お待たせしました。
 「とある読者」様からのご提案への私の思うところ…。

 決して、無視していたわけじゃなくて、ここ数日足を痛めて、それどころじゃなかったんですよ。先日孫たちと海へ出かけたんですが、行き先が岩場でね。足元がふらついているうちに、翌日からなんか右足が痛くて、差別用語で表現した方が分かり易い状態です。

 ですが、書く方は足じゃなくて手ですもんね。で、その時の写真をアップしようと悪戦苦闘しているうちに、毎日のブログ更新に間に合わず。
 ご質問について、ですがね。足を痛めたことから書きおこそうと、思っていたんですが。でももういいいわ。
 トラベルはトラブルと言われるぐらい、いろんなことがありますから。僕のクルーズ体験から書きましょうか? いろいろありましたよ。

1、台風等で寄港地に寄れなかった場合の返金システムや別ルート航路もありうるか。 
  (経路や乗船日数が短くなりますが、年間予定で船は動いている) 

 まずは、台風ですね! 思い出したくもないけど、ニューイングランドクルーズでしたね。かの有名なハリケーンサンデイに真正面から挑んで、結局、下船予定地であるニューヨークには入港出来ず! 
 途中寄港港の抜港というのは、まあよくある話ですが、この時のクルーズは散々なもので、途中船の故障でケベックも抜港。でも、こちらは200ドルだかの船上利用券をくれたのなか? 

 でもねえ、下船港を飛ばしちゃったというのは聞いたこともありませんね。旅が完結できませんから。で、次のクルーズの最初の寄港地だったチャールストンまで連れて行かれました。
 まあ船の名誉のために、特に名を秘す!なんてことはなくて、クリスタルシンフォニーだったんですがね。

 補償? そんなの全くなしでしたね。天災でしたからね。
 クリスタルは全米では往復の飛行機も付けて販売していますから、全旅程が完遂できなかったということで、往復飛行機までパックで買っていた人には、帰りの飛行機便の変更を担保してくれたんですが。日本から買う場合は、エア付きは売っていない。というんで、チャールストン/アトランタ/モントリオールと自分で、エアチケットを買い求めて、モントリオールでようやく予定の帰国便に間に合いました。
 
 対応策? そうですね。今は保険もしっかりしていますからね。旅程保証みたいなクルーズ保険があるんじゃないですか? 「船は洋上ホテル!」なんてPRしていますがね。実は「移動手段」なんで、旅程保証は要りますよね。
 僕は買ったことないですけどね。あんまり「下船港抜港」なんて聞いたことないですし、つまり金がモッタイナイ。

2、乗船定員を超えての乗船も多いのではないか。(子供は法律上可能と思われます。) 
  2人部屋にサイドベット等を仮置き等。他の方のブログや体験記を見ると 
  中華人民共和国始発クルーズ船は、定員の2割~3割位乗船客が多いのでは。 

 いやカーニバルやロイヤルカリビアンの決算を見ると乗船率は、年間通して105%とか、106%です。つまり定員(一室2人ベースが「定員」)を超えて、一部屋に3人、4人泊まるのは当たり前なんですね。
 もちろんベットの仮置きもありますが、上下の二段ベットを降ろせる仕様のキャビンを置いている。ソファーベッドの活用型もね。
 でも、これは日本船もやっていますね。

 「定員を超えて」という場合、定員ってその2人仕様ベースでいうか、総定員でいうか、クルーズ船ガイドブックでは両方併記してあるケースが多いですね。昔の「ふじ丸」は、2人ベースでは160室ですから320人定員。ですが4人利用を活用した時の定員は600人くらいの表記がされていましたね。
 まあ修学旅行みたいな学生さんが乗る時は、600人! で、食事もテーブルの真ん中におひつを置いて、ご飯は自分でよそりましょう! だったと聞いたことがあります。

 別に中国だけじゃなくて、日本船も30年前にはトイレも二部屋で共有でした(旧にっぽん丸)。これを「豪華客船」と称していたわけで、隔世ですね。

  でようやくフェリーが個室型になって来たのかな?
 いやまだまだかもしれんですね。歴史は流れて行くんです。なんてね。