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2005年02月11日

デュシャン@ヨコハマ

横浜美術館
横浜へ行ってきました。
目的地は横浜美術館
「マルセル・デュシャンと20世紀美術」
を観るためです。

会場には
「大ガラス」のレプリカ(東京ヴァージョン),
「フレッシュ・ウィドウ」「L・H・O・O・Q」,
そして「遺作」の疑似体験。
さほど混雑もせず,まずまず満足といったところ。

しかし何ですね,今回あらためて思ったのですが,
やっぱりデュシャンは,あがめ奉ってはいけません。
こういう立派な美術館で,静かに列に並び
端から一作品ずつていねいに拝観していく,なんていう
お行儀のいい見方をすればするほど,
そんな自分のありようが,浮き上がってきてしまう。
(それこそまさに,デュシャンの狙いではあるのですが)
やはりデュシャンの作品は,
通りすがりに横目で「チラッ」と見て「フフッ」と口の端で笑う,
という見方が,いちばん似合っているようです。

*マルセル・デュシャンに関する情報は→こちら

観覧車
(その後,大好きな観覧車にも乗りました♪)


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今日は横浜美術館にて「マルセル・デュシャンと20世紀美術」展を見てきました。 かねてから、いきたいと思っていたのですが、なかなか都合がつかなかったもので。 入ると早速ウワサの『泉』がでてきました。へぇ〜とこれが。。。 次に『階段を降りる裸体No.2』 これは、な.
横浜美術館「マルセル・デュシャンと20世紀美術」展を見た!【へろへろジャズレポ(Ver.2.0)】at 2005年02月12日 16:06