2006年01月27日
2006年01月24日
2006年01月22日
ケンネルコフ〜その1〜
最近、ケンネルコフで来院する子犬が多い。
激しい咳をするのでほとんどのオーナーさんは心配してしまう。(当然でしょう)
ハルちゃん(M.ダックス、6週齢、雄)も激しい咳と食欲がやや落ちてきてたので入院することになる。
少しやせ気味のハルちゃんにとって大事なことは、よく食べて、しっかりと体力をつけて、病気に打ち勝つ身体になること。
試行錯誤の結果、ハルちゃんは子猫のドライフードが好みと判明。
病院で少しずつフードを食べるようになったので、家で見てもらうことにする。
しかし、6週齢は小さすぎるよなぁ〜。ケンネルコフにならない方がおかしい。母親から離すのがあまりにも早すぎる。
売る方のペットショップだけの責任ではなく、オーナーさんたちも「3ヶ月齢以下の子犬は絶対飼わない」という気構えを持って子犬を受け入れてもらいたいものだなぁ。
2006年01月19日
2006年01月16日
2006年01月11日
2006年01月09日
2006年01月07日
2006年01月04日
2006年01月03日
2006年01月01日
ジステンパー陽性
突然食欲がなくなったと連れてこられたサナ(チベタンテリア、雌)はまだ2ヶ月齢に満たない。
中程度の削痩、目やに、鼻汁、下痢、発咳があり、体温も40.5度と発熱が見られた。
便を用いたジステンパー検査の結果は陽性。
オーナーさんに、ジステンパーの場合助からない可能性もあることをお話しする。オーナーさんも1週間前に購入したばかり。ペットショップから代理のワンちゃんを保証されたが、気持ちは複雑。
そりゃそうだろう。ぼちぼち新しい環境に慣れた頃だろに…。
米国や英国では生後8週の幼齢犬は輸送・販売を禁止している。日本でも動物愛護法にこの条件を盛り込む方向に進んでいる。
一日でも早くこの法律が発令され、子犬とオーナーさんのいい出会いが出来るといいね。
2005年12月28日
長期入院
別にたいした疾患ではない(?)ので、本人は元気いっぱい。ケージを開けるとダッシュして飛び出そうとするから、注意が必要。
後肢に貯まった漿液がなかなか治まらず、2回も手術をしたが再発。仕方がないのでしばらく病院で毎日処置をするために預かることになる。
経過は順調だ。この調子だと完治もすぐ目の前
あと少し辛抱してくれ。頼むよイッサ
今年もあとわずか。本日で一般業務は終了。明日から正月休みだ〜、と言っても、ペットホテルが多いので休めない…
皆様、よいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします
。
2005年12月27日
術後の心肺停止!
ガッチャン(日本猫、8ヶ月齢)は、常法通りに避妊手術を終え、普通に麻酔から覚めるはずだった。
麻酔から覚醒し、少しふらついている状態でいつものようにケージに入れておいた。しばらくしてフッと見ると、動きがない…
抱き上げてみると身体はグッタリ。呼吸も心臓も動いていないではないか
急いで気管チューブを挿管し、心臓マッサージをはじめる
何とか心臓が動いてくれて、呼吸も安定し蘇生してくれたが、意識朦朧、起立不能、筋肉緊張、視力喪失になる。
その後、徐々に快方に向うが、視力はまだ回復せず(写真)。若いので、そのうち見えてくるようになるのではないかと、期待というより祈る思い。
原因は何か?同僚から喉の迷走神経を傷つけたのではないかと指摘を受ける。しかし、真相は不明。
いずれにせよ、ガッチャンの視力が回復することを祈るだけ…。
2005年12月26日
2005年12月24日
Merry Xmas!
今日はクリスマスイブ
昔はクリスマスが近づくと何となく気分がワクワクしたものだった(今も少しだけワクワクするけど…)。
最近では、家庭でもクリスマスのガーデンイルミネーションの飾り付けが凝ってきて、夜になると思わず見入ってしまう事がある。
当院でも、夜散歩しているオーナーさんたちに楽しんでもらおうと、点滅ライトの飾り付けを買ってきたが、クリスマスというよりあやしい飲み屋と言った感じですぐに却下。
代わりに写真のようなごく普通のイルミネーションに変更。オーソドックスで無難なところか。
当然、ワンちゃんたちは色が識別できないが、オーナーさんがウキウキした気分になれば、ワンちゃんたちにも伝わるだろう。
そう言えば、最近ワンちゃん用のクリスマスケーキが流行っている様子(東京近辺だけ?)。あんまり食べ過ぎておなかこわさなければいいけどね。