January 21, 2008

子宮頸癌


子宮頸部は子宮の下部の細くなっている部分で、腟まで伸びています。
子宮頸癌は婦人科癌の中で3番目に多く、若い女性には最もよくみられる癌です。
主に35〜55歳の女性にみられますが、20歳前後の若い女性にみられることもあります。

子宮頸癌の原因は、性交時に感染するヒトパピローマウイルスです。
このウイルスは尖形コンジローム(性器いぼ)(性感染症: 性器いぼを参照)の原因にもなります。
初めて性交を経験した年齢が若いほど、またセックスパートナーの数が多いほど、子宮頸癌のリスクが高くなります。

子宮頸癌の約85%は扁平上皮癌です。
これは子宮頸部を覆っている平らでうろこ状の、皮膚の細胞に似た扁平上皮細胞から発生する癌です。
これ以外の子宮頸癌のほとんどは、腺細胞から発生する腺癌か、腺上皮細胞と扁平上皮細胞の両方から発生する腺扁平上皮癌です。

子宮頸癌は子宮頸部の表面に発生し、表面下に深く浸潤していきます。
子宮頸癌は腟をはじめとする近くの組織に直接広がることがあります。
また、子宮頸部には多数の小血管やリンパ管が網の目のように張り巡らされているため、こうした血管やリンパ管に癌が入りこんで体の別の部位に転移することもあります。

子宮頸癌は通常、初期の段階では症状がありません。
不正出血がみられることがあり、月経期以外の時期に少量または多量の出血がみられたり、性交後に出血したり、月経が通常より重くなる場合があります。
子宮頸癌の後期にはこうした不正出血が多くみられます。
このほか悪臭のあるおりもの、骨盤部や腰の痛み、脚のむくみなどの症状がみられます。
尿路の閉塞を起こすこともあり、治療せずにいると腎不全を起こして死に至ることがあります。



chachado783 at 17:07│Comments(0)TrackBack(0)clip!女性特有の病気 

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