2004年11月
2004年11月29日
地元人が集う銅川路
噂には常々聞いていた銅川路魚介市場に先日初めて行ってきました。東京事務所の台湾人社員が上海に来たので、何を食べに行こうかと悩んでいたところ、浦東空港から乗ってきたタクシーの運転手さんとすっかり意気投合した彼女はタクシーの中で上海蟹の話で盛り上がり、運転手さんオススメの場所に連れて行ってくれるという約束までしていました。私は「どこか変なところに連れて行かれるのではないか・・・。高級レストランに連れて行かれるのではないか・・・。」とかなり不安でしたが、ついた先は凄まじい数の魚介類屋さんが道路の両端に並ぶ銅川路魚介市場でした。市場の中には何件ものレストランがあり、1階の市場で好きな魚介を選びそれを持ち込み調理してもらうという風になっていました。私たちは早速上海蟹選びに。運転手さんに手伝ってもらって、(よそ者、特に日本人だとばれると値段を吊り上げられるので)1匹6,7両(300〜350g)の上海蟹が60元!!普通のその辺のレストランでは滅多にお目にかかれない大きさであるうえに、高級レストランだと1匹300元ぐらいするのではないでしょうか。私たちはそれを4匹買っていざ、上のレストランへ。レストランの中は市場の上とは思えないほどの広さで奥が広がっており、収容人数はどれくらいあったのでしょうか?はっきりしませんがとりあえずレストランも広い!その広いレストランでも満席状態。みんな上海蟹や蝦蛄やエビをおいしそうに食べていて、自分たちの上海蟹が茹で上がってくる時間がとても長く感じられました。
茹で上がった上海蟹は言うまでも無く鮮やかな朱色で味噌は濃厚で、ほとんど身のない上海蟹も足ですが大きいなりに身が詰まっていて。香港で一度食べた事があるといっていた台湾人社員も驚き、そして大満足のおいしさでした。満足してもらえてなんだか嬉しかったです。私が連れてきたわけではありませんが・・・。
銅川路魚介市場、素晴らしいところです。今度は友達を誘って行こうと思います。




茹で上がった上海蟹は言うまでも無く鮮やかな朱色で味噌は濃厚で、ほとんど身のない上海蟹も足ですが大きいなりに身が詰まっていて。香港で一度食べた事があるといっていた台湾人社員も驚き、そして大満足のおいしさでした。満足してもらえてなんだか嬉しかったです。私が連れてきたわけではありませんが・・・。
銅川路魚介市場、素晴らしいところです。今度は友達を誘って行こうと思います。




2004年11月25日
亀ゼリー
先日またしても初めての亀ゼリーを体験しました。美容と健康に抜群と日本でもここ最近話題のあの亀ゼリーです。今までも、香港または台湾スタイルレストランで見かけてはいたのですが、食べたいと思ったことがなく、避けて通っていました。今回は私が注文したわけではありませんが、友達が頼んだので味見程度につつかせてもらいました。感想はと言うと・・・。苦い・・・。最初口に入れたときはさほど感じないのですが、後味が漢方の香りが広がって、じわ〜と苦味がきます。おいしくありません。弾力も怖いほどぷるんぷるんとしていて、寒天かゼラチンか何かを足しているのだとは思いますが、亀の抽出液からできていると思うと、味わいたくはないですね。ちなみにシロップをかけて食べるとそこそこ苦味は掻き消されるのですが、最初から飛ばしてシロップ多めに食べていると後半きついのでご注意を。もう一人一緒だったカエルも平気で食べる友達は小さい頃飼っていた亀とかぶると言って私以上に無理でした。私は定番かつ人気のマンゴープリンをおいしく食べました。そこのマンゴープリンは私の中では上海第二位でした。(第一位は避風塘)


2004年11月23日
カッピング療法
最近肩こりがひどく、按摩マッサージにかなりの頻度(以前に比べ)で行っています。私の家の近くに(とはいっても徒歩で30分くらい)観光客、駐在員目当てではない普通のローカル按摩マッサージ店があり、なかなかいい仕事をするのです。もちろん、建物自体も部屋自体も汚めですが、全身マッサージが45分38元と見合った金額で、強めのマッサージが私はお気に入り。この前の金曜日に、一緒に行く人もいなかったにもかかわらず、初めて一人で行きました。こういうローカル店にはできるだけ一人では行かないようにしていたのですが、肩こりが我慢できなくなりどうしても行きたかったのです。行ったら行ったで普通でした。時間を最初から延長してもらって(1時間15分で55元)マッサージ開始。マッサージのお兄さんが私の肩を触るなり「あなたの肩は相当悪いよ。」と言われ重点的にごりごり。その他にも足を持ち上げられたり、全身をねじられたり、ダイナミック。ほぼ終了すると今度はカッピングを薦められました。お椀のようなガラスをポンプで真空状態にして体にカポッと吸い付かせるやつです。さすがに私もこれは未経験だったのですが、好奇心わくわくで試してみました。最初は吸い付く感覚が痛いのですが、少し我慢していると暖かくなってきます。吸い付かせている時間は短く5分くらいだったと思います。肩と腰にはまぁるい跡がくっきり。悪い箇所は紫色になるそうです。数日は打撲のような痛みはありましたが、なんかすっきり感はあります。1週間は残っていました。一応オススメですが好き嫌いは分かれるかもしれませんね。
お見苦しい写真ですが・・・・・・。

お見苦しい写真ですが・・・・・・。


2004年11月22日
やられたぁ〜
最近秋晴れが続く上海。秋の味覚を堪能しようと柿を買ってきました。私は熟した柔らかい柿よりも普通の硬い柿が好きです。ここ上海では柿は熟した柔らかいものを食べるらしく、そこら辺に売られているのはほとんど柔らかいもの。だから私は上海に来てからのここ数年、柿を食べていませんでした。しかし、今回果物屋さんで硬めのものを発見したのでうれしくなり2個購入。ご飯のあとにるんるんで剥いて「よし!日記のネタにもしよう!」と写真も撮りました。そして剥き終わりさぁ、食べようと一口かじったところ、「ぶぇぇぇ!なんじゃこりゃ?」そう、渋柿だったのです。甘いのですが渋すぎる。アクが口の中にこびり付きます。この柿は硬い柿ではなく、熟す前の渋柿・・・・・・。結局上海には硬い柿を食べるという習慣はないようです。一口で断念でした。剥いていないもう一個の柿はりんごの側において、熟すのを待つことにしました。後日柔らかく甘くなったものを食べます・・・・・・。










2004年11月20日
バス運転手
会社の前でたまたま見かけたので思わずパチリしました。バスの運転手教習車です。長年上海で暮らしていますが初めて見ました。バスには「教習中、乗車できません」と書いてあり、中には運転中の人、その隣に教官らしき人が座り、後方の座席には他にも何人かの教習者らしき人が乗っていました。さすがに公道で運転しているぐらいなので、それなりの訓練をこなしてきた人たちだと思いますが、交通量も多く、至る所から自転車や歩行者が飛び出してくる上海で教習とはどこか不安なものがありますが・・・・・・。でも、上海のバスの運転手って本当に素晴らしい運転技術を持っていると思います。「バスがこんなに飛ばしていいの?」ってくらいスピードも出しますし、なのに!!「危ない!ぶつかる!」と思っても人の心配をよそに計算されたかのようにピタッと止まります。ハンドルさばきも感心します。「バスってこんなに小回りが利くものなのか。」と上海に来てから初めて思いました。この教習中だった人もいずれはそのような運転手としてデビューするのでしょう。くれぐれも事故には気をつけてほしいものです。
そして、この前乗ったバスの中。このバスにはナビが付いていました。もちろん道が解らないわけではないでしょうが。珍しいなと思ってシャッターを切りました。



2004年11月18日
やっぱりこれ!
今日の夕ご飯は大好きな(というよりも最近無性に好きな)うどんでした。めんは久光のスーパーで買ってきた冷凍の加ト吉のもの。やっぱりこれです。その辺のローカルスーパーにもゆでめんは売られているのですが、私はやっぱり加ト吉の冷凍!こしが違います。少し前まで家からわりと近い韓国の大型スーパーE−MARTでも売られていたのですが、この前探しに行ったら、跡形もなく店員さんに聞くと「今は取り扱っていない。味千ラーメンならあるよ。」と。仕方がないので久光へ。最後の1つでした。ラッキー☆そして滅多に見かけないうす揚げも久光に売っていたので、思わず買って来ていたものが冷凍庫に眠っていたので、きつねうどんです。あと、ほうれん草と温泉卵と、とろろ昆布にねぎ。我ながらおいしくでき、食べながら「さすが私。料理うまいな。」と自画自賛です。最近寒くなってきたので暖かく優しい味のうどんは最高でした。










2004年11月16日
悩みます。
上海も最近ようやく寒さを感じるようになって来ました。というよりも、2,3日前の雨で急に気温が下がったという感じです。寒くなり、毎朝何を着て行こうか迷ってしまいます。なるべく夜寝る前に、次の日のコーディネートを考えておきたいのですが(忙しい朝に考えると時間をとられてしまうため)決まらずに寝てしまったり、朝になって気分が変わったりしてしまいます。最近の冷え込みにも、惑わされてしまいます。寒いので、コートを着たいのですが、私の持っているコートはきれいめのお姉さんコート。外に取材などに行く時は、よく歩くので、なるべくスニーカーで行きたいのですが、合わないのです。洋服屋さんや街角スナップを撮りに行くのが目的なので、こちらも少し(かなり)気を使います。へんてこな格好ではやはり行きづらいです。コートにブーツじゃ、足は痛くなるし、スニーカーに合うようなアウターは今私が持っている限りでは、この先もっと寒くなると我慢できなくなるでしょう。新しいアウターが欲しいです。手袋も欲しいです。でも、先日予算オーバーの部屋に引っ越したばかりの私は引っ越し貧乏。今度のお給料日まで我慢です。お給料が入ったら、布市場で作ってもらおうかな?とも考えています。以前私はスーツを作ってもらったことがあるのですが、サイズが小さいということもありますが布代、縫製代合わせて、400元いかなかったような。コートもお安く作れるらしいのです。日本のファッション雑誌から、お気に入りのデザインを切り抜いて持っていけば、格安でそこそこのものができます。楽しみです。
どうか、それまでこれ以上寒くなりませんように。


裏地がお気に入り☆
どうか、それまでこれ以上寒くなりませんように。


裏地がお気に入り☆
2004年11月15日
お花
私はちょっと気持ちが沈んだ時、元気になりたい時にお花を買ってきます。やっぱり、お花って綺麗じゃないですか。そして今日はなんだかローテンションだったので買ってきました。上海ってお花がすごく安くて助かります?今日は会社帰りのバス停近くで自転車の荷台にたくさん積んで売っているお花売りから購入しました。黄色に近いサーモンピンクのバラです。7本束になっていて最初7元(90円くらい)と言われ、日本に比べるととてつもなく十分安いのですが、それでもちょっとと高いなと思った私は、悩んだ末に「今日はいらないです。また今度」と言うとお花売りのおじさんは「じゃ、5元(85円くらい)でいいよ!」といってきたので、思わずにっこりしてしまい、即購入。それだけで沈んでいた私の心は復活です。
上海ではお花を花束にしてもらうとかなりいけてないものにされてしまいます。バラ一本一本にセロハンしてボリュームアップ。ですから見た感じはふわっと大きな花束なのですが、ダサいです。ローカルなお花屋さんはどこに行ってもこんな感じです。
しかしこの上海にも私のお気に入りのお花屋さんがあります。それは久光の中に入っている日本人フローリストさんがいらっしゃるところで、もちろん日本のセンスなのです。お店の前でいつもうっとりしてしまいます。今日も覗いたら、輸入物のチューリップが売られていました。お値段は少し高めの1束10本ほどで30元。チューリップが好きな私は迷いましたが、ここは我慢だ。と自分に言い聞かせ購入せずに帰ってきました。でも、結果的に5元でバラを7本買えたので大満足です。いつかは憧れのお花屋さんで花束を作ってもらいたいです。




上海ではお花を花束にしてもらうとかなりいけてないものにされてしまいます。バラ一本一本にセロハンしてボリュームアップ。ですから見た感じはふわっと大きな花束なのですが、ダサいです。ローカルなお花屋さんはどこに行ってもこんな感じです。
しかしこの上海にも私のお気に入りのお花屋さんがあります。それは久光の中に入っている日本人フローリストさんがいらっしゃるところで、もちろん日本のセンスなのです。お店の前でいつもうっとりしてしまいます。今日も覗いたら、輸入物のチューリップが売られていました。お値段は少し高めの1束10本ほどで30元。チューリップが好きな私は迷いましたが、ここは我慢だ。と自分に言い聞かせ購入せずに帰ってきました。でも、結果的に5元でバラを7本買えたので大満足です。いつかは憧れのお花屋さんで花束を作ってもらいたいです。




2004年11月14日
タオル大量買い
この前スーパーで日用品を買いに行ったところ、私の並んだレジの前のおばさんが大量にタオルを購入していました。何枚くらいあったのでしょうか。日本のカートより大きめのカートに山済みでした。上海に来てからよく見かけるのですが、何かを大量に買っている人たち。よく見かけるのは炭酸飲料2リットルボトルをカートいっぱいにだったり、でもこれくらいだったら、「炭酸好きのお客さんがたくさん来るのかな???」ぐらいでなんとなく納得できるのですが、結構な割合で見かける、歯磨き粉大量買い。そんなにストックしすぎでしょ!と突っ込みを入れたくなります。そんなになくなるものですか?歯磨き粉って。その大量な歯磨き粉をどこにしまうのか・・・と不思議に思います。
このタオル大量買いのおばさんは、おそらくこのスーパーに売っていたこの種類のタオルを買い占めていたと思います。他に何か品物も買っていて、合計支払い金額は300元を越していたと思います。タオル1枚7,8元ぐらいしていたと思いますが。こういう大量買いをしている人たちを見かけるたびに思うのが「もしや、どこかで転売しているのでは???」です。スーパーで安く仕入れて小さい商店かなんかで。上海の街にはあちこちで小さな商店があります。タバコやお菓子や飲み物、そして歯磨き粉やタオルもわずかですが売られています。これは推測に過ぎず、確かではありませんが。問屋とかないのですかね・・・。
でも、このおばさんもしかしたら、美容室経営者かもしれないですね。個人で使うものではなくて、美容院で使う分。とこの時は勝手に納得しておきました。




このタオル大量買いのおばさんは、おそらくこのスーパーに売っていたこの種類のタオルを買い占めていたと思います。他に何か品物も買っていて、合計支払い金額は300元を越していたと思います。タオル1枚7,8元ぐらいしていたと思いますが。こういう大量買いをしている人たちを見かけるたびに思うのが「もしや、どこかで転売しているのでは???」です。スーパーで安く仕入れて小さい商店かなんかで。上海の街にはあちこちで小さな商店があります。タバコやお菓子や飲み物、そして歯磨き粉やタオルもわずかですが売られています。これは推測に過ぎず、確かではありませんが。問屋とかないのですかね・・・。
でも、このおばさんもしかしたら、美容室経営者かもしれないですね。個人で使うものではなくて、美容院で使う分。とこの時は勝手に納得しておきました。




2004年11月10日
カルフール魚介コーナー
カルフールの魚介コーナーはいつも賑やかな印象を受けます。カルフールに限らず上海の大型スーパーでは生簀があるのが普通で生きたお魚が泳いでいるからです。しかし、海魚より川魚料理が多い上海では今まで見たこともないようなお魚が泳いでいて、日本でよく見るようなお魚は少ないです。「これも食用?」と思わせるような赤いお魚屋、いわゆる亀もいます。毎回行くたびに思うのですが生簀に入れられて亀は苦しそうです。また、この時期には上海蟹もたくさん並べられています。値段はピンキリで1匹30元(400円くらい)のものから本場とされる陽澄湖産の1級品1匹100元以上するものまで様々です。
生簀以外には秋刀魚や舌平目などのお魚が氷の上に並べられていますが、あまり鮮度は良くないと思います。あまり買っている人を見た事がありません。たいていの上海人は市場で川魚を買うのでしょう。どちらにしろ、私は上海でお魚を調理する事はないと思います。あるとしても日本の食材がおいてあるような高級スーパーで選んで買うくらいでしょう。日本でおいしいお魚が食べたいです。



生簀以外には秋刀魚や舌平目などのお魚が氷の上に並べられていますが、あまり鮮度は良くないと思います。あまり買っている人を見た事がありません。たいていの上海人は市場で川魚を買うのでしょう。どちらにしろ、私は上海でお魚を調理する事はないと思います。あるとしても日本の食材がおいてあるような高級スーパーで選んで買うくらいでしょう。日本でおいしいお魚が食べたいです。





