台所からお皿を抱えた桜子がやってくると、部屋中に食欲をそそる香りが 
立ち込める。 
「お待たせ、まだあるから沢山食べてね」 
「いただきます・・・うん、美味いよ」 
「そう?良かった」 
桜子は光一が食べ始めるのを見ると、自分もナイフとフォークを取って肉を 
切りはじめる。 
「お風呂も沸かしといたから食べたら入ってね?」 
『お風呂』と言う単語を聞いた光一の胸が少しだけ高鳴る。先程の公園での 
光景がまた思い出されそうになるのを何とか打ち消す。 
(駄目だ、俺は一体何を考えてるんだ・・・) 
「聞こえなかった?」 
「あ、いや、俺はちょっとやることあるから桜子ちゃん先に入ってよ」 
「そう?わかったわ」 
桜子は小首を傾げると素直に従った。その後、夕食は何事も無く終わった。 

洗い物が終わった桜子はエプロンを外しながら光一に声をかけた。 
「それじゃ先にお風呂貰うね?」 
「うん。」 
光一はなるべく桜子の方を見ないようにして答える。今日の自分はどうか 
している・・・性欲が溜まっているせいか、桜子の一挙一動に戸惑い股間を 
熱くさせて・・・相手は子供なのに。光一は自分が嫌になりそうだった。 
桜子が風呂に入っている間にオナニーして気持ちを落ち着かせよう、 
光一がそう考えていると、背後からシュルシュルと言う布ずれの音が聞こ 
えてきた。 
光一の家はあまり大きくないので、風呂には脱衣所のスペースは無い。 
その為、脱衣時は物陰に隠れて着替えるのだが・・・この音は明らかにすぐ 
後ろから聞こえてきている・・・ 
(まさか・・・) 
光一は振り返りたくなる欲求を必死で堪えた。 
「~~♪」 
光一の後ろ1mくらいの距離から桜子の鼻歌が聞こえてくる。もはや疑い 
ようが無かった。光一の後ろで桜子が生まれたままの姿になっているのだ。
 
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出典:【早熟少女】VS【未熟な大人】

昨日まで、いや数時間前までの光一なら別にこんなこと特別に意識しな 
かっただろう。だが、今日の数時間の間で桜子が垣間見せた『女』が完全 
に光一の『男』を動揺させていた。再び光一のペニスに血が流れ込み膨張 
していく。駄目だと言い聞かせても抗える物ではなかった。 
「じゃ、入ってくるね?」 
桜子の声と共に光一の座っているソファの真横に、黒い塊りが投げられた。 
桜子の衣服だった。赤いワンピースに黒い短めのスカート、黒いニーソック 
スに・・・そして桜色の下着。 
風呂の扉が閉まり、シャワーの音が聞こえ始める。もう目を逸らす事は出 
来なかった。自分の真横に、手を伸ばせばすぐ届くところに桜子の服が、 
下着がある。それを見つめたまま光一の手が自然とペニスに伸びる。 
ここ数日の禁欲と、昼間の桜子の誘惑・・・既に光一の心は限界だった。 
桜子の下着を見つめながら光一はペニスを扱く。部屋には光一の荒い吐息と、 
ペニスを扱く音と、シャワーの音が断続的に響いている。 
光一は何度か桜子の衣服に手を伸ばそうとして、そして引っ込める。もし 
ばれたらと思うと度胸が出ないのだ。 
まるで光一にとって桜子の下着は遠く、手の届かない神聖な物であるかの 
ようだった。 
(触りたい・・・触って感じたい・・・桜子の服・・・桜子の肌・・・) 
だんだんと絶頂が近づいてくる。光一は勇気を振り絞り桜子の下着に手を 
伸ばそうとした。だが、 
『ガチャリ』 
無機質な音と共に風呂の扉が開き、桜子が顔を覗かせる。 
「お兄ちゃん、もうすぐ出るから大き目のバスタオル出しといてくれる?」 
「あっ!あぁ!」 
光一のペニスがビクビクッと脈打つ。射精寸前のところでギリギリ堪える 
ことが出来た。桜子の位置からは光一が下着に手をかけようとしていた事も、 
下半身丸出しでオナニーしていたことも見えない。にもかかわらず、光一は 
焦りから、上擦った声で答えた。 
あと一扱き、あと一扱きで射精できたのに。桜子の声を聞いた途端、まるで 
魔法にかかったかのように手が動かなくなってしまった。 
「お願いね?」 
「う、うん」 
再び扉が閉まる。だがこれ以上続ける度胸は、光一には無かった。

「お兄ちゃんも入りなよ。もう遅いし・・・」 
「わ、わかった」 
寝巻き姿の桜子が光一のもとにやってくる。何とか勃起もおさまり普通に 
立ち上がることが出来た。狂おしいほどの性衝動はあったが何とかばれずに 
済んだ。正直、こんなに見つかる危険の多い場所でオナニーをしたことが 
自分でも信じられなかった。冷静になってみるとなんて危ないことをしたの 
かと恐ろしくなる。 
「じゃ、入ってくるから・・・」 
「はぁい」 
桜子が可愛く返事を返す。光一は着替えを掴むと風呂場のほうへ向かう。 
その後姿に、桜子が声をかけた。 
「さっき『タオルとって』って頼んだ時・・・随分荒い呼吸してたけど・・・ 
風邪じゃないよね?一体何をやってたんだか・・・くす・・・」 
光一の背筋に冷たい汗が流れる。慌てて振り返った光一が見たものは、 
見せつけるように着替えを仕舞う桜子の後姿だった。 

水のシャワーを身体に叩きつけながら光一は呟いていた。 
「落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け・・・・」 
まるで身体に火をつけられたようだ。自分にここまで性欲があったかと疑いた 
くなるほど昂ぶっている。しかも相手は自分よりもずっと年下の少女なのだ。 
光一は別にロリコンの気はない。その証拠に、今日までは桜子を見ても 
可愛いとは思っても性的対象として見た事は一度も無かった。 
それに桜子だっておかしいのだ。今日までは無邪気に抱きついたり、手を握る 
くらいしかしてこなかったのに・・・今日の行動はまるで光一を誘っているか 
のようにすら思える。だが女性経験の無い光一はそれに勇気を出して答える事 
は出来ない。今までの『手を握る』などの行為との同じだと言われてしまえば 
反論も出来ないだろう。そして何よりも、今まで桜子を性対象として見ていな 
かった為、この急激な変わりように対処できないのだ。

このままでは風邪を引いてしまう・・・光一は湯船に浸かる事もせず風呂を 
出る。タオルを・・・と探していると居間から桜子の声が聞こえた。 
「洗濯物増やすと大変だから・・・さっき私が使ったタオルもう一度使ってく 
れる?あんまり濡れてないと思うから・・・」 
「あ、ああ・・・」 
断る事は出来なかった。断ってしまえば自分が桜子を意識していると認めてし 
まったようで・・・光一は少し湿ったタオルを手に取った。髪を拭いていると 
甘い香りが・・・桜子の香りが鼻をくすぐる。また胸が高鳴る。ついさっき 
このタオルで桜子は身体を拭いたのだ。桜子の唇を、胸を、そしてあそこも・・・ 
桜子の汗を吸い取ったタオルなのだ。そのタオルで自分の身体を拭いていると 
言う背徳感が光一を興奮させた。まるで桜子に体中を撫でまわされている様な 
気分になってくる。 
(お兄ちゃん・・・感じてるの?) 
まるで耳元で桜子が囁いているような気になってくる・・・ 
(さっき私に指しゃぶられた時も・・・私がお風呂に入ってた時も・・・ 
感じてたでしょ?オチンチン大きくしてたでしょ?そして今も・・・) 
光一のペニスがだんだんと上を向いていく。まるで催眠術にかかったように 
バスタオルを握り締めながら・・・ 
(オチンチン拭かないの?ゴシゴシって扱かないの?まだ濡れてるよ・・・ 
これは汗?お風呂の水?それとも・・・お兄ちゃんの・・・) 
「お兄ちゃん!」 
桜子の大きな声で光一は正気に戻る。いつの間にかタオルを股間に押し付けて 
いた・・・ 
「早く着替えないと湯冷めするよ?もう、しょうがないなぁ・・・」 
光一は慌ててパンツを履いた。まだ少し濡れていたが気になんてしていられな 
かった。大きく深呼吸をする。投げるようにタオルを洗濯機に投げ込んだ。 

「お兄ちゃん・・・」 
「わっ!」 
「何よ?大きな声出して・・・」 
いつの間にか背後に立っていた桜子に驚いた光一は思わず大きな声を上げてし 
まう。 
「いや、いきなり後ろにいたから驚いて・・・何?」 
光一の問いには答えず桜子は裸の光一の上半身に手を伸ばしてくる。 
「まだ濡れてるよ・・・」 
桜子の指が光一の乳首の少し下についていた水滴を撫でる。その瞬間、僅かだ 
が指先が光一の肌と接触し、甘い・・・何とも甘美な痺れを光一にもたらした。 
「ひぁっ!」 
「くす・・・こっちも・・・ちゃんと拭かないと駄目でしょ?」 
光一の胸板で桜子の指が踊るように動く。光一はそれに答えるように甘えるよ 
うな声をあげてしまう。 
「お兄ちゃんの身体・・・大きくて・・・固くて・・・素敵・・・」 
桜子の頬が薄紅に染まり、濡れた瞳が光一を見つめている。 
いつの間にか桜子は光一に寄り添うような距離まで密着している。光一はハッ 
となった。このままでは膨れ上がった股間が桜子の腹に触れてばれてしまう・・・ 
「そ、そろそろ服着なきゃ!」 
自分に言い聞かせるよな大きな声で光一は言うと桜子に背を向け上着を着る。 
その瞬間、光一には見えなかったが桜子の表情が変わった。自分の思い通りに 
いかなかった苛立ち、怒り・・・そう言った負の感情がごちゃ混ぜになったよ 
うな表情。だがその表情は一瞬で消え、普段の桜子の表情に戻る。そして・・・ 
「お兄ちゃん、今日一緒に寝てもいい?」 
桜子が微笑みながら言う。何かを企んだ目・・・肉食動物が獲物を前にした時の 
ような鋭い瞳で言った。
 
完全着衣 女子校生制服萌え 小倉みなみ
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出典:【早熟少女】VS【未熟な大人】