今日のサービス画像は、ポナンさんのフラッグシップ、ル・ポレアルかな?
 近着のクルーズ・インダストリ―・ニュースによればーー
 

 Ponantは、重油(HFO)の使用を廃止し、LS MGO(低硫黄海洋軽油)に置き換えました。LS MGOは、原油の精製から得られ、汚染物質、特に硫黄と微粒子状物質の含有量が少ない炭化水素燃料です。 
 2020年のSOX規制強化によって、(クルーズ船を含む船舶の燃料油への)硫黄含有量を0.5%の以内とするよう求められていますが、Ponantは、規制が施行される1年前に、最大硫黄含有量が0.1%の燃料を使用することによって要件を超えました。
 ーーだそうです。

 前向きですね。というか、日本エリアでも、石油会社は、MGOを供給する体制は整えられると、していますからね。ポナンならずとも…と雪崩を打って?なんじゃないでしょうかね。
 日本の海運会社は、LNG焚きや、スクラバーの装備よりも、MGOでの対応が主流になると言われていましたが、フランスのクルーズ会社ポナンは、いち早く…。ということのようですね。

 まあこれまでの燃料油は、C重油が使われていましたから、MGOの採用で燃料油の費用負担がどこまで上がってゆくのかは、まだ詳細にレポートされていませんが、MGO、つまりマリンガスオイルが舶用燃料の標準となれば、仕方がないですね。

 既存船を含めて燃料油対策の主流はMGOでしょう! 「地球環境にもっとも優しい」船は、まずポナンさんから?ですかね。
 環境にもっとも優しいクルーズを標榜するピースボートさん辺り、
「オーシャンドリーム号でMGOを採用します!」くらい言ったらどうなんでしょうか? 口より前に行動だよね!

 なんて今日は土曜日ですからね。こんな話はもういいか。
 というんで、久しぶりのアベサンへの文句。
 自衛官募集で「地方自治体の6割が、協力を拒否している。だから憲法改正を!」って、飛躍もここまで来ると…。
 省エネだったら帆船にせよ!みたいな感じというかな? ちょっとこっちも飛躍しすぎですね?
 
 何もかも憲法改正に結び付けたいようですが、これって憲法を改正したあと「徴兵制」なんて言い出す発想が透けて見えますね。
 うちの孫、ええ男の子の方は、17歳ですがね。この調子だと、彼らぐらいから市役所が自衛隊に提出する名簿に沿って、ダイレクトメールが届くようになるんですかね?

 この間、わが町役場においてあった自衛隊のパンフを手に取ったら、結構給与もいいし、いろんな免許も取れそうだし、「育ててくれたお母さんに感謝」なんて隊員の美談調のコメントが載っていたりして…。

 将来、どんな仕事がやりたいのか? なんて聞いても「別に…」なんてお孫ちゃんに、「国を守る仕事に就くよ」なんて言い出されたら、敵わんよね。ホンマに。
 そんなこと言い出される前に、クルーズ会社にでも就職してくれんかな? 同じ船を動かす仕事なら…。ってね。
 
 でもね、今でも36%の自治体が適齢者の名簿を提出していると言うんですね。
 まったく、アララ!ですね。知らないうちに、我が祖国はどこに向かって行こうとしているんでしょうか?
 トランプさんより、こっちの方が「非常事態」を宣言したいくらいだよね。
 危ない、危ない!
 


 ルボレアル