2009年09月05日

じっくり語り語られてみようNo.29「少年の夢」

RDGさん(爽快P)主催のじっくり語り語られてみよう夏の陣もいよいよ9月!
今回は29作品目になります。

じっくり語る作品はコチラ

少年P作


【語り視点の注文】
動画のラストの真を見ていただいたときに『夢はかなった』と思いますか?
それとも『かなわなかった』と思いますか?
どちらとでもとれるような動画になっていると思います。
そこで、見ていただいた方々にその部分について補完していただけるような視点で
書いていただきたいです。

動画の作りについてもいろいろご指摘・ご意見いただけると幸いです。
ずいぶん前に作ったものになりますがよろしくお願いいたします。

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 語る前にまず、8月29日の真誕生祭生放送の真のP特集で
少年Pが特集されたことについて書かねばならん。
生主は誕生祭生放送の主催者えれさん。ちなみに特集順は
はじめP>ごまP>遊太郎P>少年P>きゃのんP>wacわくP>KIDP>onoP
>井川KP(延長戦)

だったはず。このうちはじめP、ごまP、少年P、きゃのんPは本人登場で
たくさんいい話が聞けちゃいました。
その中でも少年P本人がまさかいるとは思わず、超エキサイティン☆でしたねw
そして少年P特集の1作目に流れたのがこの『少年の夢』だったんです。
さすが真生放送のえれさん、チョイスが見事と言わざるを得ない!



=東京少年と少年P=

 少年PというP名は「東京少年×真を作るのが幸せ」という
デビュー動機に由来するわけなんですが、デビュー当初の08年1月に
3作うpしてから、しばらく東京少年で作らなくなったんです。
理由はおそらく、もっとスキルアップしてよりよいものを作りたい!
ということだったと思います。

 とあるニコマスラジオでもっと堂々と投稿者コメントを書くべし、と
言われてしまうように、少年Pは非常に奥ゆかしいというか、
雪歩っぽいPなもんでして。
すぐ「穴掘って埋まっておきますー!」ってなっちゃう。
でもすごく頑張り屋で、意外と頑固で、ガツーンと貫くいいドリルを持っているw
あ、だから真と相性がいいんだね。

 そんな少年Pですから、特集で初期の作品をえれさんに流されて
ヒィヒィいわされておりましたw えれさんマジドS!
おまけにこっそりきゃのんPも便乗して
「少年Pは狡猾自張り生放送をやってメンタルを鍛えるべし」なんて
キビシイことを言っておりましたw

雪歩にオーバーマスター歌わせるようなもんですからそれ!
おまけに少年Pの次がきゃのんP特集で、ドSのえれさんに
初期作品を流されてきゃのんPも悶えておりましたwww
何この俺得生放送w


=そろそろ本題=

 さて、そんな少年Pがデビューしておよそ1年の時を経て、
再び東京少年にトライした(その前にリメイク1あり)のがこの作品です。
ちなみに、自分がうp当時見て勢いで少年Pのブログに書いたコメがこれ↓

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 今見た! そして飛んできました!
自虐解説なんかいらんよ! ぜんぜんいらん!
自分は「いい方向に突き抜けた」と思ったもの。
これは絶対に少年Pのいい面が出ていました。
それは何か、言葉での説明が難しいけれども、
「こうしたい」と考えたことを「形にする」力、かな。
とにかく前へ、最後まで駆け抜ける意志が作品から伝わってきます。
途中のセリフの部分、最高じゃないですか。
歌に戻った瞬間に感じる真の芯の強さ、
これこそ真と東京少年でこそ表現可能な何かだと一発で感じました。
この見る側の感動、わかりますか? 真×東京少年はこうだったのか! という。
そこに至るまでの悪戦苦闘の積み重ねも、必要以上にヘビーにせず
軽快にポップに描いたことで山場までくたびれずにノッていけていいですね。
以前、東京少年で代表作をとコメントさせていただきましたが、これは断然推せる! 少年PってこんなPさんだよ、という名刺代わりになる一作だと思います。
なんか興奮してますw またきます!
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 08年12月21日に書きました。
速攻でニコマスwikiの少年Pの代表作をコレに変えたのもいい思い出。
アホの子みたいに落ち着いてない様子がリアルですねw
何をそんな興奮しているのかというと、
「東京少年×真」は少年Pの核なんではないかと思うからです。

軽やかさの中にもズンと響く確かな強さ。
深い部分から飛び出してくる感情。
せつなくとも決して弱くなく、
ネガティブな何かを吹き飛ばすような自由さ。すなわちロックな何か。


 いや、そんな危ういバランスで成り立つ楽曲をMADでやろうってのは
とんでもなく困難でしょうよ。
おそらく少年P自身もデビュー当初作った3作品は
それがうまく表現できていない、普通にポップに踊っちゃってる、
これは何か違う、と感じていたのでしょうね。
Pの自省的な姿勢はそのへんに起因しているのかもしれません。

 デビュー作の「ハイスクールデイズ」はリメイク版があるんですが、
これを見るといかに難しい表現にトライしているかがわかります。



 サッドな感じでありながら軽やかで、追憶の中には美しく嬉しい風景があり、
相手への深い想いは湿っぽくなく、強く乾いた言葉、声として全体を統べる。
ただ曲に合わせて上手くダンスさせるだけでは、この曲を選んだ意味がない。

 じゃあどうする? どうすれば曲のイメージを映像で伝えられる?
禿げるほど悩むでしょコレ。曲が難しすぎるんです。すんごく。
社長で遊ぶなw と当時は自分も思ってたけど、
何回も見てるとこの曲の「不思議な軽さ」をどう表現するのか
悩んだ中で出てきたアイデアなのかなと、ちょっと納得したり。


 別の作品のことを書いちゃいましたが、この1つ前の作品があってこそ、
続く「少年の夢」がより磨かれたものだとわかるんです。
こちらの楽曲もサラッと流して聴くとアップテンポなロックサウンドと前向きな歌詞、
という印象でああ、真に似合うなーと思うことでしょう。

でも待って! それちょっと違うんだよ。

ものすごく軽快に歌っているけど、この歌詞の主人公は
思いっっっきりブチのめされてるんですよ。

一番になれないとわかったとき すべてがウソをついていると思った

とんだ昔のできごと、と今は笑ってそう言えてはいるけれど。

一番になれなかった 負け犬になった あきらめるしかないってわかったとき
すべての意味が消えていくと思った


一番になりたいなんて 思わなくなった そんな自分の気持ちに
吐き気がして


↑この部分は真のボイスも使ってさらに強調して演出していますが、
吐き気がするほどの自己嫌悪ですよ!?

 それすらこうして昔のことさと軽やかに歌いこなす。
それが東京少年というちょっとヒネたというか、
一筋縄ではいかないアーティストなんですね。

 それをこの作品でかなり描ききっていると思うわけですよ。
悲しいという感情を飄々と軽やかに走らせる。
そして流れ落ちていくネガティブな気持ちにズバッとNOを突き付ける。
だから全体が不思議な明るさと気持ちよさで包まれる。
こうやって言葉にすると簡単なように見えるかもしれないけど、
絶対難しいと思うんだよね、コレ。

 例えばパフュームのエレクトロワールドって曲あるじゃないですか。
MADもたくさん作られていますが、この曲のちょっとサッドな部分を
表現したPV作品てないでしょ? それをあえてやる、みたいな感じです。たぶん。
曲調と相反する歌の世界を曲の雰囲気を壊さずにやるという。
そう考えるとデビュー当時から何という無茶に挑んでいるんだ少年Pはwww


 さて、お題の「ラストの真は夢が叶ったと思うか?」ということですが、
自分の感想では叶ってない、かな。真は今でも一番を目指して走っているよ。
それはcha73の真がそういうアイドルだっていうことと、
同時に少年Pの真もそうだと思うから。

 もし仮に一番だといえるポジションに到達しても、
少年Pは「本当に一番なんだろうか? 違うような気がする」と言って
真と一緒にさらに走っていくと思うんだなw そういう性格だもんw
それと、この作品ではジャージと私服の姿しか出てこない。
衣装でステージに立ってる姿がないんだよね。
ラストの後ろ姿がステージ衣装だったら、一番になった感があったかもしれない。
エメブルだったら特に、なんてねw



=動画のつくりについて=

 専門外ですw それでもまあ、順を追って感想など。

・最初のGO! までの部分
ここドライブ感があってすごく好き。テンションあがる!

・春香登場
こういうトボけた小ネタ好きだよねw ラブジョイでも春香で遊んでたしw
ネタを許してくれそうだから、少年Pは春香とも相性がいいんだろうな。

・OH BOY OH GOD
その後の間奏のバックでランクゲージでリズムとってるのがいい。いいんだよ!

・負け犬〜意味が消えていく
挫折する真を湿っぽくならないようにテンポよく少しコミカルに見せている。
重たくならないようにサッと展開していくのが曲の軽快さに合ってると思うな。

・間奏
動きをビートに合わせるべき、という意見も出そうだけど、
ゆっくり真を見たい自分としてはこれぐらいの動きでよかった。
コミュをぶっこんだりしてたら少し重たい作品になっていたと思うので、
これでいいんでないかと。遊んでるコマがあると思ったが、無かったねw

・カエルの歌
この曲のこの部分のブレス自体、意味がわからんちゃわからんw
たぶん遊び、なんだろうな。けっこう長いし、映像がここで遊びすぎると
ふざけた感が強まりすぎただろうし、うーむ、ヘンな意味でも難しい曲だw
蒼い鳥のラスト絵と重ねているのはかなりファインプレーだと思う。
おかげでちょっと締まった感が出せてるんじゃないだろうか。

・後ろ姿〜吐き気がして
驚いた。曲ぶったぎりで音声。真って割と「あーもういいや」みたいなことを
言って、やっぱ前言撤回! ってのをやるんだよね。
ただ、この部分を真に自己解決させるところが少年Pらしさなのかなと。
ヤケになった真をPや仲間が支える、という展開も考えられるけど、
自分で越えろと。できるはずだと。突き放す愛をちょっと感じたw
「青紫」で千早に手を伸ばしてすれ違ったのと対照的だなあ。

・ラストへの流れ
よく頑張った! 頑張りすぎたっつー話もあるw
全抜きで背景が必要なつらさがモロに出てしまったなあ。
頑張ってうまく流れを作れているので全然おkだけど、
もうちょい楽する方法もあったかな、なんてw
それにしても真のジャージはひとり勝ちすぎる。他のアイドルに申し訳ないw

・ラスト
モノクロだけど、これ背中の横ラインが白だからアナカジ、だよね?
アナカジはここで初登場なので時の流れを表現してるのだろう。
これ、何人ちゃんと気付いてるんだ?w



=まとめという名のフリーダム=

 いや、いつもフリーダムですけどね。
もしかしたらまた年末に向けて少年Pは東京少年で
作りたくなってきたのかなー、なんて思ったり。
09年はホント、見事なヒストリーを残してきていますからね。
その成果をぶつけるのはやはり原点ではないかと。←煽り

 またちょっと生放送での少年P特集の話に戻りますけど、
「秋雨前線」ていう作品がありましてね。
本人はこの話はやめてー! と叫ぶでしょうがあえてw
 生主のえれさんは、この作品を見て理由はわからんけど
思いっきり胸に刺さったと公言しておりました。
もうね、泣いたと。なぜかわからんと。
 で、この作品は少年Pにとっては苦悩の塊であり、
実際に一番悩みまくっていた頃だと思います。
動画コメにも思いっきりそれが残っているというか、
ニコマスでもちょっとないぐらい異色な雰囲気です。
今はもうないけど、「構成が残念なP」ってタグがついたのもこれでした。
でもそれは「構成が惜しい」って意味であって、
光るものが随所にあるのにもったいない! ってことだったと思うのね。
それでもタグが付いたとき、すごくヘコんだと思うのさ。

 でもね、当たってたと思うんだそれ。
そして「構成が残念なP」タグの隣に「←磨けば光る子だと信じてる」
ってタグもあるのよ。これも当たってたよねw
無論、後者を付けたの俺だけどな

 何が言いたいかというと、最初からスゴい人ばっかじゃないよ!
ってこと。そういうPもいるけど、そうじゃないPの方が絶対多いよね。
某、誰もが認める超一流のPさんの処女作を見た時、
すげー驚いたんですよ。画質もアス比もメタメタで、うーん、みたいな。
でもそのPさん、たった3ヶ月で誰も届かない前人未踏の境地に達しましたwww
えこPっていうんですけどね

 だからね、処女作は当然として、あれこれ試行錯誤しながら
頑張ってる動画には熱いコメントをしていかなきゃダメなのさ!!
再生数10万でもコメ0だったら、そのPさんは次回作を作るだろうか?
もっといいもん作るぞ! って気合い入れるだろうか?
結局、コメントするってのはいいものが見たい自分のための行為なんよね。

 話が脱線したっぽいですがw
動画にはまーその、それぞれメモリーがあるんですわ。
再生数1000ちょいのいわゆる「埋もれた」作品と呼ばれるものにも、
特別の思い入れがあったり、大きなショックを与えたり、与えられたり、
一大転機になっていたり、もちろん哀しみもあったり。色んな記憶がね。
 そういうことは作り手が語るべき、と言いたいところですが、
作り手はそういうこと恥ずかしくて語れないでしょw
だからアホゥが代弁しておきました。

 これをPさん的な人が何人くらい読むのかわからんですが、
そういうことだから埋もれたってヘコむなよ!
コメもつかない、っつーならこのcha73に見せろよ!
もうやめろっつーぐらいコメしてやんよ!
これでも作者の自演だと思われないように自主規制してんだよ! マジだよ!

発泡酒飲んで書いた結果がコレだよ!
少年P、いろいろスマン

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この記事へのコメント
いつもお世話になっております。少年Pです。
『素敵な語りをありがとうございます』といいたいところですが、前置きとまとめがかなりフリーダム!最後の「発泡酒」で吹きました(笑)。
chaさんの語りのとおり『夢が叶ったかどうかなんて関係ない』のだと思います。
大切なのは『常に前掛りで進んでいく姿勢』なんだと思いました。
これからも『へたれでも常に前掛り』で進んでいきたいと思います。
皆様方の「語り」が終わりましたら、恒例(?)の『逆語り』などしてみたいと思っております。
素敵な『語り』ありがとうございました。
Posted by 少年P at 2009年09月06日 19:51
>>cha73さん
これは読み応えのある記事!!
いや、chaさんはいつもなんですけどねw

少年P様については真のところで何度か名前を目にしたこともあり、
過去作を一通り見直せたP様でもあるので、この様な経緯を知ることでまた作品を見る目も変わるかも知れません。
GJでした。


それと最後の方の文章ですがうなずく事しきり。
自分は動画を視聴するときにマイリストだけしてノーコメントっていうのはやらないように心がけているんですが、
それは誰の為でもなく自分の為であるんですよね。改めてそう思いました。
それこそ動画をUPしてるってだけでもアップロード者もしくは作者はそれなりに気持ちを込めてあげてる訳で、
マイリスはマイリスでそりゃあ嬉しいでしょうが、それでもGJ!とかありがとうの一言には敵わないと思ってます。
だからこそ、その逆の性質のコメントに凹まされてるP達も沢山いるわけで・・・。

ということで皆さんも自分と作者さん達の為にコメントはしましょうねというお話ww
しかしchaさんの「自演と思われないように気をつけてる」には笑いました。
いえ、自分も自重しなかったら数秒に一回の頻度でコメントを入れちゃいそうになった動画がいくつかあったのを思い出しましてね。
さすがに邪魔だよ!w
Posted by TomF at 2009年09月06日 23:58
>>少年P

じっくり語るじゃなくじっくり脱線するになっちゃいましたw
しかしこの作品についてはホント、あの当時を思い出しますねえ。
MSC3もあったし、それでもやっぱ芯の通ったものがこうして
ひとつバンと出たことで変わったというのがあるんでないかと。

そういう流れを抜きにしてこの作品を見た人がどう語るのか、
個人的には楽しみにしています。みんな書けー!w

>>Tomさん

 コメがPを育てる、なんていうとおこがましいにもほどがあるけど、
コメ>再生数>マイリス かなと。マイリスは増えたり減ったりするし。
今だと広告ってのもあるけど、そこはわかんないとこがまだあるんで。

 PVだと短いものだと1分ちょいで、コメする前に見終わっちゃったり
するのもありますね。思うに
・1回見てコメは2回目でする。
・2回見なくてもいいかなと思った場合はコメを残さない。
こういう人多いんじゃないかなーって。
いいね、とかGJとかよかったよ、とか一言残すだけでも
絶対にプラスになると思うんだけどなあ。
マイナスになんかなるわけがないし。ねえ。

乗るPがいるとは思えないけど、
1個の動画に死ぬほどコメをつけまくる祭りとか、やってみたいねw
やれんのか! みたいなw
Posted by cha73 at 2009年09月07日 00:25

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