このニュースを拝読した時、僕の胸に熱いものがこみ上げ、ハラハラと涙がこみ上げてくるのを…。なんて。大袈裟な出だしで、すみません。
 はい。天皇陛下の大御心に感動して…。って、天皇・皇后さまが埼玉の高麗神社を参詣されたという話です。

 さぞや、でかでかと日本国右派の機関紙たる産経さんは大大的に取り上げるんだろうと思ったら、今日まで、本当に一行も取り上げてくれません。あらら。加計問題で、加戸さんの談話を取り上げないと、TBSの報道姿勢をなじったのに、何故? 

 まあ、「天皇の私的旅行」と宮内庁も断わり書きを入れる逃げ道を用意してくれてますからね。
 でも、このこと自体に、逆に産経さんに代表される右翼、国体維持、反動勢力あたりは、どう評価していいのか、大混乱! なんじゃないかなあ、なんて思いますね。産経も「メディアには書かない自由もある」なんて言い訳するんだろうか?

 それにしても、この時期の参詣ですからね。
 高麗神社って、ウイキペディアによれば、
 「668年に唐・新羅に滅ぼされ亡命して日本に居住していた高句麗からの帰化人を朝廷はこの地に移住させた」。そして、その子孫たる高麗氏がここに根を張り、神社が、というわけで。 
  今風に言えば、「2017年アメリカ、韓国によって滅ぼされた金王朝からの帰化人を…」なんて感じですかね。

 今上天皇は、2000年に自らの祖先である桓武天皇の御母堂が、朝鮮半島からの渡来者であることを表明され、韓半島とのつながりをお認めになったわけですが、今韓半島は、いわば激動の時代に差し掛っているわけですからね。韓半島に対するシンパシーを、まさにこの時期に示したいと…。 

 しかもこの神社のルーツは高句麗。まさに北朝鮮ですよ。
 「完全に破壊する」なんてトランプさんの脅しや、わがアベソーリの「対話ではない。必要なのは圧力だ」と、まさに瀬戸際をさらに狭めて行くような日本政府の対応に心を痛めて、なんじゃないでしょうか?

 大体、今上天皇が、退位を表明された時、アベ政権は、憲法改正へと舵を切ろうとしていた時で、明らかに「迷惑」という態度を見せて、まるで化石のようになっていた国粋系の方々を有識者として集めて、「退位に反対する人、何人」なんて論調を作ったり。「天皇は、御祈祷だけしていればいい」なんて語る歴史学者を世間に復活させたり…。めちゃくちゃでしたからね。対応は。

 内閣筋の裏話を伝えるメディアが、天皇が東日本大震災の被災者を見舞うのに、被災者目線へと跪いたことを嘲笑するような冗談としぐさを、内閣のトップがしていたと報道していましたが、本当だとすれば、不敬罪! だよねえ。
 天皇は、アベ君を御嫌いなんじゃないでしょうかね。それに憲法改正にも反対だと。勝手に私はそう思ってるんですよね。

 お前は金王朝支持か? 違いますよ。
 あの刈上げデブをなんとかして排除し、北朝鮮の国体から切り離すべきと、私も思います。でも、北朝鮮というか韓国もそうですが、韓半島に住む人々まで憎し!と、思ったことは一度もありませんよ。

 対話ですよ。対話。
 圧力も、国際的包囲網が必要、ということにも反論はありません。しかしそれは対話のための前提でしょう。

 アベサン。
 あなたも高麗神社にお参りしなさいな。神社は靖国にだけあるわけじゃないんだしね。北とはいえ、朝鮮人民と日本は一緒にある! とね。 対話のきっかけはそんなところにもある。
 今度の国連演説は、国内向け、つまり選挙戦術である、と言う論調に私も賛成ですね。
 全ては、自らの権力維持のために! という態度。衣の下に、鎧が見えますよ。

 にしても、私はなんだか本当に保守派になってきたですね。
 今上天皇は、先の大戦の経験者ですよ。僕はこの人のことを信じますね。
 平成の次の年号は「平和」か「反戦」にして欲しい。そんな風に思います。

 ああ、またクルーズから外れたな。今日も。
 そうか、年号は「帆船」でもいいかな? って良いわけないだろ!