2009年07月25日

千早が笑った

えーと、この記事はたぶん誰のためでもなく、
自分のために書いたものだと前置きしておこうかな。
千早コミュのネタバレがあるので注意。


この作品を見ました。

音P作


 綺麗な色遣いで、静かで優しい歌。
だけどいきなり千早が失った大切な人のエピソードから始まる。
この時点で純粋なPVとして見るのがちょっと難しい作品なんだね。
軸足が音楽じゃなく千早にあるから仕方ないんだけど。
そう、これは千早を物語る動画なんだな。

 この作品を見る場合は、以下の千早ソロシリーズ4作を続けて見ておきたい。









 まあ、手間がかかるという意味でめんどくさい作品なんであるw
で、何を書きたいのかというとズバリ一言なんだけどね。
それは「千早が笑った」ってこと。ええ、タイトルのまんまです。

 1作目の「東京」ではとても印象的な笑顔があるのだけど、
あれはヴィジョンなんです。幻想、イメージ。
デビューしたての千早はあんな風に笑えない。
プロデューサーが見た一瞬の幻、なんです。

 2作目の「アンダースタンド」ではステージ上なら笑顔をみせられるように。
歌う、という行為がそうさせるのか、プロ意識によるものか。
それはわからないけど。でもコミュで見る日常の千早は笑わない。

 3作目「スピカ」でやっと日常での千早が笑顔をみせる。
でもこれは千早が笑っているんじゃない。「Pに笑わされた」んであって、
千早の中から湧き出してきた笑顔じゃないんだ。
だってさ、直後に心の壁、作ってるしね。

 4作目「ピント」ではコミュ中の千早が柔らかい表情をしている時間が
硬い表情をしている時間より長くなっている。でも、まだ。

 千早はなぜ笑わないのか。ちょっとだけ想像すると
自分は笑ってはいけない人間なんだと彼女は思っているからじゃないか。
離婚した両親、亡くなった弟。誰も笑っていない家族。
千早だけが笑う理由、笑っていい資格なんてあるのかと。

 本当は、だからこそ千早は笑わなければいけないのにね。
ここで一度、最初の「東京」の笑顔を思い出しておきたい。
あの時Pが見た幻の笑顔は、現実になっただろうか?

 現実になったんだよね。だってさ、
今の千早には空の彼方に届けたい歌があるんだから。
千早にはずっとそれが無かった。
だからこれまでずっと千早ソロは男性ボーカル曲だったんだ。

雨上がりの虹 見上げた空に 羽ばたいていつか蒼い鳥



 よくわかんないんだけどさ。
たぶん世界で一番、千早に笑ってほしいと願ったプロデューサーがいてさ。
千早以上にすげー不器用でさ、たった1回笑ってもらうだけなのに、
こんなめんどくさい表現しかできなくてさ。
そのたった1回の笑顔を見て誰よりも満足してるバカなんだけどさ、
なんでかしらんけど、自分はそのおバカさんがとっても好きなわけさ。

笑った





















しかしまあ、プロデューサーってのはどうしょうもない奴ばっかだな。もう。

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