いします。もしこのブログが有料だったら、旅の途中で発信するんだろうけど。まあ毎日お読みいただいて、感謝、感激! ですんで、継続しなけりゃのプレッシャーはひしひしと。はい。

 というので、すでに26年目に入ったのかな? 雑誌CRUISEの9月を手にしました。なかなかいい味を出し続けていますね。まあ類誌は、もうなくなっちゃたのかな? 日本のクルーズにとって、貴重なインフラであり、レジェンドであり、世界遺産じゃなくて、日本遺産になれますよね。雑誌がボコボコなくなっている中では、本当に貴重です。

 で、今回の特集。ザ・新造船! ですか。フムフム、いいタイミングですね、と、さらさらとめくっていたら、というか表紙からそうなんですがね。バイキングスター! ええええ、この間乗船してきたバイキング・リバー・クルーズさんの関係会社?というかこっちが本命なのかな? ロイヤルバイキングの再来ですからね。どんなクルーズなのか期待してみていましたし、その様子が知りたかった。レジェンドですからね。でもって就航イベントに、かつてのロイヤル・バイキング・スターが駆けつけ、じゃなくって横付けしたというじゃないですが、凄いですね。
 私が初めて乗った外国船は、なんたってロイヤル・バイキング・シー。はい、姉妹船です。見開き写真の端っこに写っているのかな?まさにレジェンド! いい風景ですね。これから3隻が、そろうわけで、いつか乗ってみたいですわ。
 それでもってAIDAprimaのページも、あるんですね! 流石! 船内のデザイン写真もあるじゃないですか? って、最近AIDAさんのホームページで見たばかりなんですが、HPのほうはドイツ語ですからね、これ貴重です。
 この特集、全体としてよくまとまっていますね。今日新幹線の中でじっくり読みましょうね。はい。
 で、私が勝手に評価した、今月のPHOTO OF THE MONTHは、74ページのケアンズの飛鳥2! ですね。陸地の風景を入れ込んだ客船の写真って、旅情を誘う、もんです。ケアンズ行きたくなっちゃったですよ。

 なんて書いてきたら? ふん? と気づいてしまいました。って、まあ読む前から予感はあったんですがね。新造船特集で取り上げられている7隻の客船、バラエティカルでいいんですが、このうち4隻までが、日本に代理店がない。つまり乗るためには直接海外の船会社に申し込まないといけないんですね。バイキング・スター、AIDA、マインシフ、ブリタニア。アンセムだって、これには乗れますが、せっかく東アジアに姉妹船のクアンタムが来ているのに、こっちには乗れない、というか、かなりな冒険心が要りますからね。
 つまりは日本パッシングなのか?日本にそんな話題がないというか? あるいは、旅行代理店さんに元気がなくてGSAを取りに行っていないのか? というか、世界の船会社は日本市場を重視しなくなっているのか? なんて、日ごと寂しさが募ります。えっつ? 北の宿、じゃなけいどね。

 僕も、この間、個人旅行でずっと来ていますが、それでも6月のバイキング・リバーだって、日本に代理店さん、はい、オーシャンドリームさんがあったから予約できてるんで、バイキングスターに乗りたくても、海外のサイトに直接申し込む気にはなりませんねえ。ホテルなんかは自分で予約しちゃいますが、これも日本語のサイトがありますから出来るんでね。
 でも、直接アメリカやドイツへ、って不安だもの。なんて感じながらぺらぺらとページを、めくっていたら、な、な、なんと、次号の特集は「個人クルーズのすすめ」だというじゃないですか?
 個人クルーズって、プライベートヨット? 船を買っちゃう? 人の船に乗せてもらう? それともクリスタルの『エクスクルーシブ』の紹介? 違うでしょ、きっと。個人手配で出かけてゆくクルーズなんじゃない? ね?
 
 というより、本当は、ここにこそ旅行会社さんの出番があるんじゃないかなあ。雑誌クルーズさん辺りが主唱して、日本で買えない、あるいは日本で買えるとしても、一組で行くのは不安がある、なんていろいろあると思うんですよ。そういうクルーズに出かける方法を伝授する。カリブの格安船のインサイドルームとかだって行きたい人はいるんじゃない?
 そういう人たちがから、アンケートを取って、人数を集めて、その人数に見合ったツアーを作って送り出すとか、添乗するとかね。
 というか個人旅行の醍醐味は自由度ですよね。これは。一緒に行った人と食事からオプショナルツアーまで全部一緒というのは、ツーマッチ! でも、船にたどり着くかとか不安ですからね。それにそもそも、アメリカに予約金を払っちゃって大丈夫なのか不安なんて気分もありますからね。
 なんていうかな? いわゆるツアーほどかっちりしていなくて、なんとなく要所は、押さえられているみたいな。
 でもって、保険はどこまで必要か?とかクルーズ前後はどうしたらいい? みたいな疑問もあるしね。 

  だったら、個人旅行のベテランさんから取材しないといけないですね。あるいは個人旅行好きを集めた覆面座談会とかね。
 へへへ、いつでもご協力しますよ。
 はい、ギャラなんていりませんよ。交通費と、お寿司でかな?いや、焼き鳥でもいいですよ。なんてね?

なんでも追加料金!ですか? オールインクルーシブよ、いずこに?

 それにしても、かつてクルーズセールスの代名詞みたいに、あたかもキャッチフレーズになっていた「オール・インクルーシブ」って、どうなっちゃったんでしょうかね。
 ええええ、昨日アンセムから帰られたばかりの有識者さんと懇談したんですがね、ますますオール・エクスクルーシブ になっちゃっているみたいでね。
 まあベランダつきのお部屋だったようですが、コストをはじいてみると、1泊35000円くらいの計算になったらしいですね。「にっぽん丸と同じですね」なんて混ぜっ返したら、「部屋が広いし、お酒代が別だから」。つまり酒代を含めて35000円というわけですね。これでもまだにっぽん丸より安い?
 
 でも、なんでそんなに? ポートチャージやチップはあらかじめ徴収されちゃうんでしょうが、そんなに負担になるもんでもないし? と問いただすと、最初に乗船料と一緒に収めたチップ以外に、下船前日にチップ袋が回ってくるらしいんですよね。「もしよろしければ」みたいに書いてあるそうで…。つまりチップの2重取りというか、こっちが本当のチップというか。なんかすごいでね。
 
 でもねえ、一番の追加コストは、セカンド、サードレストランのチャージみたいですね。よく内容は分からなかったんですが、中には一人70ドルにもなる追加チャージが必要だったり…。「食事はとても美味しかった。ただしスペシャルレストランの方だけですけどね」だったそうです。つまり、「メインレストランは、食材からして貧しくて」のようで、「飯は食わせるよ、でも最低限。美味しいものを食べたければ追加料金を」みたいな感じですね。「メインレストランは、わざとまずくしているんじゃないの」とすら、思ったようですよ。
 お酒も最近は「クルーズ中飲み放題」みたいなパッケージを売っているんですが、これも1日35ドルとか! まあなあ、オールインクルーシブの考え方に対して「お酒を飲まない人には損でしょ?」みたいな議論があったのかもしれんけど、クルーズ船では酒代の徴収はまあ一般的ですけどねえ。それにしても、このパッケージは高いよね。
  フリードリンクといわれても、精々ワイン、ビアと水割り2杯というのが標準だよね。私ら。
 でもパッケージなんて言われたら、逆に飲まなきゃ損!みたいな感じになるもんねえ。糖尿病者や高血圧者には良くないよね。なんてね。さらにブランドものハンバーグも中華も寿司も、もちろん別料金。
 多分最近クルーズが始まったばかりの中国人は、「クルーズはオールインクルーシブ」だなんて刷り込まれていないだろうから、抵抗ないかもしれんけど。  
 海に向かって、「オールインクルーシブはどうした…」なんて、大声で叫んでも、僕たちの声はドーバー海峡の霧のように消えて行くんでしょうねえ。なんてね。

 でもって、こりゃあRCLさん、オンボードレベニュー(すみませんね。いま英語勉強中なんで許してね)、つまり船上売り上げは相当伸びているんじゃないの? と去年の決算を見てみたんですがね。それがなんと、そうじゃないんですよね。これが…。2013年の総売り上げに占める比率が28.1%だったものが、14年には、27.0%に落ち込んでいるんですね。なんでだろー、なんでだろー。って、ちょっと古いね。
 でもちょっと意外ですね。船のうえで金を使わない日本人みたいな客が増えたんだろうか? 売上げ全体は、79億9900万ドルから80億7300万ドルに増えているのに、船上売り上げはむしろ減っている、って、本当になんでしょうかね。
 つまりいろいろなチャージが、エクスクルーシブになっちゃって、逆に財布の紐が締まっちゃったんじゃないのかねえ。

 クルーズって、いちいちの支払いの呪縛から解き放たれて、のびのびと過ごす! これこそ醍醐味なのにねえ。あれがいくら、これがいくら、ってなんか、気持ちがなえて来るよなあ。
 やっぱりクリスタルがいいよ。1泊35000円なら、クリスタルの方が安いし、もちろんノーチップ、お酒代タダだもん。
 なんて嘆いてみても、時すでに遅し、かな。 
 あああ、逃がした魚は大きいよ。ほんまに! 
執筆・講演承ります!!

どうぞお気軽にお声がけください。 船のことならおまかせください。

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