客船練磨のクルーズブログ  船知めん太

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

ファンレイ・イガー

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

クルーズ船の供給過剰? うんうんやばいよね。でもガラパゴスジャパンは関係ない!

 まあねえT.Iさんは基本的に悲観主義者ですからね。人類の輝かしい未来への展望を否定される!

 >クルーズ船建造バブルは最高潮に達しつつありますが、もうバブルは弾けそう。そこで、弾けることを前提に将来を予測すべきだと思います。

 弾けたら、クルーズ船の船腹過剰問題は深刻になるでしょうね。コンテナ船に次ぐ大変な過剰供給問題となる。
 そうなると、掘出し物のお手頃価格の新同中古品がザクザクということになるような。その1隻を「飛鳥」(三代目)にするのは、どんなもんでしょうか(笑)。

 はっはは。全面的に同意です。 
 クルーズに輝かしい未来は? うん難しいというか。世界の政情が不安ですし、おっしゃる通り、客船の造り過ぎ。つまり供給過剰が懸念されますもんねえ。
  
 CLIAの予測によれば、17年以降、毎年13、15、20隻と外洋クルーズ船は建造され続け、2026年までに80隻。ベット数で23万ベッド(リバークルーズの17隻含め)が増加する計画。17年現在のベッド数は258万ベッドだそうですから、「一割以下、大したことないよ。供給、つまりクルーズ参加者の伸びはもっと大きいさ!」
というわけで、悲観主義はダメだよ! といいたいわけですね。

 でもって、彼らの精神安定剤は中国!、そして日本もかな? なわけですが、まあねえ。コスタ・ネオ・ロマンチカで日本市場をこじ開けようとしたんですが、市場の反応は???
 それにねえ。中国の伸びも止まって…。しかも富を生み続けて来たカリブ海のハリケーンのダメージは小さくないし、夢にまでみた新しいデスティネーション・キューバとまた国交断絶? トランプの野郎め! な話になっている。 まあ「冬の時代」はともかく、秋から晩秋へと向かっているみたいな感じですね。

 でもねえ、これもマイナス情報として欧州から伝わって来たんですがね。カーニバルとフィンカンチェリが組んで、中国でスタートさせようとしている客船新造プロジェクトは三菱さんのAIDAを上回るぐじゃぐじゃぶりなようで、このままでは「予定通りには…」みたいですね。
 つまり26年までに80隻という絵は、画餅かもしれません。というか自律的に調整される。アダムスミスじゃないけど「見えざる手」ですよね。なんてね。

 それで思い出すのは、第一次クルーズブームのころの話。日本でも客船元年と言われた90年代初めに、ファンレイ・イガーという船会社が、2度に渡って合計8隻だったかなの中小型の客船を一気にデビューさせた。ルネッサンス・クルーズですね。日本にも販売ルートを作ったんですがね、数年であえなく倒産。ですがね、何が起きたかと言えば、船の奪い合い。3万トンクラスの高級クルーズ船として、いろんなところに買われていきました。
 日本勢が気づいた時には、もう遅し! だったのを覚えていますね。

 何が言いたい? ええリセッションがあっても、クルーズ船は消えない。むしろ債務の少ない船が市場に出回って行く。残存者の肥やしになったりするわけですよ。って相変わらず表現が悪いね、あんた。
 でも今度リセッションがあっても、日本勢のリセットはどうかな? 多分、中古市場に出て来る船は日本船がターゲットにしている船よりもどれもデカイ! なんてことで逡巡しているうちに、どっかに吸収されてゆく。アラブかなあ。あるいは東南アジア市場に嵌め込まれてゆく?
 なんてね。

 日本の船社さんは、船を知っていると思っていますからね。海運会社さん出身ですから。でもって、目の前に7万トンの船が浮いていても「これじゃあ大きすぎる」なんて社内で稟議を上げているうちにチャンスを逃す?
 でもって、日本市場はこの船型だ! と、ばかりにすでに市場性を失っているような、既存船とほぼ同型船を世に問うて、彼らのサラリーマン人生は終わる…。

 なんてね、オラも悲観主義者だねえ。と言うかアダムスミスは、欧米市場では成立しても、ガラパゴスジャパンでは、機能しない? のかな?

 話は変わるけど、日本の社民主義者のことをネトウヨ君たちは、ガラパゴス左翼と読んでいるようですね。ええ
護憲ばかり言っている辻元さんみたいな人たちのことですが、よかったですよね。
 ガラパゴスはみんなで手付かずのまま保護して行きましょう!貴重なんですからね。

「北の脅威はますばかり」ーー今度の選挙は「脅威と闘える体制を選ぶ選挙だ」って? 別にアベッチを変えようと、解散総選挙を要求したわけでもないんだから、そのまま、北の脅威に備えてくれればよかっただけじゃないのねえ。

 でもって結果は、アベッチは議席を減らして、脅威と闘う盤石の態勢???は、グズグズになるんでしょうね。
  世の中は思い通りには行かんものですよ。ですが、何が起きても対応できる柔軟性! クルーズでも政治でもそれですよね。
 今、議論しておくことが肝要なんですよね。って相変わらずの上から目線だねえ。
 



 

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   三笠宮さんは、僕に取っても、愛するべき方だったんです。残念ですね。
  彼が戦後に書かれたものにちょいとした思い入れがあって、皇族の方々の中では注目する存在だったんですが、この話は、明日つまり土曜日に書きましょうかね。

 というんで昨日の続きです。はい先進国のライナー会社がコンテナ化の波の中でその使命を終え、クルーズ会社に看板を掛け変えって行ったという、まったく大雑把な史観。そんな「世界のクルーズ史第一楽章」と、それらの会社の多くがカーニバルという観光資本に買い占められて、寡占化が進むという「第二楽章」を経て、今、新しい楽章が始まろうとしているのに日本はなあ? という話です。

 別に新ネタでもないですが、このところドンドン新しいクルーズ会社が誕生していますが、これらはライナー会社、つまり昔大西洋航路で、人をも運んでいた会社とは違う分野からの参入なんですね。
 TUIクルーズ。RCLの協力を得てドイツで立ち上がって来たクルーズ会社ですが、ここはご承知の通り、世界最大の旅行会社といわれるTUIグループの会社です。コンテナ船の海運会社・ハッパグロイドとたもとを分かったクルーズ会社であるハッパグの親会社?でもあるんじゃないかな? ちゃんと書くなら確認しろよな! すみません。
 
 でもって、面白いのは「バージンボエッジ」だかボエジャ―だったか? はいあのバージンエアの創業者が立ち上げようとしている新しいクルーズですね。バージンは日本路線から撤退しちゃったんで、日本ではなじみが薄くなっているようですが、若者向けのクルーズを展開する? 確か音楽会社バージンレコードの創業者であるブランソンさんだったかのグループですよね? これも確認にしろよな! すんません。 
 いずれにしても建造中の新造船をカリブ海をターゲットに配船するようです。

 つまり、すでにドイツの造船所を買収し、10万トンシリーズの客船建造に乗り出しているカジノ資本・ゲンティンを筆頭に、海運以外の産業から新規参入が始まったのが、「世界のクルーズ史第三楽章」です。

 「造船不況」だなんて、どこのドイツが? いや日本の大手重工会社さんが呟いているだけで…! 
 ドイツや欧州辺りでは、いまや、発展途上のピカピカの仕事なのにねえ。
 自分が事業撤退を考えているからって、「あの仕事は早晩ダメになる」と、世界の情勢分析をフレームアップしたら、いかんですよ。

 まあ日本の某重工さんをやり玉に挙げても仕方がないんですがね。
 この話は、昨日申し上げた通り、やはり日本をオリジンとする旅行会社なり、観光資本なりが、クルーズに出て来ることがなかった。というか海運会社というかクルーズ会社が、これら人へのサービスを生業とする事業家を呼び込むことに成功しなかったのが、クルーズの事業としての広がりを実現できなかった要因じゃないですかね。

 昔々の話、といっても90年代初めころの話ですがね、北欧のファンレー・イガーという会社が、3万トン級のクルーズ船を10隻近く建造しましてね、ルネッサンスクルーズとしてデビューさせた。か、どうかの時に倒産してしまいましたが、この会社は造船のことも熟知していましてね。
 「同型船なら安く、早く」客船をデビューさせられると…。R1、とかR2とかって名付けた船は、その後大手クルーズ会社に全船が引き取られて、いまだにセカンドブランドの客船というか、ローカル航路で運航されていますね。

 この間、ある造船所の人と話したときに、「フェリーは航路が決まっているから同型船といっても、せいぜい2隻まで」。そこ行くと、「クルーズ客船は同型船をもっとたくさん造れます」。そう、同じ形の船を、世界中に配船することも可能だ。というんですね。つまりクルーズの「標準船」を造ればいいわけですよ。

 何が言いたいのか? って、はい。日本の造船業が今、なんとか覇をなしているのは、バルクにしろタンカーにしろ標準船を開発し、同型でなければ受注しない。かわりにお安くしておきまっせ! という「量産型の造船業」を立ち上げたからで、つまりは船の安売りのビジネスモデルを造ったからなんですね。
 でもって、人を運ぶ船としての標準船の手法は、「クルーズ船では出来てもフェリーでは出来ない」んですよね。

 わかっちゃたかな? なにも、「もうやりたくない」なんて言いながら、高い船価を求める某大手造船所だけを頼りにすることはないじゃないですか、ね。
 郵船さんとMOPASさんが、同じ船型で船を造って走らせたって、文句をいうユーザーはいないだろうし。そうしたプロジェクトを立ち上げて、旅行業界や航空業界、ホテル、リゾート会社…。ドドンと巻き込んだらいかがですかね?
 何も日本人だけでなく、中国、台湾、ベトナム、フィリピン発のローカルマーケットを開発することだって出来ないわけじゃない!

 なんかなあ。造船こけたら、皆、こけた!じゃ、あまりにも寂しいじゃないですか?
 そうそう、日本政府さん。クルーズ産業が途絶えたら、東シナ海や南シナ海の制海権だって…。ですよね。

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