客船練磨のクルーズブログ  船知めん太

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

フィンカンチェリ

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

社民存立危機突破選挙? ピースさんのエコシップはどうなんでしょうかねえ?

   やっぱり客船ネタの方がアクセスが多いですね。 
 アベッチと百合子さんのちょっと出来レースも伺わせる茶番にもなりかねない選挙話もいいけど、このブログの本分! 大義を忘れてはいかんということですね。 

 にしても花田紀凱さん。ええあの名物元文春編集者さんですが、どうしちゃったんですかね。アベチャンの強力なサポーターになられているのはいいにしても、『「大義」「大儀」とあれほど言っていた朝日新聞も、あまり言わなくった。「希望」に大義がないからだ』って。もう、すっかりトンチンカン! 「希望」に大義をかぶせて来るって?
  問題は「解散」に大義があるかどうかなのにねえ。希望さんには「反アベ」という立派な大義、「加計隠しを許すな」があるじゃん! やっぱりこの解散はおかしいって思わんのかな、花田さん。

 一昨日付けへの
  • たかむがんば
  •  さんの書き込みありがとうございます。
     別に「長州出島」を無理やり取り上げるつもりもないんですがね。すみませんね。でも「長州出島」に果たして大義はあるのか? なんてね。
     まあ、現代日本の縮図!と、大上段に振りかぶる話かどうかは知りませんけど。22万トンの大型客船もそうだけど、この話はむしろ、コンテナ船ポートの話ですよね。

     造った以上、釜山に対抗して欧州航路のコンテナ船辺りをしっかり誘致してきてくださいな。神戸や大阪の太平洋岸には大型コンテナ船はもう入って来なくなって、博多に入るマースクの大型船なんかを奪うのかな。ライバルは釜山! 韓進もいないし? かな。

     まあ、確かに、世界の船は、コンテナ船も客船もどどんと大きくなっていますから、まず日本は港から!ですよね。港湾局さん? 公共事業大国としては、やっぱりやらんとね。なんでしょうかね。コンテナの港別取り扱い実績で、日本の港は、20位くらいにやっと? なんかな? 中国諸港や釜山にも大きく引き離されていますから。港湾局も頑張らないとね。
     って、あんまり港を造りすぎてランキングに入らなくなって、慌てて「阪神港」なんて区分けにしていますがね。どうせなら「虎港」とか、それとも「タイガーズ港」にすれば、ってなんのこっちゃい。

     いや、実は木曜日の朝だったかな?NHKの、海外ニュースの番組を見ていたら、フランスのテレビが、フィンカンチェリがSTX(懐かしい名前だね)の経営権51%を取得してグループに加えたというニュースをやっていて、この話の雑感を書こうかと思ったんですがね。コイケ劇場に付き合った方が面白いかと思いましてね。ゴメン。

     なんで? いやテレビのコメンテーター、ええ、もちろんフランスのですがね、このM&Aで、フインカンチェリは、「中国、韓国、日本との国際競争に勝つ体制を」なんて。
     欧州でも「造船」のライバルは、相変わらず極東なの?
     古い時代に刷り込まれた常識から抜け出られないんですかね。まあ欧州人の(造船)雇用の敵は、ずっと日本と韓国でしたからね。

     でも、両岸は、すでに客船と商船との棲み分けが出来ていて、まあコンテナ船やバルクでは極東にはかなわんでしょ? というか、商業造船では客船に特化しているフィンカンチェリのライバルはドイツのメイヤーしかないわけで。
     フランスのラトランチックをフィンカンチェリが手に入れることで、フィンランドのツルク。はいSTXの旧ワルチラを手にしたメイヤーとの2強による世界分割が実現したという話ですよね。

     でもフランスのテレビの解説はそれより、「雇用が守られた」を強調していましたし、欧州の新聞は、EU艦隊の建造ヤード。というかフランス、イタリアの国防軍の独自性と国際化は? みたいな話を中心に解説していますね。

     まあねえ。欧州はEUで統合されていて、雇用は確かに問題なんでしょうが、造船業の競争力とか艦船の建造!なんて、さしたる話題ではないと思っていたんですがね。 
     フランス海軍、イタリア海軍とドイツ海軍?ーーこんな各国別の戦力というか建造力あたりでの「統合」論まではまだなのかな? いや一歩も二歩も踏み出したというべきか?  
     そんな風に思ったんですが、コイケ台風とどっちが面白いかな?
     我が任務、我が大義を忘れてしまいました。ゴメン。

     にしても欧州の造船と言えば、ええええ。ヘルシンキのPBさんはどうなったんでしょうかね? 「約束の9月末」って、だれもそんな約束はしていないよ? かもしれませんがね。なんか正式契約したとか、建造に着手したというニュースは伝わって来ませんね。

     まあこの船の実現性については、コイケ総理の実現性以上に危ういと思っていますし、出来なくたって別に? ですがね。
     ただ、旅行代金を支払ってしまっている善男善女の「エコシップで地球一周を!」という「希望」を奪うのは、ちょっとねえ。

     日本型民主主義者、エコ活動家の夢は、「希望」へと昇華できずに…。なんでしょうか?
     というか日本型民主主義者自体が、「希望」に見捨てられ、存立の危機? 
     話はまたそっちかい?
     でも、なんかなあ、「社民存立危機突破選挙」にも、なっちゃったねえ!

    バイキングの心変わりはショックですね。どうなる?日本のクルーズクラスター!

       実は、ちょいと打ちのされています。
     いやね、バイキング・オーシャン・クルーズが、フィンカンチェリに47000総トンだったかのクルーズ船の追加発注を決めたというニュースですがね。

     実はこの話、日本の造船所とも、かなり突っ込んだ商談になっていたんですよね。
     いや相手は、三菱さんというだけではなくて、はい。これ以上は…。
     でもって、今頃にはスクープ!なんて感じで狙っていたんですよ。

     というか、私も、もう記者さん的発想じゃなくてね、日本造船業の新たな展開が始まる!なんて、まるで愛国主義的な感覚で、追いかけていた話です。
     
     つまり欧州造船所。ここはもう2025年くらいまで仕事がつながって、しかもフィンカンチェリとマイヤーの2大グループに集約されて…。
     一般商船の不況から抜け出せない東アジアの造船所の苦境を尻目に! 造船業という衰退産業を、夢のある産業へと切り替えることに成功しつつある。

     そんな中で、韓国や中国などのライバルより早く、客船活況の恩恵を日本が享受する。その最後のチャンスが巡ってきていた? 
     はずだったのに…。なんとも残念! というわけです。

     まあ、僕も三菱重工さんが、小型の客船に…、なんて方針を示したことで、あとはどこから取るの?みたいな感じで、この商談を含めて後追いしていたんですがね。ダメだったんですね。

     「日本には客船建造のクラスターがない」なんて、宮永社長さんに言い放たれるAIDAの総括に意味があるとしたら、「だから、中小型船から客船建造に取り組み、東アジアにクラスターを形成して行く」という結論に結びつくはずなのにねえ。
     というかそうなると、期待していたんですがね。

      これで、これまでも書いて来ましたが、本当に「飛鳥3」以外に、日本の客船ビジネス再建のきっかけは無くなっちゃった! ですよ。
     まあそれでも飛鳥3が実現すれば、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなすへと活路は見いだせると思っているんですがね。なんかなあ、そんなタイトロープさえ切れそうですね。
     これぞ、まさしく暗転!です。

     造船業にとっては、出て来る商談に真摯に対応するという古典的な商売感覚も大事ですがね。今はむしろ、アジアに目を向けて、アジアンモデルのクルーズ産業を創りだすというマインドが必要だと思うんですよね。脱亜入欧じゃなくて、脱欧入亜ですよ、はい。

     つまり資金の供給、新造客船へのファイナンスですね。ここは金余り日本は強い。
     さらには東アジア市場の開拓と形成。ホテル部門の内装業者の育成、船内設備の調達ルートの開拓。もちろん欧州から、ではなくて、中国や東南アジアに客船内装業者を育てて行くとか。

     いや客船を運航するクルーズ会社自体の編成をも想定したマーケット作りが必要になっている、と思っているんですが。
     AIDA爆弾で焼け野原みたいなもんですからね、ニッポンは。まさに今が、再建のスタートだと。
     
     そう、すでに市場を完全に支配されている欧米勢を巻き返す世界戦略が必要だと。
     それには中小型客船の連続建造。そう5,6隻の同型船建造が欲しかったんですね。
     それが…。 
     でもそう考えざるを得ないほどのバイキングの心変わりなんだよね。僕にとっては。

     確かに現在世界に遊弋するクルーズ客船の姿って、欧米列強の地球展開ですからね!
     これってクルーズ帝国主義やないか! ね。  
     いまこそアジアの解放を旗印に、日本が! 「見よ、東海の…」なんて感じで世界進出して行けば、船上のプロダクトだってアジアンテイストというか、アジア的クラスターを形成できる?
     
     まあ冗談ですがね。でもそれくらいショックは大きいんですよ。

     こうなると日本の造船業というか大手重工業造船部門の活路といえば軍事に見出すしかなくなる。艦艇の輸出とか…。
     いや、こっちの話は冗談ばかりじゃあないですけどね。でもいいんかな?これで。 

    中興の祖? 敗軍の将? 今からでも遅くない! 客船建造への復帰をお願いしますよ!

      それにしてもつくづく、三菱重工さんの物語は残念な話だったというか。アンビリーバブルというか? いや今からでも遅くないから、戦略のミスを陳謝して、「世界のクルーズ船建造業界」への復帰を発表されてはいかがですかね。

     はい。フィンカンチェリがNCLから14万トン型4隻+2隻のオプション、つまり最大6隻の新造船を受注、オプションが行使されれば、2027年まで受注残が進むって!
     私の決して短くはない記者生活を振り返っても、10年先の納期の新造船!!! なんてあり得ないで話で、眉に何度も唾を付けちゃったですよ。なんてこともないけど。

     しかも一隻の船価は8億ユーロ。960億円!!!!と言うんだから、ビックリマークが、まさにインフレになるような凄い話ですね。
     そりゃあまあ、先進国は最近インフレ型の経済ではないですけどね。それでも、「10年先の船価まで確定できないはずだ!」 なんて造船業界の重鎮さんはおっしゃるだろうけど、「そんなの関係ねえ」でしょう。つまりクルーズ会社はそれだけ先の需要に確信を持つとともに、船価については、きっと見直し条項でも入ってるんじゃない? なんて、どうでもいいか。

     この商談は、NCL側が将来の工程確保に不安を持ったのか? それとも造船所側に不安感があるのか分かりませんが、まさに異例というより、異常な新造船マーケットが出現している、と思いますね。
     まあこのブログを2027年まで続けることが出来るかどうかは分かりませんがね。その時のクルーズの需要と造船業の実情について欧米船社と造船所はどう考えているのか、頭の中を見てみたい気がします。
     
     でもって、三菱さんですね。
     早々と10万総トン以上のクルーズ船からの撤退!を表明して、それ以下の中型客船やROPAXへのシフトを表明しちゃったわけですが。
     14万総トン型で、960億円から1千億円! それでもやらんのかなあ? しかも1,2隻じゃなくて4隻連続で造りますよ。なんてオーダーがあっても、「僕たち失敗しちゃったから」なんて尻尾を巻くんだろうか?

     先月記者会見された宮永さんは、AIDAprimaの出来栄えについて、「世界最高の船」との評価を貰ったなんて、語っておられました。もちろん先方からのリップサービスもあるでしょうが、イタリアのフィンカンチェリとドイツのマイヤーの2大勢力に集約された欧州造船所に 対抗できるのは、現状では三菱さん以外にないと思うんですがね。

     まあ、あと5年もすれば、中国需要の広がりを目指した客船は中国の造船所で!ということになるんでしょうが、これからの4,5年間という時期は、三菱さんが客船を手掛ける上で、本当に貴重な時期だったんだと思うんですけどねえ。

      まあ2500億円以上も損しちゃったAIDAプロジェクトですからね。襟を正せ!というのも分かりますがね、得意のEPCだったけ、ああ面倒くさい、設計・調達・建造のそれぞれについて、もう一度しっかり検討し直して、10年でも20年掛けてもでもいいから損失の挽回をしようと考えないのかなあ。
     岩崎さんならそうすると思うよ。えっつ? はい弥太郎さんですけどね。そうすれば宮永さんの名は永遠に歴史に残っただろうにね。「中興の祖」なんて感じでね。今のままなら「敗軍の将」だぜ。

     市況はそこまで回復していない、というのなら、その半分の回収でもいいんじゃない? いや、半分は勉強料でいいんですよ。
     MRJだって開発投資だろうし。アレバだって「投資!」なんだから。 だったら客船にはなんでそうした論理はないの? 近未来の需要はこっちの方があると思うけどねえ。

     つまり、毎年1隻800億円から1000億円のクルーズ船を建造する。そのためには日本国内に設計、調達…。ああ面倒くさい。そんな建造に係わる体制を整備する。
     いや日本だけでなく、韓国や中国を含めた3か国での調達体制ぐらい検討したらいかがですかね。

     あと10年は続きますよ。この、史上最大のクルーズ船バブル! じゃなかったクルーズ船ブーム。
     2011年だったかな。三菱の先達がAIDAに突っ込んでいったというマーケット感は間違いではなかったんですよ。性急すぎず、じっくりと10年戦略ぐらいの感覚でやってればね。

     もし、うまくやってれば、今頃…・
     って、止めますけど…。なにも尻尾を巻くことはないと思うんだけどねえ。いかがですか宮永さん? 

     そういえば、新造船の話でしたね? ピースボートはどうしちゃったんだろねえ。
     去年の秋には…。この話も止めましょう。 
     あっつ? 飛鳥Ⅲ? こっちはやるでしょう。まあここから始めよ! ですかね。 置いて行かれないようにね。お願いしますよ!

    秋不可視? 秋深しですね。日本の造船はどこで間違っちゃたんでしょうかね?

      空き不可視??? 秋不可視?? 「秋深し」と打ったつもりが、何度変換してもこんな感じです。
      秋は深まりつつあるのに、この先の世は不可視! 見通せないというのでしょうか?
     なんてね。ワープロで文章を書くようになって、面白いのは、思いもかけずに出て来る言葉に、なんか深い味わいがあったりして、思いを致す、というか?

     いや、「深し」なんて言葉は、もう使われなくったということでしょうけどね。この下の句は、「隣は何をする人ぞ」ですかね。隣の人はオラが、暇に任せて、こんな文章を打っているなんて、知らんだろうなあ?まあいいや。

     海ですね。僕らのフィールドは! 今朝、目の前に、広がる海は、寂しく色を失っていて、少し波立っています。小さな漁船が一隻、上下に揺れています。大変ですね。でもこの海に乗り出せば、なんとかその日の糧を得ることが出来る。そのことの価値は忘れてはいかんのでしょうけど…。

     なんて情感を込め書こうと思っていても、なかなかうまく行かんねえ。

     というか、文章で生きて行こうと、一旦は思いついて、リタイア後の職? 「資格のいらない自由業」ですけどね、を選んだつもりがなかなかなあ? つまり、オラのアイデンティティってなんだろうか? 文章力たって、人を感動させるものがあるわけじゃないし、構想力たって、そんな人が括目するような、奇抜なものが書けるわけでもないし、経験といったって、世間的に見れば、まあわき道をトボトボとだしね。

     ええ、月曜日の朝って好きじゃないんでね、黄昏ているんですわ。 
     何故? うんこの一週間、三菱さんの造船の話を書いてきて、だったら、この人たちどうすればいいの? というか大手と言われた重工会社の造船さんたちの生きる道って? あるいはどこで間違っちゃんたんだろ? みたいな感覚がね。

     だいたい、今欧州で客船をドドンと展開しているマイヤーだって。フィンカンチェリ(ここは行ったことがないですけど)だって、フィンランドだって、フランスのラトランチックだって、ある意味、町工場に毛の生えたような造船所だったですし、現場の働き方にしても、僕が見た感じでは、規律正しさみたいなものは感じられなかったですしね。

     いや僕が訪れた世界の造船地帯。心底驚いたのは、韓国の蔚山や巨済島に展開していた巨大造船所の威容!でした。それに、つい7.8年前に訪れた、大造船不況直前の中国。長江沿岸や舟山近くに展開する造船所群の数と規模というか、小から大まで取りそろえた、中国の大きさですかね。
     こりゃあアカン!というのが率直な感覚でしたね。

     ええ、何が書きたいのかと言えば、こうした世界の中で、日本の造船業が描いたグランドデザインって、どうだったのでしょうかね?
     巨大化では、韓国の大手には追い抜かれていったし、日本人が得意と言われた「手作り」というか丁寧さでは、欧州のそれに届かない? というかデザイン力みたいなところで、目差したものが、異質だった? 
     中国の人海には、これはもう言うまでもない。

     日本人の答えは、新しいものを生み出すというより、「コストダウン」と「高付加価値船」ですか?
     いや実は、だれもあんまり触れないんですがね。日本造船業が取った生き残り戦略って、ドメスティック需要、つまりは国内の海運会社に対してあらゆる便宜を図って行ったことなんでしょうね。

     国際競争力のある船価、一定の効率性を担保する船を造る技術、資金調達への協力では、金融機関のアレンジどころか、船を持つことまでしていますからね。でも、そうした「製造業」としてある意味、一線を超えるようなサービスに対応できたのは、個人経営の「中強手」。つまり専業造船所といわれるいくつかの造船所だけで、いわゆる重工会社は、どんな壁があったのか、「コストダウン」と「高付加価値」って、まあその意味では、技術で乗り越えようとする路線から逸脱できなかった。

     重工会社というのは製造業だ!という思い込み? かつて造船から機械プラントへと多角化して行ったマインドは、何故金融や船舶保有などへと多角化しようとしなかったんですかね?
     まあこのことの分析には、この文章の10倍は字数が必要ですね。

     何が言いたい? はしょってしまえば、クルーズ船を造るとか海洋に出て行くといった戦略は「高付加価値船」といった掛け声ほどスマートなものではなく、人件費も高く? 労働法制もきつい先進国型、つまり欧州を乗り越えるという「幻想」を追い求めていただけのような?

     多分「中強手」は、今後もこのまま、日本の大手海運への供給者として、生き残って行くんだと思います。
     でもって、三菱さんのような、こうした「中強手」に寄り添う? なんて経営戦略が本当に果たして成り立つ?

     ぼくはドメスティック。しかも船会社が考えるバルクやタンカーでなく、別の内需を掘り起こすべきだと、ずっと思っていたんですがね。つまり簡単に言えば、国内クルーズ市場の形成です。
     欧米のクルーズ会社は中国市場への進出を本格化するために、「中国市場に合わせた客船」の建造に向かっています。でも彼らから「日本市場」向けの客船仕様という話は聞いたこともありません。

     日本市場。1989年当時、日本には10隻のクルーズ船があったんです。日本人向けにね。 
     まずは10隻の市場があるはず。日本旅館のようなコンセプト? いや六本木や赤坂風でもいいと思うんですがね。

     そんなの重工大手の仕事じゃない? はい。
     じゃスマートシティって誰が造るの? 今、船上はそうなりつつあるわけで…。
     市場が限定されようとしているときの、「多角化」って? もう一度考える時が来ているような!なんてね。
     

     
      

    一体建造契約の中身は? 当時どんな発想で突き進んだのか、まで問われるような。

    ▽契約は「船の仕様は協議して決定する。但し、船主の承認が必要ですよ」
      てな、文言で、バッサリ。
      まあ、リスク回避が出来ていない。
      偉い、本社の法務部なんか何やってたんでしょう。。。

     「中の人」さん、ご無沙汰しています。僕も最初は、冷やかしというか、どこか茶化しながらこのテーマを追いかけていたんですが…。つまりあの三菱さんなら、いろいろあっても、余裕でクリアしてゆくんではぐらいに考えていたんですがね。どうやら事態は容易ならざるところまで、追い詰められてしまったというか?
     
     客船の肝である「仕様」についての契約が、こんなおおざっぱなものだとは、俄かには信じられませんが、まあ文言はともかく、発想としては、こんなことだったんだろうと。
     つまり、建造過程で出てくる、あらゆる問題を想定して、備えるのが契約の基本なんですがね。しかも相手は初めての船主さんですから。そのあたりを一番に配慮してのはずだと。三菱さんなら、そうするだろうと…。
     あのころ、フインカンチェリのトップが、三菱に対して、「受注するんでも、安すぎるだろ」とあきれながら、非難していたのを思い出しますが、多分、三菱さんのトップの頭の中は、造ることよりも、船価のことだけだったのかも。
     このころ、かの社の方と話をしても、「赤字受注になる」ことを否定せずに、「客船は為替が転べば、どうなるかわからんよ」とおっしゃっていた。確かにダイヤモンドプリンセスでは、あの火災事故さえなければ、為替の転換で、利益が出た計算だったようですから。
     
     というより、このころから、多少の赤字でも、この2隻を受注しておけば、クルーズ会社に対する名刺代わりになる。重工のまさにリストラの検討が本格的に始まろうとしているときに、「客船」は多少の赤字でもいい、造船の再生の見本を見せてっやろう! というか、つまり名刺代わりに取っておかねばいけない仕事だったんだろうと思います。
     しかし、プリンセスと「同じカーニバル」だから、なんて感じで多寡を括ったんでしょうか? 確かに、こんな契約でなければ、ここまで追い詰められることもなかっただろうし。

     三菱重工の船にまつわる、いろんな裏話が続出しているみたいですね。
     まあ私の小さな耳に入る話だけでも、えええ? 本当だったら! みたいなきつい話ばかりです。いかに無責任を信条としている、このブログでも、とても書けない話ばかりで、そんな話が口コミでいろいろ伝わっているんだろうと思いますが、最初は対岸火事を眺める野次馬のような気分で口にしていた業界スズメも、声を潜めながら、話し出す。これはちょっと、どころか、なりやばいかも、ですね。
     だって、こんな裏話を集めたら、10月にスタートしたばかりの造船の新体制は、「再出発」というよりも、「終わりの…」みたいにしか取りようがないんですがね。どうなるんでしょうか?

     それにしても、AIDAprima の名すら口に上らせるのが、憚れるようになった感じですが、やっぱりここは長崎辺りに出かけて…。でしょうかね。なんだか、船体に描かれたあのポンチ絵まで憎たらしくなってきたですね。

     まあ昔、昔、瀬戸内海の中小造船が、ドイツ船主から大量に船を受注したのは、良かったのですが、誤作に継ぐ誤作で、倒産が多発したときのことをうっすらと思い出します。 ドイツは鬼門?
      本当に、ご本社の法務部は、何をしていたんでしょうか?

      噂がうわさを呼ぶ。そんな連鎖は、本当に確たる情報を流すより、断ち切れないと思うんですがね。三菱さん。
     

      
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