いやいや。あったんですよ、わがラッゲージ(船上でロストバッゲージと言ったら、アメリカからのお客さんから、「ああ、ラッゲージね」なんていわれちゃいましたから、これからはラッゲージで行きますよ)。というんで、ついにブリティッシュエアウェイズさんから、メールでの問い合わせにお返事があり、昨日、つまり17日にラガーディアから、アムステルダム経由で、成田行きのKL0861便に載せたとご連絡。その前に問い合わせしていた、成田のBAのオフォスからも丁寧な電話があり、同じ内容で、「早ければ18日中に」、つまりは今夜にも届けるとのお話。やったね! ですわ。ただ、通関が必要なので、通関委任届けやら、パスポートのコピー、入国スタンプやらをファックスして欲しいというんで、夕べは寝る前、って、7時には就寝してましたけどね、バタバタと…。
 「旅の間に購入した必要品のリストと領収書を送って欲しい」ともね。保証してくれるようです。だったら、もっといろいろ買っておけばよかったかな、なんてね。だいたい300ユーロでサンダルやら、シャツやらベルトやらね。というので、ようやく旅が終わった感じです。
 
 あとは、またアムスあたりで、行方不明にならないか? とか。杞憂ですよね、はい。
 バッグじゃなかったラッゲージの中に、ちゃんと全てのグッズが入って戻って来るのかだけが心配ですが、多分大丈夫でしょう。旅の間、盗まれた! とばかり宣言していた旅先のみなさん、ごめんなさい。推測で物を言ってはいけませんよ! はい。

 でもねえ、今だから書けるんですがね、この中に入れたダイアのネックレスですが、若いころから「贅沢は敵だ」みたいな生活を送りつつ、そんなこと言ったことがなかったほど控えめだった、わが相方さんが、50歳を過ぎたある時、ポツリと「私もダイヤくらい欲しいなあ。誕生石だし」なんておっしゃっちゃったんですよ。
 で、僕も知らないふりをしていたんですが、なんか生活費をこつことと貯めて作った数十万円也! これで買っちゃったんですね。お気に入りの品というか、いわば彼女の人生の思いをドドンと込めた思い入れのある一品だったんだと思います。
 そうと知っている僕は、やっぱりその話は出せませんからね。このバッグ、しゃなかった、ってどうでもいいや、この中に入っていると聞いてからは、意図的にその話題はしなかったですよ。
 でも、戻ってくる! さすがに夕べは、この話で相方さんも大喜びでした。
 
 それにしてもバッグが戻ってくるって、喜ぶってなんだか変ですよね。いわば当たり前のことだものねえ。でも今日は、そんな悪態はつかずに、いろいろやってくれているBAのスタッフさん、ラッゲージロスに際して心を砕いてくれた、アムステルダムのベストウエスタンホテルのフロントさん、バイキングリバークルーズのオフィサーさんやコンシェルジェさん。はいランドリー代を無料にしてくれたんですよ! それに一緒に心配してくれた乗客の皆さんや、ヒースローで行き先を追及してくれたBAの女性スタッフーー本当にありがとうございます。この場を借りて…。なんてね。

 あそうそう、このブログをお読みになり、心配して下さった日本全国のクルーズファンの皆様にも御礼を申し上げたいです。
 でもまあ、ああ良かった! って、喜ぶのはラッゲージが返ってきてからにするべきですが、朗報はなるべく早く、というんで、今日は2時起きで、コンピューターやノートに向かっていたんですよ。まあ時差ぼけなだけですがね。

 それになんかねえ、ラッゲージ君にも、あんたこの2週間どうしてたんだよ? と話を聞きたいくらいですよ。
 僕らがヒースローにいたときに、ラッゲージちゃんは、ガトウィックにいたそうで、「なんでそれを言ってくれないの?」とか、やっぱり「リバークルーズの行程を追いかけて届けてくれるわけではないんですね?」、なんて言いたい気もしますが、もういいや。
 明日からはこのクルーズの総括を書きたいですね。写真もコンピュータに取り込みましたし、写真も入れて書きますかね。
これから、ようやく旅の感想戦に入れそうです。