2008年09月29日

所信表明演説

2008年9月29日麻生新首相が「所信表明」演説をした。「所信」とは、大辞泉によれば自分の「信ずるところ」・「信じている事柄」と言うことである。また、「表明」とは、「自分の考え・決意などを、はっきりあらわし示す」こと、だそうだ。

と言うことは、本日の麻生新首相の「所信表明」演説は、「自分の信じている事柄を、自分の決意として、はっきり表し示した」のであろう。

歴代の首相の「所信表明」演説を聴くと、「所信表明」の中でも最も「実現したいこと」、「力を入れる事」を単語あるいは短いフレーズに凝縮し、「キーワード」として演説の中で繰り返し使用していたように思う。つまり、「私は首相として『このキーワード』を在任中の政策の中心に置く」と言う事を国民に分かりやすく主張するわけだ。

本日の麻生新首相の「所信表明」演説で最も多く使われた単語は「民主党」のようだ。と言うことは、麻生新首相は「私は首相として『民主党(との政権を掛けた戦い)』に勝利できれば、他の問題はどうでもいい」と言っていたように私には聞こえた。

翻って現在の日本を見てみるとどうだろう。「消えた年金」・「消された年金」、「後期高齢者医療問題」、米国のサブプライムローンを発端とする世界の信用不安、原材料高を原因とするコストプッシュインフレなどなど・・・。数え上げればきりがない。現在の日本はある意味狂気の状態と言える。

そんな時代のリーダーの就任最初の「所信表明」が敵対(あえて使うが)する党との対決に勝利する事とは・・・。もし、そんな人が民主党との戦いに勝利してしまったらどうなるのだろう?私には隣国の独裁者のようになって、好き放題してしまうのではないかと心配になってしまう。

cfm00028 at 23:16|Permalink