戦況図解 西南戦争 (サンエイ新書)

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いよいよ終盤に入って盛り上がってくるところなんですが、感情移入できないせいか恥ずかしく、ながら見しちゃう西郷どんです。
西南戦争だというのに・・・

士族の窮状を政府に訴えるために、1万3000人を伴って東京に向かうこととなった西郷どん。

西郷さんがたったことが信じられない新政府人たち。
天子様にお願いするそうな。
「西郷討伐の詔を・・・!!」by大久保利通

え~~!!いきなり川尻まで到着です。
なんでか??あと2回しか放送がないからか・・・??

熊本城から火の手があがり・・・熊本城下からも火が・・・一気に燃えあがります。

自ら火を放つのはどういうつもりか??とか、熊本は自分たちを通さないつもりか?とか、あっちがその気ならこっちも・・・とか??
そういうつもりでやって来たんじゃないの??と思うんですよね・・・。
1万3000の兵でくれば、鎮圧されるだろ??ふつう!!
賊軍扱いされてビックリ!!の薩摩軍です。
賊軍になったから東京にのぼれなかったのではなく、熊本を攻め滅ぼせなかったから行き止まりになって東京にのぼれなかったんじゃないの??
ま、熊本鎮台は民兵(武士ではない)ので、なんとかなると高をくくっていたのは違いないです。
このドラマと同じように呑気だったのかもしれませんが、彼らは武士ですから・・・もっと、血気盛んだったのは間違いないでしょう。

「一蔵どん・・・そういうこっか。。。」by西郷どん

押し殺しているのか、薄笑いを浮かべているのなら大久保より西郷の方が二重人格でしょ??
戦してるのに何笑ってんねん・・・。
緊張感皆無!!

で・・・どうするか悩んでいるんですが・・・
それは、わかっていたことだろう??作戦立ててなかったんかい??と言いたくなる・・・。
そして相変らず笑っている西郷どんは、もはや進む道はただ一つ・・・!!
と、騒ぐみんな。

don2
















お・・・もう、田原坂の名前が・・・。
どこまで端折ってんねん??

で・・・西郷軍が刀で来るから政府もすぐに抜刀隊を結成!!
って、この政府の抜刀隊結成までにはいろいろお話があるんです。
遡ると、山縣有朋とのやり取り、西郷の下野にもつながるんです!!
山縣有朋、政府の公金を使って無利子でお金を貸したってことだけクローズアップされてたけど、陸軍TOPとしてこの戦いに参加しています。
もともと、徴兵制を敷くことに精力的だった山縣。
徴兵制ということは、武士だけではない=民兵です。
つまり、戦うという特権も武士から奪うことになるんですが・・・
西郷さんは性急だと考えていtました。
そこにあれやこれやで下野に繫がります。
ドラマでは簡単にここまで来たけど、戦いの素人・民兵で戦おうとする山縣と、武士たちで戦う西郷たちで戦いが泥沼化していくわけです。
で・・・圧倒的な物量で最後は明治政府が鎮圧するんですが、でも、そこには民兵で・・・と思っていたのにやっぱり抜刀隊を組まなければならなかったという山県の苦悩があるんですよ~~!!
ほんと、この大河、苦悩が全く書かれないのよね・・・。

もう、田原坂と吉次峠です・・・。
どうして田原坂が重要なのかも全くもってしてくれません。
圧倒的な政府の物量の前に熊本城への補給路を断つために田原坂なんですよ~~!!

この抜刀隊の多くは薩摩兵で・・・かつての同志たちの戦いとなったと、ナレしてますが・・・。
新政府軍の抜刀隊は、薩摩の外城士&負け組の東北諸藩の者たちでした。
西郷の私学校に行ったのは、城下士です。
つまり、外城士&負け組の東北諸藩の者は城下士を憎んでいました。
こう考えると、外城士&負け組の東北諸藩の者の方が虐げられていたわけで・・・。
私学校に帰ってきた者たちは、城下士だったがために”もっと優遇してくれるはずだった”という不満もあったでしょう。
でもね、私学校の生徒たちが政府の火薬庫を襲撃したのは、自分たちがお金を出した集成館で作ったものを横取りされる!!と思ったからだし、でも、そんな不平士族がたくさんいるところに武器弾薬は置いておけない・・・という政府にも正当性があります。
そんなこんなを全くしてくれていないので、沢山の命が失われていることの理由を見つけることができません。

圧倒的兵力の前に、田原坂を突破されてしまった西郷軍・・・。
この圧倒的兵力には、モールス信号や汽車、船舶での輸送による新政府軍のスピードがあるんですが・・・それもしてくれません。
ちなみにその輸送で大もうけしたのが岩崎弥太郎です。

高瀬河南の戦いで西郷の末弟・小兵衛が戦死!!
19歳も離れた弟の死でした。
そして、菊次郎も足を撃たれてしまいました。

久光が「シサツ」が、「刺殺」か「視察」かで、くどくど政府要人に迫ります。
個人的には、そんなこと、もうどうでもいいんだよなあ・・・。
だって、戦いは始まってしまったんだから。

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「最期は父上の手で・・・」と、懇願するとっても迫真の演技の菊次郎を、クララをせおうペーターのように、背負って歩き出す西郷どん・・・。

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ナレ死でなかったわ・・・木戸孝允!!
「西郷、いいかげんにせんか!」という言葉を残して・・・。

これも、西郷を止められるのは自分しかない!!と思っていた木戸ならではの言葉だと思います。
木戸は、西郷たちと大久保たちの板挟みにあってストレスMaxでした。
そして・・・彼もまた理想を実現することができずに政界から離れるわけです。
そんなこんながあっての、「西郷、いいかげんにせんか!!」なんですよね。
そこの下敷きをやってくれていれば、木戸孝允の悔しさが伝わるというのに・・・!!

大山綱良は、東京で投獄されていました。
ま・・・そうだろう・・・税金を使って私学校を建てたりしたんだから・・・。
おまけに、薩摩人が薩摩の県令だったり、薩摩はかなり優遇されていました。
だから、私学校の面々が立ち上がったのも、ほんと、あまちゃんに見えてしまう・・・。
東北の人々は、もっとつらかっただろうに・・・!!

なんで・・・山縣有朋出てこないんだろう・・・。

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従道の命令で、新政府の人間が保護しようとやってきましたが・・・
自分達は、西郷隆盛の家族なので、敵には世話にならん!!と、突っぱねる糸です。
そこには、戦に夫を送り出した妻たちの心意気があるそうです。
??そうか??あったか??
イチャコラしていただけでは・・・??

そこへやってきたのは、桂久武。
小兵衛が死んで、菊次郎が足を撃たれたことを伝えにやってきました。
戦場に行きたいという糸・・・
戦線を離れて延岡で治療をしていた菊次郎のもとへ・・・??
??戦線を離れて延岡って・・・みんな延岡に行ったんじゃないの??

2万いた兵が・・・もう・・・3,500人になってしまった・・・。
どうして・・・??なんでそんなに減ったんや~~!!

新政府から投降するようにビラが撒かれていました。
でも・・・スルー!!

なんと、世直しのためにみんな戦ってくれていると、食事を用意してくれた地元民・・・。
嘘だろ・・・??
なんでだ・・・。地元民にもひどいことしてたでしょ??西郷どん!!

「おはんら、ほんのこて、よう戦った。
 じゃっどんここまでじゃ。
 おいたちは、今、こん時をもって解散する。
 おいたちの行くところ、行くところが戦場となる。
 きりがなか・・・。
 おいたちは、今日いただいた握り飯の礼すらできん
 もう、東京へは行けん。
 皆、わかっちょっじゃろが。
 生きたか者は降伏してでん生きろ。
 死にたか者は死にやんせ。

 皆、自分の欲するところに従ってくいやい。」by西郷さん

??行くところ、行くところ、戦場になるって・・・毛利小五郎か・・・??
行くとこ、行くとこ、事件ばっかりやぞ~~!!
西郷どんは、戦をしてるんだから行くとこ、行くとこ戦場になるのは当たり前だろ??
おまけに、
「生きたか者は降伏してでん生きろ。
 死にたか者は死にやんせ。」
って、無責任やろ??
この降伏も、もっと、さっきのビラを主張していれば、投降もあるだろうけど、唐突に言葉に出されてもわからんやろ??

自分自身に区切りをつけるために、軍服を焼く西郷どん。
なんか、”俺、カッコいいだろ?感”満載~~!!って思っていたら、
と・・・そこへ、糸登場!!
「来てしまいました!!」
何でくんねん!!
って、菊次郎の介護にはやってきたようですから・・・本当かもしれません。
ああ・・・江の神君伊賀越えを思い出しちゃったよ・・・。
こういうのがあると、感情移入できないのよね・・・。

「私の望みは一つだけ・・・
 旦那さあが、西郷隆盛じゃなかったらどんなに良かったか。
 吉之助さあが、ただのお人じゃったらどんなに良かったか・・・。」by糸

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ああ・・・言ってしまった・・・。
本当に来たのかなあ・・・??なんてことを考えていて、ほんと頭に入んない・・・って思っていたら、””西郷隆盛じゃなかったら・・・””なんて、爆弾発言の糸!!

ま、実際、そう思っただろうけど、それは死にに行く西郷どんには言っちゃだめだろう・・・と思うのです。
賊軍として死んでいく西郷さんを”誇りに思う”と言ってあげてください!!
忍んで忍んで、遠くから思う・・・そういう思いもあってもいいと思います。
なんてったって、電車も普及しておらず、自動車もない時代に・・・今とは全く違う”思い方”があってもいいと思います。
個人的には、ダイレクトに会うよりも、会わない方が上品な表現のような気がして・・・。
そんなこんなな西郷どんも、最終回を残すのみとなりました!!

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