2007年01月05日

フィリピンに日本人詐欺団横行

無事に開催なるかASEAN

      日刊中央通信記者 岩崎定夢

 12月に開催予定だったASEAN(東南アジア諸国連合)が、台風事情を理由に急遽、延期されたことは、このブログでも報じたが、再開日程は今月13日から16日である。
 フィリピンのアロヨ大統領としてはASEAN会議にテロ攻撃の危険性が指摘されての中止・延期と取り沙汰されているだけに、なんとしても無事再開されて名誉回復を果たしたいところである。
 この会期中に安倍晋三首相と中国の温家宝首相との首脳会談や、プラス3(日中韓)首脳会議、東アジアサミットなどの重要会議が予定されている。


 ASEAN会議が開かれるフィリピン・セブ島では昨今、日本人の団塊世代を狙った詐欺犯が横行している。定年を迎えた人が老後をセブ島にて過ごそうと計画。退職金を建て売り住宅購入費として渡したら、それが日本人とフィリピン人による詐欺犯に騙し取られた、といったケースが現出している。12月のASEAN会議延期報道の中でも報じたが、セブ島には記者の友人が2人、居住しており、随時、メール情報を送ってくる。以下は4日に受信したメール情報である。まず、記者のほうから、
< 先日、日本のテレビが「セブ島の建て売り住宅を買って老後を楽しく」と言われて1千数百万円を支払ったのに、それが「詐欺」だった。似たようなケースが他にも数件ありそうだ。というニュースをながしていました。
 このようなことが、セブで行なわれているのでしょうか?
 関係ある情報のあれこれを、送信ねがいます。
 と打信した、その返信である。
ハイ、そのニュースはこちらでも聞いて知っております。その偽情報を流してお金を取ったのは、セブ・シティにある大学(三流ぐらいですが)の非常勤講師をしていた日本人です。
 こちらには、まともにやっているリゾートもありますし、本格的なリタイア日本人の受け入れ施設の建設の話もかなり前からあります。
 この本格的なのは、日本政府のODA援助などをアテにしたものですから、計画から未だに着工に至っていません。
 こちらの現実を知って、まともに真面目にそうしたことをやるよりも、大学講師の肩書きぐらいで信用してしまう日本人のニーズのほうが多いのかと思います。
 日本人の中には、多くのそうしたニーズがあるのですが、それに対応出来るまともなものが無いのも現状なんです。言い方が悪いのですが、まともな施設からまともでは無いが儲かる施設作りまで千差万別状態。そこを狙うワルがいるんですね。
 日本人の多くは真剣に取り組んでいるかと思った人も知ってますが、その人は殊更にこちらの危険なこと(世情)を伝えて、自分のビジネスの中から逃げられないようにして、フィリピン情勢に十分対応できるようにやっている人もおられます。
 岩崎さん、わたしは年金だけで生活しています。それも、日本で年金による老後のパラダイス話をする時に出て来るモデルのように大金はもらっておりません。国民年金レベルでもこちらでは十分に食っていけます。
 それ以上を望む人では無理でしょうけどね。
 経済的な価値観、物質的な価値観を持って人間的な価値観を持たなかった人はこちらでの生活は無理です。
 逆に、ありあまるお金を持ってこちらに来られたら、サルタンのような生活も夢ではありません。
 お正月から楽しくない話ですみませんでした。
 一度、現地取材を兼ねておいでになることをお勧めします。>

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