凄いですね。全米オープン。毎日WOWOWで見ていましたけど。決勝戦の日本勢! 
 うん?何が日本勢?いや日本製ですけどね。
 はい、ジョコビッチさんがユニクロなら、ワウリンカさんはヨネックスです。しかもワウリンカさんは、ラケットもヨネックス!日本ブランドの戦いじゃないですか? どっちが勝ってもスポンサーはジャパン!

 今年もですけどね。全米オープンで選手さん達の多くが着ていたウェアは、ナイキ。対戦相手のどちらかは必ず、ナイキだったですね。しかも同じデザインのユニフォームをみんなで着ている感じ。
 まるでナイキのユニフォームの宣伝イベントをみているようで。

 そんな中での日本製です。尤も、メイド・インで言えば、チャイナなのかも知れんですけどね。

 何が言いたいのかと言えば、アメリカンブランドのナイキの世界支配に、日本の企業がドリルのように、一点突破全面展開型理論で挑戦しているという構図ですかね。
 でも日本勢は一点突破まで果たしても、その先、つまり全面展開までは進んで行かない。テニスでいえばジョコビッチと錦織さんだけで満足しちゃう! まあそのあたりがアメリカの世界支配と、特定の分野で満足している日本の差なのかもしれませんね。

 ところで、日本勢というか日本のスポーツウエアやグッズの浸透ぶりというのは、必ずしもアメリカ帝国主義にやられ放しというわけでもないんですね。
 オリンピックでもバトミントンなんてなると、ウエアもラケットもほとんどヨネックスですからね。バトミントンも毎日見ていましたがね、ウエアはともかく、ラケットでヨネックス以外を探すのが大変でした。

 でもって考えてみるとバトミントンのような競技って、アジア圏で人気のあるスポーツで、かつてはインドネシアやタイで盛んだったわけですけど、金メダル大好きな日本が着目して、いま世界進出中? という感じかな? 
 ヨネックスカップなんてメーカーが主催したりして支援している。
 
 つまりアジア域内でのスポーツグッズとなると日本のヨネックスが頑張れる、というのも分からんではないですね。ただ、柔道着はミズノだけど、これは大会主催者が選んでいるような感じもする。つまり裏で…。なんて余計な話でした。

 長々と何かいているの?
 ウーン。大体あらゆる場面でアメリカが造った世界秩序というかワールドビジネスの業界の中で、日本勢は、その一角を占めて、こそっと生きるという構図が一般的だったのでしょう。
 が、クルーズ分野は、健闘空しく???

 なんでクルーズで、日本勢は衰退の道へと歩んで行くんでしょうか?
 欧米勢に一矢報いようとしているのは、スタークルーズだけですからね。
 まあこれからアメリカが造った世界秩序に、「力による改変」を中国のクルーズ業界が挑んで行く?のかな?

 いずれにしても日本勢は蚊帳の外ですわねえ。
 まあクルーズなんて、地位性? いや、ちいせい!分野ですからね、はい。
 プレイヤー(船会社)だけでなくてグッズ(客船)の供給者もそろわないと、なかなかその産業は発展しませんしね。

 日本のクルーズ産業にもチャンスはあったと思うんですよね。この25年間の間にも。
 どこで間違えたのか?何故、ヨネックスやユニクロが出て来れなかったのか?
 ついに日本市場すらも、ナイキやアディダスに席巻されてって。とっくに負けてますね。

 ミズノさんに、ユニクロ型世界戦略がなかったのでしょうか?
 なんて今日はむちゃくちゃです。ごめんなさい。
 今に紅旗ブランド、なんてマークを胸に張って日本選手が頑張るなんて場面もあるんですかね?
 
 オラは中国のクルーズ船になんて、乗りたくないけどねえ。

 いや、そうか? そういえばゲンティンさんのおやりになっているクリスタルクルーズのファンでしたね。とっくに…。