元々は、フランキー堺さんですね。
往年の名作テレビドラマを、SMAPの中居くん主演でリメイクした作品です。
上官の命令で・・・自身の意思ではなかった米兵処刑の罪で逮捕、死刑を言い渡された元兵士の悲劇です。
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昭和19年・・・赤紙一枚で、次々と戦地に招集される人々。。。
高知県の小さな町に住む理髪師の清水豊松のところにも、赤紙がやって来ました。
妻の房江と息子の健一。。。駆け落ち同然の2人でした。
苦労に苦労を重ねて開いた小さな理髪店。。。
そんな庶民の幸せをも壊していく戦争。
配属された部隊での過酷な・・・横暴な上司に、ボロ雑巾のように扱われる二等兵達。。。
ある日、捕えた米兵を処刑することを命じられてしまいます。
上巻からの命令は、陛下の命令・・・。
そして終戦。。。
高知へ戻った豊松に待っていたのはささやかでも幸せな生活ではなく、東京での巣鴨プリズンでの投獄な生活でした。逮捕され、軍事裁判へ。。。
生まれたばかりの娘を抱いてやることもできずに・・・
減刑の嘆願の為に、雪深い山を・・・知り合いを頼って署名を集めます。
しかし、その苦労も報われず・・・
豊松に処刑の日がやってくるのでした。
彼の遺言は・・・
「生まれ変わったら・・・私は貝になりたい。。。」
でした。。。
2008年の作品です。
私は最近、若者に人気な人・・・例えばこんな戦争物に若い人に人気な人が出ることには肯定的です。
だって、風化しそうな歴史を見てくれるでしょう？？？
こんな理不尽な生活を強いられて死んでいく人・・・健気に生きる力強い人・・・
いろんなことが勉強になるからです。
でも・・・中居くんはなぁ。。。
バラエティー色が強いというか・・・
最近は、ちょっと人を小ばかにしているように見える中居くんなので。。。
歌っている時も、「口パクだよ～
」みたいな歌い方でしょう？？？
あんまり感情移入できませんでした。
おまけに鶴瓶さんと投獄されているシーンなんかは、まるで仰天ニュース・・・
鶴瓶さんが嫌いなわけではないんだけど、この二人でないといけなかったのかしら？？？
って思っちゃいました。
さすがに石坂浩二さんとのシーンは、石坂さんのおかげで？？？重みのあるものになってましたが。。。
仲間由紀恵さんも、ま、ほかのドラマのイメージも強いですし、”房江”って感じが湧いてこなかったというのでしょうか？？？
おまけに、高知のはずでは？？？どうしてこんなに雪深い？？？っていうのも思っちゃったのです。。。
わが家は本州最南端の和歌山ですが。。。殆ど雪は降りません・・・
降るのかなあ。。。雪。。。
フィルム好きの私としては、こういう色のない作品は、やっぱりフィルムでしてほしいなあ・・・
なんて思う部分も強いので・・・だから感情移入できないに拍車がかかっているのかしらね？？？
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