2010年03月21日

出会い

僕は赤い夕日の光を浴びた鉄塔に近寄った。


辺りは相変わらずシーンと静まりかえっている。

鉄塔には錆びていてボロボロだが階段が付いていて、途中で入れる部屋みたいなものがあった。


そこには…


割れた窓ガラスや潰れた椅子や机。
中は地震の影響か、めちゃくちゃだった。


じぃさんのの言葉を思い出す。


『誰かが〜』


僕は必死になって辺りを見回した。
こんな瓦礫の中に人なんて…


その時だった。


ポツンと置かれたソファーらしきものに見えたもの。


人間の形に見える。


まさか…
本当に…?


僕は恐る恐る近づいて…

『あの…』


それは肩に手をかけた瞬間だった。


それは脆く崩れ落ちた。

『え…?』


人間だと思っていたものはどうやら人形だったらしい。
僕は呆然とした。


良く見ると足元に薄汚れた紙が一枚…


僕はその紙を手に取って広げてみた。


中には見た事のある文字が…




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2010年03月01日

僕の前に現れたもの

いくら考えても答えなんか出ない事は分かってる…


動かなきゃ。
行動しなきゃ、赤い鉄塔だって本当の事だって謎のままだ。



また、僕は歩き出した。 東へ また東へ。



太陽が上り、僕の頭の真上から
だんだんと通り越し
赤みを帯びて消えて行き 辺りは真っ暗な闇に包まれる…



毎日がこれの繰り返しだ。



一歩、一歩…
確実に東へと進んで行く。



いつしか僕の前には、古い錆びれた鉄塔が姿を現した。



赤ではなかった…



じいさんの言う赤い鉄塔ではなかった。



鉄塔は鉄塔でも…
きっと間違いだろう。



太陽は静かに赤みを帯びて傾きかけて来た。



錆びた鉄塔が太陽の光にゆっくりと照らし出された。


その時だった。
僕の目に映し出されたのは…


それは紛れもなく、じぃさんの言う『赤い鉄塔』そのものの様だった。


『これが…?赤い鉄塔…?まさか…』



ここに…
誰かが?
何かがあるのだろうか。


期待と不安が入り交じったまま、僕はただただ動けずにいた。




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2010年02月21日

真実…そして、謎。

手紙を擦ってみると、じいさんの字が浮かび上がって来た。


I destroyed the world...


読めるのはたった一言だった。
他にも何か書いてあるがかなり細かい傷が重なって読めなくなっていた。


そしてこの一文だが、この場合『I』とは誰を示しているのか。


じいさん…なのか?


意味が分からない。
意味が分からない。
何を言ってるんだ!?


これが本当だったとしたら、なんで!?どうしてだ…!?


また一つ分かりかけて、また一つ謎が増える。


この旅に果たして終わりなんてあるのだろうか?




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2010年01月29日

手紙に隠されたメッセージ

赤い鉄塔…。


一体何処にあるのか。
そして其処にたどり着いた時、誰がいるのか…


ましてや誰かいるのか。


そんな事を考えながら寝てしまったらしい。
気が付くと月が頭のてっぺんまで登っていた。


目を覚ました僕は、壊れた教会の屋根に登ってみた。
少しでも高い所に登れば少しでも遠く離れた地が目に入るかもしれない。


しかし、暗闇の中月明かりだけでは遠くまで見渡せるはずもなかった。



月と太陽が入れ替わるまでの数時間、僕はじいさんの手紙を繰り返し目でなぞっていた。


僕とじいさんはこの地球に大地震が起きてから一緒に暮らしていた。
言わば『家族みたいなもの』だ。


僕の両親は大地震で亡くなった。


8歳の誕生日の前日、僕の人生は予め設計されていたものが破壊され新しいものが埋め込まれた。
次の日の誕生日には両親との楽しいイベントとなる予定だったのに…


突然の揺れに地面に叩き付けられ、気が付くと辺りは火の海だった。
建物は全て倒壊し、周りには誰もいなかった。


両親さえも。


ついさっきまで一緒にいた両親さえも姿が見えなかった。


そんな放心状態の僕を見つけて抱きしめてくれたのが、名前も知らないじいさんだった。
そして、両親が亡くなったと教えてくれたのもじいさんだった。


じいさんは自分の事は一切語らなかったが、小さな僕と何より一番に一緒にいてくれた。
8歳の誕生日…
9歳の誕生日…
それから亡くなるまでずっと。


僕も歳を重ねるにつれ、じいさんに反抗してしまう時もあったが大切な『家族』だった。


手紙を読む度に視界が滲んで来る…


僕は今一人ぼっちだ。


あの地震の時、この地球にいた大勢の人は一体何処に消えてしまったのだろう。


ふと手紙に目を戻すと、手紙の端の方に何回も擦ったような傷があるのに気付いた。


僕は咄嗟に近くに落ちていた焦げて真っ黒になった枝を広い削って手紙の傷に擦りつけた。



そこに浮かびあがった文字…



それは紛れもなく亡くなったじいさんの字だった。




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2010年01月12日

印象的なもの

東へ…


東へ。


『…じぃさん。疲れた。』
ため息混じりの独り言なんて言ってみる。


あれからどのくらいの時間と
どれくらいの道のりを



一体歩いて来たのか?


ずっと東へ歩いて来たが、じぃさんの言っていたモノは見つかりそうもない…



『誰かに会えるんじゃないか…なんて』



『…バカだなー。』


ふと周りに目をやると
…元は教会だろうか?
崩れた屋根の上に錆びた十字架…



僕は壊れた屋根を見上げながら、その場に座り込んだ。



歩き疲れた僕の身体は、動けなくなりつつあった。


空は段々と茜色に染まり、深い闇へと変わっていく。


僕はその色の変化を、ただボーッと眺めていた。


そして、夜が更けて辺りが闇に包まれても何故かあの茜色に染まった夕日が目に焼き付いて離れなかった…




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2009年06月01日

じいさんの旅、僕の旅。

乾いた地面に水滴が落ちる。
今日の天気は雨らしい。
この感じだと強くなりそうだ。


急いで倒壊したコンクリートの隙間に入り込む。
冷んやりとした空気が僕の不安を増大させた。
一体いつまでこの旅は続くのだろうか?…先の見えない不安は続く。


じいさん、あんたの言う『赤い鉄塔』には何があるんだ?
そもそも東に向かえば本当にあるのか?


じいさん、何で死んだ?
何で僕を独りにした?
長年一緒に暮らして来たのに…
そんな事を考えながらふと、じいさんが残した手紙に目をやる。


手紙の中には無機質だけど、何故か温かさを感じるような懐かしいようなじいさんの字がたくさん書かれていた
うん。じいさんにとっては頑張ったのだろう。
ただでさえ、人と接するのが苦手だった人だ。
それなのに、僕のために…


その手紙の中の一つの文章に目をやった。


『〜私には生きる資格などなかったのだ…。死ぬ事で何かを償う事もできないが…』


…これは。
一体どう言う意味なのか?


今となっては何も分からない。
真実を語れるじいさんはもういないからだ。


悲しくなんてないさ。
でも…何故か胸が締め付けられる思いだ。


気が付くと、手紙を握り締めたまま…
眠ってしまっていたんだろうか。
冷たい壁に寄りかかった状態で身体が揺られ床に叩きつけられた。


…痛い。
生きてるんだから当たり前か。
起き上がり周りを見渡す。


どれくらいの時間をココで過ごしたんだろうか。
雲間から光が、わずかではあるが射していた。


今は…
きっと今は考えたって仕方ないのだろう。


僕はカバンと水筒を担いだ。
そして、またワケもなく東へと歩きだした。
きっとこれはまだ見ぬ『可能性』と『答え』を探す旅なんだろう。



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2009年05月25日

(仮)

僕はひたすら太陽が昇ってくる方角を目指して歩いていた。
東に。ずっとずっと東に。
それが亡くなったじいさんとの約束だからだ。
じいさんがいなくなって、僕は独りぼっちだった。
それでも不思議と涙はでなかった。

道路上は岩や瓦礫で埋もれている。もはや道と言って良いものなのかも分からない。
そんなグチャグチャになってしまった道をただひたすら歩いていく。
建物は全て倒壊、何一つなくなってしまったこの世界。
じいさんが言うように、そんな世界に一つでも何かの『可能性』が残されているのなら…。

ただ僕はこの世界に残された『可能性』と言うものを見つけたかったんだ。


実を言うと僕はじいさんの事を何も知らない。
でも、僕は彼に対して身内以上のものを感じていたんだと思う。
無口で何を話すわけでもない。ただ僕の話をじっと黙って聞いてる人だった。


正直、悲しくないって言えばウソになる。
この街が全て倒壊してしまってからの仲だ。
でもじいさんの残した手紙を読んだ時、『今は泣く時じゃない』
…なぜだかそう思った。



肩掛けカバンと水筒、これが僕の荷物。
東へ行けばじいさんの言っていた『赤い鉄塔』があるはず。
それがどれだけの距離を歩けば良いのか僕には分からなかった。
けど、答えは『ひたすら歩く』。
それだけだった。


太陽が昇って僕のちょうど真上に来た時、少し休むことにした。
水筒を取り出し水を飲む。
強い日差しに照らされ、乾ききった身体に水分が染み込む。

あと、どれくらい歩けば鉄塔は見えてくるのだろう。
歩き始めてから約3週間。さすがに身体に鈍さを感じるようになっていた。
顔に伝う汗を拭いながら考えていた。
『赤い鉄塔』に着いた時、果たしてどんな『可能性』が僕を待っているのだろうか。
本当に僕とじいさん以外の『誰か』が存在してるのだろうか。

街が倒壊してから、僕とじいさん以外の人間には会っていない。
いや、探してもみつからなかった。
50XX年。人類はこっぱ微塵になった。
昔の人が面白がって予想していたように、地球外生命体がこの地球を侵略して来たわけじゃない。


地震だ。
ただの良くある地震だった。
それが見ての通り、この荒れた街を作り出したんだ。











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2009年05月13日

悩みんぐ(´⌒`;)

最近いろんな戯曲をあさってますw


で、ちょっぴし面白そうなのを見つけた?のですがいろんな悩み?的なものがありまして?


さぁ、どうしてやろうかしら?(`▽´)ニヤリ


な〜んつってw


何かいろんな案考えるのが楽しいですな
テンション上がる


さぁ今年はあと

ひつじ座
UM公演
ダンスSHOW

と、(予定です)あります


やることいっぱいなのは大変だけと、嬉しいですな


うん。
いいね


気合い入れてこ〜


てか、みなさんぜひ近くなったらご報告するので遊びに来てちょ



(」゜□゜)」カモ〜ン



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