横浜へ行ってきました。 目的地は横浜美術館。 「マルセル・デュシャンと20世紀美術」 を観るためです。 会場には 「大ガラス」のレプリカ(東京ヴァージョン), 「フレッシュ・ウィドウ」「L・H・O・O・Q」, そして「遺作」の疑似体験。 さほど混雑もせず,まずまず満足といったところ。 |
しかし何ですね,今回あらためて思ったのですが, やっぱりデュシャンは,あがめ奉ってはいけません。 こういう立派な美術館で,静かに列に並び 端から一作品ずつていねいに拝観していく,なんていう お行儀のいい見方をすればするほど, そんな自分のありようが,浮き上がってきてしまう。 (それこそまさに,デュシャンの狙いではあるのですが) やはりデュシャンの作品は, 通りすがりに横目で「チラッ」と見て「フフッ」と口の端で笑う, という見方が,いちばん似合っているようです。 *マルセル・デュシャンに関する情報は→こちら |
(その後,大好きな観覧車にも乗りました♪) |