2004年08月

2004年08月31日

揚州チャーハンってうまかったんだ!

ちょっと前ですが、蘇州に行った時の事です。日本から初めて中国に来た人が、「以前、ウルルンで見た揚州チャーハンが食べたい!」と言い出しました。僕もその番組は見ていたので、初めて上海に来たときは同じように思ったことは確かですが、個人的には全くオススメではなかったのです。というのも、上海で今まで、本当においしい揚州チャーハンを食べたことがなく、というか、チャーハンというジャンル自体、おいしいものなどないと思っていたほどでした。上海料理は何かにつけ、油っこいものが多いのですが、チャーハンにしてもしかり、油っこすぎるし、具の切り方も雑なものが多いのです(具そのものが合わないこともありますが…)。これは、安食堂のみならず、ちょっといいレストランでもそうで、本当に今までおいしいチャーハンを食べるチャンスに恵まれませんでした。
でも、蘇州で普通のレストランで揚州チャーハンを頼んだとき、他の料理はともかく、日本のおいしいチャーハンレベルのチャーハンが出てきたので、びっくりしました。店の人に「上海でこんなにおいしいチャーハン食べたことないけど、なんでやろう?」と聞くと、「え?これって別に普通のチャーハンじゃない?別に特別とは思わないけど….」と言っていました。それならと思い、駅前の安食堂に入って8元(約110円)の揚州チャーハンを頼んでみると、やっぱりここも普通においしかったです。地方によってチャーハンひとつでこんなにも味が違うのかと本当に驚きました。本場の揚州に行けば、もっとおいしい店があるんだろうな、と思います。先日、蘭州ラーメンを紹介したときに、本場の蘭州ラーメンについてのコメントをいただきましたが、やっぱり本場は違うようです。上海にいると、上海人は、「上海にいたら中国全土の料理がなんでも食べられるよ!」と自慢げに言うのですが、それで「俺は中国全土の中華料理を食べた」と思うのはやめようと思いました。もし上海でおいしい揚州チャーハンが食べれるお店を知ってる人がいたら教えて下さい。

写真は、蘇州駅のすぐ近くの安食堂で食べたものです。チャーハンとワンタン、あわせて13.5元(約200円)でした。



さて、おいしかった話のおまけに、おいしくなかった話です。豫園には中国第1号店モスバーガーがあります。でも、中国のモスバーガーは日本のモスバーガーとは似ても似つかず、マクドナルドやケンタッキーとは、比べるまでもありません。こんなのモスのイメージが下がるだけじゃないのかな、と思ってしまうのですが、一度ハンバーガーを食べて、もう二度と食べるまいと思いました。怪しいにーちゃんが、無造作に冷蔵庫から取り出したハンバーグを目の前で焼き、電子レンジから「チーン!」と言う音と共に出てくるハンバーガーは、モスバーガーを知ってる日本人には食べられるものではありません。





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2004年08月30日

毛沢東グッズ

中国のお土産!と言えば中国茶or毛沢東グッズ、というくらい、毛沢東グッズはおみやげとして有名です。僕の場合、個人的に好きなこともあり、いつも中国茶を買っていたのですが、それでは芸がないので、毛沢東グッズも買ってみようと思い、豫園上海老街に行って来ました。中国に来てから早くも1年が経とうとしていますが、自分で毛沢東グッズを買ったことはなく、値段もいくらなのか全然知りませんでした。ある店で聞けば、バッジひとつで30元(約420円)と言いますし、同じ物が隣の店で聞けば10元(約140円)とも言います。でも、日本人とばれないように(まあ、ばれてたかもしれませんが)交渉してみると、1つ5元(約70円)で買えました。その他、ふたを開けるとメロディーの鳴るライターや、秒針が動くと毛沢東が手を振る時計などは、旅行者がよく買っていく人気商品です。旅行者なら、一度は買ってみたい毛沢東グッズ。でも、僕らにとってはギャグでしかない毛沢東も(僕の友達はケザワ・ヒガシと呼んで馬鹿にしていますが)中国人からすると、意外に信奉者の多い人なんです。学校のケザワ・ヒガシ像に落書きをしようとして強制送還された学生がいるとか、いないとか、そんな話を聞いたことがあります。




 



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リコンファーム

先日、中国東方航空で上海に戻って来る時に、チケットのリコンファームを忘れて、席をキャンセルされてしまっていた事がありました。中国のチケット会社で購入したのですが、「予定を変更する場合、必ず日本支社でリコンファームの手続きを取って下さい」という事を言われていたらしいのですが、その場でうまく聞き取れず、適当に聞き流してしまっていたのが、原因です。今まで、リコンファームが必要だったことがなかったので、甘く見ていたわけですが、今回改めて、聞き取れないときは、ちょっとした事でも聞き返さなければいけないな、と思いました。ちょっと急いでいるときなどは、中国語で話しかけられると、半分くらいしか頭に入ってきません。外国では、何をするにしても、日本にいる時の倍は注意を払わなければいけないな、と反省しました。


先日、近所のカフェやバーを回りました。今まではあまり行った事がなかったのですが、実は近所にもレトロなカフェやバーがある事にびっくりしました。これからは時間があれば行こうと思ってます。
詳細はこちら...





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2004年08月29日

タクシーの運転手との戦い2

タクシーに乗ってドアノブを壊してしまった話を友達にしたところ、友達も運転手席についているセイフガード(強盗などから運転手の身を守る、プラスチックのカバー)を、運転手との口論の末、誤って割ってしまった人がいました(口論の原因は、運転手が遠回りしたことです。まあよくあることですが…)。ただ、彼の場合は、うまく言い訳して逃げなかったばっかりに、そのまま交番に連れて行かれ、警察官になだめられる事1時間、結局、警察官に「一応壊したんだから100元(=1400円)くらい払ってやりなよ。」と言われ、しぶしぶ払うはめになったようです。中国人は、基本的に中国人の味方なので、口論した時は、自分たちで決着をつけなければいけないな、と思いました。そうでなければ、周りの群衆まで相手の味方になって、その場の人全員を敵に回す恐れさえあります。中には、あまりに腹が立って手を出してしまう人もいるようですが、もしそうなってしまったとしても、すぐにその場から逃げなければいけません。中国の警察を敵に回すと、後がかなりやっかいです。(知り合いに、中国の警察に連れて行かれ、法外な保釈金請求をされた人が何人かいますが、聞くところによると、それらはすべて彼らの懐に入って入るんじゃないかという事です。中国語のできるK君は、10分の1まで保釈金を値切ったと言っていました。うたい文句は「この場で現金で払ったらすぐに放してやる」だったそうです。)
ちなみに、僕が話しているのは上海の話ですが、北の方では、喧嘩っぱやい人が多く、口論で駄目なら、すぐに手を出してくるそうなので、口論に発展する前に逃げた方が無難かもしれません。とにかく、まだまだ中国は、事件などに巻き込まれるとやっかいな国です。

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2004年08月28日

変な日本語表記

中国の場合、もうどこにでもあり過ぎて、もうつっこみを入れるのも嫌になるものの一つに「変な日本語表記」があります(まあ、世界中どこでも見られますが)。下の写真もたまたま見つけたので撮りましたが、これなど普通で(ツとシの違い、ンとソの違いなど)、ひどいものになると、意味がまったくわからないものもあります。まあ、そういうものを見る度に笑いのネタになるので、楽しくていいのですが、ちょっと日本語のできる中国人が、自信満々で書いたのだろうな〜、というのが容易に想像できます。でも、こういうのが、学校の教科書にもあるから困ります。中国語の横に、英語と日本語で説明が書いてあるのですが、北京大学出版のまともな教科書にもかかわらず、変な日本語、嘘の翻訳が平気で載せてあります。英語にしてもしかりで、欧米系の留学生も、中国人が書いた説明は適当に読んで、自分で漢字辞典を調べていました。日本人はどちらかというと、外国語を知っていても話さない人の方が多いですが、中国人はちょっと話せるだけでも自信満々で話す人が多い気がします。「英語はなせる?、日本語はなせる?」と聞くと、「話せる!」という答えが、案外簡単に返ってくるのですが、話してみるとほとんど通じなかった、という事は結構あります。でも、アルバイトの子たちを見ていると、平均的に、大学生で英語が話せる人の割合は中国の方が多い気がします。普通に旅行していたら、「上海では、ホテル以外では英語が全く通じなかった。逆に、日本語で話しかけられる事の方が多かった。」という話をよく聞きますが、大学の本科(4年制)まで出た人には、日常会話のみならず、業務上の会話も英語でできる人が多い気がします。英語教育に力を入れている中国ですが、それは全体からすればほんの一部に言えることで、一般的に旅行者が行くような場所は、まだまだ日本語の方が通じるようです。でも、「社長!」とか、「安いよ!友達!」とか言う日本語をしゃべるのはやめて欲しいと思います。





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2004年08月27日

自作パソコン

最近では、アジアで中国産のパソコンが驚異的に売上を伸ばしているようで、新聞にはデルとの売上競争の話がしょっちゅう見られます。それくらい中国では、安くて使えるパソコンが出てきているようです。以前、中国で会社用に一台パソコンを購入したのですが、値段は4000元で(約6万円)で、でかいコンポやDVD再生機能などもついていて、これは海外ブランドのパソコンを買うよりいいな、と思ったのですが、アルバイトの大学生の子には、「それを買うくらいなら自作パソコンの方がいいのではないですか?」と言われました。実際、中国では自作パソコンを使っている人は非常に多く、平均的に、一般人のハードに関する知識は日本人の比ではありません。パソコンショップに行っても、まだまだ本体そのものを売る店よりも、ちょっとマニアックな部品を扱っている店の方が多いですし、パソコンの組み立て方や部品の説明マニュアルのような物が、山積みになっています。Ebay(中国版)などのオークションサイト上でもパソコンの部品の売買が頻繁に行われていますし、中国の若者のパソコンに対する姿勢には恐れ入ります。日本人と同じく携帯電話も使いこなす中国人ですが、お金に余裕のある人達だけを見れば、パソコンやインターネットに関しては中国人の方が上かな、と感じています。

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永和大王(上海のケンタッキー!?)

上海に来た当初、この「永和大王」を見て「あれ?今のケンタッキー?」と勘違いしたものです。これは、誰もが最初は思うのですが、中華料理のファーストフードで、値段の割においしくないし、中国人には人気があるものの、日本人の方が行くことはほとんどないので、いつの間にか気にもならなくなる店のひとつでもあります。中国と言えば、まだまだ何かにつけ「きわどい」ニセモノが多いのですが、これは代表的なもののひとつです。









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2004年08月26日

蘭州ラーメン(手打ち麺)

中国で結構好きな食べ物の一つが蘭州ラーメンです。スープはターメリックの入った、薄味のなんとも言えないスープなのですが、手打ち麺は結構いけます。注文を受けてから麺を一瞬のうちに作り、5分もたたない内に出てきます。まさに、「熟練された腕」という感じです。基本的には、日本と同じ、ラーメン形式の普通麺と、大きな固まりを包丁で細切りにする刀削麺(写真のラーメン)が選べるのですが、個人的には普通麺の方が好きです。先日、日本からお客様が中国視察に来られた際、「現地のラーメンを食べたい!」とおっしゃったので、恐る恐るこの蘭州ラーメンに連れて行ったところ、多少お酒が入っていたせいもあるのか、汚い環境も気にせず、「うまい!」と言っておられました。きれい好きな人にはお勧めできませんが、値段は安く、写真のラーメンでも3.5元(約50円)ですので、旅行に来られた際には食べてみるのもいいかと思います。












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2004年08月25日

名刺を作るのも大変

名刺がなくなった所で、ちょうど名刺屋の販売員が来たので、デザインも新たに名刺を作る事にしました。最初、名刺屋は100枚一箱で15元(約210円)と言っていたのですが、「高いだろう」と12元(約168円)まで値切り、「3日後に持ってくる」と言って、その販売員は帰っていきました。さて、納品日に「できたか?」と電話をかけてみると、「まだ作ってない」との返事が。電話で問いつめてもしょうがないので「今すぐこっちに来い!」と呼び出してみると、ボスが「デザイン料に50元(約700円)かかる」と言い出したとか。なんで納品日になってそんな事を言い出すんだ、とも思いましたが、ここは中国。気を取り直して、「最初にデザイン料の事は言わなかったんだから、当然無料だろう!」としつこく言うと、「20元(約280円)だけでも払ってもらえないか?」と言ってきました。20元なら自分で作るより頼んだ方が安いな、とも思いましたが、今後の事も考えると、自分で名刺のデザインを作ってファイルを持っておいた方がいいな、と思い「それならウチにもデザイナーがいるから自分でデザインするよ、印刷だけお願い。」となって一件落着しました。日々、こういった「中国人」とのやり取りは日常茶飯事なのですが、こういうやり取りだけでも無駄が多いな、と実感します。もう少し全体的な質を上げていって欲しいな、というのが今の中国に対する要望です。


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韓国料理屋

日本料理というと、値段が高い所が多く、安いとまともなものが食べられなかったりするので、中華料理に疲れたときは、韓国料理屋によく行きます。ビビンバやクッパなどが200円くらい、焼肉丼なども250円くらいでありますし、キムチ類(大体4種類くらいは出てきます)は基本的にただです。中華料理ばかりだと、栄養が偏りがちになりますし、油っこくて胃の調子が悪くなる事もしばしばですが、韓国系の料理は油が少なく、野菜も多いので栄養もばっちりです。もちろん、辛いものが多いので、辛いものが苦手な人にはおすすめできませんが。特に、大学の近辺などには留学生も多いせいか、安くておいしい韓国料理屋が多いです。







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