2020年08月18日

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Posted by cha73 at 17:40Comments(3)TrackBack(0)ご挨拶的な何か 

2016年07月19日

ミリオン3rdライブビューイングレポ(名古屋4)

ミリオン3rd名古屋その4! さくっといこう! その1はこちら。


今回は後半戦ですね。一気にだーっといっちゃいますか!


17)Decided 諏訪彩花、高橋未奈美
しってる。これヤバいやつや!

ワタシはライブの前はひたすらやりそうな曲を聴きまくるんですが、
CD版を聴いていてライブだと大化けしそうな曲、というのを感じるようになってきまして。
必ず当たるわけじゃないですけど、これはまず外さないと思ってました。
そう感じる曲のポイントは、「これ生で歌うともっと感情が乗っかるだろうな」という部分です。

歌ってるのはまず、このみさん。この時点でもうキケンですねw
ミリオンでも屈指の情念派の馬場このみ、ゾーンに入る高橋未奈美。実にキケンです。
逆に、どうでるか未知数のまつり姫。
2ndを飛ばして3rd登場の諏訪ちゃんがどうまつり姫を表現してくるか?
楽しさが強いソロ2曲とエタハモに、静かなるシリウスが持ち歌の姫がこれをどう歌うか?
CDの感じだとこのみさんに姫が寄り添う方向かな? と思える。
となると、このみさんがドンとアクセルを踏んだら、姫は? ついていくだろうか?
事前の予想はそういう感じでした。

いざ、フタを開けてみたらこのふたり、完全に勝ちに行ってましたね。
LTD曲。CDと同じ組み合わせはエスケープのジュリめぐだけ。想定ライバルはここ。
エスケープはスターター曲。負けられない。その意識は、間違いなくあったと思います。
さらにもうひとつ。ブルーシンフォニーも仮想敵だったんじゃないか。
それぐらい、これは「行く」曲だった。「覚悟」の曲だもんね。

そしておそらく、「行く」「覚悟」というのは3rdツアーの中心にあるテーマだ。
このみ&まつりがそれを示すのだ、私たちの役割なのだという「気」を放っていました。

これ、何がってさ、ライブという面で見ればステージ経験豊富なメンバーが担う部分じゃない?
だけど765シアターのメンバーとしては、間違いなくこのみ&まつりの役割なんですよね。
それを背負えるか? ステージ上で表現できるか? という戦いでもあったように思えます。
だからもう、ホントに気合いがハンパなかった。
変な話、Da属性のこのみさんの歌って、そこまで技巧と表現力があるものなのか、と思ったぐらいw
『Dear…』の時点でわかってたといえなくもないですが。
そこに姫が、諏訪ちゃんがですね、こう、粘るわけですよ。歌が粘るの。わかりますかね?
さらっといかないの。ぐいっと粘る。これには驚いたな。
徳川まつりは、そういうの隠し持ってたんだって。
まるであのマシュマロ事件の時の姫の驚異的な粘りようだ。それを歌でもやるんだなあ。
そのへんをみても、「ゆかいな楽しいミリオンライブ」とは違うものを、込めてきた。
もちろんそれはこのみさんとまつりが元から秘めていたものだというのは、これもわかる。

カッコイイにもいろいろあるじゃないですか。
これはちゃんと「このみカッコイイ」と「まつりカッコイイ」だった。
正直、歌い終わったとこでガッツポーズ出ましたよ。

「このライブ勝った!!」って。


18) 素敵なキセキ 山崎はるか
背負っていたものをおろしてみた未来

たぶん偶然じゃないです。『Decided』の直後に『素敵なキセキ』が置いてあるのは。
上でも書きましたが、これまでミリオンのライブで何かを背負うといえばぴょんさんでした。
(今回も幕張千秋楽ではぴょんさんなのですが)

だけどもミリオンライブにおける春日未来というアイドルは、そうでもないんですよね。
LTPのCDでは第一弾に未来は入ってなかったし。年齢的にも中学生組で、若い。
お姉さまがたがいる中で、「未来がセンターだから背負いなさい」なんてことにはなってない。
未来はもっと気楽な環境でのびのび育っている、といえます。
その一方でミリオンのガールズはぴょんさんなしには何も始まらない、
ぐらいにぴょんさんは背負っている。だいぶ状況が違います。

それはダメではないけど、ベストでもない、よね?
3rdツアーは37人参加で、初ライブ組がいるとはいえ、何かが変わるにはちょうどいい機会です。
役と演者が必ずイコールになるのがいいわけでもないですが、
頼もしい子は頼もしく、自由な子は自由に、
役と演者が寄り添っていくのはいいことだとワタシは考えます。
それはやはり、演じる上で必要なものだと思いますので。

「なりきる」っていうのとは違いますよ?
大事なのは似せることではなくて、このアイドルはこんな想いをもってステージに立っているんだ、
という実感とでもいいましょうか。役と演者が同じ景色を同じ気持ちで見ることが大事なんです。
なんかエラそうなことを言っているように思われてしまうかもしれませんが、
ミリオンのアイドルは50人でも、37人でもですが、役割が重要ではありませんか。
「この5人でユニットを組むとしたら、私の役目、ポジションはこうかな?」という。
そこから見えてくるものは必ずあります。
それこそ最初のLTPのCDの時点で誰がそのCDでトリを務めるか、だけでも大きな意味がある。

ライブでぴょさんやころあずがトリを務めることもそう。
そこから生まれる何かがアイドルの血肉となっていくものですよね。

だからこそ、今回のようにのびのびやれる状況で『素敵なキセキ』をやることが大事なんです。
『Decided』の直後だから「あ、任せていいんだ、自由に未来らしくやっていいんだ」と、
もう習慣みたいになっちゃってる精神的な「背負い」から解放される。

見てて思ったんですけど、自由に慣れてないからぴょんさん少しそわそわしてたw
きっとミリオンスターズのみの公演で初の自由だから、なんですよね。
SSAで『素敵なキセキ』をやった時は、それはそれはもうのびのびが極まっていましたので。
まだこの名古屋では、そこまではできなかったです。
それだけ重しが乗っかっていることに慣れすぎていた証拠で、
やはり春日未来にはそういうものから解放された状態でフルパワーを出せるアイドルでいてほしい。
ならばこの一回、リハビリというとアレですが、カンを取り戻すには必要な一回だったかな。

パフォーマンスがよくなかったわけじゃないです。
これまで培ってきた地力、確かな動きと歌声にプラス、よりライブ、より聖なる一回を高めようという
前へ前へ向かっていくステージは、ぴょんさんの真面目さとどん欲さのたまものでした。
それは3rdではこれくらいはやってくれるだろう、という予想通りでもあって、
ここにあえてのびのびやれ、ミリオン2ndもよかったがSSAを思い出せ的なね?
それがガツンとテーマとして乗っかってくると、さらに面白くなってくるわけです。

名古屋と大阪、両方見た人はもう気付いているでしょう。
いきなり「はい歌って−!」と客席に剛速球投げ込んでくる未来の、奔放さ。
失敗を恐れず向かっていく軽やかさ。
それをもう一度思い出すことは春日未来にとって絶対に必要でした。

このことは絶対、幕張千秋楽のソロトリまで覚えておいてください。だんだんわかってきますから。


19) アフタースクールパーリータイム 藤井ゆきよ
生にどん欲であれ!

そろそろこう申し上げてもよいのではないかと思うのです。
「藤井ゆきよはライブの申し子である」と。
ライブは1回しかない。それは2DAYSであってもツアーであっても。ライブは1回しかないものです。
その1回の難しさ、恐さ。
心血を注いでその1回に挑まなくては、彼女が口にした最高を塗り替えていくことはできない。
そのことをゆきよさんはミリオンの誰よりも強く、激しくステージで表現します。

ゆきよさんは美人さんですから、「激しく」と言われてもピンとこないかもしれません。
照明とモデルをやってきたからこそ、成功も失敗もたくさん見てきたのでしょう。
とくに失敗、ですよね。これはゆい鼎眛韻犬世隼廚い泙后
ステージの光と影の「影」の方を知っている人は自然と「激しく」なるものなのかな。
若林神なんかもそうですよね。

一番、ステージに創意工夫を加えようとする。
毎回、アフタースクールパーリータイムでは新しいことをやりますよね。
見せる表情もどんどん多彩になり、歌のパートも客席に渡す部分が多くなる。
コール&レスポンスの感触もよく見て、それも客席に返してくる。

ステージ経験の量を考えれば、天才って言われてもおかしくないのに、誰もそう呼ばないのは、
ゆきよさんは全然器用じゃないからだと思います。
たぶんみーんな、それをわかっている。
ものすごいスピードで「できるようになっていっている」のに、努力の賜物だと誰もが知っている。
なんかね、不思議な人だなって。

どこかしら律子役の若林神に似ているのかもしれません。彼女も神のくせに天才とは呼ばれない。
だいたい下田あさぽんのせいな気もしますがw

つまり、さらっとできないから「激しく」見えるってことなのかな。
それは良い悪いではなく、そういう性質なので。個性、です。
そういえばだんだんこの曲、『いっぱいいっぱい』じみてきましたよね。

いつか360度客席に囲まれて「めぐみーはっぴいーつだってー!」の大コールを浴びながら、
ゆきよ「声が小さいぞ!」「めぐみーはっぴいぇいいぇいいぇいいぇい」ゆきよ「もっとー!」
みたいなことになるのだろうなw

そして進化を続けるゆきよさんを見て、若い子たちが自分ももっと進化しないと! って、
育っていくのですよ。キャリアではみっくやいぶちゃんと変わらないけども。

2ndの時も書きましたが、ゆきよさんはステージで「楽しい」「かわいい」「美しい」以外の感情を、
例えば「なんかあがんないままのテンション」のとこではテンションがあがらず「何かダメだ」の顔を
見せてくれる。それをきっちり映像に残せる範疇の表情として「ここまで」という線の内側に収める。
このスキルがもう、本当にすごい。たぶん恵美もこれ上手いね。間違いない。
それができるから、パフォーマンスの表情も豊かになります。
怒るとか、ヘコむとか、不機嫌とか、悲しむとか。
「良くみせるのが難しい感情」がエンターテイメントとして表現できるからです。
このへんは舞台芸術に携わってきた強み、でしょうかね。
嬉しい、楽しい、かわいい、かっこいい、美しい、以外を表現できる強さをわかっている。
不器用なんですけどねゆきよさん。
何回も言うと怒られそうだけど、不器用だけどできるのがいいんです。
器用な人ができるのを見ても「私にはできないな」と思っちゃうけど、
不器用な人ができるのを見ると「私もやろう、やれなきゃいけないのでは」ってなる。
そういう人の引っ張り方ができるのが藤井ゆきよさん。かつての若林直美さん、だと思うのです。

やーほんと、あのSSAからよくここまで、たった3年で来ちゃいましたね。
今ではゆきよさんがんばれからゆきよさんすごい! に変わってますよ。

でもまだまだ。まだ私ドームに立ってなーい! と怪気炎をあげる元神・現殿兼母がいますので。
気安くドヤ顔決めると空からハンバーガーが飛んできますからねw


20) 瞳の中のシリウス 諏訪彩花 愛美 木戸伊吹
譲らないのです!

ワタシの個人的な思い込みというか、まつりが言うのです。
「姫がドームで歌いたかったのです!」と。
だよね、だよね、絶対そうだよね。
そう思うのは、中野1stライブの時、ものすごい姫の意地を感じたからです。
この歌は譲れないって。伊織が『my song』を譲らないように。
あいみんといぶちゃんはドームに立った。ここは諏訪ちゃん地元の名古屋。御三家の尾張。
徳川まつりは、何を想うのだろう? それをね、イントロからずっと考えていました。
静かな繰り返しの伴奏を聴くと、ワタシは自然と緑を手にします。
それくらい、1stで刷り込まれました。9th名古屋ではらみーが歌った時も握ってたと思う。

あいみんといぶちゃんは声量が豊かだ。
そこに競りかけていくというか、ふたりよりずっと重いものを歌声に乗せていく。
ワタシは、アイドルマスターには「負けん気」が必要だと思っているんです。
チームワーク、結束、友情はもちろん大事ですが、「負けん気」も忘れないでほしい。
何でもかんでもぶつかればいいわけじゃないけど、この歌は譲れないのだというね。
その気持ちは、絶対に響くものだから。
くやしいことにLVなので諏訪ちゃんの歌声がどのように会場を満たしていたかがわかりません。
だけど彼女の表情はとても強く、気迫があり、歌声には力が乗っていて、優しかった。
あいみんといぶちゃんは負けたわけではなく、姫をたてつつ、押し上げるように
「気を抜いたら食っちゃいますよ?」というプレッシャーをかけていたと、思います。

ミリオンが765プロ先輩組やシンデレラに対するアドバンテージのひとつに、これがあるのでは?
「最も見える形でのライバル意識」というものです。
競り合うような言葉をお互いに言うことはたぶんないのでしょうけど、
「この組み合わせで歌うなら、自分はどうあるべきか? どうありたいか?」
それを、みんな考えていると思う。
初舞台の人なんかはまだそんなの考える余裕はなくて当たり前ですがw

そう、「自分は」には「自分の演じるアイドルは」も含まれています。
だから誰もそう考えることからは逃げられない。
これはミリオンスターズの特色だと言ってもいいです。
それがこの先、37人を、あるいは50人を強くしていく。
って書くとソロ志向の強いPから異議ありを食らわされるんですけどw
でもこれが一定の成果を、プラスをミリオンスターズにもたらすことは、幕張で証明されましたよね。

この「負けん気」というキーワードを軸に考えると、なぜあいみんといぶちゃんなのかも明白です。
名古屋の時点ではこのふたりが「まけねーぞ」って競るのを得意とするツートップだったから。

あ、今のうちに予言しておきます。4th武道館、ジュリアは覚悟しておいたほうがいい。
翼がワルい顔してそっちを見てますからw

いぶちゃんは、可奈ちゃんがワイルドカードに育ちつつあるのをどう考えるかな?
迷いだけは武道館に持っていかないようにできれば、いいな。いぶちゃんなら大丈夫のはず。

諏訪ちゃんには、5thとSSAと9thと10thの釘宮さんの『my song』を聴いてみてほしい。
姫のシリウスが目指す先はきっと、こういうものだから。


21) ジレるハートに火をつけて
 桐谷蝶々 藤井ゆきよ 稲川英里
オレンジとイエローのブレイズアップ

やー、びっくりしました! 灼熱少女はおもに琴葉と海美と恵美がバーニングしてたじゃないですか。
CDの歌でも、ドラマ内でも。みゃおと環は脇の立ち位置でした。

こんなに見事な逆襲もそうそうお目にかかれません。
何がってこのトリオ、センターをローテーションしとるじゃあありませんか!
初でしょこれ! トリオでセンターが入れ替わるなんてミリオン初でしょ!

普通にゆきよさんセンターで歌うんだろうなー、何回も歌ってるしなーだったのに、
蝶々さんとラリーさんがするっとセンターにきて歌うじゃん? ふたりとも周年ライブ初じゃん?

ナニコレ!?

この衝撃、わかりますか?
9th、10thでさえこんなのやってないですよ。デレ3rdでもやってないはず。
ミリオンでも乙女ストームやクレブルでさえやってない。

ゆきよさんていうか恵美! お前だな!!

さっきゆきよさんは「ライブの申し子」って書きましたね。
天才とは呼ばれない、不器用な人だと。そんな人がやるのがこういうことなんですよ。
そうやって灼熱少女の3人でやるパフォーマンスをこの3人ならではの特別なものにする。
何度も歌った自分がドンと前に出るのではなく、支えて持ち上げる側として。

でまた、蝶々さんとラリーさんがそれに見事に応えてみせる。
みゃおはやるんだよって、『初恋バタフライ』で見せたうえでの、これ。
『ハッピーエフェクト』をやらなかったのはこの曲のためなんじゃないかって思ってしまうね。
環はさ、2nd幕張で上しゃまがね、ウソでしょ!? って言いたくなるほどの笑顔でジレハを歌って、
なんかそれを受けての超笑顔ジレハをやっているような、海美もいるぞ! ってなパフォーマンスで。
LTHのユニットで、頭ひとつ抜きん出た感さえある。恵美がユニットにいるとこうなるんだな。
そしてまだジレハを歌ったことがない種ちゃんと琴葉、リーチかかってます。
リーダーの彼女がいてこそ、真のジレハが完成する。その日は確実に近づいてきている。

あえてちょっと奮い立たせてみよう。
レジェンドデイズ! 乙女ストーム! エタハモ! クレブル! 
リコッタ! BIRTH! ミックスナッツ! ミルキーウェイ! ARRIVE!

君たちちょっと焦ったほうがいいぞ!



22) 深層マーメイド 渡部恵子 Machico
×無茶振り ○無双

さすがにさ。ここまで徹底してくると思わなかったわけですよ。
「2ndライブに出たい!」と公言して、それは叶わなかったねーさま。
そしたら、

kakugo
こうなった。
ライブに出たいと言ったからには、覚悟しているんですよね?
どんな曲を担当するとしてもやり遂げる覚悟があるってことですよね?

その結果、持ち歌はデコドリ1曲のみ。ぬーさんの代役2回。アイマス恐ろしいな。
だがそれをねじ伏せた桃子先輩とねーさまの莫迦力はもっと恐ろしい。
まるで「桃子が初めてでぇす、よろしくお願いしまぁす」なんてステージに出てくるわけないだろと。
公式とねーさまと桃子、三者が「桃子がステージに立つってのはこういうことだろ」という、
共通認識を持っていたかのような。

だからねえ、それをねーさまがやれると、太鼓判を押されるまで待っていたんじゃないだろうか?
そんな風にも見えました。それぐらい、この日のねーさまはすごかった。

だってさ、できないですよ。ぴょんころみっくが8th横浜に立った時、どうだったよ?
なんでこの人、初の大舞台であいみんとオバマス、Machicoと深層マーメイやって、
ちゃんと桃子として2人に存在を食われずにやってのけてるのよ? なんなのよ!

必然的に、それだけのものを積んできたんだってことがわかってしまう。
この日のために溜めてきたものがあるんだぞってことがね。

ねーさまはすごいって噂は聞いていました。噂以上でしたね。
桃子の気の強さを、頼もしさを表現できる人でした。
でもちょっとだけ支えたくなっちゃうっていうw

で、ねーさまがそういう存在になるために立ちはだかるのが、あいみんとMachico氏です。
このふたりは、「できて当たり前」と見られちゃうのがいいのか考えちゃうけど、
たぶんその方が勢いを増すタイプなのでしょうね。
常に前回よりもいいものを出そうとやっていくのは大変なんだぞと9thでミンゴスも言っていましたが。
みずからもっと上を、もっとすごいものをと、追求していく性分なのでしょう。

だからこそワタシ、超ほめるけどね!!

たまにはMachico、今日大丈夫かな? なんてドキドキしたい! なんて欲も出てくる。
それはもうちょいあとで実現するわけなんですが、このマーメイドの隙のなさ!
「持ち歌なんだから私が一番うまく歌えるのは当然じゃけ」ぐらいは思ってますよね。
しかも名古屋のMachico氏にとってこの曲はクライマックスではなくプレリュードだという。

先生、ここにバケモンがいます!

いいよなあ、いい。ワタシはプロレスが好きなので、「格」ができていくのが好きなんですよ。
格とは何かっていうと、人のあるべき立場、持っている力に相応しい役割と言いましょうか。
それは会社でもスポーツのチームでもいいんですが、ある日突然できるものではない。
地力が認知され、実績を積み重ねることで、できていくものなんですね。
野球でいえば2、3本ホームラン打ったぐらいで「君が4番バッターだ」とはならない。
完全試合を1回やったぐらいで「今日からエースは君だ」とはならんのです。

まちこ氏がここまで積んできたものが、確実に「格」となりつつある。
765プロの先輩たちも同じように積み重ねでそれを備えていきました。
その集大成があの10thでした。

一番くじラジオでミンゴスがまちこ氏に語ったことに、
「Machicoが、Machicoたちがすごいライブをやることでミリオンに勢いがついて、
次が生まれる、次の夢が実現する」みたいなのがあって、
これはやはり765プロの先輩たちもそうだった。
ガミP『東京ドームでライブをやろうと思えば、金銭的には箱マスのDLCの稼ぎでできた。
でもその時点ではその会場に見合ったライブができないのでやらなかった』

こんなエピソードもあります。ハコを抑えることができても中身が伴わなければ意味がない。

だからミリオンライブ全体の格を上げていく必要があるし、そのリードオフを翼が、Machicoがやる。
その背中を追っかけていくもよし、競り合いにいくもよし。
誰かが走り出すことで、全体が大きく動き出す。
頼もしいリードオフと、頼もしい初舞台のそろい踏み。こりゃ面白い。
ふたりの頭の中にぬーさんはあったのか、なかったのか、どんな風に存在していたのか、気になるね。
お互いだけを意識してました、だったら最高かな?


23) 水中キャンディ 高橋未奈美
どうしてワタシは名古屋にいないんだろう。。。

ミリオン2ndの時の『 dear…』の記事でワタシ、こう書いています。

『dear…』いい曲だわー、よかったわー、って思ってくれているPたちも、もちろんそれでいい。
それがどういうものであったかは、のちのちわかってくることなので。
幕張で『dear…』というトゲが刺さっているのであれば、いいんです。

きっといつか、2ndのBDが出て、それを見て、
そのあとでライブで『水中キャンディ』を歌うことがあるはず。
その時に「あーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」ってなればいいと思うな!


2nd幕張、3rd名古屋両方を見た人なら、わかってくれると思います。
2016年現在のアイドルマスターには、本当にたくさんのアイドルがいます。
その中で、「アイドルになって、もし何も得られなかったら、おしまいだ」というぐらい、
アイドルというものに自分の人生を懸けている人はどれくらいいるだろう?
その中でも頭ひとつ抜けて「不退転の覚悟」でアイドルの世界に飛び込んだのが、このみさんだ。

そんな風に見えない? そうね、だってもう他に選択肢がないとなれば心は乱れないから。
『水中キャンディ』って、そういう歌なんです。

真Pのワタシにとっては、このみさんがこのみ師匠という真のお師匠さんなのですが、
それは「こういう自分になりたい」という理想が真もこのみさんもあって、
その理想に対する姿勢がですね、師匠の師匠たるゆえんなんですね。

真はかわいくなりたい、女の子らしくなりたいっていいます。
それってまだまだ可能性があるんですよね。変わっていく可能性はいくらでもある。
本当にそれを選ぶかどうかは別として。
一方、このみさんはもう可能性が無い。もう背は伸びないし、24歳までずっと子供扱いされてきた。
それが今更、平凡な人生の中では変わっていく可能性はもうなかった。
『水中キャンディ』を聴くまで、意識したことがなかったんですが、愕然としましたね。

別に死ぬわけじゃないし、いいじゃないか。そういう風に当事者でない者としては言えるのだけど。
本当に、心の底から、寝ても覚めても憧れたものがあったら、きっとそうは言えない。
それも、努力じゃどうしようもない原因でその道が断たれたとしたら。
足がない人魚が人間の王子に恋をしたように。

だけど、馬場このみはアイドルという不思議な世界で確かに、何かを見出しつつある。
掴み取りかけている。そのことは、これまでの彼女の軌跡を見ればわかると思います。

きっと、多くの人にはある。あきらめてしまった何かが。自力ではどうしようもなかった挫折が。
だって人間だものね。環境や、天賦のものは一個人の力よりはるかに強く、抗いようがない。
このみさんもアイドルになればすてきな大人の女性として「みられる」わけではないです。
背が伸びるわけでもないし、童顔も変わらないし、周りから見ればやはり小さな子にみられる。
かわいいとは言われても、綺麗とは言われない。

それを、あきらめてしまうのは選択としては簡単で、心の在り方としては難しい。

この想いって、言葉で語るだけでは伝わらないんですよね。
同じ境遇にある人でなければ、シンパシーを感じにくいから。

それが、歌になる。『水中キャンディ』という歌になる。
ワタシの好きな歌に斉藤和義さんの『歌うたいのバラッド』の一節に、
「大切なことは歌の中にある」というのがありまして。
きっとこのみさんが百万回、その想いを語るより一回の『水中キャンディ』で、伝わっちゃう。
彼女がアイドルになって生まれた歌。そこに込められた悲しみや悔しさや、覚悟の混ざった感情。
それをバシッと受け止められる人は、限られているかもしれないのだけどさ。

アイドルだなぁ、って思っちゃったんだよね。どういうわけか。
ある意味、歌手。シンガーソングライターなんだけど。
なんか作られた大衆歌謡曲を歌う、それとはちょっと違う。
時代を掴んだ、というとでかすぎるけど、ある種の人の心を掴んだ器としての存在、代表者。

こういうの、たぶんアイマスのアイドルすべてがそうなんだと思うんです。
どこかしら、何かしら誰かの引っかかる部分を歌として形にしてくれる。

たまたまワタシにとっては『水中キャンディ』を歌うこのみさんがそうだったのでしょうね。

LV会場で聴いている時、普段のライブの時と感覚が違っていて、
ぎゅっと押しつぶされるような、変な感じでした。
少なくとも解放感とか、カタルシスとか、そういうたぐいの感覚ではなく。
これ、経験したことがある人なら一瞬で伝わるヤツなんですが、どうだろうw

プロデューサー、なんてものをやっているつもりじゃないですか我々。
でもアイドルを尊敬する瞬間てあるよね。


24) 流星群 愛美
すげえ語りにくい!

『水中キャンディ』からの『流星群』て、これまで軽く300は超える
アイマスライブ曲のレポを書いてきた身でさえ、語りにくいよ!!
『流星群』のヒストリーがすごすぎるからってのもあるんですけどね。
ここ、ちゃんと気持が整った状態で聴けてた記憶がないんです。そらそうよ。

なんだけどもさ。だんだん気づいてくるわけ。
あ、このあとリーダーのMachicoだ、って。

するとバチーンとスイッチが入る、というか、この位置、この曲、その意図がみえてくる。
限界までMachicoを追い込め! っていう。そして越えてみせろ! という壁を任されている。
それができるのは、ジュリアしかいないってのは、ゲッサンミリオン漫画翼編を参照ということで。

だからといって、これはアシストではない。全力でぶっ立てた壁でなければ意味がないから。
最高の『流星群』である必要がある。
にもかかわらず、毎度のことながら誰も心配していない、というのが実にジュリアとあいみんらしいw
それにつけても、幕張みたいなでかいハコじゃなく、適正なハコでの『流星群』はよい。
ライブの会場は一定以上大きくなると広さに比例して音響が悪くなっていく傾向にあります。
これはしょうがないことですが、やはり音を聞かせるにより適したサイズの場所だと、
音のよさに改めて気づかされる。それが一段と、翼への壁の強度が増す理由になる。
名古屋でやるのも計算づくだったとしたら恐ろしいね。

そういうこと全部知っての上でか、そんなのまるっきり関係なしか、
ジュリアとあいみんは突っ走ったですよ。いいよなーこれ!
あいみんて不思議だよ。いっつも誰よりもステージ上で幸せそうなのもだし、
こんなにもソロステージで全力疾走できる人が他にいるとしたら、ともよちゃんしか思いつかない。
そういう意味では、ワタシにとって謎の人物だといえるw

なんかね、秘密があるほうが美しくいられるんだって! デレステで見た!w
うん、40年ちょい生きたおじさんにとって『流星群』は美しすぎるほど美しいよ。
それを見られるのは、聴けるのは嬉しいことだ。


25) Believe my change! Machico
何かに追い立てられるように。

ソロのトリですね。いぶちゃんが前半でソロ曲をやった時点で、ほぼラストはこれとわかってた。
『アイル』の存在感次第では『アイル』だったかもなーなんて。
漫画の限定版付録ですもん。そこまで「みんな知ってる」前提でやれる曲ではない、
という判断であれば、幕張まで引っ張らなかったかもしれませんね。

ですがそうじゃなさそうなので、ここはBMCの出番。
名古屋リーダーとして、最高のツアーを目指す最初のステージを締めくくるため、伊吹翼が走り出す。
『Believe my change!』はとても大事な歌だ。
アイドルにはイメージというものがあり、まずはそれを共有するところからキャリアが始まる。
そして共有されたイメージを打破することで、進化していく。
変わる必要はないというファン、Pもいるんだけど、少なくともアイマスでは誰もが変わっていった。
変化は春香が『I want』を歌った時点で始まり、
不変の象徴とさえいわれたやよいが今は『etarnalspilal』を歌っている。
時期の早い遅いの差はあれ、変化は誰にでもやってくる。
それが真っ先に訪れたのが伊吹翼だった、ということですね。
※恵美、志保あたりもその傾向はありますがふたりの場合は変化というより裏側に焦点をあてた、かな

さて、そんな 『Believe my change!』ですが、ゲッサン翼編を全部読むと、
彼女が本気の目になる瞬間とはどういう時なのかがわかります。
※それが公式設定と考えてしまうのも是非がありますが、少なくとも一例とはいえるでしょう

それはどういう時かっていうと、「周りを見えなくなるほど没入、トランス状態に入った時」です。
翼って、普段は周りのことを見すぎというか、考えすぎているところがあって、
なのに思考と行動がなぜかズレている、という不思議な人なんですよね。
美希が好きで、美希のいいところを知っていて、美希になりたいのに、美希の思考はわからない。
そりゃ完全にわかっちゃったらエスパーなんですが、一般的に人と人とは常識とかモラルの範疇で
「だいたいこういう風に考えているだろう、思っているだろう」というのを一致させて、
共感という「完全一致ではないがある程度正解だろう」という感覚を共有しています。
「それわかるー」というものの100%他人の気持ちはわからない、でも90%ぐらいは一致? という。
翼はこの部分が他人と大きくずれている感があり、箱マス時代の美希もそうでした。
我々が翼と美希が似ていると感じるのもそこらへんが理由ではないかと。

で、ゲッサン翼編ではそのズレがジュリアとの摩擦の原因になるのですが、
逆にジュリアがそういう「こう考えるのがふつうだろ」にとらわれていたことに気づきます。
ほんの2年前は自分も校則なんかクソくらえのドロップアウターだったのに、
今まさに14歳の翼に学校が自分に求めてきたものを、同じように求めてはいないか? という。
このへんでおじさんは「ああああああ〜〜〜〜〜」と変なうめき声をあげてしまうのですがw

そんなわけで、じゃあお前はお前のやり方で何ができるんだ? やりたいんだ? やってみろ!
ということで何者にも束縛されない無垢の才能、ポテンシャルを引きずり出すには、
周りなんか見るな、何も気にするな、今のお前の全力を出すことだけに集中しろ、ということです。

天才に常識というモノサシなんかあてがうなってことですよね。

ちなみにですが、そのことが判明するまでは伊吹翼に全力を出させることは不可能だったんです。
そして今。その術を知ったジュリアが翼のスイッチを入れる。未知の領域へ。

偶然か必然か、ミリオンのライブにおけるMachico氏もまた、同じような境遇にありました。
これまで彼女が全力全開で、ぶっ倒れるほどのパフォーマンスをすることは求められたことがない。
それは「翼らしくない」し、ライブ全体においてMachicoの役割はユニットのコントロールや、
柱としての安定感、安心を求められていましたので。

今は状況が変わった。求められているのは、ミリオンスターズの先頭に躍り出ること。
37人の目に、あそこが最先端だ! 見えるわかりやすいリードオフになること。
それもある日突然そうなったわけではなく、ゲッサンの漫画だけでもなく、
2ndの幕張に、西武ドームがあって、からの名古屋、なんですよね。

器をバリバリと破りながら、中身がはみ出してくるような『Believe my change!』でした。
サナギから蝶への変化といってもいいのかな? これまでの翼から新しい翼が出てきつつあるという。
なのでこれは完成形だ、とか理想の形だとかではなく、何かが始まったぞ、という感じでしたね。
ツアーの初日が「始まり」で終わる。こりゃ仙台大変だぞと思うと同時に、期待も天井知らずだw

福岡以外全部出るMachico、ご期待ください!(どこ視点だこの一文)


26) STANDING ALIVE Machico 木戸伊吹
いぶちゃんが出てきた。

すごく変な話、いぶちゃんはこの瞬間のためにリーダーとして名古屋に存在していたといっても
おかしくないくらい、いぶちゃんが出てきたところがよかった。
それは芸でもお芝居でもないのだけど、いいわけですよ。
あの瞬間の空気の変わりようが、例えようもなくいい。

あ、ラストなんだなという一抹のさみしさと。
Machicoと翼の巻き起こした熱を、少しゆるやかにするあの感覚と。
Machicoがちょっとだけみせた安堵感と。
微笑みながらも、どことなく満足しきれていない木戸伊吹。

とてもアイドルマスターで、かつこれがミリオンなんだなという瞬間、情景、雰囲気。
わかるかな、わかんないかな? たぶんわかんないねw

歌うは『STANDING ALIVE』という、予想はできない曲。
ユニットメンバー度外視で歌うというのは西武ドームでもやっているので、
なるほどそこは自由にやるのねと、すぐにわかりました。

奏でられる歌は、アイマスの不思議さ、人の不可解さ、おかしさ、でもそれがいいんだという、歌。
一言でいえば「譲れないものがある」ことの光と影。
だからアイドルなんていうしんどいことをやるのだ。
だからステージというしんどい場所に立つのだ。

うーん、今は他にうまいこという言葉が見つからない。

これね、これね。いぶちゃんが効いてるんですよ。いぶちゃんが。
Machico氏の背中を見つめるいぶちゃんは、全員の代表なんです。
みんながいろんな角度、距離から今、Machicoの背中を見ている。
ころあずのようにほぼ真横に立ってそうな人もいれば、まだステージに立ったことがない人も。
そのことはすべて、成長や進化のための高カロリー食材となるんです。

これはエグさでもあり、シビアな現実と、それと戦え、越えろという示唆でもある。
なによりMachico氏がたった今、同じことをやり遂げた直後というね。
こうなるとますますあいみんは謎の人になっちゃうんですけどw ホントなんなんだw

いびつであること。不揃いであること、は。いいことだよ。



27) Wellcome!! 全員
リーダーのための時間。

リーダー2人以外の出演者さんたちには申し訳ない気もするんですが、
この一曲はリーダー2人のための時間だなーって、思ってました。
やっと、背負っていたものから解放されて、全員の支えを気が楽な状態で実感できる特別な時間。
ワタシが書いたライブ終了直後のメモの最初に、
「Wellcome!!の時にMachicoが見たことない顔をしている」って書いてありますw
その顔が出るまでのライブの流れがあり、当日までの積んできたものがあり。
普通はただの観客として、そういうのって考えたり注目したりしないんだろうけど、
Pの職業病みたいなとこもありまして。

そういえば、ぴょんさんは最後の最後まで気を抜かないな、なんて気づいたり。
どっちかといえばいぶちゃんがそっちのケアはしていたか。だからリーダーは2人いるのだねえ。
進行やケアを担当する側と、トリの大役を担当する側と。

その温度差が、空気をかき回す。
高気圧と低気圧があって、風が吹いたり雲ができて雨が降ったりする。
そんなのを一切感じることなく「みんなよかったよー! さいこー!」っていうのが、
一番いいお客さんである気もするのだけど、どうなんだろう?
もちろん「1・2・3・4(せーのでジャンプ!)はい!」って全力でやりながら、
頭ン中では、天気図みたいなものがね。台風の進路予測のように動いていたりして。
未来は今の延長なら、今は大事。だけど次を見ているのもプロデューサーの役目だろうし。

そういう意味では蝶々さんとラリーさんの今、というのは純粋に一番楽しめるのがよかった。
宿題になっている曲もあるし、まだこれからだけど、今だ! 今なんや! ってね。
ゆきよさんをはじめ今後リーダー役が待っている人なんかは、絶対それを考えちゃうw
名古屋がこれだけすごいんだ、期待もしちゃうし、恐ろしくもなってしまいます。

はー、みっくとなんす大丈夫かな、なんてのも浮かんで来たり。
あの、はい。そういうのひっくるめて楽しんでいます。はいw
そこらへんは作り手の意図にも織り込まれているでしょうし、ねえディレ1さん。


28) Thank You! 全員
餞別。

この公演の、この一曲は、そういう意味を持っていた、ということで。
翌月曜日にディレ1退社が報じられましたね。そこでまたいろいろとね。
今では、その意味を抜きにしてこの曲は語れない。

10年かけて怪物のように育ったアイマス。そら疲れます。
だけんども、浜崎さんがステージに立つまで、待ってくれても、なんて思いもあったなー。
そういうわけにもいかんかったのだろうけど。

このステージに立ったメンバーが、全アイマスの代表、でした。
まずそのことにありがとう。

そんなことよりライブとしてどうだったんだ? なんてね、バカをいうんじゃないよ。
『 Thank You!』、どこに出して何が恥ずかしいことがある? 強い歌に育ちましたよ。
強い歌というのは、演者をびびらせるのではなく、力を与える。
そういう歌、いくつもある。アイマスで見てきた。

せんだって、一緒に呑んだPにミリオンの曲が出始めた頃、
「アイマスの曲がこれでいいのか?」ってずっと納得できなかった、てな話をされまして。
確かに、『 Thank You!』がなかったら、ワタシももうちょい迷ったかもしれない。
でもこれがあったからあんまり心配しなかったな。
だって、50人で歌ってんだよ?w AKBさんより2人も多いw
それがCD音源て、無茶だよねw 聞き分けられるはずがない(ただし真は個人的にわかる)。
なのに、なんかこの無茶さもアイマスだし、不思議とそれでよいのだって思えた。
ミリオン1曲目なのにありがとうって歌なのも、なんかね。面白いなって。

それが今ではミリオンのすべての曲の土台になっている。
演者がみんな心強くこの歌を歌っている。

歌って難しくて、簡単で、やっぱり難しく、やっぱり簡単だ。
そんならせん軌道を描きながら、歌を歌う人たちと、歌を聴く人たちは、
あるいは歌を作る人たちも進んでいく。それがたぶんいいんだよね。

少しだけ離れることがあっても、ありがとうの一言があれば、いつでも戻ってこられます。
少しだけっていうのは、まーだいたい月より遠くへ行かない限りは、ってとこでしょうか?
人間、生きてるうちはそんなに遠くへも行けないもんですよ。

ありがとうって、いい言葉だ。魔力がある。



====あとがき====


今何月? 名古屋公演は何月だった?


記憶が・・・無い。


ツアーって何公演あった?



覚えて・・・ない。(BDを予約しながら)
  

Posted by cha73 at 03:12Comments(2)TrackBack(0)

2016年06月29日

ミリオン3rdライブビューイングレポ(名古屋3)

ミリオン3rd名古屋その3! さくっといこう! その1はこちら。


765プロカバー曲メドレーのコーナーです。選曲はリクエストからというのは1stと同じですね。
さてどんな曲が選ばれたのやら???


12) START!! 山崎はるか、諏訪彩花
その発想はあった

そりゃね、10thのスターターだもんね。あるよね!
だが何より、喋るように歌うのが未来とまつりによく似合う。
緑のクローバーはLV会場にも咲いていました。
速い曲なのでスポーン! と駆け抜けていっちゃった感じでしたが、
イイカンジで「よーいどーーーーーーーん!!」が決まって、ばっちりエンジンかかりました。
この曲は中村先生も少しずつカスタマイズして、フックのかかるポイントを増やしていったので、
1回の披露で曲のポテンシャルをガバッと引き出すのは難しかったと思います。
それでも、ちょっとずつ「らしさ」を入れてくるのはこの2人ならではですねえ。
持ち歌からしてそうだしw
次もう一回、この2人でM@STERverをやって限界までカスタマイズしたのを見てみたい。
765プロのお家芸みたいなもんだしね。


13) I Want Machico、藤井ゆきよ
ゲエーッ!?

まさかの春香曲連発! とーさんさすがにこれは予想外!
LV会場、ぎゃあああと悲鳴があがるw
このディレ1とかいう仕掛け人は人を驚かせることに一番こだわる御仁であることは間違いがなく、
もはやこのイントロでリアクションを取るために『START!!』はただの前振りだったんじゃないか、
と思うぐらい、まー、ヒドイねw 中村繪里子抜きでこれをやるというのはヒドイw
半分ほめて半分本気でヒドイと思ってますw

だがやる側にしてみればそんなことは言ってられない。翼が、恵美が「そこに跪いて!」言うの!?
もはやスフィンクスの謎かけみたいになっとるw
わりとこれは「ゆきよゾーン」だということはわかる。
「にゃはは、どうだった?」ってあとで笑う恵美はすぐ想像できちゃう。
翼は「ええ〜……」てなりますよね、まちこさんw
甘え上手が「そこに跪いて!」だもんね。
とはいえ名古屋のカバー5曲のどこに翼を置いてみたいかというと、ここだなw
オバマの桃子と入れ替わりもいいけど、そっちのほうが手堅いし。選ばないっすね。

たぶんなんだけど、まちこ氏はこのツアーでとことん「翼崩し」を求められていて、
『 I Want』もその一貫なのだろう。崩しを求められる中で、何が崩れずに残るのだろう?
崩れた部分にどんな新たな伊吹翼が見えるのだろう?

思えば『 I Want』は「春香崩し」の象徴で、ある意味アイマスの音楽的大冒険の始まりの曲でもある。
ミリオンにもその時が来たということなのかな。
この2人もね、次もっかいやったら、もっともっとグイグイくるだろうなあ。
それがわかるだけに、1回だけで終わるもったいなさもすごく感じます。
だけどその時は『フローズンワード』とセットね、ゆきよさんは!w (ヒドイ)


14)ゲンキトリッパー 稲川英里、木戸衣吹
ただいまの決まり手は、呼び戻し、呼び戻しで、小連児(オレンジ)の勝ち

相撲風ですけどw 『 I Want』からどう展開すんの? となったとこでこの、
MA2曲『START!!』MA曲『Iwant』MS曲『ゲンキトリッパー』と、シリーズでハメてくるのね。
こういうことなんですよ。あっと言わせたあとは、落ち着かせる。
その起伏を想定して組むということなのね。落ち着きっぱなしも、驚かせっぱなしもダメなわけで。

オレンジコンビで『乙女よ大志を抱け!』のカップリング曲に着地するあたり、もうねw
コノヤロー!っていう。好きなんだけどねw

そう、ここでも「アイマスのオレンジ」が効いてくる。
LTP08でね。そこのハマリ具合、安心感、納得。何も考えずに「ああ〜」ってなっていいっていう。
跳んでないのにふたりがまやちゃんと3人でポップアップで跳んでるヴィジョンまで見えたからね。
実はソロでM@STERver歌うとキラメキラリに負けず劣らずハードなこの曲。
毎回こればっかだけど2人にもそれをシャカリキにやる姿を見せて欲しいと思いました。
それでなんとなく環と可奈の中にやよいへのリスペクトみたいなものが生まれたらいいな、なんて。
そうすることで本物の「アイマスのオレンジ」に近づいていってほしい。

壁を一枚ぶち破るための大きなヒントになるんじゃないかな?


15)99 Nights 桐谷蝶々、高橋未奈美
やりやがったああああああああああああああああああああ!

はい。ワタシはこれ、最高でした。

聖域? ねえよそんなもん。これまでも、これからも。
どう考えても最高です。横綱だろうが新入幕だろうが土俵はひとつ。上等じゃあないか。
逆もやったったらええねん! その方が刺激も緊張感もあっていい。
この曲のクラップがねー、10th用に覚えようとしたんだけど、ホント難しいの。
そもそも電気棒持ってるから音出ないんですけどねw

たかみなさんはこれ、見事にこのみさんにフィットさせてきた。
上品な逢瀬ありの男女のやりとり、がモチーフとの噂もあるこの曲。そらもうこのみさんよ。
765だと貴音、伊織に馴染む。貴音このみとか、なんかよくないですか?
一方でみゃお。ほら言ったじゃん! みゃお色気あるよねって! あれさ!

koro
わかってないで歌ってる感じがまたよい。よいのだ。このみさんはわかってる。
ふと、この曲を究極的に歌いこなすのは莉緒ねえなのでは? などと思ったりw

たぶん、この曲中ずっとニヤニヤしてたと思う。クラップをしくじりながら(なお音は出ない)。
じゃあグッスリを先輩組だけでやるか! とか、Beat the World!!!先にもらうか! とか。
さすがに武道館で先にミリオンスターズがやっちゃいそうだけどw
そういう世代間のしのぎあい、磨きあいもいいと思うんだ。
そのうえで、ガッと集まってフルメンバーのユニット曲やったりとかね。

新しい未来へのイメージがここから生まれる。



16)オーバーマスター 渡部恵子、愛美
ずるい。

そんなもん、桃子とジュリアが「カッコ悪いわよー」って歌い出して刺さらないわけがないじゃん。
これきっとリクエストしたPもこの2人ご指名だったんだろ! そうなんだろ!w

ああ〜……ってなったよ。あとで知ったけどねーさまが買った初アイマスCDがオバマスで、
歌ってるぬーさんが同期とかね、何年前の曲だと思ってんだよ!
そこに新たなドラマが加わるなんて誰が想像するんだよ!
こうやってアイマスは演者の力量だけでなく、曲までパワーアップしていくのです。

もちろん、そういう背景にあるものは抜きにしてステージでは勝負するものですから、
2人でかのアイマス史上最強鬼ユニット「プロジェクトフェアリー」と戦わねばならんのです。
オバマスは戦いの歌。それを『99Nights』ぶつけた後に置く。

tataki
たたかいのときがきた!

もうね、先輩なんで戦いなんて・・・みたいな感じでいかなくていいと思うよ。
11年目はライブお休みだし、この時間をどう使うかですよ。
この時間がありながらまだ「戦いなんてとてもとても」なんてぇことでは困ります。
それじゃ次のステージに進めないから!

その筆頭があいみんなのは、本人は「えー」って言うかもしれないけど、疑いようがない。
彼女はいつだって少しだけ斜めを向いている。
私はちょっとだけ違うから、っていうその角度がジュリアなのだよね。

かつてプロレスラー、蝶野正洋(現・ガルパン応援大使)が新人時代に、
新日本プロレスの集合写真に写る時、列のはじっこに立ち、正面ではなく斜めを向いて映っていた。
新人でしかも地味な男だった彼は、そうやって「俺は違う」ということをアピールしていたという。
これと同じことを超獣ブルーザー・ブロディもやっていて、
プロレスという個性を求められるもの、集団に埋もれてはいけないものにおいて、
彼らは角度で「個」を意識させるということをやっていたわけです。

やがて蝶野さんはnWoジャパンという反体制ヒール(悪役)軍団を率いて大スターとなり、
黒のカリスマと呼ばれるまでになるわけなんですが、これとオバマスはイメージが重なる。
ブロディもブッチャーのような悪いヒールではなく強さがカリスマ化したヒールであり、
これもまた敵役でありながら強すぎてカリスマ化したフェアリーと似ているといえる。

ジュリア、あいみんはそういう方向の一歩を踏み出すに値する逸材だし、
ジュリアが作ったアイルはそういう歌でした。
このことと名古屋で『オーバーマスター』を歌ったことは偶然なのだろうか?
桃子とねーさまも間違いなく、こっちの気がありますよね。

そんなジュリアと桃子の前に立つあずささんと響が見たいんや!








この記事はライブレポとして何かがブレている。
後半戦に続く!