簡単なお仕事！ﾋｬｯﾎｰｲ
どうも、とーさんです。チケット取れた時点で覚悟は完了していましたが、これは鬼だｗ
でも「どうしたいか」っていったら書きたい！ 以外の選択はないのでね！
＝曲の前にあれやこれや＝
とりあえず席はこんな感じで2階席の前の方でわりとイイカンジ。
日曜日はメインステージの左端で、10メートルぐらいのとこまで演者さんが何人か来てくれたよ！
『ラムネ色青春』の時の平田さん＆長谷川さんとか！ 『キラメキラリ』での仁後さん＆松嵜さんとか！
土曜日の席では『my song』の時に釘宮さんが同じ高さ真正面にいたからね！ いいことたくさんあった！
日曜の席でセンターステージを見ると、ほぼ横顔を見る感じで、レアでしたね〜。
たまにスクリーンで正面顔をチラ見しながら、横顔を見ていました。
音響に関しては、土曜日は普通の大会場といった感じで、日曜はちょっと変則的でした。
スピーカーがセンターステージの上もあったので、音がメインステージ側とフロントステージ側の二方向から
聴こえてくる感じで、なるほどこんなのもあるんだなと。
それでも『オリジナル声になって』なんかはいい音が鳴ってたと印象に残っています。
さて、自分は真Pなので、ライブが始まるとまずは【平田宏美さんを探せ！】が始まるのですが、
土曜日はほぼ真ん前にいました！ 相変わらず頭モリモリでしたｗ
ああ、前と同じだって、それだけで嬉しくなりますね。もちろん変わっててもいいんだけど、
久しぶりだから分かりやすいのがいい。しかも土曜と日曜で髪型変わってましたね。
日曜はパンダ耳みたいになっていて、箱版真の衣装、バラエティアニマル（通称赤カブト）を思い出しましたｗ
いや、平田さんが左右対称の髪型って珍しいんじゃないかな？
あと、ずらり並んだのを見ていると釘宮さんの黒の大きなスカートがよかったですね。
どこにいても「あれ釘宮さんだ」って分かりやすかった。これだけ人数が多いとそういうのが大事。
だって曲が始まる時、まず誰がいるか探すでしょ？ で、サイリウム用意するんですが、
スクリーンの紹介待ちだと曲の出だしに遅れるｗ なのでなるべく直視で探すわけです。
白系衣装のシンデレラ、ミリオン組の誰かを見分ける（ダンサーさんも白衣装ありました）となると、難しかった。
何かうまい手を考えないと、曲の始まりはてんやわんやしてしまいますね。
＝もうひとつ曲の前に書いておきたいこと＝
個々の曲やパフォーマンスというより、ライブ全体、全出演者に強く感じたことがありまして。
それは『気合い』です。場数を踏んでいる先輩も、ほぼ初ステージに近い新人さんも、みんな気合いが凄かった！
予想はしていたんです。3日前に8thツアーライブのBDが届いて、ざざっと見ておいたんですが、
当たり前だけどみんなステージに立つ姿が真剣で、緊張感を持っていて、戦う姿がそこにあると感じたんです。
でね、このSSA2DAYSでは、全員が8th以上のものを見せるぞという気持ちで臨んでいるわけですよね。
8thツアーではステージに立っていなかった出演者も、そういう姿勢や心構えに影響を受けないわけがない。
というわけで、たぶん過去最長となるであろうライブレポート、始めます！
01）THE IDOLM@STER （初日全員）
全員出てくるのか？ でたーっ！！
いやー、もうこれに尽きるでしょう。8thではゲスト枠だったシンデレラ組、ミリオン組が開幕から登場する！
センターステージに現れた765プロ組に続いて、メインステージから続々と現れるシンデレラガールズ、ミリオンスターズ！
かつてない人数、というかどこを見ればいいのかマジで分からない＆どれが誰か完全把握できないという、
こんなのアニメロサマーライブのアンコールでしか見たことない（映像ですが）よ！ という状態ｗ
AKBのファンとかどんな風にステージを見てるんだろう？ などと真剣に考えてしまいました。
ステージから「一番後ろの人もちゃーんと見えてるからねー！」と言われているのに、
こっちがステージの全員をちゃんと把握できてないってマズいだろ！！
・・・衣装の特徴って、今後重要度が高まると思います。
今回でいえば、スカートの黒い面積が広かった釘宮さんは非常に分かりやすかったな。
あとオレンジゴムでツインのおなじみ仁後さんと水色の響リボンの沼倉さんも。定番強し！
髪型だとMachicoさんのツインが特徴的で目立ってましたね。
そして頭ひとつぶん高くてすぐ分かるだろうと思っていた青木さんが意外と分からなかった。ヒールで差が縮んだ？
てなわけで、長谷川さんはやっぱりお腹出そう！（もう無理か！ｗ）
シンデレラ、ミリオン組もどんどんヴィジュアルに個性を出していく＆定番化するといいですね。
はい、ここから真P発言。自分は真Pなのでしょうがないんですが、
やっぱり平田さんの声がよーく聞こえるんです（聞こうとしているので）。
すると『THE IDOLM@STER』を聴いていても、安心するというか、落ち着くというか、いいんですよね。
たぶん50人で歌っても100人で歌ってもそうなんだと思う。特別。
そういう関係をシンデレラ、ミリオンのガールズもどんどん築いていってほしいし、
もちろん今後単独ライブもあるわけですから、自分にとってのそういう存在になる人が現れてほしい。
まだ始まったばかりだし、これからね、みんな誰かの特別に、もっともっと！
ということを書くしかないぐらい、ずっと平田さんの声に耳をチューニングしていましたｗ
しょっぱなって、そんなもんだよねみんな？
MC） 初日全員
みんなまとめて！
「私達、アイドルマスターでーす！」という挨拶で思い出すのは、アニサマに始めてアイマスが出た時に、
確か同じように「アイドルマスターでーす！」と挨拶をしていて、
当時は「アイドルマスターってプロデューサーのことだろ！ この名乗り方いいのか？」なんてツッコミもあったのですが、
今となっては他に呼びようもなくなっちゃったなあとｗ
なんとなーく全体を見ていたので、各自がこまごまと何をやっていたか見えなかったのですが、
いろいろやってたんじゃない？ BDで見るよ！
02）READY!! 765プロ組全員
ダブル主題歌！
ここでシンデレラ＆ミリオン組は先に裏へ戻り、765プロ組で一曲。ゲーム主題歌からのアニメ主題歌は、
まるでアンコールのようでもあり、初ライブの人でも確実に予習の範囲内ということで、心置きなく盛り上がれると。
それをやってもまるで残弾が不安にならない今のアイマス、って感じです。
久しぶりになるたかはしさん、平田さんの舞台カンを戻す意味でもあったのかもしれませんね。
二人とも元気そう＆楽しそうで、こっちも幸せ気分でありました。
客席にはアニメからのPも結構多かったみたいで、この曲が一番盛り上がっていた気がします。
知ってるってこともあるでしょうが、愛されてる曲でもあるんだなと感じましたね。
実際、こんなにいい曲そうそうないですからねｗ
すでにいろんな人にカバーされたりもしていますし、地方のアイドルさんがイベントで歌ってたりとか、
個人的な話だと息子が3歳の頃に「はたらくくるま」以上に完璧に音をとって歌った曲でもありｗ
10年20年戦える曲です。20年戦ったら自分その頃還暦ですけど。ｳｯ・・・
自己紹介） 765プロ組全員
時間差退場式？
先に5人ぐらい自己紹介して着替えに向かう、という珍しい形式でしたね。
ここで魅せたのは釘宮さんの「この会場で一番かわいいアイドルは？（伊織声）」の質問で、
場内「いおりーん（いおりちゃーん）！」 釘宮さん「よくできました！ その調子で頑張りなさいよね！」
これ！ これは実によいものでありました。
対抗して長谷川さん「この会場で一番好きなアイドルは？（美希声）」
場内「みきちゃーん！」 長谷川さん「ありがとー！ ハニー大好きなのー！」
とですね、何気に美希が伊織に対抗心を燃やすという、これは伊織と美希でやってこそ！ というのがね、
劇場版アイマス見たそこのあなた！ ズバリだと思いませんか？
自分としては14話でフルーツ衣装が似合うかPと話してた伊織からPをぶんどった美希がフラッシュバックして、
地団駄踏む伊織が見えてちょっと笑ってしまいましたｗ
あとはなんたって平田さんとたかはしさん（LTPイベ出てましたが）にお帰りなさいを言えたことが！ ね。
7th後の機運を考えると、その機会なくアイマスが終わる想像はまったくなかったけれども、ホッとしました。
ちなみに場内の黒リウム率は３５％〜４０％ってとこだったでしょうか。青が多かったですね。
でも部分的に黒の固まってるエリアを見ると、黒リウムってこういう風に見えるのか、というのが分かりました。
ちゃんと黒っぽく光ってる感がありましたね。派手さはないけど綺麗でしたよ。
03）CHANGE!!!! 中村さん たかはしさん 浅倉さん 仁後さん
4人でとな！？
『READY!!』に続いて『CHANGE!!!!』もぶっぱ！ サイリウム4色だったのでややハンドクラップしやすかったｗ
個人的には、1曲目にコレ来るんじゃないかなと予想してたんです。
「何かを変える時 何かを選んだ時 それは頑張る時」ってことで、相応しいかなって。
そしたらどでかいものが前に2曲もサービスでついてきたｗ ３段ロケットになってたってとこですかね？ｗ
結構、『READY!!』だけ歌われる事もありましたから。歌うならここだろ！ っていう想いはありました。
人間は誰だって変化が恐いものです。必ずよくなる保障はないので。
今回のいわば合同形式のライブだって、不安があった人はかなりいたはずです。
そこに「でも大丈夫 終わりじゃない」は、誰もが欲しかった一言じゃないのかな。
それが保障や約束になるわけではないけれども、今という時に必要だと。みんな恐がりだからね。
初日の、この３曲目の時点では、まだ誰もどんなライブになるのか分かっていなかったのだし、
腹くくれよ、っていう合図としても、まだオープニングアクトの続きともいえるこの位置にあってよかったのだと思う。
このあと出てくる三者合同『The world is all one !!』の前に、『CHANGE!!!!』があったのもよかった。
歌ったのが春香、あずささん、雪歩、やよいという優しいカルテットなのもよかったんじゃないかな？
この4人の「大丈夫」は効くよ。
04）ラムネ色 青春 釘宮さん 平田さん 滝田さん 長谷川さん
あ、全部とんだ。
アカンやろ！ 「でんでんでん！ デレデッテッテッテッテー でんでんでん！」のイントロで、
客席の一万数千人の脳内にはわかさ旅館の玄関に並んだ靴が見えちゃうだろこれは！ｗｗｗ
ここまでの流れとか関係なく！ しかもM@STERVERSIONてどういうこと！？
大サービスすぎるうえに、ここに平田さんおるやん！ ただでさえ『IDOL POWER RAINBOW』と『M@STER PIECE』確定で、
あと『待ち受けプリンス』もありそうだから平田さんがそれ以上新曲はないだろうと考えていたのにさ！
そーですかあるんですか最高じゃあーッ！！ としか！ 言えぬ！
いや、なぜそこまで育児中の人が新曲やれるんだと、驚きました。それだけ孝行息子ってことでいいんですね？
もちろん、この歌に平田さんがいてほしかったけど！ それはもう絶対に。
まだ2番の歌詞は公開されてませんが、『優しいだけの仲間はいらない』ってフレーズがあったんですよ。
そこにいおまこ、いおみき、みきまこが入っているというこの編成！
いおまこ、いおみきはともかく、みきまこは？ って思う人もいるかもしれませんが、
美希は真に「かっこいい衣装が似合うの」とか言いたいこと言うよ〜。そこ大事なんだよ。
真だって美希に「（Pと）デートだよ」なんて17話で言ったりね。あるんすよそういうの。ふたりの間に。
で、その全部を仲間と少し違う立ち位置から見守っている小鳥さんがいるわけね。
偶然そうなった編成かもしれないけど、見事に関係性が見えるものになっていたと思います。
765プロの凄いところのひとつでもあるでしょうね、この個々の関係性と歌がリンクしてイメージを深めるというのは。
シンデレラやミリオンでも、こういう要素がどんどん出てきたらいいですね。
歌ってる間はなんとなく、声に出さないで一緒に歌ってる感覚でした。
どこまでも行こう、まっすぐに行こう、って。そうしたいから。
自分、さっきも10年20年て書いたけど、どっかゴールに着く気が全然ないから。
道って、ずーっと先の方を見てたってゴールなんて絶対見えない。地球は丸いから。
地平線は見えるけどゴールは見えない。ボクらの住んでる世界はそういう形をしている。
だから、「行く」って行為は見えないとこへ行くってことなんです。よっぽど近くない限りはね。
どこまで行けるかは、どれだけ強くなれるかってことと、どこまで行きたいかってことと関係がある。
そういう歌。これを765プロ組が歌うっていうのは自分自身への、自分のアイドルへの、後輩達へのエールなのだろう。
「弾けろ青い風」っていいよね。いろんな意味で、アイマス的にいいｗ
このライブ的にも弾けろ青い子達！ なんて思ったりして。
05） Rebellion 沼倉さん
我那覇響、リベリオン！ 出る！
ライブの行き先を決めるのは、いつもソロ曲のスターターだと思っているんです。
ここがコケるとガッタガタになるし、ズバーンと決まれば全体が勢いづく。
後になって考えれば、ここは末っ子を卒業したぬーさんこと沼倉愛美その人しかあり得なかったなと。
いや、難しかったと思うんですよ。いきなりこの曲のテンションで出てくるんですから。
でもなー、やっぱガンダムなんだなぬーさんという人は。
スターターを務めるのは初めてなのに、会場にいた人は「できる」と信じて疑ってなかったよね。
そういう安心感が緊張感に勝るほどに、これまでだって沼倉さんはパフォーマンスしてきた。
この「何が起こるか誰も分からない」ライブで、客席に対しても、後輩達に対しても、足元のフワつきを止めて
ビタンと足の裏を地に着かせるのは、この人の、この人に「任せたい」役目だったなあ。
なぜならこれは8thの「まっすぐ」の続きだから。結末の歌の次は「始まり」以外はあり得ないので。
それがRebellion＝反逆、なのも面白い。765プロに属していながら、ある意味後輩達の先頭に立つ反逆者、
ということなのかもしれない。そう考えた方が、この先もっと面白いことが起きそうな気がしませんか？
ダンサーさんが登場したのもこの曲からで、沼倉さんとダンサーさんのステップの合いっぷりとか、
後ろから見ていると特にすごかったです。上半身との連動など、やっぱり本職のダンサーさんの動きは
アスリートのそれだなと（そのために筋肉がもの凄い）感じるものの、その動きに部分的にでも合うのだから、
相当なもんですよね。無論、ダンサーさんが沼倉さんに合わせているのでしょうけど、それでも凄い。
いや、カッコいいというべきなのかな？ 今ここで、こうビシッと見えていることが何より大事なので。
それにしてもこの『Rebellion』という歌、完全な「戦いの歌」である。
『DREAM』と『We just started』の血を受け継ぐ、ランティス社製の我那覇響専用歌、
な〜んて書くとエースパイロットの決戦用モビルスーツっぽくてよくないですかｗ
そう、戦いの歌なんです。だから気合いがいる。当記事の前書きで書いたように、
ＳＳＡは「気合い」と「戦い」のライブなんだ！ そのためにスターターがこの歌なのだ、とも読めるのではないか。
『Rebellion』で生まれた会場の空気は、過去のアイマスライブのそれと比べると明らかに異質でした。
全員曲でのウォームアップが終わった直後のソロ1曲目が、
『オーバーマスター』や『マリオネットの心』みたいな曲で始まったことって、ないでしょ？
それ以上の変化を、このSSAにぶっ込んできたってことなんですよ。
※マリオネットの記憶って書いてました。疲れてたのよたぶん・・・
それさえあんまり衝撃的に受け取られていないというのが、ぬーさんがガンダムである所以です。
なんかぬーさんならできちゃうんじゃね？ という空気で突破しちゃう。
こうして出来上がった、過去に例のない異空間と化したSSAライブ、だったのですが、
その異常性に気付いていた人、今んとこ見かけてないです。
「真実の赤」のカラーチェンジで印象がそっちに行ってるせいもあるかもしれないですね。
それを1曲目でやること自体が普通じゃないって気付け！！
06）Mythmaker たかはしさん
王の挑戦〜我が前に道無し
たかはし智秋さんというキング、王様は帰ってきたと思ったら、挨拶もそこそこに「おっぱじめる」わけです。
アニメ以降のファン、初ライブ参戦、シンデレラやミリオンからライブに辿り着いた人も多数の中、
アニメ以降でいえばベスト盤に収録されたのみの『Mythmaker』を、『Rebellion』で生まれた異空間で歌うのよ？
「その曲わかんない」って反応になる率めっちゃ高いのに、お構いなし。
「そんなの知らない人は知らないものだし、いい歌だなって届けばいいのよ」ぐらいの感覚？
もちろん、ずっと知ってる自分らは、すごいよく分かるんです。そういうことする人だよなーって。
にしても『Rebellion』→『Mythmaker』はチャレンジすぎるだろ！！ とは言いたくなるｗ
といってここで『隣に・・・』を出されるともっと困るんですけどねｗ
少なくとも、ここまでは「これが（従来の）アイマスのライブです！」という空気では無い！
悪いというのではなく、「今これどういう状況？」って言いたくなるカオスな状態ですよね。
それをたった2曲で、『ラムネ色 青春』からガラリと別世界に変えてしまった。
自分が一番、「このライブどこへ向かっていくんだ・・・？」って思ってたのが初日のこの曲のイントロ時でした。
あとで落ち着いて考えると、たかはしさんは少しでもダンサブルな曲を、ってこれを選んだのかなと思いました。
ケガでしばらくお休みだったので、あまり動かない曲だとまだ本調子じゃないのかなと思われそうで、とか。
あずささんの持ち歌、ゆったりしたものが多いですからね。
あるいは「ダンサーさんと何かやりたい！」だったりとか。
『Mythmaker』でのダンサーさん達はかなり凄かったです。派手に移動はしないものの、グネグネ動いてました。
要所要所でたかはしさんも同じ振付けで「あ、ここ揃うんだ！？」って瞬間もあったり。
歌という意味では、完全にアイドルの範疇から大気圏離脱してますよね。
アイマス楽曲の中でも極北というか、こんなの歌うのはアーティスト枠に入ったあとの安室奈美恵ぐらいじゃないですかね？
これをソロパート2曲目にぶつけるライブ・・・アイドルのライブ？ いや違う。
『アイマスのライブ』の内側ではあるけど、過去とは違う何か、だという。
このへんはもう少し765プロ組の曲が出揃ってから書いてみようと思います。
久しぶりに聴くステージでのたかはしさんの歌声は、7thで感じたのと同じ、「ぐっ、と音が残る歌声」でした。
これほんと、なかなか無いです。一般のシンガー、ミュージシャンのライブ行ってもそうそう無いです。
体の中で長く音が響いてるの、すごく気持ちいい。
この「残る感」をリスペクトしたのがRidgerPの動画のシンクロ、と誰向けかわからん一文を残しつつ、
自分はアイマスSP以前からの「かっこいいあずささん」派だよアピールとかしつつ、
『嘆きのFRACTION』の前にこれを歌っておかなきゃ筋道が通らないよ！ ということで必然！！
て、天から落ちてきた。なんかワンフォーオールであずささんメチャカッコよくなる気がする。予感。
07）ビジョナリー 下田さん
ひとりの下田が ふたりの下田に 四人！ 五人！？
おうおうおうおうヤー！ 忍法 かーげ分身〜 サスケー
という、TVアニメ「サスケ」の主題歌がありまして。
何の話かというと、ビジョナリーは元が5人で歌ってた曲なんですが、下田さんはひとり、
いやでもいつも亜美真美で2人やってるわけで、そういえばぷちますではこあみこまみ入れて4人やってたぞ？
・・・なんだ、1人増えただけか、余裕じゃん！ というゆでたまご先生もびっくりの計算の結果、
下田さんは度重なる公式の無茶ぶりによって分身の術をマスターせざるを得なかったんだね！
という答えが出ました。
なんかね、いっぱいいたんですよ。姿形は下田麻美ただひとりなのに。
別に伊織ややよいや響のものまねをしたわけでもない。だけどなんかいっぱいいた。
おそらく亜美＋真美が2じゃなくて2以上の何かになっていたんだと思う。それってどういうことなんだろう？
8th幕張の時の記事で、下田さんの最大の武器は知恵だ、ってなことを書いたんですが、
このビジョナリーで見せられたのは、百面相という「豊かさ」だったと言えばいいのかな？
この歌、歌詞にいろんな表情があるじゃないですか。
それをばんばんやって、残像を残しながら次を生み出していくことで分身しているように見える？
なんかいっぱいいるように感じさせる？ ダンサーさんという質量のあるダミーも利用しながら？？？
なんか、うん、そういう忍術でした。
センターステージで向きを変えながら歌ってたのもかく乱作用があったのかもしれないですね。
それにしたって下田さんは顔だけじゃなく声も百面相だもんね。
そのうち笑顔でマジギレする竹中直人状態で歌うとかやり出すんじゃないか？ｗ
あと自分でも「やったー」とか「食べられずー」とかコールしてるせいもあるかも。
あれのせいで勝手に記憶の中にいるやよいや響や伊織が出てきちゃってたのかも。
イクシアダーツサムロディーアは魔法の言葉で勝手にルール作れるんで、
あさぽんが忍者になるぐらい余裕だって小野田さんが言ってました！（嘘です）
ここでちょい真面目ぶった話。8th幕張から続く下田さんと長谷川さんのドラマみたいなのがね、見えまして。
一緒に『『We just started』やって、『黎明スターライン』と『マリオネットの心』でそれぞれの武器を存分に見せて、
そして今回、下田さんが『ビジョナリー』を、長谷川さんが『edeN』をソロでやるという、対になる動きを見せた。
意図された配置かどうかは分からないけど、繋がってると思うんだ。
もっと変な話をすると、劇場版アイマスでアリーナに入って、明確にアリーナの広さにテンションが上がった
美希と亜美真美っていう、天才を追っかけてきた二人なんだ。
だからこういうことやらされるんだ。アイマスのライブって結構エグいよ？
LTPユニット曲ソロで歌わされた人は知ってるだろうけどｗ
08）乙女よ大志を抱け！！ 中村さん
ここでいつものライブへギアチェンジ！？
でぇっ！？ そう来るの！？ っておっどろきました。
ここまで異次元路線だったのがど真ん中にシフトしてくるというミステリー。
変化球３連発のあと、ど真ん中にストレートって、どんなリードなんだこれは！？ というね。
アイマスライブに慣れてる人ほど戸惑う組み立てですよね。
とはいえイントロかかっちゃえばあとは体が勝手に動いてくれる曲。
頭の中では（えーとこれどっち向かってる？？？）ってなりながらも、口と手足はちゃんと仕事してくれますｗ
なんか、センターステージへの通路を進みながらの格言がカッコよかった覚えが。旗持ってたからかな？
あとSSAのレベルアーップ！ はすごかった。はぐれメタル１万７千匹同時に倒したぐらい経験値入ってるね。
たぶんあの瞬間、この曲を全く知らなかった人もレベル上がっちゃったと思うよ。
アイマスライブでも一番、初見さんをパワーレベリングしてるのってコレだろうな。
7th見に来たバンナムのお偉いさんもレベル上がっちゃったぐらいだしねｗ
「あれ？ これもしかしてすげーんじゃねーか？」ってなる。なるよ！
でもって、ここにこの曲が置かれてる意味、『キラメキ進行形』じゃなくこの曲だった意味が次曲で分かる。
さらに言うと、終わってからセットリストを見直すと、またいろんなことが見えてきます。
天海春香がこのSSAライブでどういう立ち位置だったのか。
そりゃ、「立ち上がれ女諸君！」であり、「あっぱれ（IPA） 頑張れ」であり、
「みんなに私 いつもありがとう」って言いたかったんだと気付きます。
春香ってやっぱりモチベーターで、周りのエンジンをガンガンにかけてから、自分のアクセルを吹かす。
すると今回でいえばギャンと飛び出すのは響であり、あずささんであり、亜美真美で、
そこに自分が続いて、さあ次いくよ！ って。そう考えると万能だなあ、春香って。
その春香と同じ万能性をライブで発揮できるようになっちゃった中村さんもすげーのです。
7thやツアーのリーダーでトリを務めたり、5thや8thツアーなんかじゃスターターもやってたり。
ホントどこにでも置ける、出ていける。それを大橋さんや山崎さんが見て、感じて、背負っていくのか。
それとも違う「センター」に育っていくのか。そこらへんは見ものですね。
・・・旗持って出てきた時は「何を制圧しにいく気だろう」って思ったｗ
SSAはワシらのもんじゃけえのう！ って、大志を抱きすぎなんじゃないですかねえ？ｗ
09）The world is all one !! 中村さん 大橋さん 山崎さん
当たり！！
いやー、ライブ前にこの曲はやるよ！ ってツイッタで流したらやんなかったら土下座な！ って言われて、
やらない理由がねえよ！ なんて返してたんですが、こんな形でとは！ アンコールで全員とかだと思ってたｗ
越境トリオ紅組（でもはっしーピンクだよね？）通称「中山大（なかやまだい）」での披露ですよ！
そうだよねえ、この空は繋がってる。この歌が初披露された5thライブの時は、
アイマスは海を越えて世界進出していくのかな、なんて想像していたのですが、
少し違うっぽい世界とまた少し違うっぽい世界と繋がってたんですねえ。
・・・多分当時は誰もこんな世界と繋がってることを知らなかったはずなんですがｗ
しかしながら、この歌すっげえパワーアップしたと思いませんか？
あのアイマス2発表当時はまだ、歌全体にエネルギーが行き渡ってなかったかのように。
今は765プロとそのPだけでなく、TVアニメも劇場版も、シンデレラもミリオンもsideMも、
全部パワーに変えて乗っけてぶっぱなせる元気玉みたいな曲になってる。
CDデビューしちゃったPの持ち歌だしねこれｗ
俺ら歌わせてもらったぐらいなんだから誰が歌ってもいいんです。
2011年1月の新春ライブの時、中村さんが「ひとりじゃないんです」って、この曲の前に言ったのを覚えてます。
今やひとりじゃないどころの騒ぎじゃないよ！ 今やこの3人の後ろに200人以上いる！
目の前にはパシフィコ横浜の3倍以上のPがいる！ こんな3年後を少しでも想像した人がいただろうか？
「ねえ この未来は ねえ 何が待ってる どれだけの夢溢れてるの」
こんなライブが待ってました。夢溢れすぎてよくわかんないですｗ
今ここで起きてることをあの日の自分に教えても、半分以上信じないでしょうね。
だって本当にあの時のアイドルマスターは行けて幕張が限界でしたから。
なので、3年前のパシフィコのことを思い出しながら、この曲の間を過ごしていました。
それから、5th幕張で初公開、銀のテープが宙を舞い、異常な興奮に包まれていたあの時も思い出した。
アニメ１話のエンディングも。
あと、手前味噌ながらこの歌を聴いた当時3歳の息子が「全速力って何？」と訊いてきたので、
思いっきり全部の力で走ることだ、って教えたことも。そうだ、今もアイマスは全速力で走っている。
ちょっとフライング気味になっちゃうけど、
赤組の『The world is all one !!』＝この空繋がってるじゃん！
黄緑組の『MEGARE!!』＝オトナノジジョーで決まった辛いことでも乗り越えられるじゃん！
青組の『MUSIC♪』＝音楽に壁なんてないじゃん！
というジェットストリームアタックになってるの、みんな気付いた？ｗ
特に『MEGARE!!』がマイペース超人の美希と翼、思いっきりオトナノジジョー食らった未央が歌ってるの熱いよ！
それを綺麗にまとめる青組ｗ
三組の中では、赤組が一番振付がしっかりしてた印象があるかな？
vidavoでいうと赤が一番daっぽいというのも新鮮なｗ
インカム型のマイクは音の善し悪しに関わるので難しいのかもしれないけど、
この歌で3人が手を繋ぐとこ、見たかったですよねｗ しょうがないけど！ しょうがないけどさ！
この3人の、春香と卯月と未来のことだから「心の手は繋がってましたよ！」ってベッタベタなこと言うんだろうけどｗ
だがそれがいい。さらに「愛ちゃんもいたよ！」って言うんでしょ？ そこまで分かってるし！
ある意味コワイ人達。・・・元気玉撃つ人なんだからそりゃそうよね。
MC） シンデレラガールズ 福原さん 大橋さん、 松嵜さん 佳村さん 原（飯）さん 青木さん
ここだった・・・っけ？
自分、ライブの・・・特にMCがどこにあったかをだいたい忘れます！
ここだった気がするんだけど違ったかなあ？？？
もっというと『ざわわん』の前に大山中で何か喋ってたはず。歌い終わったあとも？
今回MCが少ないようで実は多かったですよね。
で、確かシンデレラガールズの自己紹介がここにあった、ような。（間違っててもここってことで行く！）
いやー、きらりがあまりにもきらり過ぎて、みんな驚いてましたよね。
にょわーっ★で会場を掴む掴む！ ていうか最初に書いちゃいますけど、
松嵜さんは名乗る時以外、ステージにいる間はずーっときらりでした。
ずっと役のままでいるのって、これまで誰一人やったことがなかった初のことなんです。
あの見たまんま律子な若林さんでさえ、若林直美でいるのが通常なわけで、新鮮でした。
月野うさぎが変身するとセーラームーンになるけど、見た目ほとんど同じやん！ でもバレない！ 不思議！
と同じで見た目は松嵜麗だけど諸星きらり！ いや松嵜麗やん！ でもきらり！ 不思議！ みたいな？ｗ
自己紹介の時でしたっけ？ 周りみんなしゃがんできらりでかい！ をやったのってｗ あれよかったな！
佳村さんの「おこだぞ！」とか青木さんのりーなっぽい「やたら堂々とした強心臓っぷり（内心はどうだったろう）」とかがあり。
そして8th幕張の初日は緊張で貼りつけたような笑顔になってた福原さんは・・・？
ふーりん「ふーん・・・（ちょっとタメ）あんたたちがプロデューサー？」 場内「おおっ！？」
↑これで「あ、大丈夫だ」って思いました。このタメね。セリフを言うのではなく、ちゃんと客席を見て、把握して、
その上でしっかり渋谷凛してました。役とはいえ、このセリフって言うだけでも恐いだろうに、
モノにしてきた感がすごくあります。続く「みんないい顔してるね！」も、言葉に血が通ってたなー。
原（飯）さんの高いテンションに、大橋さんのいつもの卯月の「頑張ります！」節と、紹介も終わり、
曲だ！ 1人キュートだ！ 助っ人きらりんだ！ って流れだった気がする！ するよ！
10）アタシポンコツアンドロイド 大橋さん 松嵜さん
諸星きらり（ｃｕ）
うーむ、不自然さが無いｗ きらりは元々cuの性質も備えてたと言ってもよく、馴染んでましたねー！
ニュートラルの権化のような卯月の大橋さんと、きらりとして安定している（それ自体は異常ですがｗ）松嵜さんで、
曲がアンドロイドが人間になっちゃう、ですからこんなキテレツなシチュエーションもなかなか無いｗ
なのに振付けも歌もかわいくて、コール部分もたくさんあってしかも面白い。
「シリアルだけーがオンリーワーン」とか知らない人からしたら何そのコール！？ ってなるしｗ
推定1万5000人ぐらいは男の客席が同時に「てへぺろ！」って、いろいろひどいｗｗｗ
これは日笠さん怒ってもいいかもしれないｗ
だいたい裸になっちゃおかな〜？（なっちゃえー！） って、
これ18歳未満が入れないお店か何かだよ！！ 言ってることは！ｗ
初日、二日目ともにね、席の左右どっちかが女性だったんです。
どんびきされようがコールしますけど、かなり勇気が必要だったのも事実でしたｗ
少しだけ、ステージで「これ言って大丈夫なのかな・・・」と不安になる出演者（主にふーりん）の気持ちが分かった気がします。
振付けの、「チェリーつまむ夢よ〜」のつまむのがやけに記憶に焼き付いてるのはなぜだろうｗ
あんだけ動いてて、なぜ覚えてるのがそこなんだ！ パックマンは関係ないはずだ！
11）TOKIMEKIエスカレート 佳村さん
大事に しっかり 捕まえて 歌う
Pとして大舞台が心配だったお父さん目線シリーズその１！
という書き方がそもそも大変失礼なわけですが、
あのるるきゃんがSSAに一人で立つ！？ ホント大丈夫なのか！？ ってなるのは、自分が8th名古屋を見てないから。
SSAの3日前ぐらいに8thのBDが届いて、名古屋の映像を見たんですが、
あっ、ちゃんと足が地面に着いてる！ ってちょっと安心ポイントがアップしました。
それでもやっぱり恐さがありました。大きい会場って、違いますもん。
8th幕張の福原さんを見れば一目瞭然ですよね。
なのにあえて、シンデレラガールズソロのトップバッターに持ってくるスタッフの鬼っぷり。
だがここでスターターが養成所同期のぬーさんだったことが効いてくるわけだ！
トップバッターってのはこうだ！ なんて話はしてないだろうけど、
佳村さんにも背負っているものがあったはず。
それは歌に出てたと思います。振付けはギリギリまで削って、歌に懸けてたなって。
名古屋の映像を見ると、まだ出し切れてないなってのが分かります。
そんなの、5th幕張の頃の先輩達にも普通にありました。
そこを吹っ切って先へ進むのって、簡単なことじゃないです。先輩達だってみんな苦労して越えてきたこと。
だから3日前に名古屋のBDを見て、SSAでどこまでやれるか、何を表現できるか、楽しみにもなった。恐さもありつつも。
SSAでは、まず声を出すことを恐がらなくなってましたよね。内心まだおっかない面もあるんでしょうけど、
声、出すぞ！ って気持ちが前に出ていた。その気持ちがスピーカーからちゃんと声に乗って出ていました。
これは間違いなくストレートだ。暴投でも、ヘロヘロ球でもなく、ちゃんとストレートになってた。
それだけで感激してたら「お前の感激は安い」って言われちゃうのかもしれないんですが、しちゃうんだよねえ。
プラモデルをなんで買って作るのかっていうと、完成品じゃないからなんですね。
完成までの作る過程が楽しいから。あーでもないこーでもないって考えて、工夫とかしたりして作るのがいい。
佳村さんはプラモデルではないけど、自分は過程を見る（見せる）のも面白いと思っているんです。
はい完成品どーん！ わーすごいねー！ じゃなくたって面白いもんは面白いんだから。
うちのかみさんがインディーの出たばっかの頃のバンプ・オブ・チキンをレミオロメンの対バンか何かで見て、
全員ステージの上で挙動不審で演奏もガッタガタで、この人達大丈夫なのか！？ って心配になった、
なんて話を前にされたことがあって、それがあんなビッグネームになっちゃったんですよね。
そういうのも、過程を知ってると面白さが増すじゃないですか。
スポーツだって新人時代からスーパールーキーだけがいいわけじゃないし。
「おらぁよ、あの佳村ってピッチャーが始めてびしっとストレート投げるのを現場で見たのよ」なんてことを、
この先5年10年、酔っぱらったおっさんPの宴会で得意げに言いたいのです！ｗ
もっともっといい選手になって、自慢させてください。
うん、ピッチャーじゃないね！
12）ましゅまろ☆キッス 松嵜さん
カラータイマーがついてないウルトラマン
他に表現のしようがなかったのです。ウルトラマン！
地球では３分しか変身していられない光の巨人ウルトラマン！
なのに諸星きらりには「にょわータイマー」はついていないらしい！
だってホントに制限時間ないんだもん。松嵜さんが任意にオフにしない限り、ずっときらり。
内臓エンジンから無制限にきらりんパワーが出てるとしか思えない。
少なくとも、そう思わせるほど潤沢に、SSA内はきらりんパワーで満たされていました。
8th大阪2日目の記事でも書いたのですが、『ましゅまろ☆キッス』という曲は、
なかなか客席側からこの空気感を作るヘルプができません。
なのに、いやだからこそきらりの側からガンガン仕掛けてくるんですよね。
間奏でもきらりんワードで客席とキャッチボールを試みて、それがいわゆる「チャント」になっている。
「チャンテ」じゃないですよ松嵜さんｗ
あれです、中日時代の井端の「おーおー おおおおー おおおおー おおおおー おおおおー」とかのあれ。
こういうのをでかい会場で「やる」感覚は松嵜さんが野球場で理解しているのだと思うし、
それがきらりに物凄く力を与えているようにも感じます。
いわゆる三次元にいたらイタいキャラじゃないですか、きらりって。
なのにこの目の前に繰り広げられている光景の異常なまでの「アリだな」感は何なんだろう？
これがホントに凄い。なんかきらりだけでもダメ、松嵜さんだけでもダメで、両方揃って始めて「アリ」になってるような。
きらりの底抜けの明るさと、松嵜さんのパァーッション、その相乗効果で何かが生まれている。
これがもし、持ち歌が勢いで持っていけちゃう曲だったらこうはならないんだろうな。
それがこの一言ずつしっかり演じきらないと成立しない歌だから、未曽有のきらり時空が発生しているのかな。
日本中探しても、松嵜さん以外いないかもしれない。
「きらり役の○○です」じゃなく、「きらりです」ってステージに出てこられるのって。
でね、不思議なのがあのハイテンションのきらりをやって、やり切って、
普通は「松嵜さんよく頑張った！」っていう感想とか賞賛とかが出てくるはずなんですが、無いんですよ。
ライブ後の感想でも、ツイッターでも、そういうのは見かけない。自分もそういう感覚は無いです。
そうじゃなく、「なんかSSAにきらりが普通におった」みたいなのはある。
表現者に贈る言葉としては、最高なんじゃないかな？
あとねあとね、「私あなたの楽器〜♪」ですっごいグッとくる。
この一点にきらりのアイドル性が乗っかっている、ような。
とことんフリーダムなようでいて、ちゃんとアイドルなんだ、って感じられるの。
松嵜さんがきらりの楽器で、きらりも松嵜さんの楽器で、みたいな？ そういうのがいい。
だからヒモが切れた凧みたいに飛んでっちゃったりしないのかな。きらり。
13）ミツボシ☆☆★ 原（飯）
意外と意外な普遍性
はい！ 8th大阪2日目でドカンと！ きた！ みんなこれを見ろ！ 本田未央を見ろ！ っていうのが、
そのまんまSSAにやってきた！ シンデレラガールズは基本、ピンク青黄の3色なのに、問答無用のオレンジ！
そうなんです。その時点で未央とメシヤさんはなんかはみ出している！
こんなはみ出してる『ミツボシ☆☆★』が大阪のぶっつけ本番1回で完成したという奇跡。
さらにそれをそのまんまSSAにてデーン！ とやってしまう奇跡。
それなのに何だろう、未央と原紗友里さんには、妙な普遍性を感じるのです。
いつでもどこでも未央は未央、みたいな。これ本当は卯月のはずだし、卯月と大橋さんもそういうとこがあって、
じゃあキャラかぶってんのかっていうとそうではなく。
未央の方が春香っぽいって言えばいいんですかね？ 周りに合わせてバランス取るタイプといいますか。
だからなのか、この『ミツボシ☆☆★』はきれいにSSAライブの中に収まっていた。気がする。
ドカンとぶっかます曲でありながら、破天荒ではなく。しっかりこのSSAの13曲目という役割にハマっている。
きっとこれ、原紗友里さんの性格なんだと思う。
マチアソビで五十嵐裕美さんにイジられて「未央の個性って何なの？」と、
アイデンティティクライシスが指摘された未央と原紗友里さんですが、なんとなくちょっと見えたかも。
おそらく、春香と同じような遠回りをしていきそうな。我をドーンと出していくのではなく、
気付いたら本田未央が出来上がっていた、なんてことになるんじゃないかなー？
ライブレポになってないことバリバリ書いていますけどもｗ
会場にいた人には『ミツボシ☆☆★』というアクトはすごく完成されてたように感じたかもしれませんが、
逆に一番未完成なのかなこれ、って思ったりもしました。出来が悪いってことではなく、
今の状態はまだ土台で、むしろこれから本当の形を目指していくのかなって。
孫悟空でいえば今やっとピッコロ大魔王倒したぐらい、だったりとか。まだスーパーサイヤ人とかなってない。
まだライブで歌ったのたった2回だもんね。2回で完成とかあり得ないしｗ
この曲のポテンシャルはまだまだこんなもんじゃない気がするのです。
あと、あまり音響がよくないといわれるSSAでこれだけクリアで聞き取りやすい歌声は素晴らしい。
オリックス劇場と同じぐらいよく聞こえたのは結構凄いんじゃないだろうか。
となると、未央はダンス得意らしいからね、そっち方向パワーアップどーすか？ なんてｗ
14）MEGARE!! 長谷川さん 原（飯）さん Machicoさん
長谷川明子という名のリトマス試験紙
劇場版アイドルマスターで、合宿中に律子に呼ばれて美希がお手本ダンスをやったじゃないですか。
なんかアレを思い出しました。長谷川さんと一緒に誰かが何かやると、だいたいのことが分かっちゃうのね。
この『MEGARE!!』でいうと、振付けが従来の765プロ組がやったものより、だいぶ簡略化されていまして。
「私だけのとっておきボイス〜」のあたりの腕の振りとか。
見ていて「なるほど、これぐらいできる、できないの差があるのか」と感じました。
動きながら歌うって、特殊なスキルですもんね。マイクもって歌うだけとは違う。
いや、できるけど何かの事情でやらなかっただけかもしれないんですけどね。そうだったらスミマセン。
一方で歌う方は、見事だった！ 3人とも美希、未央、翼だった！
「中山大」より「長飯Ｍ（チャーハン・Ｍみたい）」の方が声の特徴が強いのもあってか、
「ああーっ、美希と未央と翼が一緒に歌ってる！！」感がすごかった。
Machicoさんを現場で見るのは今回初めてだったんですが、どこをどう切り取っても翼でしたねー！
あのLTP06の「ねぇ〜、美希せんぱ〜い！」っていうアレ！ あれのまんま！ 感動したｗ
そういや『MEGARE!!』って、ライブだとほぼいつも全員で歌ってるのもあって、
ワンフレーズずつ歌う人を変えたりするので、目まぐるしさがあったのですが、
3人で歌うことで全員歌唱より個々の味がギュッと出ていたように思います。
未央のユーモア、翼の奔放さ、美希のオンオフ感、なんかがよく表れていて、楽しかったですね。
これぞ役を演じつつ歌う面白さ。そういう意味では振付けより歌の表現重視で大正解だったのでは。
しかし今になって『MEGARE!!』の新たなよさが引き出されるとは、これだからアイマス楽曲は奥が深い。
MC） ミリオンスターズ自己紹介 山崎さん 田所さん Machicoさん 雨宮さん 夏川さん 渡部さん 愛美さん 藤井さん 麻倉さん 伊藤さん 木戸さん
確かここだったような・・・？
だって『MEGARE!!』がメインステージでMachicoさんがいて、
次の『Blue Symphony』はセンターステージだったから、Machicoさんが移動してるはずなんですよね。
曲の流れ的にもここだったっぽいなあ。
まず杏奈の夏川さんがよかった。劇場版ではなかったオンの杏奈への切り替わる瞬間をやってくれて、
うおー杏奈だーっ！！ ってなったｗ え？ 何？ って戸惑った人もいただろうけどｗ
奈緒とジュリアはそのまんまだった！
雨宮さんの自己紹介の時、確実に「あれが志保の・・・」ってなんか一瞬、空気変わったｗ 存在感ある！
藤井さんは長身で目立つ＆もっと恵美でハジけてよかったのにｗ 今後、緊張が解けていくのに期待ですね。
Machicoさんは『MEGARE!!』でも感じたけど肝の据わり具合が実に翼。この人が翼なのはすげーわかるｗ
ぴょんころもちは場数が落ち着きとして出てたのと、
「もちょところあずが何やってもぴょん吉が何とかしてくれる」安心感がすごいｗ
伊藤さんは将来ミリオンのダンス部長候補らしい。まだいろいろ隠してる。
木戸さんは、めっちゃ緊張してた気がするｗ 8th幕張初日の福原綾香さんと同じぐらいｗ ガンバレ！
15）Blue Symphony 田所さん 雨宮さん 藤井さん Machicoさん
美しきスクエア・フォーメーション！
シンデレラがアタポンからスタートしたのに対し、ミリオンはカッコいい系から！
ミリオンの楽曲をまったく知らずに参戦した人は、「なにこれ！？ カッコイイ！！」ってなったでしょうね（謎のドヤ顔）。
にしても今回はお休みの琴葉と千早（いるのに）の助っ人が静香と翼て、隙が無さすぎるｗ
背の順のせいだろうけど、2人が前でLTP04で歌った雨宮さんと藤井さんがスクエア・フォーメーションの後ろにいるとかねｗ
でも後ろに並んでるのが志保ところめぐっぽいし、
並んでる雨宮さんと藤井さんの「この2人は前より後ろに置くよな」感とか。いろいろ納得しちゃいました。
歌も振付けもカッコよかった！ あと4人のカラーで青は田所さんだけなのに場内真っ青なのもよかった。
まさに「青に染まる音の行方」そして輝きだす歌が聴こえる！ 素晴らしき瞬間がここに！
歌い出しがきれいに揃うとホントいいですよねこの曲は。
ソロパートからやがて４つの歌声がひとつになって羽ばたく。高まっていく。
これ、新人声優さんのパフォーマンスとは思えない。
CDで聴いてて、「ライブでこんなだったらいいな」って想像を越えていました。
今井さんがリードしていくんだろうなと思ってたら違ってて、先輩がいないことで四角形の４点がより釣り合って、
きれいな正方形になってたのかな。今井さんに「なんだとコラー！」って怒られるかもしれないけどｗ
ここにスルッと入り込めるMachicoさん。間違いなく天才枠。
最近の長谷川さんみたいな役回りをすでにやっているのがすごい。これはホントただもんじゃないと思う。
だって翼の持ち歌を歌う前にガンガン株価上がっていくんですよ？
田所さんは、8th幕張でもはや（歌なら）任せて安心の田所ブランドになっているので、
ここで出てきますか！ そうですか！ って感じで。
ボーカルブースターなんて言葉もありますが、とりわけこの曲調だとすっごい強さを発揮してくれますね。
踏んだ場数もこの1年でミリオン組では一番だったろうし、頼もしい。
※なのにSSA後のブログを見ると、嘘だろ！？ ってなことに舞台裏ではなってたようでｗ ギャップがすごいｗ
さてCDで歌った雨宮さん。まず藤井さんと並んで「吊り合ってる」のがすごい。たたずまいがある。
CDの4人での歌だと、志保は背伸びしてる感があって、必死に爪先立ち〜な歌い方でもあったのが、
もう少し冷静にというか、琴葉と千早ではなく静香と翼と一緒だとこんな感じに変わるのかなと思いました。
個人的な印象ですが、志保って相当デリケートで、状況が変わるとパフォーマンスも変わるタイプじゃないかな？
なので、この4人で歌うのが経験として志保と雨宮さんにとってすごくいいものになる気がします。
年上を追っかける背伸び志保、とは違う志保が見えたという意味で。
そしてそして、あのー、めっちゃ応援してます！ ころめぐと藤井さん。真とは黒リウム繋がり！
伝説のLTP04発売イベントで開始前に楽屋でえぐえぐやっていたという緊張しいの藤井さんが、
なんかちゃんと歌ってるぞ！ 大丈夫じゃん！ と安心したわけですが、
まーだここからよ！ ここから！ ステージで所恵美を見せるのはここからだから！
きっと恵美は待ってるから。「ゆきよー、あたしまだ全然ハジけ足んないよ。もっと出してよ」ってｗ
我々も待ってるし、でも急がせようとは思ってません。そういうの、自然と出てくるから。きっと。
出てきた時が、出てくるべき時だってことだと思うので。
参考までに、真がCDで「きゃっぴぴぴぴーん☆」ってやったのが2008年。
それを平田さんが初めてステージでやったのが2011年だから。出てきた時が、出てくるべき時なんです。
あと、衣装似合ってましたよ。いい具合に並び立っていた雨宮さんと、いやー絵になってた！
身長でいえば渡部ゆい�鼎盞觜醜發い里如�2人並んでるとこも（もしやあったかもですが）見たかったですね。
16） ライアー・ルージュ 雨宮さん
志保、出てた
Pとして大舞台が心配だったお父さん目線シリーズその２！
演者さんに大変失礼なこのシリーズ第二弾がやってまいりました。
志保の難しさっていうのは、これは間違いなくあるわけです。
LTP04発売当時の志保と、劇マス公開後の志保はイコールではないので。
「劇マスの志保」そのものではないのがミソで、何らかの劇場版で演じた志保のエッセンスが、
『ライアー・ルージュ』を歌う志保に何らかの影響を与えるんだろうなと想像していたんです。そこが難しい！
周りにこれだけの人、仲間がいて、あの劇場版を経過したら、どういう志保になるんだろう。
しれっと「そんなの関係ありません」て言っちゃうであろう志保とは違う。
だからもしかしたら、ステージ上で何か起こるんじゃないか、なんて心配性していたわけです。
でもって、どんな風なアクトになっていたかというと、「志保がぐいぐい出てこようとしてた」ように感じました。
それも志保が普段隠している部分というか、
『ライアー・ルージュ』という歌に乗って外に出ようとする感情の部分というか、そういうのが。出てました。
さらっとしていない、むしろ浪花節的というか、歌声に粘りがあるというか。伝えなきゃ、って感覚なのかな。
いろんなタイプの役者さん、アイマスでいうところの「演じながら歌う」をやる人も様々なんですが、
役に引っ張られる人っているんですよね。代表例が今井麻美さん。
って、思いついた時点で「あー、納得！」とひとりで納得しましたｗ
だから千早は北沢さんじゃなくて志保って呼ぶんだね。
雨宮さんもおそらく今井さんと同じタイプです。ステージ上で気づいたら志保に支配されてて「えっ？」てなる。
今井さんは現在ではもう自分が千早を引っ張る、ということもできるようになったので、
雨宮さんもいずれ変わってくるのかなと思いますが、しばらくはステージに立つたびに毎回面白いものが
ボンボン出てくるんじゃないでしょうか。「え！ こんなの出てくるの？」みたいな。
そもそも、志保ってすごくデリケートというかセンシブルなんですよね。
劇マスでも、実は一番表情豊かだったのは志保なんじゃないかってぐらい、顔で語る子で。
その時の感情変化が思いっきり出る。そこが面白いし、彼女が演技志望なのともピタリとはまる。
そういうのがね、出てた。志保、出てた。
キモうさんくさい記事で申し訳ないんですが、ついでに書いておきます。
我々Pなんて名乗ってる連中がライブで一番「安心する」のは、
「演者がアイドルと一緒にステージに立ってるのを感じた時」なんです。
だから安心したよ。
17） 流星群 愛美さん
アメイジング！
そう、「アメイジング！」って自分はあの時言ったね。曲終わった時ね。エミリーみたいにねｗ
曲の前、愛美さんは確かちょっと喋ったよね、ジュリアで「聴いてくれよな！」みたいな感じで。
知ってる！ これバンドでやるやつや！ ゆっくり歌って入るやつ！ ええ！？ なんで！？ こんなんできるの！？
これね、自分は日曜日に戸松さんが出てきた時と同じ顔してたと思う。
クソ度胸というか、これをやろうっていう気合いとか、やりたい！ っていう情熱とか、
そういうのをジュリアに吹き込んじゃった愛美さんの力とか、イカしてる。
そうだ、ジュリアはかっこいいというよりイカしてるアイドルなんだ。
アイマスのライブでPが16ビートで声を出し、ライトを振っている。初めての光景だ。
その中に自分も混ざっていて、目の前にはギター鳴らしながら歌う流星のアイドルがいる。
初めてのことだけど、これでいいんだってみんな思ってたよね。やっぱりアイマスって広い。広くて深い。
『流星群』という曲は、LTP06の中で、あの美希のあとに歌われる。そういう曲だ。
ひとりの少女の物語で、それはきっとミリオンの、いやシンデレラも876も765プロも全部をひっくるめた、
少女がアイドルを志す、はじめの一歩の物語。理由や経緯は数あれど、そのどれもが流星となって夜空に降り注ぐ。
「あなたの足元を照らせたらいいな」 やっぱりジュリアはイカしている。
あとねー、また変な話。『ライアー，ルージュ』の後ろは『Snow white』で、っていう順当な曲順の想像の他に、
『流星群』に続くケースもあると思っていたんです。
「さみしくないと強がる手を あたしに握らせて」って、この部分を初めて聞いた瞬間、志保が見えたんだな。
うまくいかないような、うまくいっちゃうかもしれないコンビ。なんてね。
だから終わってみれば、の結果論なんだけど『ライアー・ルージュ』で振られていた赤がジュリアの赤にも見えて。
偶然、こじつけ、なんでもいいんだけど。
愛美さんの歌声、CDの時からライブな歌い方だなって思ってました。
きっちり語尾を整えるのではなく、勢いに任せて歌い、流れを作るというのかな？
なのでCD収録楽曲としては少しいびつな印象があって、これはライブで本気出す曲か！ って想像してたら、
ホントそのまんまでした。会場という「空間」で声が鳴る……その一回、一瞬で消えていく、そこでのみ、輝く。
あっという間に流れ去っていく流星のように。だけど、強い残影を残して。
ブルーレイディスクという文明の利器でもちゃんとは保存できない、そういうね。
だからライブが好きだし、ライブで感じたもの、得たものをこうして書くのが好きだし、
ライブは生き物っていう、泣こうが笑おうが成功しようが失敗しようがそういう「カタチ」でただ一度だけ存在するのが
たまらなく愛おしく、美しいのです。
18） PRETTY DREAMER 山崎さん 夏川さん 渡部さん
ぬーさんざまあ！
ごめんなさい！ 嘘です！ でも絶対混ざりたくてうぎうぎしてたよね、ぬーさんｗ
こうやって焚き付けておけばゼッタイCDの5人で歌ってやる！ って燃えるはずなので、薪をくべる係をやりますｗ
ぬーさんはさておき、青から始まったミリオンのリレーがここまで高まって、爆発！ 楽しい！ 反則的！
LTPはユニット曲も全部素晴らしいのですよ。
よくよく考えると1年に満たない作品で、こんなにいい楽曲がぎっしり詰まったものなんて、そうそうないよね？
YES！ YES！ YES！←これがやりたかった
にしても、これほどライブでキラーナンバーになる曲がCDの時点ではさほど話題にならない、というあたりに
楽曲のマジックがあるんですよね。ていうかライブは曲を何倍にも輝かせる魔空間なのでしょうｗ
客席にいるこっちがそうなんだから、歌ってる3人は限界突破してたんじゃないかなあ？
レコーディングの時はこんな景色、想像もしなかっただろうしｗ
はしゃぎたい人が1万7000人（推定）でSSAに乗り込んじゃったら、こうなりました。
学んだことー。「YES！」は結構気合い入れないと大きい声が出ないことーｗ
今、WWEにいるブライアン・ダニエルソンのチャントが「YES！」なので発声練習にいいかも。
冗談はさておき、あるメディアの写真で見ると、3人ともめっちゃいい笑顔で写っていまして。
いや、ほとんどの写真がいい笑顔なんですが、完全にはしゃいでるのがね、抜群ですねｗ
と、思ったら『アタシポンコツアンドロイド』のはっしー＆麗ちゃまも相当キテたｗ これは互角！
なにぶん、ライブのリアルタイムでは肉眼で表情まで見るのはほぼ無理なので、メディアの記事ありがたいすなぁ。
そして改めて、というか今更なんですが、笑顔もそれぞれみーんな違うんですよね。個性があって。
おそらく、なんですがアイマス公式はおかしな人達なので、ライブでの表情はアイドルに輸入されると思いますｗ
夏川さんは気持ちいい時の猫、山崎さんはエサ見つけてまっしぐらな猫、
渡部さんは飼い主に悪戯しようとしてる猫の笑顔をしていますので、
ミリオンの絵師さん！ ユニット曲もSRが出るならよろしくお願します！
19） ALRIGHT* 浅倉さん
あずみん大先輩
ちょっと懐かしいフレーズを使ってみましたｗ
自己紹介で、雪歩「先輩として頑張りますー」と言ったのですよ。
この曲は雪歩と浅倉さんからの、無限大のエールなわけですね。
浅倉さん自身も、きっと無限大に励まされてきた歌でもあるはずでして。
いろんな場面で歌ってきた歌でもある。あの7thの大舞台で披露した時、バンドと一緒に歌った時。
初披露は小さな渋谷のライブハウスで、緊張のあまり「いぇーーーーーい！」を言い忘れたっけ。そんな歌。
土曜日の浅倉さんはしっかり先輩できていたと思います。安心してパフォーマンスを見ていられましたから。
そしてふと思い出したのですが、8th幕張でぬーさん末っ子卒業！ と記事でも書いたものの、
アイマスでのキャリア的な末っ子は浅倉さんだったんですよね。
2011年1月のパシフィコ横浜がライブ初本格参戦で、あれからまる3年ほど。
のんびりこぢんまりしていた頃のアイマスをあまり知らないといっても過言ではなく、
乗ったらとんでもないジェットコースターだった、というような3年間。
それがここまで立派になって、後輩達にエールを送る存在になったんですね。
きっとライブのキツさや、やりたいこととできることのギャップも人一倍感じてきた人だから、
劇マスの雪歩と本当に同じような感覚もあったんじゃないかな。
それでも、先輩になっても、やっぱり「いぇーーーーーーい！」は自分を奮い立たせるために必要で、
我々は「あずみん！」てコールをせずにはいられない。
それは雪歩が立派になってもまだ自信なさそうに「私なんかダメダメで……」と言ってるのと同じで、
なかなか変わらない根っこの部分なのかなって、思います。
変わっていくもの、変わらないもの、それは自然に決まるものだから、それがあるうちはある、でいいんじゃないかな。
後輩ができたからって、急ぎ足にならなくてもいい。
それも大事な先輩の背中の見せ方だと思う。まだステージに立っていない後輩だっているんだから。
なんだか後輩ができたらもっと雪歩っぽくなった気がしますねｗ
20） 自転車 平田さん
あなたのいるライブが私の最高のライブです。
はい。最初からこんなのでスンマセン。でもやっぱ平田さんのいるライブは違うんです。自分にとっては。
こればっかりは好きなんだからしょうがない。真が。真の歌が。真の歌声が。その声の主が。
手には1年間、ライブBD見る時ぐらいしか出番のなかった黒のサインライト。
夢みた瞬間が今なんだよ！
イヤモニしてるんだし、こんなでかい会場なんだから声なんて届くはずがない。
だけども、届け！ って、今回ばかりはそうなってしまった。
いつも『いっぱいいっぱい』の時にやるのと同じ声の出し方で「好きだよ！」も「嫌いだよ！」も。
1年半ぶんだから。しょうがない。そしてそんだけ声出しても全然負けない平田さんの声が嬉しい。
真独特の変化に富んだ歌い方も変わらずそのままで。
「通いなれた暗いトンネル なんか今日は怖かった でも止まれない ライト点けて まっすぐな流れ星」
この一連のフレーズの中で4種類の歌い方が含まれている。真だからこんなに変わるんです。
これ、歌が上手いだけじゃマネできないです。真の演技ができないとこんなの再現できない。
本当にオンリーワンなんですよ。平田さんの真流の歌い方って。それをライブでも当たり前のようにやる。
多分、聴いている側が思ってる以上にとんでもないことをやっている。
CDで聴いても普通じゃないことは分かるので、興味のある方はぜひに。
そうなんです、いつしか真の歌って初期の「765プロカッコいい部門」担当という領域からはみ出してきている。
歌劇というか、歌演技とでもいいましょうか、こんな風に歌に芝居が乗っかるんだ！？
という不思議な世界を見せてくれるようになったんです。
2008年に『迷走Mind』を歌っていた頃の力任せな感じもあの頃の真らしくていいものですが、
『チアリングレター』なんかを歌う真の豊かな情感まで、広く深い真の歌の世界が今はある。
それが真の歴史、10年で培ってきたものなんですね。
言っとくけど、まだ全然ゴールじゃないから。
2013年に出た真の新曲のタイトル、『ヨーイドン!!』ていうんだぜ。
2014 年の新曲は『FLY TO EVERYWHERE』、
そしてなんたって、「いつだってこの自転車で好きなとこへ連れていくよどこまででも」だからね！
いつか銀河の果てまで行けるだろう。うん。
あとね、すきだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！
で、やっと平田さんに勝った。長さでｗ そりゃ全力で息吸って叫べるんだから勝てるだろ、って思うでしょ？
7th横浜アリーナでは同着ぐらいで勝ってないからｗ
本当はオーバーランはよくないと思ってるけど、今回だけ勝ちたかった。待ったぶんだけねｗ
21）edeN 長谷川さん
背負う女
女子柔道家、長谷川明子。というわけではなくｗ
イントロが流れて、直前に平田さんがはけていったわけだからフルメンバーの『edeN』じゃないことが分かって、
一瞬「えっ？」てなったのですが、長谷川さんのソロだと知った時点で、「なら大丈夫」って思った。
だって長谷川さんは絶対、ステージ上にいない3人を「背負って」くれるって分かってたから。
同時に下田さんが先に『ビジョナリー』をソロでやっていて、
となるとここに8th幕張から続く2人のドラマがあるわけです。
『ビジョナリー』のソロと『edeN』のソロ。お互い、どういう表現で5人（edeNは4人）が1人になるという引き算を
プラスに持っていくのか？ というテーマ、戦いがあった。
ご本人たちにはそういう意識はまったくないかもしれませんが、見る側はそこに注目してしまうものでして。
下田さんは本当にニンジャみたいだった。これはもう下田力（しもだぢから）としか言いようがない。
ならばどうするあっきー？ あなたには忍術は使えないはずだ！
……うん、忍術は必要なかったね。だって、美希なんだもん。
美希、全部持ってた。真のような凛々しさも、貴音のような威風も、雪歩のような危うさも。全部美希の中にあった。
だから長谷川さんは美希であるだけでよかった。そこに3人が含まれていた。
ご丁寧に、メインステージの階段を貴音と雪歩と美希の色のライトが走る。その間に真の黒を挟んで。
いるよ、ここにちゃんといるんだよって、光が示していましたよ。
いや、はや。そんなのありかって思ったｗ
765プロに天才あり、双海と星井である。なんてね。
そうか、今や美希と長谷川さんはこんなところまできてしまっていたのか。
また昔話になりますが、2008年に『ふるふる☆フューチャー』を歌ってた頃は、想像もしなかったな。
こんなギュンギュンに動きながら『relations』より激しい歌歌ってるなんて。
あとどうでもいいんですが、雪歩、真、美希っていうこの流れね。修羅場トリオなんて言葉が生まれたのも、
ずっと前のことで、今も残ってるのって、すごい。劇マスの『ラムネ色青春』の波止場のとことかね。
そこに貴音も加えて『edeN』ができ、それを全部美希が背負って歌っているという不思議。
なんかできちゃう人なんですよね、長谷川さんて。こういうことが。そしてそういう時の方がより強く見える。
美希もそうなんですよね。人を背負わないとフルパワーが出ない。似てるのかな、やっぱり。
アイマスガールズは結婚するとパワーアップするんですが、長谷川さんも絶対そうなると思います。
22） 自分REST@RT 今井さん 原（水）さん 下田さん 沼倉さん
これゲーム版クインテットや！
4人じゃないよ！ 5人だよ！ ということで、アイマス2で再現可能なクインテット版ジブリですね。
そうかー、ここにはまだシンデレラ、ミリオン組は入れないんだー（ﾆﾔﾆﾔ）なんて思いつつｗ
今は想像だけさせて、またの機会に！ 見に来てね！ という寸止めというわけか！ ディレ１め！
しかし、何人で歌おうが客席の豪快な山火事っぷりは壮観ですｗ
SSAもきっちり染まっておりました。
あと地味にジブリは振り付けの揃いっぷりが見事。これまでやった回数によるところもあるんでしょうが、
歴代アイマスライブ曲でいっちばん揃ってるの、ジブリですよね。
やはりアニメでの必死のダンスレッスンの印象が強いからなのか、この曲はきっちり揃ってないと、という
意識が強いのかもしれないですね。
いつもより少数で歌うことで、それぞれの個性がより出ていました。
いつもはソロないんですよね。少ないパートでも3人ずつぐらいで。
それだけにゲーム版ぽさが強く、おー響だー、貴音だー、亜美真美だー、千早だーって瞬間が数多く、
新鮮でした。イキイキと双海節をきかせる下田さんが際立っていましたね。あとの3人は「歌は」真面目なのでｗ
何年かしたら、30人ぐらいで歌う瞬間もあるのかな？ 逆に増えるっていうのも見てみたいですね。
その時は765プローファイトー！ じゃなくてアイドルマスターファイトー！ になるのかなｗ
そうやって新しい風景、次のページに期待していけるのは、今を悔いなく生きているから。
まだもっとここに留まっていたい、という欲や願いも分かるけど、
それより次を見たいって気持ちが強くなるぐらいに、今を完全燃焼していきたいものです。
ジブリはそういう歌だしね！
＝続く！＝
