CF Academy総責任者の山岡です。



今回は成長痛について書きたいと思います。



私はトレーナーとして小・中学生年代の選手に多く関わってきました。



成長痛の中でも多く耳にするのが、やはりオスグッド・シュラッター病です。



膝の皿の下あたりがポコッと膨れてボールが当たるだけで、すごく痛いやつです。



原因としてよく言われるのが、「骨の成長に、筋肉等の成長スピードが追いついていない」ために、
短く硬くなった筋肉が骨をひっぱって痛みを出すというメカニズムです。



太ももの前にある大腿四頭筋は、骨盤から膝のお皿の下の脛骨粗面という部位にかけてついています。
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画像:Visible Body


この大腿四頭筋が硬くなることで筋肉が縮み、お皿の下の骨(脛骨粗面)をひっぱることで痛みがでます。



原因は上述したように「骨の成長に、筋肉等の成長スピードが追いついていないため」ということが前提条件としてあげられますが、



日々のトレーニングや日常生活においての『太モモの前と、後ろの使用頻度の差』というものが非常に大きく影響します。




運動科学者の高岡英夫氏は、



モモ前の筋肉を『ブレーキ筋』と呼び、



モモ裏の筋肉(モモ裏の上半分ぐらい)を『アクセル筋』と呼んでいます。



パフォーマンスをあげるという意味でもモモ裏を使うということは非常に重要です。



速く走るためにはアクセル踏む方がいいですよね。



しかし相対的にモモ前の筋肉の使用頻度が多くなることで、筋肉が縮む回数も多くなり、膝下の骨を引っ張るストレスが大きくなります。



それでは、
一度直立で立ってモモ前を触ってみてください。



カチッと力が入っている選手は要注意!!



立っているだけでモモ前に力が入る選手が走ったらどうなるでしょうか?



おそらく走って切り返したりしている際にも必要以上に力が入ってしまっている場合が多いです。



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直立ではあまり力みがないと判断できた方は片足を前に出して、前に出した足に体重を少しずつかけていって下さい。(JARTAでは『前モモ抜きテスト』といいます)



体重がかかると前モモにすぐに力みが入る事があります。



そうなるとやはりオスグッドやその他膝周囲のケガの原因になりやすいです。



触ってぷるぷる揺れるぐらいモモ前の力みを抜く事が重要です。



そうなれば膝のお皿の下を引っ張るようなストレスは少なくなっていきます。



体重をかける位置を操作するだけで前モモが抜ける場合もありますし、
股関節骨盤背骨などの硬さをとる必要がある場合もあります。



原因は1つとは限りません。



こういった原因を深くまで追求しエクササイズを考え提供していきます。



CFアカデミーではスキルを指導するコーチとともにトレーナーも常駐しています。



障害予防とパフォーマンスアップをしっかり両立していきます!!




体験会 日程】 
518日(木)、23日(火)、30日(火) 
U12 | 16:30〜18:00まで  
U15 | 19:30〜21:00まで  
※U15について以前のご案内から時間変更しておりますのでご注意ください。

会場:尼崎スポーツの森フットサルパーク 
申し込みはこちらから→http://www.cf-football-academy.com/contact.html 
※『ご質問など』の項目に参加日程をご記載ください。 

【オフィシャルサイト】 
http://www.cf-football-academy.com


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■兵庫校 tel 090-5053-8468

■三重校 tel 059-324-2760