日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

井伊直虎と戦国の女100人【電子書籍】[ 川口素生 ]

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「最早・・・戦しかあるまい・・・!!」by氏真

武田と徳川による侵攻が始まろうとする中、今川の罠によって井伊は取り潰されることとなりました。
直虎と政次は、あえてそれを受け入れ、徳川に寝返るという方法で、お家を守ろうとします。

「さすれば井伊は、瞬く間に蘇ることができる・・・!!」by直虎

って・・・本当??直虎ってば何してきたのよう・・・何をしてくれるのよう・・・??


傑山が託された書は、徳川へ・・・!!
それは、前もってこの状況を知らせるためでした。
何としても、戦が始まる前に知らせなければ・・・!!

そんなことはつゆ知らない家康は、武田から書状を受け取っていました。
あと10日で今川に攻め入ると・・・!!

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浜名湖周辺の国衆を調略できそうにないと思った家康は、井伊を調略しようと思っていたのに・・・
井伊は、今川に取り潰されたことを知るのでした。

その後、小野が城に入ったこと、そして虎松の首が取られたことを知り愕然とする家康・・・。
そして策を練るのでした。

「井伊には小野以外に三人の目付がおってな。
 そのうちのひとりが野田の菅沼の親戚なのじゃ。
 この者を通じて、3人の目付に調略を仕掛け、その者たちと共に、井伊に攻め入り但馬を討ち取ろうという話を持ち掛けたのじゃ」by家康


そこへ・・・井伊から書状が・・・!!
もちろん持ってきたのは傑山!!

その手紙には、状況はすべて見せかけ・・・
井伊は潰れてはおらず、後継の首は偽首であり、三河鳳来寺で健やかにしていると・・・。
すべては直虎と政次の作戦だと書いてありました。
そして、徳川が井伊谷に来たときには、城を直ちに明け渡すこと、井伊の名を認め、国衆の列に加えてほしいと書かれていたのです。

って・・・潰れておらず・・・って、この時点では潰れているんじゃないの・・・??
ということで、家康は了承!!


北条や上杉は本当に戦いに参加してくれるのか??
気の小さい氏真は、全てを確かめずにはいられません。

井伊谷城では・・・政次が・・・

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館にいた関口の兵が、駿府に引き上げ始めました。

雑魚ばかりになったので・・・と、直虎の元へ作戦を練るためにやってきた政次。

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関口が武田に寝返った・・・と、考える政次。
このまま城主になっても・・・という直虎ですが、政次はやはり直虎が領主であるべきだと優しく諭します。

「降りる道など、もはや許されません。殿には・・・!!」by政次

優しく笑う政次・・・鶴がそこにはいました。

そして・・・

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「此度のことが終われば、俺と一緒にならぬか・・・?」by政次

形ばかりの夫婦らしい・・・そんなこと言うか??

直虎には忠義として、なつには女性として傍にいてほしいのだそうだ・・・。

「そなたを・・・手放したくはないのだ・・・」by政次

直虎に尽くす政次が好き・・・だから、そんな政次が好きだから直虎を大事に思っていても仕方がないというなつ・・・。

思わず・・・
「あなたもひっくるめて響子さんをもらいます!!」と惣一郎さんの墓前で言った五代君を思い出しましたよ

1568年12月6日、遂に武田が動きました。
甲府を立つや否や、破竹の勢いであっという間に今川の喉元へ・・・!!
追いつめられる氏真!!

北条の援軍はまだ来ない・・・。

籠城するしろ城へと向かおうとする氏真ですが・・・
なんと・・・出立前にもぬけの殻・・・。
味方の多くが・・・有力な21名が武田に走ってしまいました。

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氏真が入ろうとしていた賎機山は・・・すでに武田に抑えられていました。

その頃徳川は、神座峠へと軍を進めていました。

徳川勢が迫ってきていました。

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「これより小野は、徳川に城を明け渡す!!
徳川につき、そのもとで、井伊家を再興する!!
 そなたらの中でともに参りたいと思うものがおれば、口添えしてやる。」by政次

関口に見捨てられた兵も、みな政次に賛同!!

「俄には信じられぬであろうが、井伊と小野は二つで一つである。
 井伊を抑えるために小野があり、小野を犬にするため井伊が無くてはならなかった。
 故に、憎みあわねばならなかった。
 そうして・・・生き延びるほかなかったのだ・・・!!
 だが・・・それも今日で終わりだ。。。
 みな、今日までよく耐え忍んでくれた。」by政次

そうそう、家臣たちはみんな、それを知っていて、殿(政次)を欺いていたんだって

その頃・・・家康は迷っていました。
小野が味方なのか??
狡猾な男なのか・・・??
騙されていないのか・・・??
疑心暗鬼に陥る家康。。。

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しかし・・・来たのは家康ではなく・・・進軍の露払いだとやってきたのは、この3人・・・井伊谷三人衆&酒井忠次でした。

徳川に”城を明け渡す”と言っていた政次ですが・・・
明け渡そうとした瞬間・・・射られた政次・・・!!

永禄11年12月13日、くしくも今川館が焼け落ちたのと同じ日のことじゃった。。。


ということで、この大河ドラマの佳境に入りつつあります。
この大河ドラマでは、政次が味方で、井伊谷三人衆がビミョーな感じで参加しています。
実際、政次は本当に直虎の味方だったのか??敵だったのか??
政次のために神社も建っていることだし、庶民に慕われていたかもしれません。
井伊にとっては、本当に悪者だったのかもしれません。
歴史は勝者の歴史、ということで、井伊谷三人衆をいい感じに書かなければいけないのかもしれませんが・・・

いきなりクローズアップされた井伊谷三人衆なのでした。

で・・・だから何で復活の火なんだろう・・・??


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☆日本・世界の食糧問題

621万トン・・・これは、2014年の日本の食品廃棄量です。
国民一人当たり、茶碗1杯分を廃棄しています。
しかし、国連が食糧援助している量は、もっと少ない・・・2014年の国連WFPの食糧援助量は、320トンでした。
これを捨てないで援助出来たらどれだけいいか・・・。
日本の近くの食糧不足の国は北朝鮮・・・
北朝鮮で不足している食料は、69万4000トンです。
一方、韓国の捨てている食品廃棄量は・・・590万トンです。
隣同士なのに、全く違います。


日本の食料自給率は、生産額ベースで68%です。
食糧自給率の計算方法は大きく二つあり、
①カロリーベース(供給熱量ベース)
国民一人当たりのエネルギーのうち、どれだけが国内産か??
②生産額ベース
国内の食品消費額のうち、どれだけが国内産か??

この二つの計算だと、カロリーベースでは38%、生産額ベースだと68%になります。
食糧自給率(カロリーベース)が低い理由は、畜産などの飼料の多くを海外から輸入しているためで、二つの食料自給率を算出する理由は、国際連合食糧農業機関が推奨しているからです。

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1568年11月9日・・・ついに、直虎は徳政令を受け入れました。

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遂に・・・書状に署名し、花押を・・・。
これが、直虎の唯一わかっていること・・・徳政令に署名し、花押を押したこと。
でも、次郎法師という女性がいたということはわかているものの、直虎という人は、男の人という説もあるんだけれども・・・。
とりあえず、この「おんな城主 直虎」のやったことで、残っているのはこれぐらいなんです

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「では、本日をもって井伊はこの地を失い、井伊谷は今川の直轄となる。」by関口どの

しかし・・・このことを教えてもらっていなかった今川の犬のはずの政次・・・。
なんだか、ちょっとおかしい力関係になってきているの・・・??


井伊が潰れてしまったので、路頭に迷う一族・・・。
こんな事は稀なので、どうしていいのかわからない・・・。

政次に立ち退くよう催促される直虎!!
そして小野が屋敷に残る・・・。
傷つく亥之助・・・!!

隠れ里に集結した井伊のみんな。。。

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「一度しか言わぬ。
 そして一度聞いたら忘れてほしい。
 井伊は確かに潰れた。
 じゃが、ひと月、ふた月のうちには蘇らそうと思う。
 
 今年のうちには戦が始まるはず。
 そして井伊には徳川殿が攻め込んでくる。
 そう、その徳川と、井伊はすでに通じておる。
 我等は、その折に、徳川に応じて挙兵し、関口の首を挙げ、徳川に差し出す。
 
 されば、井伊は瞬く間に蘇ることができる・・・!!

 但馬はもうずっと井伊の敵のふりをすることで、今川に対する縦になってくれておるのじゃ。
 此度は、あえて、井伊を裏切り、今川の城代として城に入ることで、井伊を守ろうとしてくれておるのじゃと思う。
 
 きちんと話せてはおらぬのだか、じゃが、今は、井伊を守るために、あえて今川に味方しようとしているのじゃと思う。」by直虎

と、政次のことをばらしちゃいました

ま、みんな知っていたってことね

「それも含め、騙されておられるということはござりませぬか。
 殿を籠絡し、我々にもまことのところ、味方だと思わせる・・・
 今のこのありさまこそ、まさに騙されていると言うものではござりませぬか?」by直之

ってことで、疑ってみるのは直之だけ・・・。

みんな素直っていうか・・・
私が男尊女卑だからか??それとも男女雇用機会均等法のできた時代の人間だからか??
この素直な女性=安直って感じで馬鹿にされているように感じます。
この時代、綺麗ごとではなく、生き残らないといけません。
この時点で、小野が直虎を助ける・・・というのは、ドラマ的に忠義(私的にはLoveに見えて嫌ですが・・・)でいいのかもしれませんが、事実、どちらに転んでもいいように策を練っていたはずです、小野はね!!

信じ切るのもドラマとしていいのかもしれませんが、内容的に一辺倒になるので、深みが薄れてしまいます

取り潰されたというのに・・・なんだか呑気だ・・・。
でも、虎松はひとり、成長を見せているようです。
流石、跡取り・・・!!

寿桂尼が疑っていた政次・・・。
井伊&政次をどうしようかと、氏真&関口が考えて・・・

「井伊を断絶せよ・・・!!」by氏真

「刃向かいもせず、徳政令を受け入れた者をですか・・・??
 井伊の尼城主は、ことのほか民に慕われておったようですし・・・要らぬ火種になりましょう・・・」by関口どの

「断絶せよ・・・!!by氏真

ということで、断絶されることに・・・。

今川が虎松の首を・・・という前に、虎松は三河の寺に逃がされることに・・・

逃げないと、聞かない虎松に・・・

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「虎松さま・・・戦場とは、こういうことです。まだお早い・・・」by傑山
「虎松・・・かつて、そなたの父が逃げ仰せ、戻ってきたことは、井伊にとっては光となった。
 そなたの父は、そなたを授けてくれた。
 皆は、更に大きな光を得た。
 大正は、生き残ることは、皆の生きる力となる。
 それは、他の誰にもできぬ・・・そなたにしかできぬ役目じゃ・・・!!
 そなたは逃げ、我は取り返す・・・そうしてともに井伊を守るのじゃ・・・どうじゃ・・・!!」by直虎

「こんな・・・こんな大将で良いのか・・・。」by虎松

みんなに諭されて・・・六左と共に三河の寺へ・・・

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そして・・・政次は城代へ・・・
しかし、それは虎松の首と引き換えでした

「虎松が捕まらぬ折は、そなたでご満足いただく・・・」by政次

と、直虎の首を・・・という政次・・・!!

政次が、何を考えているのかわからなくなった直虎・・・。
ここら辺がなんとも、忠義で心の奥底でしっかりと関係ができていないというか・・・
始まった時から思っていますが、直虎ってほんと、政次のことを信じてないよなあ・・・。
それならもっと、敵対する体で話を進めればいいのに・・・変にLoveが入るから・・・嫌だわ・・・
もっと信じてあげればいいのに・・・

「これで関口殿もいなくなり、名実ともに井伊が小野のものとなるのだ。。。
 これは、小野の悲願じゃ・・・

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 案ずるな、地獄へは俺が行く・・・!!」by政次

一体・・・政次は何を・・・??

政次がしていたことは・・・虎松の首・・・
改めよと言われる直虎。。。まさか・・・??

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そこには、政次によって生贄にされた少年の首がありました。

厚化粧を施したその首・・・虎松は疱瘡を患っていたので、かようにしたと政次。。。
そうそう、政次を疑ったことを、反省しなければね??直虎!!
ここまで・・・井伊のために地獄に落ちてくれる政次なのよ??
ほんと、もっと信じてあげて欲しいわ・・・。

泣き崩れ、首桶を抱いて経を読む直虎。。。


「じゃあ、みんな無事は無事なんだな?」by龍雲丸

「うむ・・・一人を除いてはの・・・。」by南渓和尚

「1人??」by龍雲丸

「どこの誰ともわからぬ子が、今日ひとり、のうなった。
 虎松の身代わりに但馬が殺めたのじゃ・・・」by南渓和尚

その子の首を弔おうとする直虎・・・
その直虎の元へやってきた龍雲丸。

「その子の親は、その子を売ったんだ。
 長くもねえって・・・その子は、迷惑ばかりかけた親に、銭を渡せてよかったと、きっとそう思った。
 あの人は、その子を斬ったこと、それこそこれっぽっちも悔いちゃいませんよ!!」by龍雲丸

怒る直虎ですが・・・

「あの人は・・・守りたいから守ったんだ・・・」by龍雲丸

そうそう、綺麗ごとでは戦国時代、生き抜けないんです。
それが、政次の覚悟なんですよね??
それをわかっているのは、龍雲丸・・・男だからかな・・・??
う~ん、これも男尊女卑か??

名もなき者の命を引き換えに、小野は井伊谷を手に入れ、井伊直虎は、井伊家復活への新たな闘志を手に入れたのでした。

ということで、相変らず”汚れた部分”は政次が持っていってくれました
大河の女主人公ってなると、こんな汚れた部分のない、清らかな主人公が多いように思います。
そんな「清らかで真っ直ぐな主人公は、朝ドラでいいんじゃね??」って思ってしまいます。
生き馬の目を抜くような戦国時代にあって、そんな清らか一辺倒では全くもって生き残れないんじゃないだろうか??って思える主人公です。
”汚れた部分”は政次に持っていってもらい、正当性という気持ちのケアを龍雲丸がしてくれる・・・。

そう言えば私、「タイタニック」が流行っていた頃、タイタニックでは一欠けらも泣けない女でした。
そして・・・その昔、流行った朝ドラ「春よ来い」での主人公(橋田寿賀子さん)のこれでもかって程の正当性は押しつけがましく、全く理解できない女でした

やっぱり、男が男に惚れて、大義名分をかざし忠義に生きる・・・
そんな大河が見たいのです


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江戸幕府公認の遊郭・吉原・・・

ここでトップを張る最上級の遊女が”花魁”です。
彼女たちは、男たちだけでなく、町娘たちの憧れでした。
そのファッションや髪形を真似ました。
外から見ると華やかな世界・・・しかし、その実情は地獄でした。
そんな吉原から抜け出す方法は・・・身請け。
借金を自分で返す・・・年季明け。

江戸時代、吉原で働く遊女たちの殆どは、幼い頃家の借金で売られてきた娘でした。
幕府が人身売買禁止令を出していたので、少女たちは年季奉公という形で吉原にやってきました。
その身を売ることで、借りた金を返しました。
TOPランクの遊女になると、ご祝儀も含めて6両(60万円)ほど稼ぐことができましたが、その大半は店に持っていかれ、高い衣装や装飾品、布団などの日用品はすべて自前・・・
その費用を店から借りるしかなく、借金は減るどころか増える一方でした。

そんな中、年季奉公を終える前に遊女が遊郭を抜け出せるのは・・・身請けでした。
身請け
身請けとは、遊女が背負った借金と年季明けまでに稼ぐ見込みの売り上げを合わせた額を馴染みの客が支払って身元を引き取ることです。
しかし、その金額は莫大で・・・
松葉屋の遊女・浮雲の身請け額は3500万円で、人気のTOP瀬川は高利貸しを営んでいた烏山倹校に1億4000万円で身請けされました。
上手くいけば玉の輿・・・手練手管で手玉に取っていきます。

しかし、本当に客と恋仲になってしまった場合・・・心中
心中
叶わぬ恋に落ち心中・・・しかし、それを店主に見つかった遊女は木に括りつけられて折檻されることも・・・。
度々あった心中です。

もっとも一般的だったのが・・・
年季明け
年季奉公を務めあげることです。
吉原に売られた少女たちは、17歳くらいで客を取らされ、27歳ぐらいまで10年ほど働くと、借金を返したことになり、店から解放されました。
しかし、年季明けまでの10年間は、遊女たちに自由はなく、苦界十年と言われました。

浄閑寺
仕事柄、病気の危険と隣り合わせの遊女たち。
ところが、病気にかかっても治療は受けさせてもらえず、粗末な部屋に隔離か見捨てられることが多かったのです。
瀕死の遊女たちは、吉原の近く南千住の浄閑寺に連れていかれ、亡くなると僅かのお布施で葬られました。
その数、2万人以上・・・。

生まれては苦界 死しては浄閑寺・・・
家の借金のために、身を捧げた少女たちの悲しい末路でした。

年季明けした遊女たちの末路は・・・??
やはり、身を落とした者に行き場はなく、結局そのまま吉原に残るものが多く・・・
元いた店の下働きはまだよく・・・その多くは吉原の敷地の端にある切見世で再び遊女に・・・。
切見世は吉原で最低ランクの店で、狭い路地に並んだ棟割長屋のなかの2畳ほどの空間が、生活の場であり、仕事場でした。
遊女たちは切見世女郎と呼ばれ、線香が消える10分を100文で・・・2000円という安さで身を売りました。
その環境は悲惨で、病気持ちが当たり前、鉄砲女郎(病気を映されて死ぬ危険がある遊女)と言われていました。

しかし、そんな切見世でも吉原に残れるのはいい方で、更なる下層の遊女になる者も・・・。

私娼・・・幕府非公認の遊女のことで、ほとんどが個人営業でした。
比丘尼・・・尼さんの格好をした私娼で、幕府の目を逃れるための変装で、料金は100文~200文でした。
堤重・・・出張形式の私娼で、重箱を手に菓子などを届けるふりをして行きました。
船饅頭・・・船で饅頭を売るふりをして男たちに声をかけました。料金は僅か32文・・・630円でした。
夜鷹・・・夜になると現れる、地面に筵を敷いて商売を・・・480円でした。
改易などで夜鷹に身を落とす武士の妻や娘もあり、また、遊女を娶ることに対して、世間からの偏見はなかったようです。
湯女・・・もともと銭湯に当たる湯屋で、入浴客の垢すりや髪すきをしていました。
やがてサービスがエスカレートし、午後4時ごろに昼の営業が終わると、そこで春を売るようになります。
洗い場には金屏風が立ち、お座敷に様変わり。
三味線片手の湯女が客を待ったといいます。

吉原は後任の遊郭なので運上金も払っていました。
なので、人気の出てきた湯女を摘発。
多い時には、200件も摘発したものの、なくなりません。
1703年元禄地震がありました。
その後は、自然消滅したようです。
働く場所を失くした湯女の末路は・・・吉原に引き取られ、最低ランクの遊女として働かされました。

農家の嫁
違法に働いていた遊女が奥能登に流罪となりました。
使用人のいない貧しい農民は、流人の遊女を妻としても良い・・・
当時、農家を継ぐのは原則として長男でした。
そのため、次男以下は不遇な状況に置かれ、一生結婚できない者も多く、子が増えず地方では人手不足で困っていました。
そこで、改善策として加賀藩は、捕らえた遊女を農家の嫁として斡旋したのです。
労働力の担い手となり、読み書きを教え、子を産み過疎を防いだのです。

明治時代・・・文明開化によって、町が急速に発展!!
遊郭・吉原は・・・??
新政府は、吉原に対して幕府の政策を引き継ぎ踏襲・・・禁止するどころか、営業を許しました。
ところが、そんな新政府の考えを大きく揺るがす事件が・・・
1872年6月、マリア=ルス号事件です。

日本政府は横浜港に停泊していたマリア=ルス号に乗船していた労働者を「奴隷である」として開放を命令しました。
しかし、その裁判の中で、ペルー政府側の弁護士が・・・
「あなたたちは、ペルーの奴隷に反対しているが、日本では遊女という最も酷い女奴隷契約が認められているではないか??」と!!人身売買を痛烈に批判!!
政府は慌てて・・・1872年芸娼解放令を公布。
その内容は、遊女の年季奉公は、実質の人身売買であるから、遊女に課せられた借金はすべて棒引きに・・・と言うものでした。
これによって、遊女屋189軒が廃業。
遊女3448人が解放されました。
しかし、全てが亡くなったわけではなく、遊女屋は貸座敷として営業を続けたのです。

吉原にも近代化の波が・・・。
1881年入り口の大門が鉄製に。
レンガ造りの洋風建築が増えました。
遊女たちの意識も変わり、自由廃業を求める遊女も出てきました。

1900年娼妓取締規則を制定
ようやく自由廃業を公式に認めました。
それでも遊郭は無くなりませんでした。
1926年の時点で、貸座敷2294軒、遊女2057人。

1923年9月1日、関東大震災!!
44万戸以上が焼失し、死者行方不明者10万人以上・・・。
吉原も炎に包まれ甚大な被害が・・・!!
遊女たちだけでなく、そこで働く者たちが、火の手から逃れようと、敷地内の池に飛び込んで490人が溺死したといわれています。

吉原に一人の娘が売られてきました。
群馬県高崎市出身の森光子です。
家が貧しく、父親が残した借金のために吉原の見世「長金花」に売られてきました。
この時19歳。。。
春駒という名を与えられた光子は何もわからないまま花魁として店に出ることに・・・。
同じように店に出ているのは、光子と同じような境遇のものばかりでした。
当時の就職状況は非常に悪く、貧しい家の者は紡績工場、製紙工場で女工として働く者が多かったのです。
そして歓楽街で働く女性も多かったのです。
この頃は・・・「時間遊び」と「全夜遊び」があり、時間遊びの料金は1時間2円、4時間で5~6円でした。
全夜遊びは、午後6時から午前8時までで10円~12円でした。
当時の公務員平均給与が75円の時代・・・その代金すべてが入ることはありませんでした。
光子の日記によれば・・・
63円の日・・・一楼主の取り分・・・47円25銭
残りの15円75銭が自分の取り分となるものの、9円35銭は自分の借金に取られてしまう。。。
手元に残るのは、6円40銭。。。
働いても、自分の稼ぎの10分の1しかもらえず・・・それも生活費となりました。
朝は8時までに客を帰し、自分の部屋の掃除をして休みます。
しかし、1日おきに髪結日なので、ほとんど休む暇はない・・・。
どんなに体が辛くても、夕方4時には起こされ、食事をとり風呂に入り、支度をしました。
そして、遊女仲間とおはじきやトランプをして客を待ったといいます。         

自分の置かれている環境に疑問を抱き始めた光子・・・。
ついに限界が・・・梅毒と肺病と心臓病で、吉原の病院に入院することに・・・。
しかし、そこもまた8畳1間に8人・・・1つの布団に2人ずつ寝る酷い環境でした。
退院しても、身体は本調子ではないのに翌日から客を取らされました。

自害しようとも出来ず、日々を呪っていました。
そんな中、本に出合います。特に気に入っていたのが歌人・柳原白蓮でした。
富豪の夫に三下り半を突き付けて、年下の学生との愛を貫いた前代未聞の女性スキャンダルは世間を騒がせました。
情熱的で勇敢な白蓮にあこがれを抱き、生きる希望を見出していきます。
そのためには、ここから逃げ出さなければ・・・!!

まず、会ったこともない白蓮に手紙を書きました。
自分の身の上を書き綴り、救いを求めたのです。
人生最大で最後の賭け・・・吉原を脱出する方法は・・・??
吉原では、常に誰かに監視されていました。
この時光子には一人になれるチャンスが・・・
退院後、注射を打つために通院していたのです。
最後の注射を打つ日・・・
1926年4月26日、光子は病院に行くと見せかけて吉原を脱出!!
上野から白蓮の家がある目白へ・・・

そして、白蓮の元へ駆け込んだのです。
不安でいっぱいの光子を白蓮は受け入れてくれました。
光子を匿い、これからのことも親身になってくれました。
そのおかげで自由廃業した光子は、結婚して幸せに暮らしたといわれています。

日本で売春防止法が施行されたのは1957年でした。
そして・・・翌年の1958年吉原閉楼。。。
340年続いた不夜城の歴史に幕が下りたのです。



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もちろんこの副題は、「許されざる者」からきてるんだろうなあ・・・
ほんと、イーストウッドも渡辺謙も、格が下がっちゃうと思ってしまうんです・・・

遂に寿桂尼様が亡くなられたという大事件を回顧もしなく、徳川に味方するかどうかから始まってしまったおんな城主直虎です。
今川から離れようとする井伊・・・武田・徳川との戦を決意し、戦備えをしだした氏真でした。

そんな中今川で・・・
氏真から呼び出される方久・・・何を・・・??

naotora

















気賀に蔵を作ろうとしていた方久・・・。
蔵を建てることを認める代わりに、此度の戦に備え、井伊を直轄地にしたいとの事・・・。
そうね・・・どう考えても、井伊を潰そうとしているのよ、今川は・・・!!

そうでなければ、井伊に徳政令を出すと・・・!!

そして、今川からの提案には、井伊が滅んでも、方久には今ある土地の安堵状が・・・
逆らえば、どうなるのか・・・??
それは但馬の預かり知らぬ事・・・
そう、寿桂尼は、政次と直虎を同じ穴の狢だと思っていたのです。

どうする??方久??

先日、寿桂尼に呼び出された直虎でしたが、それは、内通の疑いのある者を洗い出すためだったと政次から聞かされる直虎。

「あれは・・・われは試されておったということか・・・??」by直虎

って、それって当たり前じゃないの??
ビシビシと緊張感のない今年の大河です
「考えすぎじゃ・・・!!」by直虎
で、終わっちゃったよ・・・


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「うむ!!」というとっても芝居がかった返事をしながら直虎が方久の元にやってきました。

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直虎がやってきたことに、腹が痛くなったり、腰が痛くなったり、仮病の方久ですが・・・

こんな「うむ!!」etc.の三文芝居をいつまで見させられるのか・・・
ムロツヨシさんもなんだか白々しいなあ・・・。
あ・・・白々しいのは「うむ!!」by直虎からか・・・。

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蔵を建てると今川から連絡があったことは、政次も知らなかった模様・・・。

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今川の中で、政次の知らないことが増えて来たようです。

気賀に蔵を建てるのに、井伊に材木を頼まない方久を攻め立てる龍雲丸と政次!!

そして遂に、徳政令後の安堵状を龍雲丸に見つけられてしまいました

徳政令を出せば、今川は一兵も出さずに井伊を直轄地に出来る・・・!!

「徳政がどうであれ、井伊は取り潰されますよ。
 今川の目当ては井伊を直轄にすることですから・・・!!
 徳政なくとも、力を以て取り潰されるのがオチにございます・・・!!」by方久


そして遂に、井伊に徳政令のお下知が・・・!!??

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「こたび、徳政をはねつければ、力に訴えられましょう。
 かような形でのおとり潰しは、寧ろ今川の温情かと・・・おとなしゅうお受けになりますよう。」by政次

「勝手なことをほざくな!!
 銭で潰れたなど、末代までの恥さらしじゃ!!」by直之


どうする??直虎!!??

もし徳政令を受け入れたなら、井伊の兵は今川として戦うことになる。。。
その相手は徳川!!
しかし、井伊は徳川とすでに結んでいる・・・。


あえて井伊を潰したうえ、今川の懐に入る・・・
そして、関口の首をあげ、徳川に指し出せば、井伊は・・・。
井伊は蘇る・・・!!


農民たちは、関口様に、徳政令を受け入れたくないと直訴し始めました。

「此度、かつてわしらが出した願いが元で、ありがたくもご太守様が徳政令をお出す下さると聞きました。
 なれど、わしらは井伊様の御恩のおかげで・・・すでに徳政を願う気持ちはなくしておりますで。
 わしらは徳政令を望まんで。。。どうぞ、お聞き届けくだせい。」by甚兵衛

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「俺を信じろ・・・信じろ・・・おとわ・・・!!」by政次

ということで、寿桂尼様のように男勝りなおんな城主ではなく、お姫様のように周りの人(政次・龍雲丸・甚兵衛)が助けてくれるなんとものほほんとした城主な直虎です。

最近の時代劇は、こんな現実的な作品がいいのかもしれません。
映画でもそうですよね、現実的で、理にかなった作品が多いように思います。
個人的には冒険活劇が大好きなので、男らしい大きな作品を見たいんですが・・・あ・・・女主人公でした。

ま、細部にわたってきめ細やかに描いてくれていることは間違いないので、市井の人々の生活をじっくりと見ることができるのはいいかもしれません


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