今朝は、昨日の続きでも書こうかと思って、産経新聞さんを眺めていたら。思わず、笑っちゃったですよ。
 JOC。はい日本のオリンピックの元締めさんが作った2017年のカレンダーの、華麗なるシンクロナイズドスイミングの画像が、なんと中国チームの写真だったそうで、間違いを指摘されて、年明けに刷り直した、って。

 陳謝された井村さん、はいヘッドコーチですが、「JOCなんて、そんなもんなんだな」と皮肉一杯にコメントしていましたけど。
 そんなもんなんですよ。緊張感ないんだよね。「中国選手団の井村コーチ」、ぐらいの写真とキャプションでも掲載していれば、「これは意図的!」とわかるんだけどね。単なるポカですからね?

 でもまあ、よりによって中国というのは、なんていうかなあ? ですけどね。
 複雑ですよね。だって例えば卓球なんて、日本や韓国チーム以外、ほとんど中国出身選手。かつては日本チームのトップも中国出身者だったことがありますが、リオでもドイツと準決勝?なんて言ったって相手は中国人だった。

 まあ日本も偉そうなことは言えない。ラグビーの日本代表も多くの帰化人がいなけりゃチームも作れない。でもってこんどの平昌オリンピックでは、韓国がアイスホッケーで沢山の欧米人を帰化させるそうですね。それもこの大会限り、というんだから。まあスポーツとは、国威発揚の場ですからね。大体、アメリカと戦うにはこっちも移民を導入しなけりゃ敵わんものねえ。
 えっつ。ローマの剣闘士? なんてごめんなさい。

 こうなると胸に国旗でもないと、カレンダーを作ってもどこの選手だかわからんもの。そう能力があれば、移民国が勝つ! それでいいんですよね。国旗なんて単なるマークでしょう。スポンサード・ジャパン!なんてね。

 昨日付けの書き込みにも書きましたが、「1984年」では、日本は中国とともに「イースタシア」を形成、アメリカを中心にした「オセアニア」と、ロシアを含む欧州をベースとした「ユーラシア」と3つの国家を形成して、「戦争は平和」とか「自由とは屈従」、「無知は力である」--社会主義革命で成立した超大国ユーラシアらとの間で新しい世界秩序を創るわけですね。なんてってユーラシアのイデオロギーは「ネオ=ボルシェリズム」ですからね。
 まあこの辺は冷戦構造を予測した未来論で片付きますし、この小説への大方の受けとも方も、そんな感じだったんですがね。

 ですが、これら3大国の社会構造ですよ。人口の2%未満の党内局、その官僚とでもいうべき党外局階層があって、残りは人口の85%を占める「プロㇾ」。そうプロレタリアですね。生産労働に従事し、人口を生む役目を与えられた非支配層、というわけで。
 この3か国は、「永久戦争」と称して、国境での小競り合いを常に繰り返して行く、わけですね。

 なんかなあ。T.Iさんによれば、トランプさんの政策を立案しているといわれるバノンさんはレーニン主義者であることを公言されているとか?
 トランプさん、「バック・ツー・ザ・フュチャ―」だと思っていたのが、実は「1984年」を目指していたのか? って。

 いや国内統治が「バックツー…」だとしたら、世界戦略は「1984年」だったのかなあ。
 アラブはまさに「永久戦争」状態だし、社会主義革命で成立した国では、人口の2%の党内局が支配する。だいたい総資産5000億円だとかの個人達が牛耳る政権が、ラストベルトの貧困層の支持を得て…。っておかしくないの? どころか今のアメリカじゃないの!

 そんなら、個人資産を召し上げて、ラストベルトに配ればいいんじゃないの? レーニン主義者なんだったらさ。
 2017年ーー世界が「1984年」体制実現の過程に移行し始めた年?

 だったら、JOCのポスターで中国シンクロチームが掲載されていたって、問題ないわなあ。
 日本と中国はシンクロしながら、生きて行くという示唆ですね。はい。

 って、ゴメンナサイ。今日は土曜日ですからね。