思うがままに

人生は長く毎日色々な人と接し
その中で沢山の人と出会う

優秀な人や優しい人
魅力的な人やオーラがある人

沢山の人と出会い
喜びや悲しみだったり様々な感情を抱く

将来を共にする人に巡り会い結婚しても
それでもまた人との出会いは繰り返される

そんな中で彼と出会い
愛しさの感情を抱いた

人に対して
愛しい気持ちを抱くことは
さほど問題ではなく

抱くだけでは飽き足らず
行動も伴ってしまったことが
問題

その問題は果たしてと
論理的思考に基づき考える

その答えは…

そんなの考えなくても
本当は分かっている

分かっているのに
何もできない自分に

嫌気がさす

文字のやりとりだけで
その時の心情を感じとる

心配したところで
何かここで述べたところで

そんなの
上っ面なことでしか無く
なんの解決にもならない

そもそも
解決などする立場でもなくて

そんな私にできることは

静観し、彼の話しに耳を傾け
微笑み、寄り添う

彼に関してはこれといって
何か出来ることなどなく
空虚さを感じる

彼からすれば
「ただ側に居てくれたらいい」と
言ってくれるに違いない

それにしても私は
彼に対してとかく無力だ

私と会う日以外は
土日も含めてほぼ仕事の彼

経営に関する
様々な知識や経験を活かし
自社の為のみならず
他社の指導者としても
日々サポートしている

そんな指導者仲間に
私の存在を明かしたという

立場上、
リスクもあるだろうに

彼らしくないなと思った

「大丈夫なの?」と心配すると
「平気だよ」と少し照れながら
そうなった経緯を話してくれた

「絶対いるでしょって、
言われてね」と

私の横で
弾むように話す彼

彼の横顔を見つめながら
沸沸と湧いた私の感情は
弾む気持ちとは程遠く

今こうして
彼の傍にいるということは
自分の欲に負けたということに
他ならなくて

世間に
顔向けできないことへの
罪悪感と

自分に対する情けない感情が
じわじわと滲み出てくるようだった

なのに
彼から離れる選択肢などない私は

彼の傍に居たいが為に
どうすることも出来ぬまま

嬉しそうに話す彼に
ただ頷き微笑み返すだけだった









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