いやねえ。一週間留守にしただけなのに、書きたくなるような話題が一杯あります。
 でも、今日の話題は、はいメルボルンで出会ったもうひとつのサプライズです。

 下の写真は、21日。はい、ドナルドトランプさんの就任式があった、翌日のメルボルンです。ここから20分ぐらいのところにヤラ川が流れ、オーストラリアオープンの会場であるメルボルンパークがあり、この後ろ側5分のところに、例の自動車テロがあった通りも控えています。

 つまりメインストリートですね。ここの交通が遮断され、30分ぐらいにわたって、そうですね。数千人と書いておきましょうか。
 集まった人の人数論は、朴さん弾劾以降、トラちゃんのワシントン集会と物議をかもしますからね。これは主催者でも警備当局の発表でもなく、私の見た感じだけですから、責任は持ちませんけどね。

 でも、でも、こんなデモ、東京でもあったんでしょうかね? 最初は何だかわからずに側に近寄り、写真を撮っただけですが、段々トラちゃんの就任式対するプロテスト? なのかと、二度びっくり。日本じゃ考えられないもの。
 「make america think again」 とか「make america  love again」とか。思い思いのプラカードで、子連れも多く。土曜日の午後のリクレーション? とても、カジュアルな雰囲気で市民が歩いていました。

 もちろん、アンチ・トラちゃんのプラカードだけでなく、移民や難民を救え!だとか、女性差別、ポルノ反対!だとか。どちらかと言えば、参加者には、女性が多いようで、この日、CNNではもちろんメルボルンのことなど全く触れていませんが、全世界で数百万人単位の抗議デモがあったと報じていた、そのひとつがここでも。
 つまり、数百万人のそのうちの数千人が、このオーストラリアの田舎町でも、というわけで、世界は動いているというか、僕たち日本人は、何をしているんだろ? なんて感じちゃったですね。
  こんなとこで、テニスの国際大会を見てて…。

 いいんですよ。それは。それはそれ。テニスを見ながらトラちゃんに反対したってね。「政治闘争なんて、まかりならん。労働組合は経済闘争をしていていればいい」なんて、連合の「組合員ファースト!」と見せながら実は「自分の企業ファースト」でしかない、日本の労働運動って! ずいぶんと異様なる「民主主義」が私たちのホームランドには根付いているんです。なんてね。

 でもねえ。何もワシントンに行かなけりゃトラちゃんにプロテスト出来ないわけじゃなくて、ちゃんと意思は表明しとかないと。と思いますから、この忙しいのに、写真までアップしてブログに書いちゃいました。
 フー! でもって。

 この数日で一番嬉しいニュースは、飛鳥Ⅱが再びの世界一周クルーズをすると発表したことですね。 
 別にピースビートに習うわけじゃないですけど、今世界で起きていることを知るためには、やっぱり出かけてみたいですよ。この地球を俯瞰するためにもね。

 make 飛鳥Ⅱ world cruise again! ですよ。
 わたしゃあずっとこのスローガンで、歩いて来た!なんてこともないけど、そう願ってきましたからね。
 詳細は2月に発表するようですが、日本に止まって世界のことを思っていても、分からん事ばかりだし。
 まあ、1996年に始まった最初の飛鳥の世界一周クルーズは、今から思えば、ある意味、永遠の発展が約束された地球と、私たちの世界を謳歌する、といった晴れ晴れとした気分が漂っていましたが、2度目は、まさに問題を一杯抱えつつある地球を見るために、ですけどね。

 そんなイメージがトラちゃんの登場で、より強くなっていますが、実は地球の人々は、結構明るいんだぞ! みたいな感覚を取り戻せる旅になるんじゃないかと思っているんです。
 はい、メルボルンだって、行って見なきゃ、こんなマインドを持った人たちが大勢いるなんて分からなかったわけですしね。

 今世界は、ちょっと行き先が見えなくなっていますが、こんな世界を造って来たのも僕たち、というか僕たちの世代なわけで、行って見ましょうよ地球に、気分になりますね。
 今度はついにスエズ運河を通る! ようですが、果たしてイスタンブールには行くんだろうか?とか、気になる話は、沢山あります。
 まあ三菱のMRJとか、全豪オープンとか、トラちゃんとか。今日、触れたい話題はいっぱいありますが、明日も話題は飛鳥にしましょうね。世界一周クルーズを再開するなら、言いたいことは一杯ありますから。

 Make Asuka Great Agin!
   

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