2010年01月15日

『ALL ABOUT きゃのんP2009』下半期編

『AllAboutきゃのんP2009』下半期編です。
上半期編から読んで下さいね。

 では早速7月からいってみよ!


7月 1作

その11


 わかる、自分にはわかるぞ! これがつかさPリスペクトだということがッ!
さわやかオサレキュート、とくればそうなって当然だよね!
だいたいきゃのんPはダンサブルなカッコイイ系を作ったあと、
反動でマッコロシ動画を作る傾向があるわけですが、まさにこれがそうw

 この作品を見る時のポイントは「目ヂカラ」です。
エージェントやリレーションズや主題歌で見せる真の女の子とは思えない
凛々しい目の印象が強い人も多いでしょうが、今回の真はまるで別人でしょ?
メガネのせいもあるけど、すごく大きくてくりんくりんに見える。
あと、前作と違って真がちらちらこっちを見るのがわかるはず。
どうよ? かわいいじゃろ? 「見てますか、プロデューサー?」なんてなw

 そして真はとても器用なのである。左右どっちでもウインクできるんだw
「迷走mind」「do-dai」では左、「MBF」だと右なんだよね。
ど、どっちが本命なんだ!? 左か? 左のような気がするぞ!

 ちなみに「ふるふるフューチャー☆」の最後の「ずっと見てて絶対よ」の所、
全員表情違うの知ってた?
 真は目を大きくひらくんだけど、
あずささんは最後やさしい感じの目になるし、美希や伊織は普通。
律子は真より遅く大きく目をひらく。
雪歩は一度目を大きくひらいてから普通になる。などなど。
 何が言いたいかっていうと、真は「ボクはずっと見てますよ絶対!」って
目でアピールしてるってことですよ! かわいいなもうこんちくしょー!

aporo
普段よりおっきな目


 あれ、何の話だったっけ???


8月 1作

その12


 これ、見始めるとどうにもなんなくなるんだよなー、てのが世界中の真士の本音。
基本にして真髄がここにあるといいますか。
この曲のどの部分を、どの角度からどう見せるか?
それはシンプルなことで、同時に永遠のテーマでもある。
例えば、「32曲、各20秒ほどをつないで真のノーマルPVメドレー動画を作る」
という条件で何人ものPが作ったとする。なかなかできないよ、これだけのものは。
誕生祭とはいえ、ソロのノーマルPVメドレーで16分もある動画が一日7000近くもいかないよ。
今では再生数倍ですよ。何回も見にきちゃうんだよ。
それだけのものが凝縮されているってことなのよ。
この記事でもずっと繰り返してきた「アイドルを見せるということ」の練達の技が。
真は魅力的である。が、魅力はPが引き出さなければならない。
エージェントの真、迷走Mindの真、9:02PMの真、私はアイドルの真、
relationsの真、朝ごはんの真、MBFの真、ふるふるもDo-daiも、
どれもひとりの真でありながら、全部違う真だからである。
その違いがわからないと真は輝かないんです。
自分が主張している「真の色、魅力はPが発見していかなければならない」
というのはつまりそういうことなんですね。

mdore
教科書を忘れた真。この顔であるw


 適当でいいんじゃね? っていう人に真は任せられねえなあ。勿体なくてw


9月 1作

その13


 自分が2009年下半期20選に入れた作品。意外だったと言われましたw
それを言ったらこの作品こそ意外なわけで。ポイントは「大人っぽさ」ですね。
上の32曲メドレーのところで書いたように、真は曲ごとに違う魅力を放ちます。
中でも大人っぽさ、色気というと誰もが「9:02PM」をイメージしますよね?
でもこれ、「目が逢う瞬間」なんですよ。この曲のダンスは
歌パートはあまり動かず、柔らかい動きと表情で魅せるじゃないですか。
その部分の表情がものすごく色っぽい。一瞬だけ「ぽっ」となるかわいさもあり、
歌のないダンスメインのパートはいつもの凛々しい真でもあり。
そんな中、「少しだけ このまま瞳そらさないで」の部分でみせる表情なんだよなー。
ちなみにここも各アイドル全然違う表情なので見比べてみてほしい!
そうしたら今力説してることの意味がわかるはずなので。
千早、亜美、あずささんの3人だけでもいいから見て!

kindlady
上2つと同じ子だと思えない貌をみせる

 それから、衣装ね。クイーンオブレースのことは20選記事でも書いたけど、
真が着ると不思議と大人っぽい感じが出る。ソデが長く、脇が開いておらず、
へそを出していない。真のvi.da.vo衣装と大きな違いがあるんですね。
ひらひらなガーリッシュな感じではなく、シンプルかつアクティブな女性のイメージ。
18〜20ぐらいになれば、といった少し実年齢より高めの雰囲気があるでしょ?
それに「目が逢う瞬間」の表情と、「Kind Lady」という音楽がうまく融合しているんです。
大人っぽくみえる作品て、なかなかないんですよ。マジで。
ものっすごい量の真動画を見てきた自分ですが、滅多にお目にかかれない。
そこが最大の評価点となって20選に入れました。

 ただ、この作品にはひとつだけ欠点もありまして。
それはクイーンオブレースをシルエットにすると、
上半身と足もとが通常よりも太く見えてしまうので、少年ぽくなっちゃうこと。
通常はそんな風には見えないんだけど、不思議だよなー。真は奥が深い。


10月 2作

その14


 大好きな「CANDY」再び! って、インストだとハートが☆になるのねw
リメイクではなく、曲もちょっと違った感じ。
「キラメキラリ」一本で何このハマり具合w この泥棒猫!(主に真士のハートを)
しかし、リボンにネコ耳にアホ毛と、頭がすごいことになってるw
平成ガンダムかお前はwww

candyhosi
「いっぱいつけた方がかわいいじゃないですか!」(真談)

 この作品の良さはダンスだけではなく、よく揺れるシンプルなスカートにもある。
キラメキラリは動きの激しいダンスなので、揺れがとても目立つ。
真はとくに白黒のコントラストがハッキリしているので余計に動きが目につきますね。
なので、アホ毛、前髪、胸元と腰のリボン、スカートの5カ所の
「揺れシンクロ」とでもいうべきユラユラ感が独特の気持ちよさを生み出しておるわけです。
まあ、衣装勝ちってとこ?w  スイブレはもっと使われるべき!


その15


 ね、フェイクライダーのシルエットだと真が細く見えるでしょ?w
それはいいとして、丁度1年ほど前の作品のリメイクですね。
リメイク前の作品は第二回じっくり語り語られてみようにエントリされていて、
ガッツリ書いております。

 新旧の違いはまず、発色ですね。新しい方が明るくなっている。
グレーっぽいブルーの背景がより青になり、全体的に色が強くなったことで
真の顔色も健康的になり、活発さが出たように思います。
この作品は「ポジティブ!」が中心なのですが、ガーッと行く感じではなく
曲に合わせて腰をつかうという、なんともセクスィな見せ方をしています。
あ、そういえばポジだった、なんて気付く人もいるんじゃないでしょうか。
特に1:20の腰! これはすごい。ポジは勢いのある元気なダンス、
という常識を覆す腰づかいを見て驚くがいいさ!

kosi
静止画だとわかりにくいけど、くいっときます。

 この腰は真の、しかもツヤっとしたフェイクライダーじゃなきゃ出ないですよ。
あと角度ね。この角度からじゃないと。
こういった聖なる一瞬が真の最大の武器だと自分は思っていたりします。
気付いた時にはもう落とされている、という。
上級真士は今モニターの前でうんうんと頷いているはずw


11月 1作

その16


 これは『メイド祭'09』参加作品で、2つ前の「CANDY☆」と共通点が多いのが特徴か。
ネコ耳、やよい曲のダンス(CANDY☆はキラメ、こっちは朝ごはん)、
白黒のスカート衣装となっておりますね。きゃのんPのかわいい観はつまりこれだとw
ポップンの映像も見にいってみたら、めっちゃ朝ごはんなダンスしてて吹いたw
そりゃ朝ごはんにするわなーw

ragu
元映像にもお尻フリフリがあるんです

 さらにちょっと脱線した話になりますが、この作品のコメが面白い。
・はじめてサムネだけでPがわかったw
・この曲Elite Syncopationsか! 渋いアレンジありがとう! でこの女の子は何者だ?
・カメラワークがもっと工夫できるところありそう


 いやー、色んな人が見てるなあとw メイド祭だからなんですかね?

 見所はインスト曲ならではのダンス合わせ。口は閉じているので音と体を
自由に合わせられることでより自由になったダンスをお楽しみください。
なんかコワイぐらい合っててなんじゃこりゃって感じです。
プチ高速入っているので忙しいですけど、曲もたいがい忙しいのでいいんです。
こんだけ忙しいともう最後はポジティブさんしかありませんw
実はまっすぐさんより酷使されている説もあるポジティブさんも、
なんだかんだいって替えのきかない存在だなと思っちゃいますね。


12月 1作

その17


 2009年最後の一作です。そういえばvi服は少ないな、って普通はみんなそうかw
これも曲のサイバー感と背景、衣装が一体となっていますね。
さらにステージのカラーパネルもCG背景と色がマッチしているのがミソ
これは色を見ているだけで楽しい。
 苦労談をちょこっと聞いたんですが、この衣装、抜くと緑や紫の一部が
一緒に抜けてしまい、抜きにくいんだそうな。
あんまり使われない衣装だと思ったらそういう事情があったらしいw
こんなにお腹と尻がテカテカして綺麗な衣装も少ないというのに!

 最後なのでひとつきゃのんPの秘密(?)を公開しちゃおう。
きゃのんPは「Relaions」なのである。そりゃもう、ラーメンといえば餃子というぐらいに。 
ウルトラセブンでいえば(またか)アイスラッガーに相当する。それぐらい重要。
それだけに、いろんな部分にいろんな形でリレを使ってくる。
この作品でいえば入りもですが、0:42からのアップが続く場面ですね。
「目が逢う瞬間」からリレへ、そして「蒼い鳥」へという流れ。
千早コンボとでもいうべきこの流れの何がすごいかというと、
3曲のサッドソングがびっくりするほど爽快な貌を魅せることです。
「Kind Lady」で力説したように、「目が逢う瞬間」の豊かな表情が抑えられ、
機械的なスピード感溢れる曲にフィットしてくる。同じモーションなのに、です。
この不思議さの秘密はいろいろあるんでしょうね。
速度調整だったり、カメラアングルだったり。ダンスのつなぎ方だったり。
そしてリレの不思議な中和力といえばいいのかな?
リレってなんかすごくニュートラルなテンションで歌ってる顔なんですよね。
喜怒哀楽が平常に引き戻されるというか。
これが顔に感情が出やすい真をコントロールする、なんて言っちゃいけないんだけど、
その秘訣なのではないかと。言うのは簡単、やるのは難しいに決まってるんだけどねw

flyabove
この笑顔はリレの一部。不思議なテンションの曲なんです。

おまけ 1作



 まーそのw トリオだってやれんだぞと。
それでもかなり真びいきだったりしますねw
見所は、これは意図的にやってるのか確信はないんですが、
できるだけ真が小さく見えないようにACMを一列に並べないところ。
並んでしまうところは上下の角度をつけたり、寄ったりしていますね。
1:00のところや最後などはダンスがおもあり縛りなのでしかたないね。
小さいことは武器にもなるんだけど、ACMのVi衣装だと真が子供っぽく見えちゃうんです。
千早は足が長く見えるデザイン、あずささんのは普通に女性っぽいのに対し、
真は足首が太いアンドロイドっぽい衣装なのでね。
坊やに見えてもいい作品ならかまわないものの、インスト曲ではそういうわけにいかず。
ちゃんとセンターの存在感を出していると。
こういうことって、他のアイドルでも考えるもんだろうか? どうなんだろう?

 こういう動画をただ踊ってるだけとみるか、あれこれ考えながらみるか。
スタイルはそれぞれだけど、あれこれ考えながら見るのもおもろいよ?w


◆あとがき◆

 いくらなんでも13000字越えないだろ、と思ってたら甘かったw
どうせちゃんと読むのはオレサンとオレサンマニアだけだろうということで、
短く簡潔な文章で、は心がけなかった結果がこれだよ!
字数が多すぎてスクリーンショットもろくに貼れないぜ!
動画を見るか脳内再生余裕でヨロすく!

 あと、『ALL ABOUT きゃのんP』というタイトルは
電波新聞社の名著『ALL ABOUT namco』からとりました。
p1

この本の変態的な細かさにはかなわんなーと思いつつw


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この記事へのコメント
確かに細かかったよなー。
ジービーとかボムビーも完全収録してたし、
イシターの全ルームマップとか確かに変態にも程が…
って、何の話でしたっけ?

…こんなに細かく動画分析して賞賛できる語彙に取り敢えず嫉妬しとく!
Posted by wingeddeath at 2010年01月15日 20:57
>はるさん
「新・明解ナム語辞典」もいいよね!
こっちは語呂が悪いのでやめといたw

真の魅力は多彩なのです。ホントそれだけです。
Posted by cha73 at 2010年01月17日 11:14
「きゃのんPといえばリレ」・・・なんかよくわかります。きゃのんPのリレと言うと、まこまこ凛を思い出しますねー。ここぞという時に見かける気がします。

真の魅力の多彩さは、やっぱりPが引き出すものなんですね。きゃのんPの真は「可愛い」がベースにあってこそのかっこよさや大人っぽさなんだなぁと思ってます。「16歳の真」の枠を超えない範囲での自由な変化を魅せてくれるなぁと・・・。それ以上でも以下でもない、等身大アイドルの真の魅力。それがとても気持ちいいんです。
きゃのんPの真は、きっと一作1300文字楽々語り倒せるような気がしますw下半期編も楽しかったです!
Posted by 文月 at 2010年01月18日 01:11
すごく読み応えありました。乙です。

いやー、きゃのんPって、改めてすごいなあ、と。
普段PVあまり見ないと見落としも多いのですが、ここまで語っているのを見るときゃのんPマラソンに挑戦したくなりますw
PVの細かい表現、見落とすことも多いのですが、なるほど、そういう見方があるのかと参考になります。振付とか、衣装とかetc
Posted by kitchom at 2010年01月18日 22:42
>文月さん
真とリレーションズ、というのもまた語るに値する
テーマだったりしますよね。
真にとって想像つかない歌の世界なのか、
どんなイメージで歌っているのか、
あと「てー」とか「てー」とか「てー」とかw
m@sterverがないのが残念でならない!

>kitchomさん
真のノベカクマスターじゃないか!
いわゆるストーリー系PVではなくても、
歌やダンスの中に秘められたドラマ性があるんですよね。
作り手だけじゃなく、見る側も真の魅力を発見していく、
なんてのもいいもんです。楽しいですしw


Posted by cha73 at 2010年01月19日 21:30

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