雑感

2004年07月08日

牛丼

大連に行ってから、連日味の濃い中華料理を食べていたせいか、どんどんお腹の調子が悪くなり、何かあっさりしたものか
日本料理屋に行きたいと思っていました。すると、ホテルの目の前に吉野家が!ホテルは5つ星で朝食付きにも関わらず、
そのご飯をスキップして朝から吉野家に行きました。僕はずっと中国にいるせいか、牛丼を食べるのが普通ですが、日本から出張で
来られた方は、久しぶりの牛丼を喜んで食べておられました。以前、吉野家の牛丼は、かなりの数を同時に作って醤油ダレの味をしみこませなければ
本来の味が出ないという記事を読んだことがありますが、まさにその通りで、十分おいしいのですが、それでもまだ日本の味にはかなわないな、
という感じでした。しかし、280円くらいの料金で、山盛りの牛丼(といっても中国では普通盛りです)と茶碗蒸し、ドリンクが付いていますので、
お得感はあります。また、座席も日本使用ではなく、マクドナルドのようなセルフ式のテーブルになっていますので大勢で行っても
のんびりくつろげます。久しぶりに牛丼を食べると、アワビなどの高級中華料理もかすんで見えてしまうと言っては中国の方に失礼かもしれません.....。大連市内の写真



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2004年07月07日

大連の縫製工場

 大連に出張に行ったときに、大連市服飾協会の理事の方にお話を伺いに行きました。大連に進出している日本のアパレル企業や、縫製工場の話などを色々聞かせて頂きましたが、工場を見てみたいというこちらの要望を受けて、現在建設中の開発区のひとつにご案内して頂きました。当初、こちらの要望は、現在稼働中の工場を見せて頂き、小ロットでも生産が可能な工場がどれほどあるかを知りたかったのですが、田平(田が姓、平が名前です)さんは合弁企業の設立か、投資の話だと思ったらしく、投資物件を色々案内してくれました。現在もパートナーを探しているらしく、現在建設中の用地や建物はすべて大連市服飾協会が独自でやっておられうようでした。大連市服飾協会と言えど、ディベロッパーのような事までやる所は中国らしく、多額の資金を投入したものと思われます。なんといっても、エレベーターもないビルにある大連市服飾協会の事務所で、一箱800円もするという高級なたばこを吸っておられた田平さんの姿が印象的でした。
大連の写真








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2004年07月06日

コラム再開!

 長い間コラムを休んでいましたが、また再開します。今回は、出張で大連・義烏・杭州などを回ってきました。いくつかコンテンツを用意しましたのでご覧下さい。今日から、出張中の小話なども思い出しながら書いていきたいと思います。

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2004年06月03日

スリに気を付けて下さい!!

 またもやスリにあってしまいました。といっても、手をバッグの中に突っ込まれた瞬間に気づいたので何も被害はありませんでしたが...。 上海にいると、よもや日本にいるような感覚になってしまいますが、スリの多さには毎度の事、やっぱりここは中国だ..... と思い知らされます。実は、今回わざわざスリの話を書こうと思ったのは、先月だけで、4人の知り合いがスリにあったからです (そのうち2人は中国人です)。
 思えば去年のクリスマスに、初めてスリ(置き引き)にあいました。その時は、デジタルカメラを始め、いろいろなものを取られてしまいました。 (運良く、財布とパスポートだけは無事だったのですが)
 あれから半年、どこか間抜けな僕は、知り合いがこんなにスリにあっているにも関わらず、喉元過ぎればなんとやらで、 油断しているスキに、あっという間に、スリにバッグの奥にまで手を突っ込まれていました。(それも、最終電車めがけて走っている最中にです)
 今回は地下鉄の中だったのですが、バス、地下鉄、繁華街の通りと言えば、「気を付けなさい!」と中国の人に口酸っぱく言われている所で、 本来ならもっと気を付けておくべきでした
。しかし、どこか間抜けな人間というのは、気を付けようと思っていても、ちょっとした時に気を抜いてしまうものです。
 このコラムの中で、地下鉄やバスが便利だと紹介もしましたが、いっそのこと、多少高くても(と言っても初乗り140円くらい。多少の距離なら300円もあれば十分です) タクシーに乗った方が結果的には安全かもしれない....と思い知らされました。
 そういえば、一昨日、北京北路という、上海の中心からちょっと外れた通りをタクシーで乗っているとき、2人のスリがバッグに手を突っ込んでいるのを見たそうです。
 差別的な言い方かもしれませんが、上海人にスリについて言われたことを直訳すると、 「スリと言えば、内地の人、特にシンチャン・ウイグル自治区などの少数民族の人や、ちょっと汚い身なりの人がほとんどだから、そういう人を見たら気を付けなさい。特に子供のスリが一番多い。」 とよく言われます。実際、今日僕がやられそうになったスリも、一般的に外で見かけるスリ(気を付けて見ていれば案外普通に発見します。)も汚いみなりをした、いかにも地方の人間、という感じでした。
 上海ではバッグに財布などの貴重品をなるべく入れないこと!あまりにも単純ですが、また教訓がひとつ増えました。


バスの中や、地下鉄、街の通りなどでは十分注意して下さい。もちろん、注意していて(つもり?!)もやられてしまうのが中国の怖いところです。



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2004年06月02日

中国の電気屋

 デパートでも値切れる?!
 上海で結構有名な電気街と言えば、徐家匯がその一つにあたります。
先日、その徐家匯(スーチャーフイ)で有名な美羅城(メトロシティ)という所に、デジカメのメモリースティックを買いに行きました。
買ったのはソニーのメモリースティックで128MBのものだったのですが、最初に表示してあった値段は約18,000円で、 それはあんまりだろー、と言いながら安くしてもらうように交渉をしてみました。 値段はあっという間に10,000円くらいまで下がったのですが、それでも日本より高いので、日本では6,000円も出せば十分に買えるんだ と主張すると(もちろん、よく知らないのででたらめで言ってみたのですが)、結局は8,000円くらいで売ってくれました。
 まさか、値切るのは自由市場と個人商店くらいだろうとたかをくくっていたのが間違いでした。 こんな有名な場所でも値切らなければならないのはびっくりですが、やっぱりここは中国。見た目にだまされてはいけません。
 上海くらいになると、ほとんどの百貨店では値段の交渉はできませんが、ちょっと地方に行ったりすると、値段の交渉に応じてくれたりと、 見極めが難しいところです。
 最近は、「安くしてよ」の一言も随分簡単に言えるようになりましたが、当初来たときはそれが言えずに随分損したものです。中国に来たら、まっさきに覚えなければいけない事ですね。
 ちなみに、最近では、午後11時以降、深夜料金のタクシーを、うまくいけば3割引、普通でも2割引で乗れるようになりました。タクシーでも長距離や深夜だと割引がききますよ。知らな方は是非値切ってみて下さい。


左はメトロシティ。右は徐家匯(スーチャーフイ)に突如現れた、広告テレビを背負ったお兄さん。ぱっとみわたしただけでも30人くらいが立っていましたが、未だにこの人達が何を宣伝していたのかわかりません。中国の人はずうずうしい人が多いので、嫌がるお兄さん達にしつこく質問していました。




左は徐家匯最も有名な専門店街。右は日本でも有名なOggiの中国語版の宣伝です。中国で売っていない商品でも中国の人が好きこのんで見ているので、やはり日本の流行の影響力の大きさはあなどれません。



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2004年05月31日

エイズ問題

中国のエイズ問題は深刻で、これまでエイズに関する教育を行ってこなかったため、沿岸部を始め、特に発展の遅れた内陸部でエイズが拡大しています。
 そんな内陸部の省のひとつ四川省で、昨日から無料でコンドームの配布が始まったという記事が出ていました。
 バスの座席についている袋の中から、エイズ予防のチラシとともに、自由に取っていけるようになっているのだそうです。中国では電車内の広告でエイズ予防を訴えたり、シンポジウムが開かれたりと、教育によって積極的にエイズの拡大を防ごうという運動が始まっています。また、エイズ患者に対する正しい接し方を知ろうという活動も徐々に広がって来ました。
 しかし、コンドームを無料で配るという活動は、中国らしからぬ気がしておどろきました。
 SARSの時の報道規制は、国民をSARSの脅威に陥れましたが、そうした教訓からか、エイズに対しては、国民の認識を高めようと、政府が先頭に立って積極的な活動を行っている姿が見られます。


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2004年05月30日

東華大学服飾デザイン学科

今、東華大学の学生に中国語の家庭教師をやってもらっているのですが(1時間300円くらいなので、NOVAの個人授業の20分の1くらいです。)、そろそろ卒論や卒業製作の時期だという事で、友達を紹介してもらって、今まで学校でどんな勉強をしていたのか話を聞きに行きました。
 学校では、デザインや色彩の他、パターンや縫製だけでなく、マーケティングや工場での生産管理なども学ぶそうです。特に、東華大学の服飾デザイン学科といえば、上海でも最も有名な服飾デザインの学校ですので、20代の若い先生方から、経験豊富な先生方まで揃っているそうです。
 卒業作品については、上下2枚ずつをデザインから生地選び、縫製まで全部自分でやるのだそうです。生地は、先日取り上げた素材卸売市場に行って買うそうです。下の写真は、 今まで趣味で描いた絵などを見せてもらったものです。ここには掲載していませんが、他にも中国の水墨画(虎や仙人の絵など)や風景画など、そのデザインの多彩さにびっくりしました。
 彼女たちは、アパレル企業のデザイナー、デザイン専門の企業でデザイナーのアシスタント、もう一人は外資系の家具を扱う企業でデザイナーと、なんらかの形でデザインと関わった企業に就職を決めたようです。外資系に行く子が初任給3000元(約42,000円)、他の二人は台湾系、香港系の企業ですが、どちらも初任給1500元(約21,000円)前後と言っていました。同じ大学を出て、同じような才能があったとしても、初任給に倍の差がつくこの労働市場にびっくりです。
 また機会があれば、取材に行って、特集でもやってみようかと思っています。








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2004年05月29日

ブラジリアンステーキ

ついに行きました!上海に住む西洋人が愛してやまないステーキ屋があると以前から聞いていたのですが、あまり興味がなく、今まで行ったことがありませんでしたが、ようやく行く機会にめぐまれました。
 この店のいい所は、目の前で大きなかたまりのステーキを切り落としてくれること。ステーキを始め、チキン、タン、ソーセージなど、どれも格別のうまさです。昼は55元(約700円)、夜は66元(約900円)でステーキ、サラダやスパゲッティ、フルーツやデザートなどが食べ放題。よく行く日本料理屋が、食べ放題・飲み放題で140元(約2000円)前後はするのを考えるとかなりお得です。僕がこの店を訪れたときは、お客の半分以上は西洋人で、ステーキを切ってくれる人もみなブラジルから来ていますので、上海にいるのを忘れてしまいます。上海にお住まいの方でステーキを食べたい!と思ったら、是非この店に行く事をオススメします。

肉を皿に切り落としてくれるこのサービスは、肉好きにはたまりません!



調子に乗ってサラダを食べるとお肉が入りません(左)。客は西洋人がいっぱい(右)。


ブラジル人が席を順番に回ってステーキやチキンなどを切り分けてくれます。しょっちゅう回ってくるので適度に切ってもらいましょう。



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2004年05月28日

マッサージ

中国といえばマッサージ。行きつけにしているマッサージ店がひとつあるのですが、まだ、値段と質の両方からその店に匹敵するマッサージ店には行ったことがありません(もちろん、相性の問題はあると思いますが)。
同じマッサージと言っても、店によって質のばらつきが大きいので、いい店を探すのは簡単ではありません。もちろん、ガイドブックに載っているような、日本語を話せるスタッフがいて、値段も高い所に行けばいいのでしょうが、せっかく本場中国で安いマッサージができるのだから、自分で色々と見て回っていい場所を開拓するのが楽しみのひとつにもなります。
 特に有名なのが、足マッサージで、薬草の入ったお湯の中に足をつけ、よく温めてからマッサージを始めます。慣れない内は、足が痛くなるだけじゃないかと思っていましたが、慣れてくると体の隅々まで血液が行き渡るのがわかるようになり、やってもらった日はぐっすり深い眠りに入れるようになりました。この店では、全身按摩(45分)と足マッサージ(45分)両方で、日本円にして合計1,000円くらい、回数券を買うとさらに2〜3割引(700円くらい)になります。
 上海に来た当時、日本語をしゃべれない按摩屋に行くのもいやだなーと思っていましたが、「重一点!(ちょっと強く)」「軽一点!(ちょっと軽めに)」と「肩、背、腰、脚」などの簡単な用語だけを覚えていけば十分です。



受付のおばちゃん(左)、全身按摩(右) 店内は暗く、ゆったりとした雰囲気になっています




見苦しい足ですがご勘弁下さい(笑)。右が熱い薬草水に15分間浸しているところです。その後、左のようにマッサージが45分続きます。最初は痛くてたまりませんでしたが、ようやく慣れてきました。


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2004年05月27日

バス

上海では地下鉄が日本のようには便利でないこともあり、ちょっとした場所にもタクシーを利用する事が多くなってしまいます。それは、初乗料金10元(約140円)という格安の値段でタクシーに乗れるので、日本の感覚でいうと全く負担にならないせいでもあります。
しかし、上海に住んでいると、雨の日やラッシュの時間など、タクシーが30分以上もつかまらずに立ち往生する事もしばしばで、そういう時に、バスに乗りなれておくと非常に便利です。
空調車(エアコン付)で2元か3元(約30円)、空調なしで1.5元(約20円)と値段は激安です。
地下鉄は、メインの通りにしか通っていませんが、バスはどこでもくまなく走っており、1・2回乗り継げば、上海市内なら、大体の場所に移動可能です。乗り方は、行き先の書いてある標識がかかっていますので、それでバスの番号を確認し、乗り込むだけです。小銭を用意しておくか、便利な上海交通カードを持っていないと、おつりが出ないので注意が必要です。

左の写真は上海交通カードの読み取り機で、小銭がなくてもカードを近づけるだけで通れます。





左はモノレールのホーム。右は、発券機です。中国の発券機で気を付けたいのは、まず購入する券のボタンを押してからお金を投入することです。中国人でもやり方がわからず立ち往生しているのをたまにみかけます。




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